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5度

 投稿者:マハール  投稿日:2018年 1月10日(水)07時48分17秒
  今日の1枚は、Frank Morgan の Reflections、Contemporary原盤、1988年1月の録音です。
アルト・サックス奏者のフランク・モーガンの復活劇は、多くの人が記憶していると思います。1950年代に今後の活躍が期待できる若手として注目を浴び、GNPにリーダー作を発表したモーガンでしたが、麻薬によりその後20年以上に渡りジャズ・シーンから消えておりました。それが体調の回復もあり、40歳半ばにして目立たぬ存在ながらジャズ界に戻って来ました。そして52歳の1985年にコンテンポラリーからリーダー作を発表し、多くの注目を集めました。その後は73歳で亡くなる2007年まで、コンテンポラリーを中心に20枚ほどの作品を世に送り出しました。
今日紹介する作品はその絶頂期に吹き込まれたもので、ジョー・ヘンダーソン(ts), ボビー・ハッチャーソン(vib), マルグリュー・ミラー(p), ロン・カーター(b), そしてアル・フォスター(d)という錚々たるメンバーと吹き込んだ作品です。


昨日の1枚は、Gianni Basso & Renato Sellani の Body and Soul。テナー・サックスとピアノのデュオで、ここまでリズミカルにメロディを楽しませてくれるご両人は、流石に「大御所」という言葉が似合うものです。ベースに陽気さというか楽しさがあり、そこの哀愁を絡めていく歌い方には、惚れ込みます。そんな二人の姿は、多くの歌手が十八番にしている「マイ・フーリッシュ・ハート」で最高潮を迎えています。
この「今日の1枚」では、セラーニさんのリーダー作は1枚しか紹介してませんが、バッソさんの作品は9枚取り上げてきました。厳しいコメントを多く書いたのですが、この作品で感じたバッソさんの魅力という視点を持って、もう一度聴いてみます。
それにしても本作を吹き込んだ翌年に78歳で亡くなっています。遺作が何かは知りませんが、本作品はバッソさんがその長い活動の最後に見せた、素敵な味わいでありました。
 

8度

 投稿者:マハール  投稿日:2018年 1月 9日(火)07時44分52秒
  今日の1枚は、Gianni Basso & Renato Sellani の Body and Soul、Venus原盤、2008年5月の録音です。
「偉大なイタリアンジャズの歴史を作ってきた二人の大御所 ジャンニ・バッソ&レナート・セラーニの最新共演アルバム登場!」と、2008年に本作が発売された時の帯に書かれています。この文章に偽りなしであることは、ジャズファンならば認めることでしょう。
「イタリアンジャズの神髄、頂点を極めた傑作アルバム!!」という帯の文句には流石に盛り過ぎと思いますが、素直な気持ちで聴いてみます。

昨日の1枚は、Roy Haynes の Te-Vou!。
大御所ロイさんは、ミュージシャンの力を発揮させる能力に長けているのでしょう。この作品は、そんな場面が随所に溢れている作品です。パット作の「If I Could」でのゆったりとした安らぎ感を見事に描写した演奏は、各メンバーが最良の演奏を行ったものであり、大御所ロイさんここにあり!とのものであります。
 

5度

 投稿者:マハール  投稿日:2018年 1月 8日(月)09時14分44秒
  今日の1枚は、Roy Haynes の Te-Vou!、Deryfus原盤、1994年の録音です。
大御所のロイ・ヘインズさんは、今もご健在のご様子です。今でも演奏活動を行なっているのかといえば、ネット上からは情報を得られませんでしたが、現役であると私は願っております。
この「今日の1枚」では、大御所ロイさんのリーダー作品を7枚取り上げてきました。ウィペデイアによれば、30枚以上のリーダー作を発表しているとのことです。ドラム奏者がこれだけの作品を発表しているということは、参加するミュージシャンから慕われているからなのでしょう。
本作品には、パット・メセニー(g), ドナルド・ハリソン(as), デイヴィッド・キコスキ(p), そしてクリスチャン・マクブライド(b)が参加しております。一声かければこれだけのミュージシャンがすぐ集まるあたりは、流石は大御所であります。


昨日の1枚は、Yosuke Yamashita の Ways Of Time。
裏ジャケに25という数字と共に、Quarter Century との記述があり、25周年作品との意味合いがあるようです。どのような意味かといえば、山下がフリージャズトリオを結成してから25周年との意味であるとのことです。聴いている途中でライナーノーツの記述を読んだのですが、演奏からは山下の数多くのアイデアが詰め込まれた作品です。彼の名曲「ミナのセカンドテーマ」でのピアノのロバーノのサックスの絡みに感心いたしました。この曲は、そしてこれが収録されているアルバムは、まさに25年前に山下が世に送り出したものでした。こう思いながら、この25周年盤から25年近く経過した現在の山下の演奏に少しは興味が湧きながら、本作品を聴き終えました。
 

