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友引

 投稿者:マハール  投稿日:2017年12月 4日(月)07時10分39秒
  今日の1枚は、Christian Jacob の Contradictions、Wilder Jazz原盤、2005年の録音です。
私は2006年夏に香港から戻り、短期間の実家居候を経て、みなとみらいのマンションに移りました。そんな2007年から翌々年にかけて、仙台にあるジャズ通販会社から購入した作品を、続けて紹介していきます。本来ならばとっくに「今日の1枚」で紹介していたのですが、2009年9月に4度目の海外転勤となり、「今日の1枚」空白6年間となってしまいましたので、購入から10年後の紹介となります。
さて一時期、今日の主役であるクリスチャン・ジェイコブは日本で人気者でしたよね。世間の評判に押されて購入したのが、本作品です。ピアノトリオでの演奏であり、全曲ペトルチアーニが作った曲を演奏しています。



昨日の1枚は、Dizzy Reece の Comin’ On。このような発掘盤なので、セッション毎に、そして恐らくは演奏順に収録されていると思います。そのようなパッケージで聴くと、作品としての盛り上がりは如何なのだろうとの意見が出てくるのでしょう。そしてお蔵入りになったのでしょう。
しかし曲毎に注目していけば、リースのリズミカルで張りのある、そしてよく歌うトランペットの魅力に感じ入ります。それらは、ブルーノートへの他の3作に引けを取るものではありません。LPでの曲順をしっかりと考え、収録9曲中3曲落として40分ほどのアルバムにすれば、素敵な作品に出来上がったはずです。
話逸れますが、企画案ばかりの当サイトの企画案の一つに、「俺ならこうする、このセッション」というのがあります。多数曲収録された同一セッションから、私ならばこの曲順でこういうアルバムとして発売した!、とのものです。この企画が実現の運びとなった際には、このリースのセッションからアルバム案を提示いたします。
「今日の1枚からつまみ食い」を実現させるまでには13年かかりましたが、「俺ならこうする、このセッション」は数年以内に実現したいです。
 

先勝

 投稿者:マハール  投稿日:2017年12月 3日(日)09時32分10秒
  今日の1枚は、Dizzy Reece の Comin’ On、Blue Note原盤、1960年4月の録音です。
「ブルー・ノートのトランペッターと言えば、ルイ・スミスにディジー・リース」と、この「今日の1枚」で何度も書いてきました。今日はディジー・リースのブルー・ノート盤を、紹介します。
本作品は1999年に、マイケル・カスクーナの作業によって陽の目を見た作品です。録音時期から、私は3枚あるリースの作品の中の、「サウンディン・オフ」の未発表なのかなと思いました。しかし「サウンディン・オフ」はワン・ホーン作品なのに対して、こちらはタレンタインとの2管あるいは3管での演奏です。録音月を見ると、「サウンディン・オフ」は5月なのですが、こちらは4月と7月でした。つまり全く違うセッションの作品であり、それが30年以上倉庫に眠っていたことになります。4月のセッションにはティモンズ、7月のセッションにはデューク・ジョーダンが参加しています。



昨日の1枚は、Dusko Goykovich の Swinging Macedonia。
この時期は欧州ジャズがその魅力を開花させていました。1950年代のアメリカの模倣でスタートした欧州ジャズは、その時期を支えたミュージシャン達の活動を通して、独自の色合いを出していきました。管楽器とピアノの確かな技術力を背景にしながら、欧州各国の色合いがジャズに加わっていったことが、独自色を出し名作を生み出し続けた要因なのでしょう。
そんな時期に吹き込まれた本作は、ユーゴスラヴィア出身のダスコの情熱的なスタイルが、多くのアメリカのミュージシャンの影響と相まって、実に楽しいジャズに仕上がっています。
またダスコの作曲力の高さも、特筆すべきものです。本盤ではダスコの名曲「老いた漁師の娘」が初披露されていますが、他にもダスコ作の素敵な曲が並んでいます。
最後に加えるならば、参加ミュージシャンの好演と、それを活かしたダスコのアンサンブルの味わいが、この作品を愛されるものにしています。
トランペット作品の代表盤として、これからも輝き続けるでしょう。
 

赤口

 投稿者:マハール  投稿日:2017年12月 2日(土)08時38分13秒
  今日の1枚は、Dusko Goykovich の Swinging Macedonia、RTB原盤、1966年8月の録音です。
このコーナーでは過去にダスコ・ゴイコヴィッチの作品を、6枚取り上げてきました。そんなダスコさんの出世作を、今日は取り上げます。
先ずはこの作品、いろんなレーベルから1966年頃に発売されました。しかしながらすぐに廃盤となり、1983年にエンヤが権利を買取、再び世の中に登場したのです。エンヤと言えば、ダスコさんの大名盤「アフター・アワーズ」を製作した会社なので、これは自然な流れかなと思います。
1960年代にジャズを時代体験された方の中に、この1966年作品を自分はその当時に聴いていたという方が、何人か居られるようです。しかしながらこの作品自体の発売枚数の少なさ、そして欧州盤など全く入荷していなかった当時の状況を考え合わせれば、後年のダスコさんの輝きによって、そんな方々は記憶修正されたのかと思います。
ネイザン・デイビスやマル・ウォルドロンらと一緒に吹き込んだ本作を今日は聴くのですが、なぜ今まで取り上げなかったかと言えば、実はどのジャケにしようか迷っていたからです。私が最初に本盤を買ったのはエンヤからの1983年のことで、ジャケットは新しいデザインのものでした。それから7年ほどしてから、今度はオリジナルのジャケットで本作品が、怪しい会社から発売されました。私はそちらも買ったのですが、そのジャケットも本当にオリジナルなのかといえば、断言ができないものでした。それから30年近くたち、やはり多くの方が本盤を手にできたえんやからのジャケットで掲載することにしました。


