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23度

 投稿者:マハール  投稿日:2019年10月 4日(金)08時09分5秒
  19571115-04
I Got It Bad (And That Ain't Good)
(Ellington - Webster)
(6分16秒)


【この曲、この演奏】
この曲はエリントンの数あるバラッドの中でも、筆頭格にあるものでしょう。1941年のミュージカル「ジャンプ・フォー・ジョイ」の中の1曲で、ステージではエリントン楽団をバックにアイビー・アンダーソンが歌っておりました。(資料14)
エラやシナトラの歌唱でも有名ですが、モンクのエリントン集を思い浮かべる方も多いことでしょう。
この曲のコルトレーンの演奏記録は本セッションだけ(資料06)ですが、ガーランドはこの後も度々この曲を演奏しており、1980年にはルー・ドナルドソンとの厚生年金会館でのライブでこの曲を披露しており、正規ライブ盤として世に出ました。
さて演奏ですが、美しいバラッドを美しい輝きのピアノで演奏するガーランドにうっとりするものです。この曲ではガーランドの引き立て役に回っているコルトレーンとバードですが、この曲の特徴を捉えた短いソロを聴かせています。
多くの人に愛されているガーランドの姿がある演奏でしょう。



【エピソード、1948年、失業】
トランペット奏者のハワード・マギーが「アポロ劇場」に表看板として出演することになり、ビッグバンドのメンバー探しにフィラデルフィアに来て、ヒース兄弟バンドの演奏に接して、すぐにコルトレーンとジミー・ヒースをアルト奏者として雇いました。
「アポロ劇場」を打ち上げたマギー・バンドは、シカゴへ旅公演に出て、そして再びNYに戻りました。その際にマギーがビッグバンドを開戦し、セクステットに縮小して活動を続けました。マギーは「ジミーの方がうまいプレイヤーだったからさ」と、コルトレーンを雇い続けませんでした。
コルトレーンは失業となり、フィラデルフィアで臨時雇いの仕事をすることとなりました。しかしのその演奏場所はボーリング場よりも騒がしいバーであり、じっと耐えての演奏でした。ここでの演奏はミュージシャンとしてではなく、ただ食い扶持を稼ぐためのことでした。(資料01)
 

23度

 投稿者:マハール  投稿日:2019年10月 3日(木)07時33分1秒
  19571115-03
Woody'n You (Dizzy Gillespie)
(6分51秒)


【この曲、この演奏】
ガレスピー作のビ・バップの名曲であり、コルトレーンはマイルスのマラソン・セッション後半でこの曲を演奏しています。コルトレーンにとってはプレスティッジでの2度目のこの曲の演奏であり、正式スタジオ録音としてはこの2回の演奏だけになります。これはガーランドも同様であります。
さて演奏ですが、クインテットが一丸となって疾走する姿は、聴いている方も気分が良いものです。その中でドナルド・バードの下り坂を走るような演奏っぷりは、楽しいものです。一方でコルトレーンは上り坂を無理に走っているようでもあり、考え過ぎかも。ガーランドの余裕感あるソロ、そして流石のテイラーとの4小節交換で、この演奏は終わっていきます。



【エピソード、1948年、カル・マッセイとの出会い】
カル・マッセイは若くしてプロ活動を行なっていた。二十歳になったマッセイは父のいるフィラデルフィアに戻り、横丁を歩いていると、近くのガレージからものすごいバンドの演奏が聴こえてきた。また非常に個性的でよく通るアルト・サックスの音も聴こえたので、ガレージの中に入った。演奏していたヒース兄弟バンドにトランペットを見せて、一緒に演奏させてくれと頼んだ。このマッセイの申し入れをヒース兄弟は快く受け入れ、一緒に演奏したのであった。休憩の時にマッセイはジミー・ヒースにもう一人のアルトは誰かとたずね、ジミーは「ジョン・コルトレーンだよ」と答えた。
これがマッセイとコルトレーンの親交の始まりであり、これはコルトレーンの葬儀でマッセイが「A Love Supreme」の詩を朗読するまで続いたのだった。(資料01を参考)
 

21度

 投稿者:マハール  投稿日:2019年10月 2日(水)07時47分44秒
  19571115-02
They Can't Take That Away From Me (Gershwin - Gershwin)
(10分26秒)


【この曲、この演奏】
1937年の映画「踊らん哉(Shall We Dance)」でフレッド・アステアが歌って大ヒットした曲です。邦題は「誰も奪えぬこの想い」で、多くの歌手、そしてパーカーやゲッツなどからも愛された曲です。(資料14)
演奏記録ではコルトレーンもガーランドも、本セッションだけです。(資料06, 08)
さて演奏ですが、バードの歌心あるトランペットが華やいでおり、硬質コルトレーンはバードの引き立て役を担っています。歌心バードに負けじとのガーランドのピアノも、これまた魅力的なものです。



【エピソード、1948年、ヒース兄弟】
コルトレーンとビル・バロンは1948年に、フィラデルフィアのメル・ヴィンソンというトランペット奏者が作ったバンドに加わった。そのバンドはヒース兄弟が演奏の中心であったが、その年の後半にヒース兄弟は自分たちのバンドを結成し、そこにコルトレーンが第二アルト・サックス奏者として加わった。当時はジミー・ヒースはアルトを吹いており、パーカーの影響を強く受けていたため、「リトル・バード」と呼ばれていた。この時点ではコルトレーンよりジミー・ヒースの方が優れた演奏テクニックだった。二人はよくパーカーのリフを繰り返し演奏していた。コルトレーンは取り憑かれたように練習に励んでいた。(資料01)
 

22度

 投稿者:マハール  投稿日:2019年10月 1日(火)07時30分13秒
  19571115-01
Our Delight (Tadd Dameron)
(6分20秒)


【この曲、この演奏】
タッド・ダメロン作の典型的なバップ・チューンで(資料09)、コルトレーンの演奏はこのセッションだけです。ガーランドが準備してきたであろうこの曲ですが、ガーランド自身も記録上では本セッションでの演奏だけです。(資料08)
リーダーのガーランドが、コルトレーンとドナルド・バードの調子を確認するために、セッション冒頭にこの曲を持ってきたのでしょう。日増しに自信をつけてきているコルトレーン、多忙を極めている人気者バード、この二人の勢いの凄さをガーランドは感じたことでしょう。そんな二人に刺激されてのガーランドのソロも軽快なものですし、またその途中に入るコルトレーンとバードのバッキング・リフも楽しめるものです。