7度

 投稿者:マハール  投稿日:2018年 1月 7日(日)09時37分1秒
  今日の1枚は、Yosuke Yamashita の Ways Of Time、Verve原盤、1994年5月の録音です。
マンハッタンのセントラル・パークの真ん中あたりのすぐそばに、クリントン・レコーディング・スタジオがありました。このマンハッタンのど真ん中のスタジオで、山下洋輔の本作品は吹き込まれました。当時、ニューヨーク・トリオと称していた、セシル・マクビーとドラマーを入れてのトリオでの演奏を基本にして、曲によりジョー・ロバーノ(ts)とティム・バーン(as,bs)が参加しています。
私は一時期、山下洋輔の作品を結構聴いておりました。この「今日の1枚」でも9枚取り上げてきました。しかしながら本作品以降は、彼の作品とは縁がない状態です。
こんなことは別にして、オリジナル8曲を演奏している本作品を今日は楽しんでみます。

昨日の1枚は、Anthony Wonsey の Another Perspective。
ウォンジーはハードバップが本当に好きで聴き込んでいる方だと、感心する作品です。タッチの強さとメロディの提示の仕方が、上手い方です。「今日の1枚」で取り上げた本作より後に録音された3作品には、私は辛口の感想を述べてきました。それは、妙に頭でっかちになったウォンジーの演奏をよく思わなかったものなのか、或いはもっと高いレベルでの演奏を私はウォンジーに求め過ぎていたのか、機会あれば3作を聴き返してみたいものです。
 

2度

 投稿者:マハール  投稿日:2018年 1月 6日(土)07時49分55秒
  今日の1枚は、Anthony Wonsey の Another Perspective、Alfa Jazz原盤、1996年6月の録音です。
ピアニストのアンソニー・ウォンジーには、私はいつかは素敵な作品を発表するとの希望がありました。しかしながら過去に「今日の1枚」で取り上げた3作品は、私の期待を裏切るものでした。
今日は初めて買った彼の作品、彼にとって2作目のリーダー作を紹介します。クリスチャン・マクブライド(b)とカール・アレン(d)と共に、吹き込んだ作品です。


昨日の1枚は、Oscar Dennard の The Legendary。
アイドリース・シュリーマンのバンドなのです。シュリーマンがメンバーを集めて、ヨーロッパを仕事を求めながら旅を続けているうちに、北アフリカのタンジールから声が掛かり、そこで演奏していたらラジオ局が目をつけて本録音となったのです。
そのテープを持っていた関係者が、「シュリーマンの未発表」という宣伝文句では誰も食いつかないであろうと考え、「幻のピアニスト」の作品という盛りに盛った宣伝文句で何とか日本のレコード会社に売ることができた、というのが実際なのでしょう。
頑張るシュリーマンの後ろで、何とか演奏しているピアノが聴こえる作品です。
 

小寒

 投稿者:マハール  投稿日:2018年 1月 5日(金)07時30分43秒
  今日の1枚は、Oscar Dennard の The Legendary、somethin’else原盤、1958年7月の録音です。
レコード会社は商売ですから、常に売れるものを探しており、ジャズに関しては発掘作業が売れるもの探しの重要な要素になってます。今日の主役オスカー・デナードは、日本で本作品が発売された一瞬だけ、その名前が世に知られたピアニストです。
本作の録音地はタンジールというところで、今はモロッコの一都市であります。しかし複雑な歴史を持つタンジールは、本作録音当時は13ヶ国での共同統治となっていました。その地に、アイドリース・シュリーマン(tp), ジャミル・ナッサー(b), バスター・スミス(d)と一緒に楽旅をしていたでナードが、タンジールのラジオ局で演奏したものが本作品です。
この作品が発売された際には、売るためにいくつもの逸話を、この作品となった当時の録音テープにつけていました。それは、このラジオ局での演奏はミュージシャンの中でひそかに話題になり、マイルスやマッコイ、そしてディジーにテープの複製が渡っていたというもの。恐らくは盛るだけ盛った話なのでしょう。
そんな盛った宣伝文句にまんまと乗せられて購入した私は、一度聴いただけで、今までCD収納箱に本作を眠らせておりました。3300円で発売されていたので、1980年代後半までの発売だったかと思います。