昨日の1枚は、Air の Air Raid。
1970年代のジャズ界はまさに混沌していた時代であり、幾つもの流れがありましたが、40年経った今でも輝いているのはロフトジャズと、時代に奔放されずにど真ん中ジャズを演奏していったハードバッパーだと、私は強く感じております。どちらもその当時には大きな注目は集めませんでしたが、やはり自分の信じる道を進んだ方々の演奏が、聴く価値があるものだったと言えるでしょう。
一時期のフリーの嵐を冷静に受け止め、ジャズの伝統も懐に入れて、ジャズを新たな展開へもたらしていく演奏がここで聴くことができます。三位一体というありふれた表現ですが、ここでは三位一体の真の姿を聴くことができます。重厚なバラッド演奏もあれば、スピリチュアルな演奏、そしてフルートで素晴らしい世界を作っている演奏などが、光り輝いています。ベースとパーカッションの連携を土台にして、マルチリード奏者のスレッドギルの世界が響き渡る作品です。
さてエアーは、この後に9枚の作品を発表していきます。メンバーの入れ替えはあるものの、スレッドギルの素晴らしい演奏が聴ける作品ばかりです。私がLPを聴ける環境になれば、それらの作品を、ここで紹介していきます。
 

最後の月

 投稿者:マハール  投稿日:2017年12月 1日(金)08時05分25秒
  今日の1枚は、Air の Air Raid1、Whynot原盤、1976年7月の録音です。
日本のジャズレーベルの中でWhynotは、特筆すべきレーベルであります。悠雅彦氏が運営していたこのレーベルは、ロフトジャズに力を入れてレコード制作を行っていきました。1980年代になるとロフトジャズは正当な評価を受け始めましたが、その全盛期の1970年代は、その活動の拠点であるNYでさえ、その活動を作品に残す動きはありませんでした。そんなロフトジャズに注目をして作品を残したのは、ヨーロッパのレーベルであり、そして悠雅彦氏のレーベルでありました。
AIRは、管楽器のヘンリー・スレッドギル,ベースのフレッド・ホプキンス,そしてパーカッションのスティーブ・マッコールで編成されたトリオでのグループです。この三人はシカゴ派であり、AACMの重要メンバーであります。この三人がAIRとして活動しNYを活動の場にし始めたのは、1975年のことでした。これ以前の活動となると、残念ながら資料は見つけられません。この1975年に何とカーネギー・ホールでコンサートを行い、一部の方々に注目されました。そしてそんな彼らにレコーディングの機会を与えたのが、悠雅彦氏でありました。デビュー作の「エアー」を発表したのに続けて2作目である本作品も発表され、これまた一部方々では評判となり、1976年のダウンビート誌国際批評家投票の「注目すべきコンボ」部門で3位にランクされました。当然ながらロフトシーンの中心となっていたこのエアーは、大いなる飛躍を遂げていきました。そんな時期の作品を、今日は紹介いたします。
 

さてさて

 投稿者:マハール  投稿日:2017年11月30日(木)07時17分33秒
  全てリニューアルできた「今日の1枚」のページ、リンクの不具合を直しました。
完璧とは言い切れませんが、ほぼ全て直せたと思います。

文中へのリンク設定も始めています。最新分から遡っていきます。
何とか、考えていた方法で対応できそうです。
年内終了との目標は変えてませんが、時間はかかります。

そんな感じです。
 

水曜日

 投稿者:マハール  投稿日:2017年11月29日(水)07時55分42秒
  加湿器を出さなければね  

なんとかね

 投稿者:マハール  投稿日:2017年11月28日(火)07時17分43秒
  「今日の1枚」、全て新ページに移しました。
今月掲載した分を含めて2216枚、一苦労でした。
当初目標の9月中から2ヶ月遅れとなりました。

しかし、独自ドメインの管理委託先を変えるのは本当に大変でした。
まだ、元のAsahiネットとは揉めています。

さて次のステップは、「今日の1枚」の文中へのリンク貼り、そしてリンク不具合の見直しです。
本年中を目標にしますが、いつになることやら。

しかし2216枚、我ながらよく続けてきたものです。
 

月曜日

 投稿者:マハール  投稿日:2017年11月27日(月)06時15分38秒
  早起きの週初め  

日曜日

 投稿者:マハール  投稿日:2017年11月26日(日)07時39分9秒
  さてディーターさんの「Just In Time」。この作品が録音されたシュヴェニンゲンは、ドイツ南部の小さな田舎町です。ここに録音スタジオがあるとは驚きですが、このピアノトリオの名盤は51年前にここで演奏されたものです。トリオの息がぴったりの本作を18年前に「今日の1枚」で取り上げた際に書いた「Just In Time」への「一旦スピードを制限速度に戻し、寛いだ楽しい雰囲気での演奏」という感想は、ここで訂正いたします。この曲でも飛ばした演奏を聴かせてくれており、録音終了後は27号線をぶっ飛ばしてスイスまでドライブする予定があると、思ってしまいます。何度聞いても楽しめる素敵な作品です。
 