【エピソード、本セッション】
プレスティッジの稼ぎ頭の一人であるマイルスのバンドからは、コルトレーンも稼ぎ頭に加わって行くが、ガーランドもその一人に入っている。マイルスバンドを除いてもコルトレーンとガーランドは度々共演しているが、このセッションと12月13日のセッションの二つは、ガーランド好きの間では「ガーランドのマラソン・セッション」と呼ばれているようだ。
その初回である本セッションでは10曲を収録し、ガーランド名義の3つのアルバムで世に出ている。
またメンバーは両セッション共に同じだ。トランペットにはドナルド・バードが参加している。コルトレーンとドナルド・バードの共演記録は9回あるが、全てが正式スタジオ録音である。プレスティッジが5回、ブルー・ノートで2回、そしてベツレヘムで2回だ。本セッションでは5回目の共演、プレスティッジでは1956年5月7日のエルモ・ホープのリーダー・セッション以来2回目の共演となる。(資料06)
ベースにはプレスティッジで計4回の共演歴があるジョージ・ジョイナー、ドラムにはアート・テイラーが参加している。
 

24度

 投稿者:マハール  投稿日:2019年 9月30日(月)07時39分7秒
  19570920-06
Things Ain't What They Used To Be (Ellington - Persons)
(8分27秒)



【この曲、この演奏】
エリントン楽団でお馴染みのこの曲は、「昔は良かったね」との邦題で知られているブルース・ナンバーです。コルトレーンの演奏記録は、このセッションだけです。(資料06)
さて演奏ですが、ゆったり流れていくブルース曲に、ウェスのフルートが絶妙な味付けをしています。テナーはそれに続いて曲の持ち味を活かしながらの演奏です。
このセッション全体を通してのことですが、ウェスのフルートとテナーの対比を上手く使ったマルのアレンジが冴える演奏でした。その意味では最後に演奏されたこの曲に、このセッションの持ち味が集約されていると言えるでしょう。



【エピソード、パーカーとの再会】
1947年後半にコルトレーンはキャリフォルニアでパーカーと再会した。パーカーは神経衰弱で休養していたキャマリロから出てきたばかりであった。ベース奏者のレッド・カレンダーの家はLA郊外にあり、パーカーはよくこの家に立ち寄っていた。ピアノ奏者のエロール・ガーナーがカレンダーの家に滞在していた時期であり、パーカーは二人の演奏に時々加わっていた。そんな話を聞いたコルトレーンはヒッチハイクをしてガーランドの家に行った。
コルトレーンがガーランド宅を訪れた時、ドラム奏者のハロルド・ウェストもガーランド宅におり、四人はコルトレーンが一度も聴いたこのない、深遠で美しいブルースを演奏していた。パーカーの演奏に奇妙な悲しさを感じながら聴いていたコルトレーンにパーカーは気付き、「俺は疲れた、ぼちぼち交代してもらおうか、君、頼むよ」と言った。
コルトレーンはメロディの美しさとハーモニーを大切にした演奏をした。その演奏が終わるとパーカーはコルトレーンに「俺の演奏が聴きたいのだろう、そうだな」と言い、コルトレーンは頷いた。この曲が「リラクシン・ウィズ・キャマリロ」であった。(資料01)

このエピソードについては、資料06に上記と少し違う記述がある。
「リラクシン・ウィズ・キャマリロ」、或いは「リラクシン・アット・カマリロ」と呼ばれるこの曲をコルトレーンがパーカー達とカレンダーの家で演奏したのは、1947年2月19日となっている。また「ダイアルでのダーク・シャドウズの録音をい終えたパーカーは、コルトレーンと共にカレンダーの家に行き、リラクシン・アット・カマリロなどを演奏した」となっている。
なおコルトレーンの「リラクシン・アット・カマリロ」 の演奏記録は、資料06ではこのカレンダーの家での演奏だけである。
 

23度

 投稿者:マハール  投稿日:2019年 9月29日(日)07時31分20秒
  19570920-05
Robbins' Nest (Jascquet - Thompson)
(15分34秒)


【この曲、この演奏】
資料09によればこの曲は「ディスクジョッキーのフレッド・ロビンズに捧げられた曲で、今ではスタンダード」とのことです。コルトレーンはここでの演奏記録しかない曲です。
フランク・ウェスのフルートが効果的に使われており、フンワカした気分で聴ける演奏です。フルートにテナーが応えていくアレンジなので、マルの手腕が存分に発揮されています。ウェスに応えるコルトレーンのテナーは、また一歩成長したように感じます。「コルトレーンは、軽くキー(Dフラット)慣らしをして、新鮮で説得力ある言葉を見つけていく」と、資料11上手い表現で書かれています。



【エピソード、当時のコルトレーンの演奏について】
「われわれが音楽学校でチャーリー・パーカーに出会う日まで、コルトレーンは口を開くとジョニー・ホッジスのことばかり話していた。バードに出会って以来、ジョンはときどき姿を消すようになった。二週間も見かけないことさえあった。そして、ふらりと帰ってきたかと思うと、いつも何か新しいことを始めていた。今回はアルトをぶらさげ私の家に押しかけ早速演奏し始めたが、そのサウンドはもはやジョニー・ホッジスというよりチャーリー・パーカーに近かった。彼はホッジスを卒業し、そのかわりにバードを発見したのだ」 ベニー・ゴルソン

「エディ・クリーンヘッド・ヴィンソンのバンドでテナーを演奏した時以来、私の聴覚範囲はそれまでより広くなった。アルトの場合は、バードの影響を全面的に受けていたが、テナーには、アルトのチャーリーのような支配力をもった人間は一人も見つからなかった。そこで私は、その時期に聴いたテナー奏者のそれぞれから学んだが、とくにレスター・ヤングの調子の美しいフレージングに学ぶところが大きかった。その後、コールマン・ホーキンズを知り、そのアルペジオと演奏法にすっかり魅惑されてしまった。ボディ・アンド・ソウルのレコードを買い、音楽的に成熟するにつれホーキンスのよさがますますわかるようになった」 ジョン・コルトレーン

以上は資料01からの引用で、1947年頃の発言だと思う。
 

22度

 投稿者:マハール  投稿日:2019年 9月28日(土)07時41分47秒
  19570920-04
Wheelin' (Mal Waldron)
(11分22秒)



