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3度

 投稿者:マハール  投稿日:2020年 1月 3日(金)07時22分51秒
  今日の1枚は、Bobby Hutcherson の Happenings、Blue Note原盤、1966年2月の録音です。
ディスクユニオン関内店中古CD半額セールで、400円で購入した作品です。
本作は1967年ダウンビート誌の人気投票で「ベスト・アルバム」を獲得したそうです。封入解説の原田氏によれば、「ハッチャーソンに駄作無し」とのことです。またジャズ好きの間では、「ハービーは客演を狙え」との言葉があるようです。
ハッチャーソンが20年以上在籍し20枚ほどの作品を残したブルーノートの中で、唯一ピアノ・トリオをバックにした作品を、今日はとりあげます。ハンコック、ボブ・クランショウ、そしてジョー・チャンバースとの演奏です。



昨日の1枚は、Donald Byrd の Fuego。
新主流派と呼ばれることになる1960年代の新しい動きを感じますが、本作の魅力は歌心溢れる演奏でしょう。一緒に口ずさむ場面が多い作品であり、多くのジャズ好きを本作が魅了し続けているのも、そんなところなのでしょう。
例えばバード作の「Lament」ですが、バードとマクリーンが奏でるテーマから鼻歌気分になります。そしてバードの暖かい響きのソロ、マクリーンの塩辛い響きのソロ、さらにはピアソンのソロと、口ずさみ気分は続いていきます。
更に本作の素晴らしい点は、アルバム全体でこの気分を味わえることです。名盤と言うよりは愛される作品、そんな思いを強くして、本作を聴き終えました。
 

4度

 投稿者:マハール  投稿日:2020年 1月 2日(木)07時36分41秒
  今日の1枚は、Donald Byrd の Fuego、Blue Note原盤、1959年の録音です。
ブルー・ノートの4000番台初期の人気作品です。マクリーン、ピアソン、ワトキンスという豪華メンバーでの録音です。
人気トランペット奏者ドナルド・バードのハード・バップ作品であり、さらにその先を見つめた作品でもある本作を、今日は楽しんでみます。



昨日の1枚は、Max Roach Quintet。
ドーハムとローチの共作となっている、よく聴くタイプの曲「プリンス・アルバート」でのドーハムとムーディのホーンの艶感はさすがというものですが、30分弱の演奏全体を通しては、とにかく演奏しました、との感は歪めないものです。ドーハム入りの作品は全て集める、ビ・バップ期の作品には目がない、との方々以外の人には必要ない作品でしょう。
しかし、中古盤棚でこのジャケを見て何か惹かれるものを感じた人には、買って損はない作品です。この時期のジャズの動きを感じることができたと、私は満足しています。
 

5度

 投稿者:マハール  投稿日:2020年 1月 1日(水)05時16分38秒
  あけましておめでとうございます。

今日の1枚は、Max Roach Quintet、Vogue原盤、1949年5月の録音です。
渋谷の小さなジャズ盤専門店では、隅のデッドスペースに10吋盤を段ボール箱に入れ置いておりました。その値段は貧乏学生の私が買えるものから、一ヶ月間のバイト代を注ぎ込んでも買えないものまでありました。私はこのマック・ローチの10吋盤をそこで見た記憶がありますが、その値段までは覚えておりません。
最初のジャズ祭は、1948年にフランスのニースで行われたとの話があります。その翌年の1949年にはパリに場所を移して「第1回パリ・インターナショナル・ジャズ・フェスティバル」が開催されました。アメリカから多くのジャズマンがこれに出演し、パーカーの演奏やマイルス入りダメロンの演奏は何らかの形で世に出ました。
そのジャズ祭に参加していたケニー・ドーハム(tp)、ジェームス・ムーディ(ts)、アル・ヘイグ(p)、そしてトミー・ポッター(b)とのマックス・ローチのこの作品での演奏は、スタジオ録音されました。マチネ興行を終えたのちに、スタジオに入ったそうです。
私が中古コーナーで買ったCDでの解説の後藤誠さんよれば、ヴォーグはパーカーの作品を録音したかったのですが、このジャズ祭の興行主であるノーマン・グランツはそれを認めなかったそうです。ならばとヴォーグはジェームス・ムーディに目をつけて、本作の録音になったとのことです。では何故マックス・ローチ名義で発売されたのかですが、後藤誠さんは「深い意味はない」と書いています。
この作品はプレス枚数の少ないことからかなり希少のようです。恐らくは私が渋谷のジャズ盤専門店で見た本作もには、少なくとも5桁の値段が付いていたことでしょう。
 

7度

 投稿者:マハール  投稿日:2019年12月31日(火)08時15分6秒
  19580307-02
Why Was I Born ? ((Kern - Hammerstein)
(3分12秒)