昨日の1枚は、Sonny Clark の Leapin’ And Lpapin’。若さの勢いで押した演奏の1500番代の書作と比較すると、本作品はどっかりとピアノ椅子に座って演奏しているソニクラがおります。彼のオリジナル曲である「メロディー・フォー・C」でのラウズとのピアノの絡みは、愛着が持てる演奏であります。言って見ればソニクラの個性が出来つつある時の作品と言えます。この演奏があるだけに、この録音から1年と少しでのソニクラの死は、実に残念なものであります。
 

あと20メートル、襷が・・・

 投稿者:マハール  投稿日:2018年 1月 4日(木)07時47分26秒
  今日の1枚は、Sonny Clark の Leapin’ And Lpapin’、Blue Note原盤、1961年11月の録音です。
ブルーノートのソニクラと言えば1500番代が人気となりますが、4000番代の本作品も人気があり、「NYC,P,RVGs/NYC,lam」の完オリ盤ともなれば、高値での取引となっております。
本作は1日で吹き込まれました。ブッチ・ウォーレン(b)とビリー・ヒギンズ(d)が脇を固め、そこに管が加わっておりますが、曲によりメンバーが異なってます。6曲中5曲は、トミー・タレンタイン(tp)とチャーリー・ラウズ(ts)の2人が参加してます。そして残り1曲は、アイク・ケベック(ts)1人の参加であります。ラウズにケベックという私好みのテナーと、独自のブルース感覚のソニクラの演奏を、今日は楽しみます。


昨日の1枚は、Wynton Kelly の Kelly Blue。3管入りはボビー・ジェスパーの存在を生かしており、楽しめるものです。しかし多くのジャズファンは、トリオでの演奏に軍配をあげるのでしょう。「朝日のように爽やかに」から「グリーン・ドルフィン・ストレート」へ続く展開は、ブルースに根ざしたピアノトリオ作品の代表格と言える演奏です。何よりもケリーの個性が強く感じ取れるのが、嬉しい限りです。
私は30年近く前に買った国内盤CDでこの作品を愛聴していますが。封入解説を書いている佐藤秀樹氏が、このケリーの個性を上手く説明しておりますので、引用します。「彼の良さは、メロディ・ラインを構成する上での親しみ易さであって、そこでは変に気取った難解さに陥らないストレートな歌い上げが身上にとなっている」と、書かれています。
流石にプロの書く文章は違うなと思いながら、30年近く前にこの作品を買った時を振り返ると、この作品の魅力に感嘆しながら、「今から30年前の、ジャズ黄金期を現体験したかった」と思ったものでした。それから30年、今ジャズを聴き始めた若い方も同様なことを感じているのではないでしょうか。そして私がもうこの世には居ないであろう今から30年後も、同様なことでしょう。
 

もうすぐ復路スタート

 投稿者:マハール  投稿日:2018年 1月 3日(水)07時49分7秒
  B>今日の1枚は、Wynton Kelly の Kelly Blue、Riverside原盤、1959年2月の録音です。
今日はいつの時代でも愛されれいるピアニストのウィントン・ケリーの、そして発売から60年近く経っても聴かれ続けている大人気盤を取り上げます。
1959年2月に、ポール・チェンバース(b)とジミー・コブ(d)に加えて、ナット・アダレイ(cor),ボビー・ジャスパー(fl),そしてベニー・ゴルソン(ts)という3管を迎えての録音。その翌月には3管を抜いての録音。この作品はこの二つのセッションから構成されている、ケリー3作目のリーダー作であります。


昨日の1枚は、Phineas Newborn Jr. の Harlem Blues。
レイ・ブラウンが1940年代に書いたミドルテンポの「レイズ・アイデア」、そしてスタンダードの「ステラ・バイ・スターライト」と続く本アルバム後半の展開は、フィニアスのテクニックと叙情性が輝きを放っている瞬間であります。一瞬のチャンスに最高の舞台を用意したレスターに見事に応えたフィニアスでした。
レイとエルヴィンの好サポートに支えながら、フィニアスがブランクを取り戻すかの意気込みでの演奏でしたが、病には勝てずに、この一瞬の後に更に5年間の空白を迎える事になります。本セッションの前後の10年間の空白がなければと思うのは、全てのジャズファン共通の思いでしょう。
 