土曜日

 投稿者:マハール  投稿日:2017年11月25日(土)07時50分57秒
  その前に、この作品が録音されたとした1966年8月24日(水)の新聞を見てみましょう。
先ずはトップ記事。
日経「産業の構造改善で答申、審議会、長期低利の資金を、合弁・合同投資で優遇」
読売「安保に問題ない、日中貿易反対せぬ、ジョンソン次期駐日大使、米上院外交委で証言」
ジョンソン氏はこの年の7月25日にライシャワー大使の後任として駐日大使に指名され、11月8日に日本政府に信任されました。1969年1月に政治担当国務次官に就任するまで駐日大使として、小笠原諸島返還や沖縄返還の実務レベルの交渉で活躍しておりました。

朝日「通勤にこだま級特急、東京ー湘南など結ぶ国鉄試案、46年ごろから具体化」とあり、5つのルートが挙げられております。①成田ー東京 ②水戸ー東京 ③宇都宮ー東京 ④湘南地方ー東京 ⑤高崎・足利ー東京であり、①以外は既存線も近くにあります。結果はどうかと思い鉄道に疎い私が調べら限りでは、①は総武線、②はつくば学園都市線、④は湘南新宿ラインとして具体化されたのではと思います。


ではこの8月24日の朝日新聞から少しばかり紹介します。
・5面に「海運の革命児 コンテナ船、楽な荷役 安い運賃、米の進出に準備急ぐ業界」とあります。この時期はコンテナ海上輸送が産声を上げた時期でした。当初は1隻のコンテナ船で、20フィートコンテナ換算で700本ほどの積載能力でした。それが1970年代半ばからのコンテナ海上輸送の本格化を迎えて、また国際物流の発展を受けて、積載能力が加速的に増えていき、今では2万を超えるコンテナ(20,000TEU)を積載できるコンテナ船が登場しております。
・9面にナショナルのズボンプレッサーの広告があり、価格は6900円です。子供の頃はTVドラマなどでズボンプレッサーを見かけていたなと思い、最近は目にする機会はないので、寂れた商品かと思っていましたが、ネットで見ると今でも販売されています。因みに私は今まで一度も、ズボンプレッサーを生で見たことはありません。
・TV欄NHK21:40「音楽は世界をめぐる」というカラー番組があり、出演は「ジミー・スミスとその楽団」となっています。オルガンのジミー・スミスなのでしょうけれど、「その楽団」というのが引っかかります。この時期のスミスの来日確認しようとしましたが、ネット上では見つかりませんでした。
 

金曜日

 投稿者:マハール  投稿日:2017年11月24日(金)07時26分14秒
  今日の1枚からつまみ食い」、今回のテーマは「Just In Time」が入っている
作品です。


「Just In Time」が入っている作品の10枚目は、 Dieter ReithのA Happy Afternoon、
1966年8月24日の録音です。この作品は「今日の1枚からつまみ食い」2度目の登場となります。「Fly Me To The Moon」で取り上げたのですが、その際にディーターさんの「Just In Time」の演奏についても触れておりました。「一旦スピードを制限速度に戻し、寛いだ楽しい雰囲気での演奏」と書いたのですが、今回はもう少し気の利いたコメントをしてみます。
 

木曜日

 投稿者:マハール  投稿日:2017年11月23日(木)07時06分50秒
  さてウォンジーさんの「Just In Time」。心地よくスウィングするピアノで、歌心ある演奏です。特に「Just In Time」は秀逸であり、この曲の名演といえば大袈裟ですが、私の中ではピアノトリオでの「Just In Time」の好演奏として光っていくと思います。では12年前に「今日の1枚」で好評価をしなかったのかと言えば、こじんまりしているからでしょう。やはり12年前は、本作品に対してピアノトリオ名盤との比較をしてしまったようです。こう書きながらネットで最近のウォンジーさんの活動を調べたのですが、10年以上新譜を出していないようです。ウォンジーさんの現状はどうなのかなと少し心配しながら、本作を聞き終えました。  

水曜日

 投稿者:マハール  投稿日:2017年11月22日(水)06時45分6秒
  その前に、この作品が録音されたとした2004年2月27日(金)の新聞を見てみましょう。
先ずはトップ記事。
日経「富士通、半導体で新工場、三重、来春稼働、1600億円投資」
多度町とのことで調べますと、現在も二つの半導体工場を富士通グループは持っておりますので、この投資がきちんと機能しているのでしょう。私の記憶で売却話があったかと思ったのですが、記憶違いであったようです。