【この曲、この演奏】
この曲も別テイクが収録されました。
資料09には、「クィニシェットの最初の3コーラスのソロの頭で、ベイシー楽団で活躍したエド・ルイス(tp)のソロが引用されている」とあります。
資料06には、「コルトレーンとワトキンスのソロ・チェイスの間に、明らかなテープカットがある」と書かれています。
「クィニシェットの引用」についてはその元を知らないのでコメントできませんが、演奏自体はリラックス感たっぷりのものです。他のテナー二人も同様である中で、熱気あふれる演奏をしているのはマルであります。マル独特のスタイルが気炎を上げていく様では、高揚感あふれるものです。
「明らかなテープカット」ですが、最初のテイクと同様にテナー三人でのエンディングとなった後に、ドラムの音が残っています。これからしたらドラムがトチってしまった部分をカットしたのかと思いますが、資料06の記述は違うもの。私にとっては分からないままの記述です。
さて「Dealin'」と「Wheelin'」それぞれで2つのテイクを本セッションでは演奏し、全てがレコードとして世に出ました。こうして聴いてみると、「ではもう一度、リラックスした演奏を」との意味だったのかと思います。とするならば「Wheelin'」でその意図が生かされております。




【エピソード、歯痛のまま演奏】
歯痛のコルトレーンは死ぬ思いで、ボスのクリーンヘッドのバンドで演奏した。ボスとの楽器交換などの演出は避けていたが、ボスはコルトレーンの異変に気がついた。コルトレーンにバーボンを渡し、明朝に歯医者に行くように言い、ホテルで別れた。
痛みを忘れるためにバーボンを飲み続けたコルトレーンだったがほとんど寝れず、結局寝坊してしまった。そしてすぐに勇気を振り絞って歯医者に行き、奥歯を2本抜かれた。さらにバンドは先に次の目的地に行ってしまい、後を追ったコルトレーンだが間に合わず、その晩は穴を開けてしまった。しかしボスのクリーンヘッドはコルトレーンの姿を見てホッとした。この若いミュージシャンに何かあってはならないと、心配していたからだ。
後年にクリーンヘッドはコルトレーンについて次にように語った。「ジョンはとてもいい青年だった。私はジョンを自分の息子だと思っていた」(資料01)
 

21度

 投稿者:マハール  投稿日:2019年 9月27日(金)07時52分31秒
  19570920-03
Wheelin' (Mal Waldron)
(10分27秒)



【この曲、この演奏】
続いてもマル作のブルースで、演奏記録も同様にコルトレーンは本セッションだけ、作者のマルは1959年と1961年に演奏記録があります。(資料06, 08)
さらにはこの曲でも別テイクを録音しています。
軽量コルトレーンがソロの先発、それにクィニシェットとウェスが続いて行きます。テナー三人衆の軽快な掛け合いが、徐々に熱気を帯びていく光景はまさにこの手のセッションの醍醐味と言えるでしょう。そしてそれを狙っていたのがマルであり、彼のピアノも聴き所です。



【エピソード、虫歯のコルトレーン】
コルトレーンは常に歯痛に悩まされていた。資料01には歯痛に関する記述が5回もあるのだ。
クリーンヘッドのバンドにいた1947年にスィート・ポテト・パイを大食いした時も、その喜びに合わせるように歯痛に襲われていた。
コルトレーンは歯の根が弱く、しかも甘いモノ好きのため、彼の歯は虫歯だらけであった。ひどい時は息を吸うだけですごい痛みが走るほどだが、コルトレーンは歯医者嫌いでもあったのだ。意を決して歯医者に行っても歯を削るドリルをみただけで脅えてしまい、三人の助手がコルトレーンを椅子に押さえつけるほどであった。
これほど歯が悪い人間がリード楽器を演奏した場合、その楽器から出てくる振動音が引き起こす苦痛は、信じられないほどのものであっただろう。(資料01)
 

21度

 投稿者:マハール  投稿日:2019年 9月26日(木)07時42分54秒
  さてクラールさんの「イス ジャケ」作品。
今回のつまみ食いで改めて本作に接して、作品としての完成度の高さにきき惚れています。愛の選曲よし、バックの演奏より、そしてクラールさんの歌が良し。褒め始めればきりがありませんので、感じたことを二つばかり。
声を張り出してから引く際のかすれ具合が、たくましい歌の命を感じさせる存在感あるものです。全編にこれが光っていながら、過剰にならないのはさすが。
また全体として控え気味の存在として用意されたと思う「Love Letters」にさえ、名状しがたい雰囲気があります。
ジャケのクラールさんは、「あなたからの手紙は全て覚えたの、あなたの署名にキスして、あなたの気持ちをまた読み始めるの」との視線のように感じました。
 

23度

 投稿者:マハール  投稿日:2019年 9月25日(水)07時32分56秒
  その前に、この作品が録音された2001年1月22日(月)の新聞を見てみましょう。
先ずはトップ記事。
日経「大同生命が株式会社化、来年4月、生保で初、財務基盤を強化、上場を目指す、契約内容は維持」
記事に通りに大同生命は2002年4月に株式会社の組織変更し、また同時に東京証券取引所市場第一部・大阪証券取引所(現・大阪取引所)市場第一部市場に上場しました。(ウィキペディアより)
2018年生保の保険料等収入ランキング上位5社を見ますと、株式会社組織は第一生命とメットライフの2社であり、日本生命・明治安田生命・住友生命の3社は相互会社組織であります。

読売「米社会の統合強調、就任演説、ブッシュ政権発足」
共和党のブッシュ新大統領は、54歳でした。

朝日「額賀・村上氏の喚問容認、KSDで自・公幹事長」
KSD事件(ケーエスデーじけん)は、財団法人「ケーエスデー中小企業経営者福祉事業団」(現:あんしん財団)の創立者古関忠男が、「ものつくり大学」設置を目指し、数々の政界工作を自由民主党議員に対して展開したとされる汚職事件です。(ウィキペディアより)
額賀氏はKSDから1500万円の資金提供を受けていましたが、立件はされませんでした。しかしこの記事の翌日には、経済財政政策担当大臣を辞めました。
また「参院のドン」と呼ばれていた村上氏は本事件に積極的に関わっており、議員辞職・離党後の3月1日に逮捕されました。最終的に村上氏には2008年に、懲役2年2か月追徴金約7280万円の実刑判決が確定しました。