母校、頑張ってます

 投稿者:マハール  投稿日:2018年 1月 2日(火)09時39分24秒
  今日の1枚は、Phineas Newborn Jr. の Harlem Blues、Contemporary原盤、1969年2月の録音です。
フィニアス・ニューボーンの本作品は、録音から6年経って日本だけで発売された作品です。その当時はSJ誌で大きく扱われていたとのことで、ご記憶がある方もいらっしゃることでしょう。私はロックに夢中になり始めた時期であったため、ミュージックライフは読んでいましたが、SJ誌は見向きもしておりませんでした。ということで、市川氏の解説から少しばかりこの録音の時の様子と日本だけでの発売になった経緯を紹介します。
フィニアスが1950年代半ばからいくつかのレーベルに素敵な作品を残してきたことは、この「今日の1枚」で紹介してきました。1956年のRCA(2008/11/12掲載)とAtlantic(2008/8/9掲載)への吹き込み、そして1959年のRouletteへの吹き込みでした。まさにフィニアスの輝かしい黄金期だったのですが、それは1964年に吹き込まれた「ニューボーン・タッチ」の録音で終わりを迎えました。病のため満足にピアノを弾ける状態ではなかったのです。そんなフィニアスに一瞬の回復が訪れ、その瞬間をコンテンポラリーのレスター・ケーニッヒが捉え、レイ・ブラウンとエルヴィン・ジョーンズという最高のメンバーを用意して、1969年2月12日と13日にレコーディングを行いました。その演奏は「プリーズ・センド・ミー・サムワン・トゥ・ラヴ」という作品で世に登場しました。
それから6年後に、このセッションの未発表テープが見つかったのです。当時のSJ誌の編集長だった児山氏はレスター・ケーニッヒに、その未発表の発売を強く要請しました。乗り気ではなかったレスターですが、児山氏の熱意に負けて、日本だけでの発売を認めたのでした。
そしてその時期はフィニアスが病から復活し、再び熱のこもった音楽活動を開始した時期でもありました。


昨日の1枚は、Richard Wyands の The, Here And Now。
やはり70歳と50歳では力強さが違うもので、本作品では豊かな歌心が絶妙なタッチの強さに支えられて、輝かしい演奏になっています。そう、50歳代はまだまだ若いのです。
この作品は目立たない作品であるのは事実ですが、本番の心地よさを愛聴している方々は多いのではと思いを巡らせながら、聴き終えました。
 

元旦

 投稿者:マハール  投稿日:2018年 1月 1日(月)09時13分30秒
  今年も当分は、「今日の1枚」を月初に10枚更新、「今日の1枚からつまみ食い」を15日間で5枚取り上げていきます。


今日の1枚は、Richard Wyands の The, Here And Now、Storyville原盤、1978年10月の録音です。
リチャード・ワイアンズの作品は、「今日の1枚」で1999年録音のものを(2000/12/16)取り上げました。その際に彼の演奏を「長年かけて肌に染み付いたフレーズを引っ張り出してきている」とコメントしました。それより20年前の録音作品を今日は取り上げるのですが、それでも50歳というベテランの時期の演奏なので、同じような感想になるのかなと思います。Lisle Atkinson(b)と David Lee(d)とのトリオ作品、購入以来19年ぶりに聴いてみます。
 

大晦日

 投稿者:マハール  投稿日:2017年12月31日(日)08時51分49秒
  新ページへのリニューアル、「今日の1枚」。
移設は予定より2ヶ月遅れ。
文中リンク設定は今月終了予定が、まだ半分以下。
そんな感じで今年は終了です。
 

土曜日

 投稿者:マハール  投稿日:2017年12月30日(土)08時52分11秒
  PC環境では、ほぼ20年のwindows使用から、Macに変えました。
満足しています。
ホームページ作成アプリの少なさにがっかりはしました。ユーザー側の自由度が無いアプリを使用することになったのですが、結果としては今のページデザインにつながりました。
 

金曜日

 投稿者:マハール  投稿日:2017年12月29日(金)07時52分10秒
  「マハール フォト&ジャズ」の今年といえば、ドメイン管理を委託する会社とレンタルサーバーを変更したことですね。
私の知識不足もあり、手探りでの移管でした。

それにしても20年契約してきた前の委託会社、移すとなった途端に、ふざけた態度の連発。
これについては法的措置を進めています。
 

木曜日

 投稿者:マハール  投稿日:2017年12月28日(木)06時47分46秒
  昨日知ったのですが、メグが2月で閉店するとのことです。
私は吉祥寺が縁薄い街なので、合計で5回ほど行っただけですが、それでも残念ですね。
自社ビルでテナント収入があって、その中で自分の好みを追ったジャズ喫茶。
理想形のジャズ喫茶でしたね。
 