【この曲、この演奏】
「何故に私は生まれたのか」と、誰でも考えたことがあることでしょう。突き詰めて考えていけば、それは哲学となり宗教観に行き着くのだと思います。
この曲の歌詞を見ますと、愛する人と一緒にいる夢に浸る女性の姿と共に、自分自身を問い詰めていく女性がいます。こんな葛藤を通して、自分なりの生きる意味を見出して、青春時代を卒業していくのでしょう。
資料14 によればこの曲は、1929年のミュージカル「スイート・アデライン」の挿入歌で、ヘレン・モーガンが歌ったトーチ・ソング」とのことです。
資料06によれば、コルトレーンのこの曲の演奏記録は、本セッションだけです。
さて演奏ですが、バレルとコルトレーンのデュオによるものです。すでにコルトレーンのバラッド演奏は傑出した域に達しており、バレルのアーシーさと繊細さが同居するギター演奏が味わいを豊かにさせています。
資料11によれば、コルトレーンがコード楽器と演じたデュオは、この演奏だけとのことです。貴重な演奏がこのセッションから生まれたようです。




【エピソード、オーガスト・ブルームによるインタヴュー、1958年】
資料4にある、オーガスト・ブルームが1958年6月15日に行なったコルトレーンへのインタヴューを、興味深い箇所を数回に分けて紹介する。オーガスト・ブルームは1955年初頭に、インターナショナル・ジャズ・ソセエティーの設立に関わった方だ。
1958年6月にマイルス・デイヴィス・セクステットが、ワシントンD.C.のスポットライト・ラウンジで1週間のギグを行なった。ブルームは6月15日の日曜日に、コルトレーンをボルチモアの自宅での夕食に招待し、食後の彼との会話を録音した。ただしこれは正式なインタヴューではなく、またコルトレーンは終わり近くまで録音のことを知らなかった。
このインタヴューは、よくある世間話(ブルームの流れにくいトイレの使い方についての説明)から始まり、内容が広範囲に及んでいる。
(JC=ジョン・コルトレーン、AB=オーガスト・ブルーム)

AB ちょっと調子が悪くてね。えっと、あれは何て言うのかな、あの中のアームみたいなやつが・・・あれのせいでタンクに水が貯まるのにえらい時間がかかるんだよ。

JC ああっ、なるほど

AB トイレの前に、本でも読んだらどうだい?

JC ただ待つだけじゃだめなのか? いや参ったね。

AB 哲学書を読んだことはある?

JC えっと、そうだな

AB というか、普段はどんな本を読むんだい?

JC これまで読んだのは、本屋で売っているああいう本・・・わかりやすいナントカ、分かりやすいカントカってやつ? (以下、聞き取れず)

AB ふーん。

JC で、そういった本の中に『Philosophy Made Simple(分かりやすい哲学)』って本があった。それは読んだよ。実のところ、最後まで読んだ本ってのはそれくらいだ。他にもいくつか、気軽に読める本は買ったことがある。例えば『Laungage, Truth, Logic(言語、真実、理論)』(*1)とか。最近買ったやつではね。他にも本は読んだけど、私はこらえ性がないのか、最初の数ページでやめてしまう。で、またきょろきょろやり出して、何かを探そうとする。

AB 君は何を探しているんだろう? つまり、君は哲学に興味があって・・・

JC 分からないな。そうやって探すことに終わりがあるとも思えないし。けど、そういった中にもぴんと来るものはある。たぶん私は、そうやって他人の考えを参考にすることが良いということなのかどうか、見極めようとしているんだと思う。私よりも頭が切れる人たちの考えに触れて、彼らが生きること、つまり、人生をどうとらえるか、しろうとしているんだ。

*1 コルトレーンが言及している本は、アルフレッド・ジュールズ・アイエ著『Laungage, Truth, And Logic(言語、真実、および論理)』。1952年、ドーバー社から出版された米国版を所有していたと思われる。
 

7度

 投稿者:マハール  投稿日:2019年12月30日(月)07時09分1秒
  19580307-01
Lyresto (Kenny Burrell)
(5分44秒)



【この曲、この演奏】
バレル作のこの曲、資料06ではコルトレーンの演奏記録はこのセッションだけです。バレル自身の演奏記録も、このセッションだけのようです。
お気軽に陽気に楽しく盛り上がっていく演奏で、セッションの最初に演奏するのに相応しい曲と言えます。その中にあって、コルトレーンの力強さ、バレルの繊細さ、そしてトミフラの軽やかな優しさといった特徴が発揮されており、聴く方も楽しめる演奏になっています。