ではこの1月22日の読売新聞から少しばかり紹介します。
・9面 経済面に「進まぬデビットカード、クレジットと競合」との記事があります。私はデビットカードの利点が分からず、使ったことがありません。クレジットカード、そして交通系プリペイドカードで十分と思っており、最近の「なんとかPay」にも同様の考えです。
・5面にアスクルの全面広告があり、「無料デス」として、カタログの無料お届けをアピールしています。アスクルはあっという間にう日本中の事務所に広がりました。それまでの調達先であった町の文房具屋さんが心配ですが、アスクルはその町の文房具屋さんと組んだ事業展開をしているようですね。
・TV欄 NHK 19:30からの「クローズアップ現代」は、「ボーナス5000万円、昼食290円」との内容です。想像するには金融系の人で、常に数台のPC画面と格闘している方々で、昼食の時間さえ確保できない人たちがテーマんおでしょうか。高給鳥ですが、命をすり減らす仕事のように思います。
 

26度

 投稿者:マハール  投稿日:2019年 9月24日(火)07時10分26秒
  「今日の1枚からつまみ食い」、今回のテーマは「イス ジャケ」です。


「イス ジャケ」作品の20枚目は、Diana Krall の The Look Of Love、2001年1月22日の録音です。
イス+脚 ジャケに2度目の登場となる、ダイアナ・クラールさんです。先のイス+脚 ジャケ作品から6年後ですので、ジャケ撮影に臨むにあたって自信がある表情です。また手と脚と、見事な構図となっています。
今までに15作品を世に出しているクラールさんですが、イス+脚 ジャケ作品はこの2枚だけです。しかし脚ジャケ作品となると、他に3枚あります。脚ジャケの定義は明確では無いので何ですが、その内の1枚「Glad Rag Doll」は、「今日の1枚」で掲載済(2018/3/8)です。他の「Christmas Songs」と「Turn Up the Quiet」は、機会を見て取り上げます。
高級感漂うソファーにクラールさんが腰をかけている本作は、2002年3月17日に「今日の1枚」で取り上げました。その際にはマレーシアでの生活についてコメントしていました。
今でも私が使っているアンプのマークレヴィンソン308と、スピーカーのB&W804は、丁度その時期にマレーシアで購入しました。オーディオ店で機器を選ぶ楽しい作業の時に使ったCDの一つが、本作品でした。クラールさんの声の張り方と消え方が、機器の違いでどう変わるのかを、楽しみ悩んでおりました。
いろんな事が懐かしく感じる1枚です。17年前にはタイトル曲と「S'Wonderful」、そして「dancing in the dark」について感想を書きました。今回のつまみ食いでは、ジャケに似合う1曲を探してみます。
 

23度

 投稿者:マハール  投稿日:2019年 9月23日(月)08時39分34秒
  さてヘルマンさんの「イス ジャケ」作品。
内なる響きを行き届いた感情表現で聴かせる作品、こんな評もある事でしょう。
私には内向き過ぎて、ここぞとの思いの表現が感じ取れません。当然ながらピアノ技術は相当に高い方なのでしょう。13年前の私の「自分の思いを表現できる基礎テクニックが不足している」とは、彼のジャズマンとしての資質が私には向き合えないものとのことです。
相性の悪いミュージシャンは、いらっしゃるものです。私の聴く姿勢が追いついていないだけです。ジャケだけ有難く受け取った作品です。
 

20度

 投稿者:マハール  投稿日:2019年 9月22日(日)07時41分44秒
  その前に、この作品が録音された2001年6月3日(日)の新聞を見てみましょう。
先ずはトップ記事。
日経「中国、日本車の輸入枠削減、セーフガードに報復、6ー10月分」
この年に日本政府が中国からの農産品輸入にセーフガードを行なったことに、端を発しています。この年には中国は、日本からの輸入品に使う木箱についての検疫を強化しました。この検疫強化の中国の対応は地方で異なり、大混乱となりました。現場にいた私には、大変苦労した思い出です。

読売「フリーターにも雇用保険、保育所の認可基準を緩和、規制改革会議 論点73項目」
今ではフリーターは、「1ヶ月以上の雇用見込みがある、週20時間以上働く場合」には雇用保険に加入できるようです。しかし手続きを怠る事業主も多いとのことです。
次に保育所の新設ですが、これはどの都市でも大きな課題であり、また積極的に取り組んでいます。みなとみらい地区では私が知る限りでは、マンションに2ヶ所、オフィイス・ビルにも2ヶ所の保育所が設置されています。

朝日「3年で2500人超 関連業界天下り、大半ノンキャリア 課長補佐以下、氏名や就職先 情報公開で判明」



ではこの6月3日の朝日新聞から少しばかり紹介します。
・24面 文化総合面に「作家の生計成り立たぬ、新古書店ショック、業者 著作権法上は問題ない」との記事があります。新古書店とは比較的新しい本を扱う中古書店のことで、この記事ではブックオフに代表される大型チェーン展開の中古書店のこととしています。音楽でも文学でも出版界においては中古店との関わりが、切っても切り離せないものです。今や出版する側の人も、かつては中古店にお世話になっていたわけですから、正解など出せない内容です。
・14面 読書面の光文社の広告では、リタ・エメント著の「いまやろうと思っていたのに・・・」という本を、宣伝しています。この題名、私も子供の頃はよく口にしていました。それから長い時を経て今では、やりたいことを今できる喜びを感じる日々を送っています。
・TV欄 テレ朝では早朝に「全米女子オープンゴルフ」を放送しています。この年の女王は、2年連続でオーストラリアのカリー・ウェブ選手でした。
 

22度

 投稿者:マハール  投稿日:2019年 9月21日(土)07時43分27秒
  「今日の1枚からつまみ食い」、今回のテーマは「イス ジャケ」です。


「イス ジャケ」作品の19枚目は、Kucich/Ibanez/Barroso の Y despues…Que、2001年6月3日の録音です。
これは脚ジャケ愛好家を狙ってのジャケという事で、間違い無いでしょう。路上カフェには軽量の背もたれ椅子がありますので、イス ジャケでもあります。中身は男性だけのピアノ・トリオです。
ピアノのヘルマン・クシチは、本作以外にも数作品残していられるようです。そして本作は「マニア垂涎のスパニッシュ・ピアノ・トリオの名盤」との評価があるようです。
「今日の1枚」で本作を2006年5月17日に掲載した際には、「このピアニストは、自分の思いを表現できる基礎テクニックが不足している」と、失礼極まりない感想を私は書いてしまいました。いくら本当にその時に感じた事であっても、もう少し大人の表現をしていればと反省しています。
今日はどのように感じたとしても、この「名盤」に対して大人の感想を書きます。
 