水曜日

 投稿者:マハール  投稿日:2017年12月27日(水)06時58分54秒
  年末の準備、何もしてません。  

火曜日

 投稿者:マハール  投稿日:2017年12月26日(火)07時49分6秒
  さてさんのイグナシさんの「Body And Soul」。普通に散歩するような速さで、縦に横に揺れながら快適に演奏が進んでいきます。どちらかと言えばオーソドックスなスタイルの演奏ですが、その普通の速さが実に気持ちよいものです。しかし「Body And Soul」では、突然に終わりかけている恋を嘆いているような遅いテンポになり、アルバムの中では少々色合い違いの演奏になっています。11年前はイグナシさんの演奏の甘さが気になっていた私ですが、普通に歩くことによって見えてくる景色の面白さに気づかなかったのでしょうね。  

月曜日

 投稿者:マハール  投稿日:2017年12月25日(月)07時54分57秒
  その前に、この作品が録音された1999年2月20日(土)の新聞を見てみましょう。
先ずはトップ記事。
日経「NEC、1万5000人削減 国内は9000人、再建へ3年計画、半導体設備 リースに転換、今期連結最終赤字1500億円」
既に東芝と日立は大胆な合理化を行なっておりました。日本のハイテク産業の曲り角だった時期と言えます。

読売「99年度予算案 衆院通過、統一選以降の改造模索、首相、自自公定着図る、指針関連法案に全力」
朝日「多重債務者救済に新制度、全債権者集め調停、自民 特別法案亭主へ」
バブル期に組んだ住宅ローンの返済に苦しみ、借金を広げた人への策とのことです。特定調停(仮称)として民事調停を行えるようにするものとのこと。この後、この特定調停は成立し、それなりに機能してきているようです。


ではこの2月20日の新聞から少しばかり紹介します。
・2面に「旅券盗難防止をプッシュ、KOINISHIKIさん 外相を表敬」とあります。1998年の旅券の紛失盗難は3万6千8百件あり、問題化しておりました。なお2015年の件数は3万8千件でありますので、仕事や旅行での海外渡航件数が増える中での紛失盗難件数は横ばいと言えますので、外務省のキャンペーンは効果があったようです。
・最終ページにニッカウイスキーの広告があり、「りんごまるごと100%のワイン」として、ニッカシードルを宣伝しております。りんごワインはヨーロッパで古くから作られており、ドイツではシードルと呼ばれております。そしてこのニッカシードルは今でも発売されており、一定の評価を得ています。
・土曜日お昼のテレ東と言えば、ゴルフ番組でした。この日も、11:00「小林浩美のチャレンジゴルフ」、11:30「金子・高田ゴルフ王道」、12:00「ゴルフ尾崎兄弟・飯合に挑戦」、そして12:30「塩谷育代のゴルフ魅せます」と、4番組がありました。これが一番組づつ減っていき、今年秋にはゼロになりました。
 

日曜日

 投稿者:マハール  投稿日:2017年12月24日(日)10時00分51秒
  今日の1枚からつまみ食い」、今回のテーマは「Body And Soul」が入っている
作品です。


「Body And Soul」が入っている作品の10枚目は、Ignasi Terraza の Let Me Tell You Something、1999年2月20日の録音です。
イグナシさんのピアノ作品は、かつては店頭に並べばすぐに売れていく事が続いておりました。この作品を掲載した2006年頃がそのピークだったようです。最近は新作から遠ざかっていますね。さてこの作品を「今日の1枚」で取り上げたのは2006年5月12日の事でしたが、その際は「甘さが前面にきてしまっています。時折り光るタッチはさすがなだけに、残念です」と、私はあまり気に入らなかったようです。当時は香港に住んでおり、そして難しい問題を抱えていた時期でしたので、それがこのコメントに影響したのかもしれません。みなとみらいで落ち着いた暮らしとなっている今聴けば、「Body And Soul」を含めてどんな感想になるのか、楽しみです。
 

土曜日

 投稿者:マハール  投稿日:2017年12月23日(土)07時24分41秒
  さてさんのキョロシーさんの「Body And Soul」。身も心もジャズに生きているキョロシーさんの、この曲を愛している姿がうかがえる内容です。まるで飛び跳ねて演奏している姿に微笑み、どこか踏み外しそうになりながらも、このメロディの中にいるキョロシーさんでした。つくづく愛される作品だなと思いながら、聴き終えました。  