【エピソード、このセッション】
「若手ながらアーシーな感覚が売り物のケニー・バレルを売り出すために、こちらも強力新人コルトレーンを組ませた好企画セッション」と資料09にあるが、これが一般的な見方であろう。
コルトレーンとバレルの共演は、資料06によれば5回目の本セッションが最後となる。ちなみに最初の共演は1951年3月1日のガレスピー・セプテット、次が1956年9月21日のブルーノートでのチェンバース、3度目は1957年3月22日のプレスティッジ・オール・スターズ、4度目は1957年4月18日のザ・キャッツである。
またコルトレーンのギター奏者との共演を見た場合、これ以降に3回ある。1958年6月25日のミッシェル・ルグランの正式レコーディング、そして同年9月12日のジョージ・ラッセルの正式レコーディングで、共にギター奏者Barry Galbraithと一緒に演奏している。もう1回はコルトレーン・バンドが1961年9月22日にモントレー・ジャズ祭した際に、ウェス・モンゴメリーと共演したものである。こちらは残念ながら私家録音を含めて音源はない。(資料06)
コルトレーンがメイン格のレコーディングとの意味では、このセッションがギタリストとの最後の共演となる。
また本セッション以降のプレスティッジでのレコーディングは、全てコルトレーンのリーダー・セッションとなる。
 

5度

 投稿者:マハール  投稿日:2019年12月29日(日)07時54分11秒
  19580207-05
I Want To Talk About You (Billy Eckstine)
(10分54秒)



【この曲、この演奏】
この曲について資料14から。
1943年にアール・ハインズ楽団を退き、その翌年、錚々たるメンバーを擁した念願のビッグ・バンドを結成してビバップへの意欲を燃やしたエクスタインが、いわばバンド経営の必要上、自らのディープなバリトン・ボイスの魅力を引き立たせるべく書き下ろした名バラード。
コルトレーンはこの曲を生涯のパートナーにしていきます。資料06にある記録だけでも、本セッションを含めて計20回のこの曲の演奏記録があります。半数以上が黄金カルテットでのものですが、ドルフィー入りでも4回の演奏記録があります。それらの半数ほどは何らかの形で世に出ており、一般人もその演奏に親しめるものになっています。
正式発売されたものは、本演奏を入れて3回あります。正式2度目は、1963年7月7日のニューポートでのライブ、です。黄金カルテット時代なのですが、ここでは諸般の事情によりドラムはロイ・ヘインズです。正式3度目は1963年10月8日のバードランドでのライブであり、こちらは黄金カルテットとなります。
さて演奏についてですが、資料11に次の記述があります。
「コルトレーンはこのエクスタインの曲が大層気に入っており、60年代の半ばまで自分のレパートリーに入れ、カデンツァを息を飲むほどに延々引き延ばして演奏した。ここでは、合奏調のEフラット(オリジナルのDフラットを1音上げ)にキーを定めているため、サックスの最高音からメロディを始めなくてはならないが、果たして彼は、アルティッシモの音域に半音踏み込んで演奏している。見流してはならないのが、テナー・ソロの最初の16小節の背後で見事に緊張感を高めていくガーランドのトレモロだ」
さすがはプロのコメントは違うと感心しながら、わたしは「息を飲む」と「緊張感を高めていく」との11分を、至高の幸せと感じました。





【エピソード、1956年6月 NYへ転居】
コルトレーンと家族は1956年6月、ニューヨークに転居した。ちゃんとした家が見つかるまでのあいだ、ブルックリンのポール・チェンバースのアパートに厄介になった。彼らが移住を決意したわけは、マイルスをはじめ多数のミュージシャンがニューヨークに住んでいたし、レコード会社、クラブ、新聞社、放送局がそこに集中していたという、まことに論理的かつ必要性にもとづいていた。
コルトレーンがまだ駆け出しの頃なら、フィラデルフィアもそんなに遠い距離ではなかったのだが、マイルスのところで名前が売れ始めたいまとなっては、その音楽活動を行っている場所に住むのが自然というわけである。(資料1)
 

5度

 投稿者:マハール  投稿日:2019年12月28日(土)08時06分38秒
  19580207-04
Good Bait (Dameron - Basie)
(12分7秒)



【この曲、この演奏】
作曲家として、そして編曲家として1940年代から活躍していたピアニストのタッド・ダメロンが作った有名曲であり、ガレスピーの演奏で有名な曲となりました。
資料06によれば、コルトレーンのこの曲の演奏記録は8回あります。ガレスピー時代に2回、1951年の1月13日と2月3日にライブで演奏し、この二つは私家盤で世に出ました。その後に本セッションで7年ぶりの演奏となり、また正式録音、スタジオ録音との見方では、本セッションだけの演奏記録となります。その後はコルトレーン・バンドでこの曲を5回取り上げました。1960年7月のライブで2回、メンバーはマッコイ, デイビス, ラロッカです。1962年10月にはドルフィー入りのライブ、1963年7月のライブは黄金カルテットとはいかず、ドラムはヘインズでした。最後の演奏記録は1963年11月であり、これは黄金カルテットによるライブでした。コルトレーン・バンドでの5回の演奏記録は、私家録音であり世には出ておりません。
さて演奏ですが、テーマでは口ずさみたくなる印象的な魅力あるメロディを、きっちりと表現するコルトレーンです。そしてアドリブでは、持っている力の全てを注ぎながらのコルトレーンの演奏ですが、それでいてテーマとの関連も感じさせる演奏です。この時期のコルトレーンの充実ぶりが、しっかりと感じられる演奏です。