読売「作業部会設置 大筋合意、6カ国協議、核凍結廃棄、手順を検討」
朝日「北朝鮮 軍事のみ明言 核放棄対象、6者協議、共同文書難航」


ではこの2月27日の読売新聞から少しばかり紹介します。
・4面政治面に「裁判員制度、閣議決定先送り、参院選前に義務負担の突出ダメ、自民内から慎重論」とあります。この年の5月21日に「裁判員の参加する刑事裁判に関する法律」が成立し、5年後の2009年5月21日に施行され、その年の8月3日に東京地裁で最初の裁判員制度による後半が行われました。ちなみに横浜地裁では平均すれば月2件ほどの裁判員裁判が行われています。
・広告面に目を移しますと、金曜日ということもあるのか、コンサートの宣伝が数多くあります。その中に「青春の歌謡ヒットパレード」という企画があり、出演は三田明・西城秀樹・井沢八郎・今陽子・フォーリーブス・麻丘めぐみ・伊藤咲子・北原ミレイ・真木ひでとであります。今ではこの手の企画ものが多くありますが、この時期がその走りだったのでしょうかね。
・TV欄を見ますと、オウム 松本被告の判決報道がずらりと並んでいます。
 

火曜日

 投稿者:マハール  投稿日:2017年11月21日(火)07時06分53秒
  今日の1枚からつまみ食い」、今回のテーマは「Just In Time」が入っている作品です。


「Just In Time」が入っている作品の9枚目は、Anthony Wonsey の Blues for Hiroshi、2004年2月27日の録音です。まずは訂正を一つ。この作品を2005年3月1日に「今日の1枚」で取り上げた際に、アルバム名を間違えておりました。そうすると、ウォンジーにブルースを捧げられた Hisroshi Imaizumi とは誰なのかというと、サバティーニというレストランのオーナーであります。このお店とウォンジーが縁があったとのことです。
さて12年前に私が書いた本作品への感想は、「本当に良いピアニスト。スローからアップ・テンポまで、快調に飛ばすピアノです。しかし、ピンで演るとなると、華が足りない。深さが無いのだ」とのものでした。この時は購入した新譜に高望みをしていたのではと思いますが、「Just In Time」を中心に聴いてみて、その理由を探ってみます。
 

月曜日

 投稿者:マハール  投稿日:2017年11月20日(月)05時53分22秒
  さてファラオさんの「Just In Time」。アイラ・コールマンのベースとジェフ・ワッツのドラムとのピアノの相性が抜群の作品です。特にアドリブでは流れるようなファラオさんのピアノに、香辛料のような役割でベースとドラムが絡んでいき、抜群の演奏に仕上がっております。「Just In Time」での陽気な3人の演奏では、極上のイタリアンサラダのごとく、色彩豊かな野菜の上に個性あるドレッシングが加わり、白ワインが進むようなものでした。  

日曜日

 投稿者:マハール  投稿日:2017年11月19日(日)07時21分24秒
  その前に、この作品が録音されたとした1998年4月23日(木)の新聞を見てみましょう。
先ずはトップ記事。
日経「NEC・日立 初の量産、次世代システムLSI、メモリー中心から転換、計4000億円を投資」
読売「赤字国債 情勢に応じて発行、首相 あす財革会議に提示、目標年次と歳出上限制、政府内なお異論」
朝日「専門業務以外も人材派遣可能に、原則自由化へ最終報告案、期間 1年と3年混在、職安審小委」


ではこの4月23日の朝日新聞から少しばかり紹介します。
・13面経済面に「花王 フロッピー撤退、3月決算 設立以降初の減収、担当役員も降格退任、本業に回帰」とあります。花王がフロッピーを作っていたことにまずは驚き、そしてトップシェアであった時期もあることにまたまた驚きました。10年ほどの参入期間でしたが、この時にCDも撤退として、花王は情報産業からの完全撤退を決めたのです。
Japan as No.1と浮かれていた時期に、事業に多角化と称して様々な事業に参入していった企業が多かったのです。それが得意分野の応用ならば良いのですが、全く関連のない分野への参入は、結局は長続きしなかったようです。
私が長い間お世話になっていたお客様のある事業部のは、プリンター向け感光体・半導体・ハードディスクと主力製品を広げていきました。一見繋がりがないような製品ですが、塗布或いは蒸着といった基本技術があり、製品化していったのです。さらにこの基本技術は戦後の電力量計の製造から生まれたものでした。
得意技術による事業の多角化が今に生き残る基本んであることは、いろんな企業が証明していますね。
・37面第3社会面に合資会社 高橋酒造本店の広告があり、「熊本の本格焼酎を飲んでください。純米焼酎しろ」と宣伝しています。九州以外で焼酎が広がったのは1980年代に入ったあたりですが、それは酎ハイなど向けでした。所謂 本格焼酎を関東でも楽しめるようになったのは、ちょうどこの広告の時期だっったのかなと、記憶しています。
・TV欄 NHK教育12:00に「趣味 田崎真也 自己流ワイン」という番組があります。1995年に世界最優秀ソムリエコンクールで日本人初優勝となった田崎氏はテレビで引っ張りだこになり、日本でのワインの広がりに大きく貢献しました。丁度この番組の時期が、マスコミ登場のピークだったのでしょう。
 