金曜日

 投稿者:マハール  投稿日:2017年12月22日(金)07時08分17秒
  その前に、この作品が録音された1965年7月1日(木)の新聞を見てみましょう。
先ずはトップ記事。
日経「日航 米の出方警戒、日米航空協定改定 きょうから予備交渉、朝田専務を現地に派遣」
日航がNYからの以遠権を米に申し入れ、米は日米新路線を作って米民間に認める構想

読売「参院選あと3日 全国の形勢、本社総合調査、自民ほぼ現状維持、目立つ社党の伸張、公明は躍進、民社伸び悩み」
結果は社党の一人勝ちでした。

朝日「米 無制限運行求む、楽観許さぬ日米航空交渉、東京以遠と太平洋、きょうから非公式に折衝」


ではこの7月1日の朝日新聞から少しばかり紹介します。
・5面に「近代化目指す港湾荷役、成るか暴力追放、不安定な日雇労務守る、港湾労働法きょう一部施行」とあります。手配師や労働のピンハネが横行する前近代的な港湾労働環境を近代的なものにする事が同法の主旨とのことです。これ以降、この立法趣旨の通り港湾労働者の権利が高まっていきますが、このことに港湾政策の無さが重なって、日本の港湾の24時間化が行えいない状態でいます。この事が世界の国際物流の急速な発展に対し、日本が大きく遅れていくことになりました。
・14面に日本住宅公団の広告があり、「工業用地分譲」として、①茨城県土浦市大字中貫,②土浦市神立町,そして③新沼郡千代田村の3箇所についての分譲説明が掲載されています。この3箇所の現状をGoogleMapで調べますと、①と②は立派な工業団地になっています。そして③なのですが、現在はかすみがうら市となっておりこの広告での場所が特定できませんでした。
・TV欄18:00台は子供向け番組がずらりと並んでいます。私には記憶があるような番組名が多いのですが、フジの「チンチンの冒険」は全く記憶にありません。調べてみますと2年間放送されていた5分番組で、ベルギーの児童書が原作のようです。なおこれから数年後、名前が大人の事情なのか「タンタン」と変わりました。
 

木曜日

 投稿者:マハール  投稿日:2017年12月21日(木)07時37分26秒
  今日の1枚からつまみ食い」、今回のテーマは「Body And Soul」が入っている
作品です。


「Body And Soul」が入っている作品の9枚目は、Yancy Korossy の Yancy Korossy、1965年7月1日の録音です。
ヤンシー・キョロシーのディスコグラフィーをネットで発見できなかったのですが、1970年代以降の活躍が気になるお方です。1960年代に素敵な演奏をジャズ界に残し、その数枚の作品は今でもジャズファンに聴き継がれていますので、ある意味幸せな方だったのでしょう。しかしながら1970年代に入ると仕事に恵まれなくなったキョロシーさんは、時代に埋もれていった方とも言えます。
そんな聴き継がれている彼の作品に、「Body And Soul」が入っています。この作品はトリオでの演奏ですが、この曲はキョロシーさんのピアノ一本での録音です。
2001年7月1日にこの作品を「今日の1枚」で取り上げた際には、MPSの名盤「identification」と比較して「identificationではその攻撃的なスタイルに惚れたのですが、今回の作品ではまだまだそのスタイルが生まれていないです。しかしながら、様々なピアニストの長所を吸収したスタイルは、はっきりと聴き取れます」とコメントしています。今回のつまみ食いでは、比較せずに聴いてみます。
 

水曜日

 投稿者:マハール  投稿日:2017年12月20日(水)07時12分22秒
  さてさんのピエラヌンツィさんの「Body And Soul」。舞台となった Le Duc Des Lombardsは、今でも盛況なお店のようです。ライブの時間は1日2セットで、19:30からと21:30からです。1時間の演奏を1日2回ということでしょう。2枚合わせて2時間ほどの本作品は、3日間の演奏からの収録となっています。3日間合計6時間の演奏から2時間を収録したことになり、いかに充実したライブだったかが、このことから推測できます。
一般的にピエラヌンツィさんの演奏を耽美と評されますが、この耽美の意味が私には実に難しいものです。美しさが最大限に活かされた演奏ならば、実に美しい演奏との表現で良いわけなのですが、耽美という表現を使うとなると西欧思想に基づいているようで、私にはなかなか使うのが難しい言葉です。
ピエラヌンツィさんの演奏は美しさとスリルを併せ持ったもので、そこに絶妙なバランスが訪れた時に、彼の真骨頂が発揮されるのでしょう。しかしなが、なかなかそんな演奏ができるものではありません。それが三分の一の確率で演奏できたとは、驚きです。
さて「Body And Soul」ですが、愛や恋に疲れ果てた女性が最後には、微笑んで過去を振り返るようになった姿が浮かんでくるような演奏でした。
 