【エピソード、ポール・ジェフリーの話】
1956年の終わり頃、私はコルトレーンとボヘミアで会った。その頃、コルトレーンはロリンズと一緒にマイルスのバンドで仕事をしていた。私はロリンズのスタイルをよく知っていたが、初めて聴いたコルトレーンにはすっかり驚かされた。私はロリンズがテナーの巨匠とつねづね考えていたが、コルトレーンはもっとはるかに素晴らしい才能を持っていた。彼はロリンズの美しいメロディの独奏を受けて、かつて私が一度も聴いたことのない奇妙な、きわめて回施状のハーモニーとコード進行の独奏をやった。休憩になったとき、私は彼と話すために舞台に上がった。「君がポール・ジェフリーか、噂はよくきいている。ちょっと裏へ行かないか」と彼が言ったので私は付いて行った。ところが彼は自分の楽器を私に渡して言った。「君の演奏を聴かせてくれないか」私は緊張のあまり指をキーに当てるのもうまくゆかないくらいだったが、まあなんとかやってのけた。彼は自分の住所を私に教えてくれ、いつでも遊びに来てくれと言った。(資料01
 

8度

 投稿者:マハール  投稿日:2019年12月27日(金)07時18分27秒
  19580207-03
You Say You Care (Styne - Robin)
(6分15秒)


【この曲、この演奏】
ジョー・スタインとレオ・ロビンによるこの曲は、アイラ・ギトラーによれば、これまでジャズのナンバーとして聴いたことはない曲とのことです。(資料09)
コルトレーンのこの曲の演奏記録は、本セッションだけです。(資料06)
多くのジャズファンにとっては、この曲は聞き覚えのある曲でしょう。「ジャズ入門時期に買う1枚」の作品である「ソウルトレーン」、そのB面の頭にこの曲がありますからね。
軽快なテンポの中で、コルトレーンとガーランドの好調さが分かる演奏であり、その演奏でこの曲のメロディが頭に残ります。



【エピソード、デイヴィッド・アムラムの話】
「最初に私がコルトレーンと会ったのは、1956年春のことで、彼はカフェ・ボヘミアの前で、パイを食べていた。彼の眼は大きかったが、それほど鋭くなく、優しすぎて何か頼りない感じだった。我々はしばらくの間、視線を交わしていたが、ついに私は彼の声をかけて彼の音楽がとても好きだと伝えた。その時私は自分がミンガスと演奏したことがあると彼に伝えると、彼は自分がミンガスの音楽の崇拝者だと言った。そして、自分が今試みているのはインドのミュージシャンがラーガでやっているように、三十二小節の形式を超えた音楽を一つのアイデア、例えば単純な旋律に基づいて発展させ即興的な音楽にすることだと私に語った。この他にも楽器の独自の音を引き出す方法などについて話し込んだ。私の生涯において、それはきわめて短い時間ではあったが、これほど真剣に音楽のことを論じあったことはなかったと思う」(資料01)
このデイヴィッド・アムラムとは、ジャズやクラシックなどの幅広い音楽分野で活動している方だ。バーンスタインと交流があり、NYPの最初の在籍作曲家としてバーンスタインはアムラムを選んだとのことだ。(ウィキペディアより)
 

6度

 投稿者:マハール  投稿日:2019年12月26日(木)07時15分8秒
  さてディー・ディーさんの「マイク ジャケ」作品。
彼女の歌の風格を感じながら、アタックの強い歌い方を楽しみました。特に「Slow Boat To China」と「Cherokee」に、彼女の持ち味が生きているように感じました。観客との「お遊び」に辛さを感じるのは19年前と同じ感想ですが、そこは彼女のショーマンシップという特徴なのでしょう。
今回のつまみ食いで、私は彼女の存在を初めて意識したことになります。これからは彼女の作品を集めていくとは言いませんが、本作はまた聴く機会があることでしょう。
 

5度

 投稿者:マハール  投稿日:2019年12月25日(水)07時45分21秒
  その前に、この作品が録音された1998年4月23日(水)の新聞を見てみましょう。
先ずはトップ記事。
日経「NEC・日立、初の量産、次世代システムLSI、計4000億円を投資、メモリー中心から転換」

読売「赤字国債 情勢に応じて発行、首相 あす財革会議に提示、目標年次と歳出上限制、政府内なお異論」
橋本首相の時のことですが、この「財革会議」についてはネットから情報を得られませんでした。

朝日「専門業務以外も人材派遣可能に、原則自由化へ最終提案、職安審少委」
派遣先の26業務制限を無制限化するとのものですが、現在でも完全無制限化とはなっていません。