21度

 投稿者:マハール  投稿日:2019年 9月20日(金)07時22分24秒
  さてマデリンさんの「イス ジャケ」作品。
語り口と申しますか、歌い回しがフォークの人なのです。名前を覚えていない1960年代の女性フォーク歌手が何人か、私の頭に浮かびました。そんな意味は、ディラン作の「You're Gonna Make Me Lonesome When You Go」で強く感じました。
口にした時にはほんわかした味わいですが、後に幾つもの味が出てくる、そんな感じの歌です。この奥深さに聴き入り、マデリンさんが選んだ各曲の個性に心が入っていきます。
聴きごたえある作品です。
 

22度

 投稿者:マハール  投稿日:2019年 9月19日(木)07時25分59秒
  その前に、この作品が録音された2004年1月4日(日)の新聞を見てみましょう。
先ずはトップ記事。
日経「財務文書 電子保存も可能、帳簿や領収書、企業負担軽く、政府 新法案提出へ」
ネットで調べますと、1998年に電子帳簿保存法が制定されましたが、元が紙のデータの電子保存は認められていませんでした。それを認めようとの動きがこの記事であり、民間事業者等が行う書面の保存等における情報通信の技術の利用に関する法律と民間事業者等が行う書面の保存等における情報通信の技術の利用に関する法律の施行に伴う関係法律の整備等に関する法律(通称 e-文書法)がこの年の11月に制定され、翌年4月に施行されました。

読売「郵貯 簡保は地域分割、郵政民営化 政府案骨格固まる」
この年の9月に「郵政民営化の基本方針」が閣議決定され、地域分割に関しては「窓口ネットワーク会社、郵便貯金会社及び郵便保険会社を地域分割するか否かについては、新会社の経営陣の判断に委ねることにする」となり、現在まで地域分割はされていません。

朝日「個人情報 守れぬサイト、官庁・団体・企業で欠陥プログラム、危険性指摘の国立大研究員、1200人分引き出す」
この研究員は警鐘の意図ですが、警視庁は不正アクセス禁止法違反の可能性があるかもと、情報収集しているとのことです。
警察が不正アクセスを取り締まる側なのですが、警察自身の理解不足も目立っています。この記事から12年後の横浜地裁のある公判の証拠調べにおいて、神奈川県警の令状に基づかないネット上での証拠収集が明らかになり、地裁判決では不正捜査と認定され証拠排除されました。



ではこの1月4日の日経新聞から少しばかり紹介します。
・15面は「Sunday Nikkei」であり、この日は「あふれる20xx年問題」との記事でした。
2004年 流通・外食の三重苦
2005年 都内マンション大量供給
      日本の会計基準の孤立化
2006年 新学習要領世代 大学へ
        エチレン大量供給
2007年 高級ホテル乱立
2008年 国債大量償還
2009年 大学全入
2010年 団塊世代の大量退職
2011年 地上アナログ放送中止

記事では、以上の10の問題をあげています。世間で問題と認識されたかは別にして、現在の目で見ますと、大事な事象が多くあることが分かります。

・2面下に新潮社の広告があり、4冊の本を宣伝しています。その中に小説本は二つあり、1963年の「白い巨塔」と1960年の「砂の器」です。どちらも映画化され、またTVドラマ化も「白い巨塔」は5回、「砂の器」は6回されています。
警察事件ものと大学という巨大組織もの、よくある小説テーマの、決定打と言える両作です。今年に入っても両作がTVドラマ化されましたが、現代に置き換えても十分に説得力あるストーリーでした。

・TV欄 NHK 23:10 から「ジョン・レノン スーパーライブ」が放送されています。限りあるジョン・レノンのライブ映像の何を放送したのかと思いましたが、調べますとこれはヨーコ・オノが主催したイヴェントでした。2001年から13年間続いたイヴェントです。
 

23度

 投稿者:マハール  投稿日:2019年 9月18日(水)07時26分56秒
  「今日の1枚からつまみ食い」、今回のテーマは「イス ジャケ」です。


「イス ジャケ」作品の18枚目は、Madeleine Peyroux の Careless Love、2004年1月4日の録音です。(全て決め打ち)
裏道、あるいは倉庫街にダイニング・チェアを持ち出し、花を添えて素足で座る、考えようでは気持ちの持ちようが一般人の域を超えているようにも感じます。でも音楽で生計を立てようと考える人は一般人とは違うのでしょうから、こんな構図もすんなりと受け入れましょう。
イス ジャケは間違いなしですが、膝から下を見せているだけですので、脚ジャケとは言えないです。
本作を「今日の1枚」で2005年6月28日に取り上げた際には、「少し鼻に掛かる明るい声ですが、明るさがない。何か悲壮感がある声」との感想を書きました。自分で書いた文章を14年ぶりに読むのですが、言いたい事が分からない文章です。
さらに14年前の感想は分からない文章となり、「シャンソン味入りのフォーク・ロック調のジャズ・ヴォーカル」などとも書きました。今回は少なくとも、分かりやすい感想を書きたいものです。
最後にマデリン・ペルーさんについてネットで調べたところ、かなりの人気者のようですね。寡作の方のようで、その分、一作一作に注目が集まっている方のようです。
 

23度

 投稿者:マハール  投稿日:2019年 9月17日(火)07時01分57秒
  さてエヴィンソンさんの「イス ジャケ」作品。
スティングの有名曲「Until」が収録されています。スティングのものよりは力強く歌っており、バックのジプシー風サウンドは複雑な思いをこの曲に加えています。「星々が薄暗くなるまでは、それまでは」と、出会った愛を歌ったこの曲を、エヴィンソンさんの表現で聴かせてくれる内容です。
自分の望む世界を探しているかのようなジャケでのエヴィンソンさんの表情を、今回のつまみ食いではこの曲に感じ取りました。
 