火曜日

 投稿者:マハール  投稿日:2017年12月19日(火)07時19分12秒
  その前に、この作品が録音された2001年4月22日(日)の新聞を見てみましょう。
先ずはトップ記事。
日経「小泉総裁強まる、自民予備選 8県圧勝、首位確実」
読売「小泉氏 予備選圧勝へ、新総裁へ選出強まる」
朝日「小泉新総裁選出へ、自民、予備選圧勝の勢い」
小泉内閣は、2001年4月26日から2006年9月26日まで続くのですが、その間に私が日本にいたのは最後の10日間ほどでした。

ではこの4月22日の朝日新聞から少しばかり紹介します。
・1面に「老朽船の監視強化、海洋汚染事故防止、日本 国際会議で提案」とあります。船舶航行での環境に関する規制は、これから更に強まっていきます。
・1面の小さな広告に「会計王 ベストセラー会計ソフト」とあり、ソリマチという会社のものです。私は知らなかったのですが、ソリマチという会社は企業向けソフトの大手であり、この会計王というソフトは現在でも人気ソフトのようです。
・TV欄を見ますと、日曜午前の各情報系バラエティ番組は、自民総裁選一色であります。
 

月曜日

 投稿者:マハール  投稿日:2017年12月18日(月)07時49分40秒
  今日の1枚からつまみ食い」、今回のテーマは「Body And Soul」が入っている
作品です。


「Body And Soul」が入っている作品の8枚目は、Enrico Pieranunzi の Live In Paris、2001年4月22日の録音です。
ジャケに移る古代の像が印象的です。具体的な場所を探りたく、早速GoogleMap。右奥の塔がエッフェル塔だとすると、更にその奥に運河があるので、この像のおよその位置までは簡単にたどり着きました。すぐにこの古代像も見つけられるだろうと考えたのですが、甘い考えでした。エミール・ゾラ通りを挟んで広範囲を見たのですが、この像は見つからず。20分ほどGoogleMapでパリ中心地見学を楽しんで、本題へ。
このピエラヌンツィ2枚組CDを「今日の1枚」で取り上げたのは、2006年5月7日のことでした。その際の感想は「聴かせ方が実に上手く、そこに感心」と、シンプルなもの。これは何を書いていいのか困って、このようなコメントになったのかと思っています。ジャケでいうと右奥に位置するであろうジャズ・ライブ・レストランでの演奏を、「Body And Soul」を中心に聴いてみます。
 

日曜日

 投稿者:マハール  投稿日:2017年12月17日(日)07時33分53秒
  さてさんのベシアコフさんの「Body And Soul」。闇の色で統一された演奏ですが、曲毎にその色合いが違うのは、見事な表現力です。一日の終わりを告げるホッとするような闇の始まりであったり、楽しい語らいを演出する闇であったり、眠れぬ夜を重くするような闇であったり、一日の始まりを感じるような闇の終わりであったりします。
その中で「Body And Soul」は、1人夜空を見ながら楽しかったことや寂しかったことを考えている自分を励ましてくれるような闇です。それは良い演奏なのですが、原曲が全く浮かばない演奏です。クレジットを見返すとJohnny Greenとなっているのですが、本当かいなと思いながら聴き終えました。
 

土曜日

 投稿者:マハール  投稿日:2017年12月16日(土)07時57分37秒
  その前に、この作品が録音された1999年10月16日(土)の新聞を見てみましょう。
先ずはトップ記事。
日経「訴訟経験 企業の95%、本社調査、法務部拡充 2社に1社、迅速な裁判求める」
主要企業168社への調査結果です。

読売「ペイオフ発動 極力回避、危機拡大じ 預金全額保護も、金融審 凍結解除後の基本案」
朝日「年金不支給違憲の疑い、大阪高裁判決、国に対応要求、在日韓国人元軍属の戦後補償訴訟、原告請求は退ける」


ではこの10月16日の新聞から少しばかり紹介します。
・3面に「スーパー沈みコンビニ踏んばる、小売再生へ戦略練り直し」とあります。今でも生き残っているスーパーじゃ低価格路線を、コンビニは常に商品開発を行ってきたところであります。この時期にしっかりとした戦略を描けていたかが、勝負だったのでしょう。
・9面に丸宏大華証券という会社の広告があります。「アンテナ力」を武器に他社との差別化を図っているとのことです。丸宏大華証券という会社について調べましたが、表面的なことしか分かりませんでした。この記事の1999年に大華証券と丸宏証券が合併して、丸宏大華証券となりました。そして2003年には日本アジア証券に統合され、さらに日本アジア証券は2017年に藍澤証券の完全子会社となったのです。元々の大華証券と丸宏証券の情報は、得られませんでした。
・TV欄19:30NHKスペシャルは「動き出した介護保険②」です。今の日本をどの切り口で分析しても、介護が重要なキーワードになると思っています。
 