ではこの4月23日の読売新聞から少しばかり紹介します。
・8面に「スーパー決算、明と暗、2月期」との見出し記事があります。「明」はイトーヨーカ堂・マイカル・ユニーで、「暗」はダイエー・ジャスコ・西友とのことです。
この6社には様々な動きがありましたが、現時点で名前が残っていない、その名称ではスーパーマーケット事業を行っていないのは、マイカルとジャスコです。
・39面社会面の下の広告コーナーに「尋ね人」があり、「大賀慶子(けいこ)/34歳、身長155cm」二人の子供の名と年齢があり、0979で始まる電話番号が書かれています。この「尋ね人」から22年、この方々はどのような人生を歩まれているのでしょうか
・TV欄 NHK 22:45から「週刊たまご」との番組があり、「うらら健康法」という放送内容です。この番組については、ネットから情報を得られませんでした。
 

7度

 投稿者:マハール  投稿日:2019年12月24日(火)07時56分32秒
  「今日の1枚からつまみ食い」、今回のテーマは「マイク ジャケ」です。


「マイク ジャケ」作品の40枚目は、Dee Dee Bridgewarter の live at Yoshi’s、1998年4月23日です。
「1990年代以降においてダイアン・リーヴス、カサンドラ・ウィルソン、ダイアナ・クラールらと共に最も成功したジャズ歌手の一人と考えられている」と、ディー・ディー・ブリッジウォーターさんについてウィキペディアに書かれています。私はそんな彼女の作品を、今日つまみ食いする本作しか持っておりません。その本作を聴くのは、つまりはディー・ディーさんを聴くのは、本作を2001年1月10日に「今日の1枚」で取り上げて以来の、19年ぶりとなります。
「固い高音が彼女の持味なんだけれど、シャウトされると邪魔になってしまう」と感想を書いた私は彼女とは縁が無かった訳ですが、シュアSM58、通称ゴッパチを手にして楽しく歌っているジャケの本作を聴いてみます。
 

4度

 投稿者:マハール  投稿日:2019年12月23日(月)07時21分59秒
  さてカーターさんの「マイク ジャケ」作品。
選りすぐりのスタンダードを、ドライブ感、スリル感満点に突っ走り演奏するカーターさんの姿は、今でも十分に楽しめるものです。自分のレコーディングが出来る喜びが、ストレートに伝わってくる、25歳のカーターさんの演奏です。
今回のつまみ食いで気に入ったのは、終盤の3曲でした。アルトを持って哀愁満ちた演奏の「アスク・ミー・ナウ」、テナーでフリーキーに「イクィノックス」、同じくテナーで豪快にハード・バップを「サンデュ」で決めていくカーターさんでした。
 

7度

 投稿者:マハール  投稿日:2019年12月22日(日)07時18分5秒
  その前に、この作品が録音された1994年4月16日(土)の新聞を見てみましょう。
先ずはトップ記事。
日経「新政権へ きょう政策会議、社・民、羽田首相で連立維持、さきがけ閣外協力」

読売「与党、きょうから政権会議、税制、北朝鮮など4項、新合意めざす、さきがけは不参加」

朝日「連立維持で政策会議、羽田氏擁立へ動き出す、さきがけ閣外協力」

羽田内閣は4月28日に誕生しましたが、2ヶ月後の6月30日で終わりました。社会党の連立離脱による少数与党での政権発足となり、まさに予算管理内閣で終わった内閣でした。この次の内閣は、自社さ連立政権による、村山内閣でした。




ではこの4月16日の日経新聞から少しばかり紹介します。
・政権の行方関連の記事で紙面が埋まる中で、1面に「アイス五社と製販提携、セブンイレブン」との見出しがあります。セブンイレブンがアイス菓子分野で、森永乳業・雪印乳業・森永製菓・赤城乳業・ハーゲンダッツジャパンと提携するとの内容です。森永が2社入っていますが、乳業と製菓は兄弟会社です。乳業は名の通りに乳製品が得意分野で、アイスクリームが主力商品の一つになります。製菓はビスケットが得意分野であり、その強みを活かしたアイス商品が並んでいます。
この製販提携の中には明治が入っておりません。明治も乳業と製菓がありましたが、2009年に経営統合となりました。
・7面に「リーガ・ロイヤル・ホテル早稲田」の広告があります。「グランドオープンまであと15日」と書いてあります。127室のホテルで、地下鉄駅から徒歩7分に立地しているとのことですが、広告内に住所は書かれていません。現在では「リーガ・ロイヤル・ホテル東京」という名で営業しています。私はこの広告を見た時に海外でお世話になっていたリーガルホテルと勘違いしましたが、関係は内容です。
・TV欄 WOWOW18:00からは「女子プロレス」で、対戦カードは「デビル x 長与」です。WOWOWは設立の時から格闘技には力を入れておりますが、私は女子プロレスを扱っていたことは知りませんでした。
 