22度

 投稿者:マハール  投稿日:2019年 9月16日(月)07時44分51秒
  その前に、この作品が録音された2004年1月3日(土)の新聞を見てみましょう。
先ずはトップ記事。
日経「マツダ 中国で合弁会社、フォードと上海に工場、2007年 小型車20万台、第一汽車とは統括販社」
これで日米欧の自動車主要会社の中国進出が、出揃ったとのことです。
私の二度目の香港駐在となった2002年から2006年の間で、自動車会社の華南進出について二つの記憶があります。
中国初の有人宇宙飛行の話題で持ち切りだった2003年末の香港で、ホンダの華南工場の董事長の講演会がありました。「世界最高品質のアコードを中国で作る。ライバルは世界のアコード工場だ。最高品質でなければ、もう中国の人に受け入れられない」との発言が、今でも印象に残っています。
もう一つがトヨタのエンジン工場を視察した時の記憶です。トヨタ生産方式の要の一つである「一個流し」を、忠実に行っていることでした。あくまで私の経験上ですが、稼働して1年も経たない工場で「一個流し」が徹底されているのは滅多に見られないことでした。

読売「政治に翻弄され・・・50年、30台自衛隊員、でも仕事だ」
この日開始の連載モノ「日本の守り」です。

朝日「小学算数で復活へ、台形面積の公式、4けた同士の足し算」
2002年のゆとり教科書から変更するとのことです。


ではこの1月3日の読売新聞から少しばかり紹介します。
・2面と4面に、小泉首相の靖国神社への元旦参拝の記事があります。この年の参院選を考えて、また中国のことも考えて、この時期になったとのことです。
・30面にデルの全面広告があり、TV機能付きPCを宣伝しています。全てのPCメーカーがTV機能付きPCを売り出していた時期がありましたが、今は少ないようです。Windows機の商品作りで差別化を図っている目論見が、結果的に横一列なっておりましたね。
・TV欄はまだまだおせちの中、テレ東 18:30から「プロボクシング・トリプル世界タイトルマッチ」があります。日本人選手だけをあげると、トラッシュ中沼、徳山昌守、小島英次です。中沼選手は挑戦失敗、徳山選手は防衛成功、そして小島選手は再挑戦失敗となりました。
 

22度

 投稿者:マハール  投稿日:2019年 9月15日(日)07時03分25秒
  「今日の1枚からつまみ食い」、今回のテーマは「イス ジャケ」です。


「イス ジャケ」作品の17枚目は、Connie Evingson の Gypsy In My Soul、2004年1月3日の録音です。(全て決め打ち)
「Night And Dayでつまみ食い」では、「独特な雰囲気の演奏」「可愛い声が、影のある雰囲気を醸し出しています」と、本作への感想を述べました。それより12年前の2005年6月25日に「今日の1枚」で本作を取り上げた際には、「このエヴィンソンさん、囁き系の歌い方は出来ないかな」などとの望みを述べました。
本作はグリーンの中でボカシを上手く使い、絶妙のイス&脚ジャケとです。そしてこちらを見つめるエヴィンソンさんは、何を伝えたがっている様子です。
このジャケを感じられる曲を探します。
 

20度

 投稿者:マハール  投稿日:2019年 9月14日(土)07時18分43秒
  さてクラールさんの「イス ジャケ」作品。
弾き語りのクラールさんに、ギターのラッセル・マローン、そしてベースのポール・ケラーのトリオは、この録音までに1年間活動を共にしてきたそうです。歌にピアノ、歌にギター、これを支えるベースと、息があったものです。
大人気を博し今でも全米のラジオ曲から必ず何かが放送されているとのナット・キング・コール・トリオですが、そこには2人のナット・キング・コールがいたとか。人気の主役の歌手の姿、そして優れたピアニストとしての姿とのことです。(ライナーノーツより引用)
クラールさんのピアノは歌の特徴にぴったり合うものです。弾き語りなのだから当然なのでしょうけど、冷静に歌とピアノを見つめられる自分がいなければ、このような妙は生まれないでしょう。落ち着いた曲を12曲、しっとりと楽しめます。
ピアニストのクラールさんの作品ですから、ジャケの姿は当然なもの。一方で、裏ジャケ、中ジャケに写るクラールさんは、白のスラックスやジーンズで脚を覆っている写真です。表ジャケと比べれば、脚を覆っているクラールさんの表情が自然に感じます。当時の彼女の心境も、何故だか聴き取れたような気がします。
 

23度

 投稿者:マハール  投稿日:2019年 9月13日(金)07時39分40秒
  その前に、この作品が録音された1995年10月3日(火)の新聞を見てみましょう。
先ずはトップ記事。
日経「建物保障限度5000万円に、地震保険、大蔵省 1月上げ、家財 家屋損害と分離」

読売「地震保険5000万に拡大支払、総額3兆1000億、抜本改正案判明、来年度移行見通し」

地震保険に支払い総額、一つの地震での全ての地震保険の支払い総額が決まっているとは知りませんでしたし、驚きです。
ネットで調べました。日本地震再保険株式会社があり、そこでの記述をそのまま引用します。
「政府が再保険を通じて関与することで、国民に対し低廉な保険料で安定的に地震保険を提供」とし、その意味を「地震リスクが持つ特性により、民間の損害保険会社のみで地震保険制度を運営することは困難であることから、政府が再保険を通じて関与することで、国民に対し低廉な保険料で安定的に地震保険を提供することが可能となっています。被災されたご契約者に支払われる保険金は、最終的に政府、損害保険会社及び当社が、1回の地震等毎にそれぞれ決められた限度額の範囲内で負担します」としています。

朝日「沖縄基地縮小、促進を検討、政府 安保堅持へ判断、首脳会談で共同文書化、米に働きかけ」



ではこの10月3日の朝日新聞から少しばかり紹介します。
・9面 国際面の「トピックス」には、「ひと足早い人気投票」との見出しと写真があります。来年の米大統領選の立候補予定者のステッカーの売れ行きについての記事です。トップは共和党のドール、続いて4年前の湾岸戦争で名を上げたパウエルで、クリントン大統領はイマイチとのことです。
パウエルは大統領選に出ず、ドールは共和党候補になったものの本選でクリントンに大敗しました。
・31面 社会面下の広告に、3件の「お詫びとお知らせ」があります。大塚ベバレジ、不二家、そしてエム・イー・エス特機の3社であり、どれも販売したミネラルウォーターへの異物混入についてのものです。
・TV欄 テレ東 21:00「開運!なんでも鑑定団」には、「仰天 2000万円の弁当箱」と内容が書かれています。私はこの放送を見ました。弁当箱といっても野弁当箱と呼ばれる骨董品のことで、鑑定士曰く、この弁当箱を出品した方が日本で有数のコレクターとのことでした。
 