金曜日

 投稿者:マハール  投稿日:2017年12月15日(金)07時24分22秒
  今日の1枚からつまみ食い」、今回のテーマは「Body And Soul」が入っている
作品です。


「Body And Soul」が入っている作品の7枚目は、Ben Besiakov の Aviation、1999年10月16日の録音です。
今日の主役は、ピアニストのベシアコフさんの作品です。しかしこの作品を購入した理由は、テナー・サックスでガゾーンが参加していることでした。そんな経緯で2002年9月4日に「今日の1枚」で本作を取り上げたのですが、ベシアコフさんの演奏について「冷めた演奏が鳥肌を立たせるようなスリリングさを人に与える」と感心しておりました。また「Body And Soul」については、トランペットで参加しているジェン・ウィンザーの演奏とともに、この曲の演奏を褒めておりました。さて今回はどのように私は感じますでしょうか。
 

木曜日

 投稿者:マハール  投稿日:2017年12月14日(木)07時39分35秒
  さてパウエルさんの「Body And Soul」。「水々しい」というのは、「瑞々しい」の瑞が常用漢字に入っていなかった時代に用いていたものなので、「瑞々しい」という書き方が正解のようです。その意味は、「新鮮で生き生きしているさま。艶があって若々しいさま」であります。
私が持っている国内盤CDに解説を書いている佐藤秀樹氏は、本作品と「Body And Soul」について「水々しい」という言葉を用いて評しています。「新鮮で艶がある演奏」ということなのでしょうし、今回改めて本作を聴いて私もこの表現に納得しました。佐藤氏は更に1981年に書かれた解説に中で、「すでに録音から30年余り過ぎているのに少しも古さを感じさせない」と述べております。佐藤氏が解説を今書くならば、「録音から50年近く経ったのに瑞々しい演奏だ」としたことでしょう。本当にそんな演奏です。
 

水曜日

 投稿者:マハール  投稿日:2017年12月13日(水)07時41分55秒
  その前に、この作品が録音された19502年2月1日(水)の新聞を見てみましょう。
先ずはトップ記事。
日経「米三軍首脳 昨夜到着、極東の情勢討議」
読売「復旧工事を台なし、一時は中央線の送電停止も」
私がいつも利用している図書館には、この年の読売新聞の縮刷版が無く、ヨミダスで調べましたが、ヨミダスにも全国版一面のデータがなく、三多摩版のトップ記事を書きました。

朝日「米三軍の首脳 昨夜到着、台湾・中国を検討、ブラッドレー大将 来日の目的説明


ではこの2月1日の日経新聞から少しばかり紹介します。
・3面に「みそ、しょう油 自由切符制に」とあります。昨年から生産過剰気味とのことです。一気に統制廃止とはせず、フリークーポン制を導入するとのことです。
・2面にバルコム貿易商会の小さな広告があり、「カーボン紙 発売中」とあります。1980年台半ばまでは、どの事務所にもカーボン紙があったかと思います。ノンカーボンの普及やIT化の急速な普及により一気に存在感が無くなったカーボン紙ですが、今でも需要はあり、ネットショップで簡単に購入できます。なおバルコム貿易商会についてですが、ネットから明確な情報は得られませんでした。
・いつも取り上げるTV欄ですが、日本での放送開始は1953年2月1日なので、今回の紙面にはTV欄がありません。またラジオ欄は第一と第二との二局が掲載されています。これは当時の特殊法人日本放送協会ことであり、民放放送は翌年からとなります。
 

火曜日

 投稿者:マハール  投稿日:2017年12月12日(火)07時21分24秒
  今日の1枚からつまみ食い」、今回のテーマは「Body And Soul」が入っている
作品です。


「Body And Soul」が入っている作品の6枚目は、Bud Powell の Jazz Giant、1950年2月の録音です。
5枚目に続き、パウエルさんの「Body And Soul」であります。この作品は、2008年8月21日に「今日の1枚」で取り上げました。演奏されているスタンダード曲が、その曲の代表的演奏になっていることで、この作品のレベルの高さを私は述べました。また「全てにおいて密度が濃い内容」と、感想を述べました。「Body And Soul」の代表的演奏を、今日は聴いてみます。
 

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