8度

 投稿者:マハール  投稿日:2019年12月21日(土)07時13分31秒
  「今日の1枚からつまみ食い」、今回のテーマは「マイク ジャケ」です。


「マイク ジャケ」作品の39枚目は、James Carter の Jurassic Classics、1994年4月16日の録音です。
写真のお手本のように見事に決まった構図のジャケ写です。撮影したのはJimmy Katzで、業界の方々には名の通った写真家の方です。そしてそこに映るマイクですが、ノイマンU87に似ていますが、ネット部分の長さが違っています。マイク資料で調べていきますと、シュアKSM44にも似ていますが、同じとは言えないものです。
本作を「今日の1枚」で取り上げたのは、2006年4月22日のことでした。その際に25歳のジェイムス・カーターさんの演奏に「若さの勢いというのは気持ちが良いもので、ここでのカーターは思うがままの快走振りをみせております」と感想を述べた上で、ネット上で本作が取り上げられていないことを伝えました。そんなことを書いた時期から、ネットの世界では大手ネットサービス会社が提供するブログが広がり始め、ジャズに関するブログも多く誕生しました。今ネットで検索すれば、この作品を取り上げているブログにいくつも出会います。皆さんやはり、若き時代のカーターさんの勢いに感心しています。
それから14年、時の速さを感じながら、今日は本作をつまみ食いしてみます。
 

8度

 投稿者:マハール  投稿日:2019年12月20日(金)07時31分40秒
  さてブロッサムさんの「マイク ジャケ」作品。
少女のような歌声が先ずは印象に残りますが、その先に待に待つ彼女の歌の魅力は、静かに千尋な感情を表現でしょう。この作品の前まではフランスで、どちらかと言えばカクテル・ピアニストとして活動していたブロッサムさんですが、そこでの経験がこの作品での歌に生きているのでしょう。またそれを見抜いたノーマン・グランツの眼力も、さすがです。またその表現の魅力があるからこそ、2009年に亡くなる直前まで歌手として活動できたのでしょう。
彼女の魅力の深さに気づいて、今回のつまみ食いを終えました。
 

10度

 投稿者:マハール  投稿日:2019年12月19日(木)07時06分43秒
  その前に、この作品が録音された1956年9月12日(水)の新聞を見てみましょう。
先ずはトップ記事。
日経「五条件の解決で国交回復できる、モスクワ放送、交渉締結呼掛け」
この5条件とは、平和条約を結び、また戦争状態を解決して、漁業交渉を発効させ、ソ連で服役している日本人戦犯を帰国させ、国連加盟の日本声明にソ連が指示することしています。
この1956年の記事に「戦争状態を解決して」とありますが、1956年10月9日に両国がモスクワで署名し、同年12月12日に発効した日ソ共同宣言で両国の国交が回復し、正式に戦争状態が終了したことになります。

読売「総評 基本方針を決定、秋季闘争、十一月中旬がヤマ、公務員ベアを支持」
春季生活闘争、春季労使交渉、いわゆる春闘は今でも続いていますが、かつてはそれが秋にもあったようです。また一部の組合では、今でも秋季闘争を行っているようです。

朝日「鳩山首相 書簡を送る、ブルガーニン首相あて、五用件確認に、在ソ新聞参事官通じて、回答求める」
1955年2月から1958年3月までソ連首相だったニコライ・ブルガーニンは、フルシチョフと確執し、1958年3月に失脚しました。



ではこの9月12日の日経新聞から少しばかり紹介します。
・4面にある「海外小話」とのコラムに、「ビールを勧めます」との話があります。高血圧や心臓障害に悩む人にはビールを勧めると、NYでの第一回国際臨床化学学会で、スエーデンのベルティル・ジョフソン博士が発表した説とのことです。
・10面下に八幡製鉄所の広告があり、「容器は電気ブリキの時代へ、好評の新製品、電気メツキブリキ」と宣伝しています。「メツキが均一で表面が美しく、しかも今までのブリキにくらべ価格が割安」としています。鋼板にスズをめっきしたものがブリキで、亜鉛をメッキしたものはトタンと呼ばれます。この広告は、このブリキ製造過程で「電気」を使っての製品の宣伝のようです。では「電気」を使わないものはと思い調べましたが、情報は得られませんでした。
なお八幡製鐵は1970年に富士製鐵と合併し新日本製鉄となり、2012年には住友金属工業との合併により新日鐵住金となり、2018年には日本製鉄に社名変更しました。なお戦前にあった日本製鐵は戦後の財閥解体で八幡製鐵と富士製鐵に分割されたわけなので、元の会社に戻ったとも言えます。
・TV欄 KRテレビ 20:00から「あなたはメイ優です」との番組があり、司会は中村正です。この番組の情報は得られませんでしたが、司会の中村正氏は長きに渡り活躍した俳優・声優ですが、先月の11 日にお亡くなりになりました。「奥様は魔女」のナレーションで有名な方とのことです。
 