26度

 投稿者:マハール  投稿日:2019年 9月12日(木)07時38分10秒
  「今日の1枚からつまみ食い」、今回のテーマは「イス ジャケ」です。


「イス ジャケ」作品の16枚目は、Diana Krall の All for You、1995年10月3日の録音です。
座るためにあるイスですので、ジャケにも女性がイスに座っている写真が使用されるのですが、その時の女性の衣服によっては御御足が目立つ写真になります。今月の「イス ジャケでつまみ食い」では、そんなジャケ作品を5作品取り上げます。
今や大御所の風格さえ身につけてきたダイアナ・クラールさんですが、2000年7月19日に「今日の1枚」で取り上げた本作は彼女の3作目であり、また初めての脚ジャケです。弾き語りのクラールさんですので、ピアノ椅子に座ったジャケは必然のものでしょう。そして手と脚を目立たせる構図と色使いも、ジャケ買い需要を睨んでの戦略なのでしょう。
本作はドラムレスであり、クラールさんの歌をギターとピアノが引き立てていく内容であり、ナット・キング・コール・トリオに捧げている作品です。
 

26度

 投稿者:マハール  投稿日:2019年 9月11日(水)07時34分43秒
  昨日の1枚は、Art Blakey の A Jazz Message。
太いジャズを堪能できる作品です。メンバー全員に聴かせどころを用意したのも、ブレイキーの妙が生きています。そしてブレイキー自身はJMでの絨毯爆撃ドラムソロは控えて、自分の聴かせどころは用意しながらも、カルテットでのバッキング演奏を見事に披露しています。
私は特にスティットに聴き入りました。分かり易くストレートな演奏でいながら、スティットの存在感があるものです。私が持っているスティットの作品の中で、繰り返し聴いていたいと思ったのは本作が初めてです。
私が購入しや中古CDは2006年に発売されたもので、それ以前にもCD発売されていたうようです。しかしこのジャケは記憶ないものです。恐らく世間のジャズ愛好家でも、本作の存在を知らない人は結構いるのでは。
まだまだ知らない素敵なジャズ作品が沢山ある、これから出会えるかもしれない、こんな思いでいられる私は幸せ者です。
 

26度

 投稿者:マハール  投稿日:2019年 9月10日(火)06時52分35秒
  今日の1枚は、Art Blakey の A Jazz Message、Impulse原盤、1963年9月の録音です。
ディスクユニオン関内店中古CD半額セールで、300円で購入した作品です。
ブレイキーと言えばジャズ・メッセンジャーズ、1963年のJMは6月にハバード・フラー・ショーターの3管でリバーサイドに「Ugetsu」を録音しています。
そしてこの年の9月5日に、ブレイキー名義でインパルスに本作を録音しました。(別説では7月16日)
ソニー・スティット(as,ts)を迎え、マッコイ・タイナーとアート・デイヴィスでの、カルテットでの録音です。
インパルスは1961年に、モーガン・フラー・ショーターでJM作品を1枚残しています。そして是非とももう1枚作りたかったのでは。しかし1963年前後のJMは、ブルーノートとリバーサイドから作品を発表していました。契約ごとは分かりませんが、そんなJMにインパルスは手を出せなかった。ならば御大の単独作品となったのではと、私は勝手に想像します。でもインパルスはJMに未練あり、それがアルバム名になったと思います。



昨日の1枚は、Claude Williamson の New Departure。
曲によってはユルユルの演奏があり、ベースとドラムとの連携もボロボロです。本作のプロデューサーでもある妙中氏の解説によれば、3月録音の6曲はクロードは風邪で体調が悪かったとか。これではダメということで、妙中さんレーベルでの6月の他のレコーディングに合わせて、このメンバーでもう6曲を録音したとか。そちらはこのメンバーならばこれ位はとのものです。
この二つのセッションを発売する際には、全12曲で世に出ました。日本盤でのタイトル曲「クレオパトラの夢」は二日間ともに演奏したので、本作では2度聴けます。しかし何故だか、3月のセッションの方が私は気に入りました。妙な気分で聴き終えた作品でした。
 

25度

 投稿者:マハール  投稿日:2019年 9月 9日(月)07時14分38秒
  今日の1枚は、Claude Williamson の New Departure、InterPlay原盤、1978年3月の録音です。
ディスクユニオン関内店中古CD半額セールで、400円で購入した作品です。
解説の妙中さんによれば、「クレオパトラの夢」という曲はアメリカでは知られていない曲とのことです。ミュージシャンはあまりやりたがらない曲とも書いてあり、その理由はコード・チェンジがシンプル過ぎるとのことです。
ジャケを見ると、本作のタイトルは「New Departure」と書いてあります。しかし国内盤CDの帯部には「Creopatra's Dream」、そして封入解説には「クレオパトラの夢」とあります。まぁ、日本向けには日本で大人気の「クレオパトラの夢」としたのでしょう。
この「今日の1枚」では4作目の登場となるクロード・ウィリアムソンのこの1978年録音作品は、サム・ジョーンズとロイ・ヘインズとのトリオでの演奏です。


昨日の1枚は、By All Means の It's Real。
都会風R&B、センスの良いヴォーカル・ユニット。「By All Means」の気持ちで「今日の1枚」で取り上げて、「by and large」で楽しみました。
 

27度

 投稿者:マハール  投稿日:2019年 9月 8日(日)07時37分22秒
  今日の1枚は、By All Means の It's Real、Motown原盤、1992年の録音です。
ディスクユニオン関内店中古CD半額セールで、150円で購入した作品です。
DU関内店のセールは、250m2ほどのスペースに会議用の長机を4つ重ねた島を作り、その上にエサ箱を並べています。その山が恐らくは8つほどあったでしょう。CDとレコードで分け、更にジャンル別に分けていました。ジャズCDの島は、6割ほどがジャズのエサ箱、4割がクラシックのエサ箱でした。
間違いなくこのCDジャズのエサ箱に入っていました。客が間違えて戻したとしたら、クラシックのCDの筈です。
でもモータウン、ネットからも情報を得て本作を「今日の1枚」で取り上げるのは躊躇しますが、DUがジャズと分類した作品なのでこれから聴いてみます。