土曜日

 投稿者:マハール  投稿日:2017年11月18日(土)08時47分32秒
  今日の1枚からつまみ食い」、今回のテーマは「Just In Time」が入っている作品です。


「Just In Time」が入っている作品の8枚目は、Antonio Farao の black inside、1998年4月23日の録音です。
この「今日の1枚からつまみ食い」コーナーも、今回で133回目となります。このコーナーの企画自体は13年前以上から温めてきたもので、思い立った理由の一つは、「今日の1枚」で取り上げた作品を振り返ってみましょうとのものでした。「今日の1枚」はその時に聴いた感想を書くこととしているため、振り返って聴けば印象が変わる作品もあるのではとの考えからでした。確かに印象が変わった作品が、幾つもありました。その理由の一つに、オーディオ環境の違いがあるのかもしれません。私は実家にオーディオを残しながら、各地を渡り歩き、途中まではすぐに処分しても良いような総額30万円ちょっとの安いオーディオ・システムを使用しておりました。そんな中で2002年冒頭に今のB&Wとマークレヴィンソンのオーディオ・システム、額にしたらそれまでの10倍ほどのものを購入しました。「今日の1枚」で取り上げてきた作品は2200枚を超えてますが、この更新したオーディオ・システムで聴きながら感想を書いた「今日の1枚」は739枚目以降からとなります。このオーディオの違いは、大きなものがありました。「今日の1枚からつまみ食い」の中の30枚ほどは、オーディオ更新前に「今日の1枚」で取り上げたものでした。このことが感想が変わった理由の一つなのかと考えております。
本題に話を戻しますと、今回の主役の本作品は1999年6月9日に「今日の1枚」で取り上げました。従ってオーディオ更新以前の環境となります。その際にこのファラオさんの演奏について、「
テーマなりアドリブ のメロディを弾いた次の瞬間には、スケールを早弾きするような 感じで、ピロピロピローーーーーーっとなってしまいます」と、感想を述べました。感覚的な表現になっていますが、「ピロピロピローーーーーー」が気に入らなかったのでしょう。この感想を読んでみて、これは今聴けば、18年前より遥かに良いオーディオで聴けば、違う感想になるのかなと思ってます。
 

金曜日

 投稿者:マハール  投稿日:2017年11月17日(金)07時17分50秒
  さてキャサリンさんの「Just In Time」。バックがテナー・サックスとピアノの二人でのヴォーカル作品なので、曲によっての相性の良し悪しが現れてきます。「Just In Time」ではキャサリンさんの元気の良さにバックの二人が振り回された印象です。また他の曲は5分前後の演奏時間の中で、「Just In Time」は3分を切る演奏時間であり、それがアルバムの真ん中に配置されています。全体の中での味変の位置付けに「Just In Time」は置かれたのかと思いながら、珍しいトリオ作品を今回は聴き終えました。  

木曜日

 投稿者:マハール  投稿日:2017年11月16日(木)07時45分59秒
  その前に、この作品が録音されたとした2003年10月20日(月)の新聞を見てみましょう。
先ずはトップ記事。
日経「為替制度で研究チーム、人民元、米中首脳設置に合意」
読売「安全保証文書化へ、対北朝鮮、米中首脳一致、外相に協議指示、人民元専門委設置、米中合意」
バンコックでのAPECでの、ブッシュ(子)と胡錦濤との会談内容です。この会談は朝日も1面で扱っています。

朝日「景気底打感9割、半年で急激に改善、主要100社本社調査」


ではこの10月20日の日経新聞から少しばかり紹介します。
・23面科学面に「カメラ画像から性別や年齢判別、オムロンがソフト開発」とあります。今では導入事例のニュースをよく目にします。各社で力を入れている分野のようですが、オムロンもOKAO Visionという商品で販売しています。
・20面21面の2ページ全てを使って広告を出したのはアップルで、PowerBook3種の宣伝です。駅のホームのベンチに男女三人が座り、膝にPowerBookを置いている写真が2ページぶち抜きで載っています。実にセンスの良い広告でした。
・TV欄日テレ11:25に「行政に声を」という、5分番組があります。スポンサーは想像できますね。
 

水曜日

 投稿者:マハール  投稿日:2017年11月15日(水)07時30分1秒
  今日の1枚からつまみ食い」、今回のテーマは「Just In Time」が入っている作品です。


「Just In Time」が入っている作品の7枚目は、Kathleen Willison の close to you、2003年10月20日の録音です。
この作品は「今日の1枚からつまみ食い」コーナーへの2度目の登場となります。「Falling In Love With Love」で取り上げた際には、2005年1月30日の「今日の1枚」での酷評をあっさりと撤回して、この作品を褒めておりました。
今回また「Just In Time」で取り上げるのですが、再び感想をひっくり返すのでは、心配であったり楽しみであったりしております。
 