8度

 投稿者:マハール  投稿日:2019年12月18日(水)07時52分44秒
  「今日の1枚からつまみ食い」、今回のテーマは「マイク ジャケ」です。


「マイク ジャケ」作品の38枚目は、Blossom Dearie の Blossom Dearie、1956年9月12日の録音です。
それにしても大きなマイクです。そしてこのマイクは、ブロッサム・デアリーさんの歌を収めようしているのか、ピアノを収めようとしているのか、分からないものです。そして分からないと言えば、このマイクは何なのかです。これだけ特徴あるマイクですから、いつものマイク資料をめくれば、すぐにマイク名がわかるかと思ったのですが、鉄仮面の愛称で知られているアルテック639に似ているものの違うもの。マイク名調査はギブアップで終わりました。
2004年10月1日に本作を「今日の1枚」で取り上げた際には、私はその歌に対して「少女系歌声が魅力的なのですが、まだ歌に固さが残っております」との感想を述べ、そのピアノには「のったりした演奏で感心できるものではありません」としました。当時の私は何故だか斜に構えたことを「今日の1枚」で書いており、それは今となれば赤面ものです。
今回のつまみ食いでは、正面から本作と向き合ってみます。
 

7度

 投稿者:マハール  投稿日:2019年12月17日(火)07時36分3秒
  さてドルフィーさんの「マイク ジャケ」作品。
つまみ食い前にフルートを意識したので、どうしてもフルートでの演奏曲に注目してしまいました。2曲あり、最初はLPでいうところのA面の2曲目、ドルフィー作の「South Street Exit」です。この曲は前年のイリノイ大学でのコンサートで披露された曲です。本作ではドライブ感ある演奏をドルフィーはフルートで行っており、恋人が待つパリへ早く行きたい気持ちが伝わってきます。この演奏を聴きながらジャケを見ますと、フルートが街中を疾走するロードバイクの部品のように思えてきます。
もう一つのフルート曲は、B面の2曲目に収録されているスタンダードのバラッド曲です。愛の深さを切々をドルフィーはフルートで歌い上げており、落ち着きながらも感情が高まっていく演奏を聴いていますと、ジャケに映るフルートから涙が落ちているように感じました。
その曲は「You Don't Know What Love Is」、ドルフィーは自分に何かを言い聞かせるようにこのスタンダードを選んだのでしょうかね。
こじ付けの思いもあるつまみ食いでしたが、この名盤に対してこのような聴き方も良いもんだと思いながら、つまみ食いを終えました。
 

4度

 投稿者:マハール  投稿日:2019年12月16日(月)07時44分57秒
  その前に、この作品が録音された1964年6月2日(火)の新聞を見てみましょう。
先ずはトップ記事。
日経「42年半ば1億越す、50年までの人口推計、厚生省まとめる、生産人口は45年がピーク、労働力かなり不足」
実際に日本の人口が1億人を超えたのは、ネットで調べますと、昭和41年(1966年)3月との説があります。そうしますとこの見出しの厚生省推計は、“当たっていた”となります。

読売「米 ホノルル会議ひらく、東南ア政策転換も、外交・軍事 両面広く検討」
記事によりますとホノルル会議とは、アメリカの最高戦略家たちによる秘密会議とのことです。秘密会議の内容が何で漏れるのかとの疑問がありますし、ネットで調べてもこのホノルル会議はヒットしませんでした。

朝日「国鉄経理を抜本改善、借入金タナ上げなど、運賃改正以外に考慮」
国鉄第三次長期計画で、二兆九千億円が必要になると、記事では伝えています。



ではこの6月2日の朝日新聞から少しばかり紹介します。
・5面に「預金の集金制を廃止、全銀協が検討、過当競争防止などに」との見出しがあり、この集金制のために残業増となり、銀行が学生に人気の無い業種になっていると伝えています。ウィキペディアによれば定期積金という金融商品があり、訪問集金を前提としているとのことです。しかしながら銀行が学生から不人気業種だったことがあるとは、驚きました・
・13面に三共の広告があり、「三共のシャーベットミックス」を宣伝しています。「電気冷蔵庫で手軽にできる、お米やさんでお求め下さい」とあります。ウィキペディアでは三共という会社として、製薬・パチンコ・レンズ・機械製造の4社があるとなっています。としますと、この広告での三共は製薬会社(今は第一三共)なのでしょう。しかしながら「三共のシャーベットミックス」の情報は全く得られませんでした。
・TV欄 NETテレビ 19:00からは、新番組「笑いの学校」です。紹介欄によれば、視聴者参加番組で、漫才科・落語科・漫談科・声帯模写科・特別科があり、出演者は毎回4人とのことです。司会は漫画トリオ、審査員はエンタツ・アチャコ、この日のゲスト審査員はイーデス・ハンソンです。
ちなみにこの番組については、ネットから情報を得られませんでした。
 

