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新刊 「小説 私の東京教育大学」 について

 投稿者:管理人  投稿日:2021年11月28日(日)00時35分0秒
  通報 編集済
  最近、真木和泉著「小説 私の東京教育大学」(9月22日初版、本の泉社、1200円)という本が出版され、同窓生の間で話題になっている。新聞会とは無関係なのだが、管理人のところにどういう本か教えてくれなどという問い合わせがあったりする。
簡単に説明すると、著者は宮崎県立宮崎大宮高を出て1966年に漢文学専攻(本書では大学院からの名称である中国古典学専攻を使用。本人が修士課程修了だからかもしれない)に入学した巻和泉という人(著者名の「真木」は筆名)。この同じ高校出身の1学年上には、当会のメンバーだった故・根井康之君(哲学専攻、2014年11月12日ご逝去)がいるが、根井君は筑波闘争の時期は全学闘の幹部の一人だったのに対し、この本の著者は根井君とは反対側の民青の立場。(もともと漢文学教室は民青が多数派だった上、桐花寮の同室の先輩もそうだったのでそうなったとのこと。)根井君は中退して在野の哲学者として自立したが(「根井哲学講座」参照)、巻君は大学院まで行っているのも対照的。
内容は、1966年に大学に入学した主人公(著者本人だが別名になっている)の桐花寮への入寮(ただし2年で退寮しその後は下宿)から筑波闘争の敗北までを描いたもので、タイトルは「小説」となっているが内容は回想録のようなもの。しかし登場人物を仮名にしたり、完全な史実というわけではないので「小説」としたのであろう。また、著者の立場上、全学闘の運動は否定的に評価されている。管理人は巻君の在寮当時は同じ桐花寮生だったことになるが、本書によると巻君の居室は1寮11号室であり、私は3寮13号室だったのでやや離れており、面識はない。登場人物の名前は基本は仮名が使われているが、沖縄から来た赤嶺君のように著名人には実名が使われている場合もある。解説を著者と同じ教室の2年後輩にあたる安藤信廣氏(東京女子大学名誉教授)が書いている。

https://honnoizumi.co.jp/book/2021/0922.html

 
 
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