極道の妻たち

 投稿者:マハール  投稿日:2017年11月14日(火)07時35分43秒
  さてノーマさんの「Just In Time」。14年目に「少しこもった声の響きがマイナス・ポイント」とした部分は、ノーマさんのヴォーカルにリバーブを加えすぎたもので、今回こうして聴いてみると、ノーマさんの歌は安らぎのある家庭的な雰囲気に感じました。そんな中でやたら頑張りすぎている「Just In Time」でのノーマさんなのですが、歌とバックがバラバラのピアノトリオ版に対して、ストリングス入りの方は歌に華やかさを加える効果がありました。ワイズナーがストリングス被せで作り直したのは、ノーマさんの歌を引き立たせるための策だったのでしょう。  

クルーエル・インテンションズ

 投稿者:マハール  投稿日:2017年11月13日(月)07時44分6秒
  その前に、この作品が録音された1968年2月8日(木)の日経新聞を見てみましょう。
先ずはトップ記事。
日経「ユーロダラー、日銀、円転換を規制、外貨として運用、取入拡大に対応」
ユーロカレンシーとは、通貨発行国以外での取引されるその通貨を意味します。従ってユーロダラー(ユーロ米ドル)とは、アメリカ以外の市場で取引されている米ドルのこを指します。因みにここでのユーロとは、欧州連合の経済通貨同盟で用いられている通貨のユーロとは関係ありません。さてこのユーロダラーですが、時として特定の国に著しい過剰流動性をもたらして、金融市場の混乱を招く元になっています(以上、wikipediaより引用)。

読売「倉石発言、国会きょうも空白か、首相が遺憾の意 国対委員長を通じて、政府・与党方針」
朝日「国会の審議中断、農相発言、予算委で遺憾の意、ひ免要求には応せず、首相の態度」
倉石農相は田中角栄・中曽根氏らと同期の衆議員で、幾つもの功績を残した議員でした。1966年の第一次佐藤内閣で農相として初入閣しましたが、1968年の米・北朝鮮のトラブルに伴う日本海漁業の安全操業に関して、「現行憲法は他力本願だ、やはり軍艦や大砲が必要だ」「こんな馬鹿馬鹿しい憲法を持っている日本はメカケのようなもの」などと発言し、国会で大問題となったのです。結局この記事から2週間ほどして農相を辞任しましたが、翌々年には再び農相として再入閣いたしました。


ではこの2月8日の読売新聞から少しばかり紹介します。
・5面に「卵やカマボコも 不二製油、日清製油 人工肉、家庭用販売」とあります。脱脂大豆(大豆かす)の新しい用途に関する記事です。私が思い起こすのはカニカマボコですが、これが一般的になったのは、1980年頃かと記憶しています。各会社の長年の努力・研究の成果が、今では当たり前の商品に繋がっていったのですね。
・1面下にツバキ機械の広告があります。完全集じんメーカーと称し、「世界一!! ?布寿命が永い」との宣伝文句です。このツバキ機械についてweb上で調べましたが、確実な情報が得られませんでした。チェーンでお馴染みの椿本グループかとも思ったのですが、違うようです。集塵をキーにしてみるとある会社が候補に上がったのですが、設立がこの記事の翌年であり、これも違うもの。分からず終いでした。
・TV欄の日テレ20:00に「グループ・サウンズ ヒット10」という番組があります。当時はGSが人気の絶頂とは言え、GSだけのBest10番組があったとは驚きです。しかし調べてみますと、この年の1月から3月までの短命番組でありました。
 

エミリー 悪夢のベビーシッター

 投稿者:マハール  投稿日:2017年11月12日(日)07時55分10秒
  今日の1枚からつまみ食い」、今回のテーマは「Just In Time」が入っている作品です。


「Just In Time」が入っている作品の6枚目は、Norma Mendoza の All About Norma、1968年2月8日の録音です。
この作品を私は2003年に日本のノーマから発売されたものを持っております。ネットで調べてみたところ、ノーマから2009年にも格安盤として再び発売されているようなので、この作品を持っている方も多いことでしょう。しかしながら日本のノーマから発売される以前は、知る人ぞ知る作品でありました。
ピアノのジミー・ワイズナーとの共演でノーマさんはこのジャズ作品を、1960年から1961年にかけて吹き込みました。バックはワイズナーのピアノトリオです。そしてワイズナーは何を思ったのか、1968年にストリングスを被せて再度発売したのでした。日本のノーマから発売された時には、オリジナルとストリングス被せの2枚組となっていました。
2003年11月15日に「今日の1枚」で取り上げた際に私は、「ハスキー声で真っ直ぐな歌い方です。個人的には少しこもった声の響きがマイナス・ポイントであり、惹きつけられる魅力が感じられないもの」と、ノーマさんの歌に否定的なコメントをしました。今回は「Just In Time」を中心に、もう一度ノーマさんの歌に向き合い、またオリジナルのピアノトリオのものと、ストリングス被せのもの違いを、聴いてみます。
なおここでの録音日は、日付が明確なストリングス入れ作業の日を使っています。
 

土曜日

 投稿者:マハール  投稿日:2017年11月11日(土)07時46分48秒
  昨日の1枚は、Chuck Mangione の Recuerdo。ここでの「Recuerdo」がタンゴなのかは別にして、異国情緒あるスローな曲です。さて演奏全体ですが、主役のチャックが無難な演奏に終始しており、若さある演奏がありません。大御所を前にビビったのかと思う内容で、サム・ジョーンズのベースに感心して聴き終えました。
 