昨日の1枚は、David Sanborn の Songs From The Night Before。
1993年から計13年間、私は海外に住んでいました。知り合った現地の方にジャズが好きだと言うと、「俺も(私も)スムーズジャズが好き」という方が何人もいました。
この作品が正にスムーズジャズなのでしょうね。今回は縁があって初めてスムーズジャズを聴くのですが、それまでのジャズを含めたポップ音楽の世界の良いエッセンスを素敵な夜を演出する形で折り込み、リズムを流行りのものにした作品と感じました。また「泣きのサンボーン」というらしく、その辺りも楽しめました。
13年間の海外生活はホテルのラウンジで過ごした時間が多いのですが、生演奏の間にはこのような音が流れていました。私の部屋でスムーズジャズが流れる機会は無いでしょうけど、またラウンジで耳にする音楽なのでしょう。
 

26度

 投稿者:マハール  投稿日:2019年 9月 7日(土)06時26分38秒
  今日の1枚は、David Sanborn の Songs From The Night Before、Elektra原盤、1996年の録音です。
ディスクユニオン関内店中古CD半額セールで、125円で購入した作品です。
私には縁がなかったデヴィッド・サンボーンですが、「この価格なので1枚くらいは」と思い購入しました。
1970年代から活躍し多数の作品を残してきたサンボーンの、17作目の作品を今日は聴いてみます。


昨日の1枚は、Dick Meldonian の You've Changed。
深みはないが、自信に溢れた演奏です。
世の中にはジャズに限らず、ミュージシャンの貧乏話は山のようにあります。ジャズ界でも黄金時代に活躍しながら、生活のために堅気の仕事についたというミュージシャンが何人もいます。
このディックはそんな世界で数十年間に渡り活動し、生活してきた方です。そこには強い自信が生まれることでしょう。また所属するバンドの花形奏者を食わない演奏というのも、自然に身についたことでしょう。
「どうだい、ジャズって楽しいだろう」とのディックの笑顔のように、聴き終えてからジャケを見ると感じました。そして私が聴く前に感じた胡散臭さは、消えておりました。
 

25度

 投稿者:マハール  投稿日:2019年 9月 6日(金)07時25分56秒
  今日の1枚は、Dick Meldonian の You've Changed、Progressive原盤、1978年8月の録音です。
ディスクユニオン関内店中古CD半額セールで、200円で購入した作品です。
胡散臭く感じるヒゲ顔のジャケです。あまり信用できそうにないお顔です。そんなジャケの本作品がディスクユニオン関内店中古CD半額セールのエサ箱の中に、シールドされたままで10枚近く入っていました。想像するに、再プレスCDを仕入れたが全く売れないので中古セールにぶっ込んでおこうとのことなのでしょう。
サック奏者のDick Meldonianは「新・世界ジャズ人名辞典」に掲載されていない方です。ウィキペディアによれば彼は、1940年代終わりからプロとしての活動を始め、多くのバンドに在籍していた方です。そんな彼は1970年代後半から1980年代初めまでの数年間、スポットライトが少し当たった時期があったとのことです。
本作品はそんな時期に録音された、カルテットでの演奏です。



昨日の1枚は、Anita O'Day And Billy May の Swing Rodgers And Hart。
「Little Girl Blue」は若いお嬢さんの落ち込んだ気持ちの曲で、多くのジャズ歌手と奏者に取り上げれています。そんな数多くの演奏を思い出しますと、歌手や奏者によって様々な色合いを描き易い曲と言えると思います。
アニタはそんなロジャーズ&ハートの曲を、辛い気持ちの中でも甘い希望も忘れていない女性の気持ちを表現しています。「寂しく不幸な少女に何故誰も、励まし勇気を与える少年を送らないの」との歌詞のようですが、アニタの表現が少女を女性に、少年を男性に置き換えたかの感じです。
全体を通しての感想ですが、肩の力を抜いたアニタさんがこの作品にいます。テクニックではなく自然な表現で歌うアニタは、いいものですね。アニタ3作目で気にいる作品に出会えました。
 

24度

 投稿者:マハール  投稿日:2019年 9月 5日(木)07時03分18秒
  B>今日の1枚は、Anita O'Day And Billy May の Swing Rodgers And Hart、Verve原盤、1960年6月の録音です。
ディスクユニオン関内店中古CD半額セールで、250円で購入した作品です。
先月はアニタのコール・ポーター集を「今日の1枚」で取り上げましたが、今月はリチャード・ロジャーズ & ロレンツ・ハートの作品集を取り上げます。
ジャケのアニタさんはオペラ・グローブ、或いはイブニング・グローブと呼ばれている長い手袋をしています。上流階級の雰囲気を出しているジャケですが、「真夏の夜のジャズ」での長くない手袋のアニタの姿が、個人的には気に入っています。



昨日の1枚は、John Coltrane の Coltrane。
その1。
「コートにスミレを」の存在感、コルトレーンのバラッド演奏の美しさは、この作品の大いなる魅力です。ワン・ホーンでの演奏も、その魅力を押し上げています。それと同時、あるいはそれ以上に鍵となっているのは、この曲の前に演奏された「バカイ」の存在感でしょう。魂の塊の力強さを感じる内容です。
この2曲が続くA面ですが、ジャズ喫茶全盛時代においては、A面主義のジャズ喫茶では、本盤が大人気になっていきました

その2。
ガーランドとマルの魅力の違いを楽しめる内容です。「バカイ」でのテーマの後のガーランドの演奏、「クロニック・ブルース」でのマルの演奏、人気ピアニストの存在を楽しめます。

その3。
A面の存在感と共に、B面も同様の魅力が詰まっています。重量級の「ストレート・ストリート」、聴き入るバラッドのスタンダード「ホワイル・マイ・レディ・スリープス」と、A面に負けないB面となっています。「ホワイル・マイ・レディ・スリープス」ではトランペットの参加は最後にチラッと聴ける程度なので、実質ワン・ホーンでの演奏であり、「コートにスミレを」との聴き比べも楽しめます。
またガーランド参加のA面、マル参加のB面としたことも、本盤の魅力を高めた一因でしょう。

各曲の演奏については「コルトレーン特集」に譲ります。本作ではそれまでプレスティッジだけで11回のセッションを行ってきたコルトレーンが、そこから得た経験を注ぎ込んだ作品と言えます。それはバリトン・サックスを上手く使っての効果の付け方であったり、ピアニストの違いによる演奏の変化であったりと、多岐にわたるものです。
プレスティッジ時代のコルトレーンの代表作です。
 

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