青い欲動

 投稿者:マハール  投稿日:2017年11月10日(金)07時43分47秒
  今日の1枚は、Chuck Mangione の Recuerdo、Jazzland原盤、1962年7月の録音です。
今日はチャック・マンジョーネの作品を取り上げます。本作品が録音された時期は、お兄さんのギャップとバンドを組んでいたチャックですが、本作品にはお兄さんは参加しておりません。ジョー・ロマーノ(ts),ウィントン・ケリー(p),サム・ジョーンズ(b),そしてルイ・ヘイズ(d)との露kジョンです。因みにアルバムのタイトル名であるレクエルドは、世間一般ではオスバルド・プグリエーセ作曲のタンゴのことのようですが、本作品ではチェックのオリジナル曲であり、本作冒頭に収録されております。


昨日の1枚は、The Magnificent Thad Jones。独学でトランペットを学んだサドは、やがてはベイシー楽団の重要メンバーになりました。本作品はそんな頃に吹き込まれた作品であり、冒頭にベイシー楽団でお馴染みの「April In Paris」をサドは披露しております。ゆったりとしたテンポの中で品と優しさが溢れるトランペットは、コンボでのこの曲の代表的演奏になっております。他の曲でもこのサドの特徴が随所に聴ける内容であり、「鳩のサド」と多くのジャズ好きに支えられている作品であることに頷ける演奏であります。
 

ゴーストバスターズ2016

 投稿者:マハール  投稿日:2017年11月 9日(木)07時42分36秒
  今日の1枚は、The Magnificent Thad Jones、Blue Note原盤、1956年7月の録音です。
今日は「鳩のサド」を取り上げます。ジャズの世界ではジャケットの特徴を捉えた短い通称を持つ作品があり、それらは内容が良いものばかりです。本作もジャケの素晴らしさと共に、名トランペッターのサド・ジョーンズの代表作と言われている作品です。
共演はビリー・ミッチェル(ts),バリー・ハリス(p),パーシー・ヒース(b),そしてマックス・ローチ(d)という豪華メンバーであります。


昨日の1枚は、The Mingus Dynasty の Mingus’ Sounds Of Love。ミンガス・バンドでの演奏を継承していますが、やはりアレンジと演奏の粒立ちには違いがあります。ミンガスの先鋭的なものと比べると、この作品では優雅さが優先している内容です。これはどちらが良い悪いということではなく、違いがあるということです。この優雅さの中で各メンバーのソロが、生きたものになっております。
さてこのミンガス・ダイナスティの活動がどのような形で終焉を迎えたかは分かりませんが、1991年からミンガス・ビッグ・バンドなるものが結成され、今でも活動しており、来日公演も行なっています。主催はミンガスの奥さんであります。分からずに言いますが、ミンガス・ダイナスティの終焉にはこのミンガス・ビッグ・バンドが関連しているのかもしれません。
 

ゴーストバスターズ2

 投稿者:マハール  投稿日:2017年11月 8日(水)07時30分55秒
  今日の1枚は、The Mingus Dynasty の Mingus’ Sounds Of Love、Soul Note原盤、1988年3月の録音です。1979年に入ってすぐ亡くなったミンガスを追悼するバンドが結成され、ミンガス・ダイナスティという名前で活動しておりました。今日そのユニットの作品を取り上げるに当たって、このミンガス・ダイナスティの活動についてコメントしたくネットで調べてみたのですが、作品の紹介ページは散見するだけでした。私の認識では、ミンガスゆかりの人たちが、活動の都度に集まっているものとのものです。本作品のクレジットを見ると、ジミー・ネッパーやローランド・ハナ,ダニー・リッチモンドという、ミンガス・バンドでお馴染みの方々の名前があります。その中にランディ・ブレッカーの名前がありますが、私にはミンガスとの共演歴が浮かんできませんでした。調べてみますと、1972年に一度、そして1978年に何度かビッグ・バンドのメンバーにランディが加わっているとのことです。収録内容はミンガス作の6曲が収録されており、1950年代と1970年代に作られた曲が半々づつとなっています。


昨日の1枚は、Lester Bowie の The 5th Power。とにかく、ロフト・ジャズ全盛時代の空気感が漂っています。何度かこのコーナーで書きましたが、1970年代のジャズ全般をしっかりと聴いていた方は居ないと言っても過言ではありません。フュージョン全盛時代の中でジャズの細分化が進んでいき、そのいくつかの枝にも内容がぎっしりと詰まって居て、全てをフォローできた人、或いはしようと思った人は居ないからです。その枝の一つがロフト・ジャズであります。幅が広く奥が深すぎるジャズにおいて、この分野或いはこのミュージシャンならば誰が最も詳しいと名前が上がるのですが、ことロフト・ジャズに関しては、私はその名前を上げることができません。
話いきなり外れましたが、1980年代に入ってジャズを聴き始めた私は、中古盤を買い集めてロフト・ジャズを追体験していきました。そのロフト・ジャズの立役者の一人が本作でサックスを吹いているアーサー・ブライスであり、ロフト・ジャズに多大な影響を当てたのがAECなのでした。
本盤での演奏は、30代後半と脂が乗っていたレスターの最良の演奏が彼の演奏スタイルの幅広さを伴って発揮されており、共演陣の素敵な演奏も引き出しております。1970年代ジャズの代表作の一つと言える作品です。
 

昨日の書き込み

 投稿者:マハール  投稿日:2017年11月 8日(水)06時26分55秒
  今日の1枚は、Lester Bowie の The 5th Power、Black Saint原盤、1978年4月の録音です。
今日はレスターのソロ作品を取り上げます。名盤「The Greate Pretendaer」の前に位置する本作品も、レスターを語る上で欠かせないものです。アーサー・ブライス,マイヤーズ,マラカイ・フェイヴァース,そしてフィリップ・ウィルソンとの録音です。


昨日の1枚は、Lester Bowie’s New York Organ Ensemble の Funky T., Cool T.。2曲目のスタンダード「What’s New」と3曲目のレスター作の「When The Spirit Returns」と続くスローな展開が、この作品の聴き所です。ジャズの歴史に根付きながらソロを展開していくレスターと、それに寄り添うかのような優しいオルガンを聴かせるマイヤーズの演奏が、楽しめた1枚でした。
 

快晴

 投稿者:マハール  投稿日:2017年11月 6日(月)07時41分53秒
  今日の1枚は、Lester Bowie’s New York Organ Ensemble の Funky T., Cool T.、DIW原盤、1991年1月の録音です。レスターとマイヤーズの競演ユニットであるニューヨーク・オルガン・アンサンブルは、1991年1月に3日間のレコーディングをNYで行い、春に昨日取り上げた1枚目を発売し、その年の秋には2枚目となる本作を発売しました。レスター作の曲を中心に演奏されており、その中にはアルバム名を前半後半に分けた2曲があります。スタンダードは「What’s New」が演奏されています。


昨日の1枚は、Lester Bowie’s New York Organ Ensemble の The Organizer。レスターとマイヤーズが生み出すブルースは、さっぱりしていながらコクがある味付けです。二人のセンスの良さに酔いながら聴き進みましたが、そに中で特筆すべきは2曲。スタンダードの「Soul Eyes」では、悲しみの色を見せながら考えさせる演奏です。もう1曲はマイヤーズ作の「Guten Morgen Part2」ですの演奏です。陽気な中に生きる力強さを感じさせる演奏で、マイヤーズのヴォーカルというかスキャットも味わいあるものでした。「Soul Eyes」の代表的演奏として、この盤は聴き継がれるでしょう。
 

みなとみらいホールでアマチュアのオケ

 投稿者:マハール  投稿日:2017年11月 5日(日)09時32分30秒
  今日の1枚は、Lester Bowie’s New York Organ Ensemble の The Organizer、DIW原盤、1991年1月の録音です。AEC以外でも幅広い活動を行なっていたレスターが、オルガン奏者をフューチャーした作品を今日は取り上げて見ます。まずそのオルガン奏者は、アミナ・クローディン・マイヤーズです。レスターと彼女との共演はAEC結成前からのものでした。恐らくはライブでは何度も共演していたのでしょうけれど、レコーディングとなると、先のAEC結成以前の演奏と、1978年に発表したレスターの単独作品での共演歴だけでした。私はAEC結成以前の演奏は聴いていませんが、1978年に発表したレスターの単独作品ではマイヤーズはピアノを弾いていましたので、オルガン奏者のマイヤーズとの共演録音は初めてなのかもしれません。他のメンバーは、ホーン陣ではトロンボーンのスティーブ・トゥーレとテナー・サックスのジェームス・カーターです。ドラムは曲により、ドン・モイエとフィリップ・ウィルソンが演奏しています。レスターが作ったり参加したユニットは、長短ありますがそれなりの期間の活動がありました。しかしこのユニットは、この1991年1月の3日間の録音だけの活動でありました。その意味では、ピアノやオルガンとのレコーディングをあまり行わないレスターが、旧知のオルガン奏者と一緒にレコーディングしようよとのものだったのでしょう。レスターの単独作品にマイヤーズが参加したとのもです。


昨日の1枚は、Lester Bowie’s Brass Fantasy の The Fire This Time。ホーンとパーカッションだけでのブラス・ファンタジーの、アンサンブルとスピード感の魅力が、スタジオ盤よりストレートに表現されている1枚です。スタンディングの観衆を前にして、バンド自体が燃え上がっていく様子がはっきりと分かり、ブラス・ファンタジーを代表する1枚と言えるでしょう。その中にあって、かつてスタジオ盤で取り上げていたホリディの「奇妙な果実」は、全体の中で得意な雰囲気を発しています。LAでの暴動に至った人種差別、その怒りが鎮まってくれと願っているような演奏です。途中で銃声を思わす効果音を入れていることには、聴くだけだとその位置が伺えません。しかしながら会場では、何らかの視覚面での演出があったのでしょう。この曲の演奏終了後の拍手から、スイスのアールブルクという街でこのライブに接した方々の感動が伝わってきます。
 

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