8度

 投稿者:マハール  投稿日:2019年12月15日(日)07時59分16秒
  「今日の1枚からつまみ食い」、今回のテーマは「マイク ジャケ」です。


「マイク ジャケ」作品の37枚目は、Eric Dolphy の Last Date、1964年6月2日の録音です。
フルートを吹くドルフィーのカラー写真に映るマイクは、ノイマンU49でしょう。しかしこのマイクはその向きから、ドルフィーの演奏を捉えているものではありません。ジャケ上部の白黒のフルートのドルフィーに向いているマイクは、何のマイクなのか判別不能です。
ドルフィーはこのラジオ局での録音を終えた翌日の6月3日に、婚約者がバレエの修行を積んでいるパリに旅立つことになります。
1999年1月30日に「今日の1枚」で本作を取り上げた際には、感想らしい感想を私は書きませんでした。今回のつまみ食いでは、もうすぐ愛する人に会えるドルフィーの気持ちの入った演奏を聴いてみます。
 

5度

 投稿者:マハール  投稿日:2019年12月14日(土)07時39分33秒
  さてさんの「マイク ジャケ」作品。
14年前に書いた「今日の1枚」でも「1曲選べと言われても、全12曲からどれを選ぶか悩むほどのデキ」だったのですから、今回も一曲選べと言われたらそれは難しいもの。でもジャケの表情ならば、「In A Sentimental Mood」かと感じました。彼女が惚れ込んでいるエリントンの名バラッドをしっとりと歌いながら、最後にこみ上げる気持ちがジャケの表情と重なります。
こう書きながらアップテンポの曲の方がジャケに似合うだろうとも感じながら、14年前の「今日の1枚」と同様に全曲に聴き入って、今回のつまみ食いを終えました。
 

7度

 投稿者:マハール  投稿日:2019年12月13日(金)07時28分26秒
  その前に、この作品が録音された1962年8月31日(金)の新聞を見てみましょう。
先ずはトップ記事。
日経「三兆五千億台に、明年度予算の概算要求、大蔵省、財源難で大ナタ」
概算要求についてウィキペディアから。
概算要求基準(がいさんようきゅうきじゅん)は、国の予算編成に先立って財務省が各省庁に示す予算方針である。「シーリング」ともよばれる。歳出の無制限な増大を抑制するほか、国の重点投資項目を内外に示す意義も持つ。
1961年(昭和36年)の「予算概算要求枠」に端を発する制度で、1985年(昭和60年)には「予算概算要求基準」と名称変更。1998年(平成10年)から「○○年度予算の概算要求に当たっての基本的な方針」、と更に名称が変わった。

読売「予算編成、来月から本格化、要求 大幅に削る、公共事業・社会保障・文教、大蔵省 三項を優先」

朝日「来年度、文教の重点施策決まる、理工学生ふやす、旧帝大学長を認証官に」
認証官についてウィキペディアから。
認証官(にんしょうかん)とは、憲法上あるいは法律上においてその任免にあたって天皇による認証が必要とされる官吏の通称。ここでいう「官吏」は一般職及び特別職の国家公務員を指す。なお、「認証官」は法律上の用語ではない。





ではこの8月31日の読売新聞から少しばかり紹介します。
・2面に「電力値上げと再々編成、別個に取り扱い、福田・宮沢両相合意」との見出しがあります。値上げは、東北電力のことであります。現在では一般にいう電力会社は、10社あります。北海道電力・東北電力・東京電力・北陸電力・中部電力・関西電力・中国電力・四国電力・九州電力・沖縄電力です。沖縄電力の設立日は沖縄復帰の日の1972年5月15日ですが、それ以外の9社は1951年5月1日です。
この1951年に先ず再編成があり、そしてこの記事の1962年には更なる再編が考えられてい多様ですが、現在に至るまでそのままの体制です。
・4面下にはプリンス自動車販売・プリンス自動車工業の広告があり、「新型発表、プリンス・トラック、スーパーマイラー」と宣伝しています。2t積みのこのトラック、お値段は84万円です。
この会社は1966年に日産に吸収されたのですが、スカイラインを産んだ会社として今でも名前が知られている会社です。その会社がトラックを製造していたことは、私は知りませんでした。
・TV欄 TBS 22:50から「百万人のゴルフ」という番組があり、解説として石角武夫が出演しています。この番組の情報はネットから得られませんでしたが、この年に「百万人のゴルフ入門」という本が発売されており、著者は島村信彦氏です。なお番組に出演している石角武夫氏も、ゴルフ本を出版されております。
 

11度

 投稿者:マハール  投稿日:2019年12月12日(木)08時13分6秒
  「今日の1枚からつまみ食い」、今回のテーマは「マイク ジャケ」です。


「マイク ジャケ」作品の36枚目は、Carol Sloane の Live At 30th Street、1962年8月31日の録音です。
マイクを左手で持ち、目を閉じて歌の佳境に入っているかのキャロルさんの表情、ヴォーカル作品のジャケットの王道のようです。さてその左手に握られているマイクですが、ノイマンU47にもテレフンケンELA M251Eにも見えます。この作品と合わない時代のマイクならば、さらに多くのマイクが、この左手マイクの候補になります。
本作を「今日の1枚」で取り上げたのは、2005年5月26日のことでした。その際に私は、「ハスキーながらも透明感があり、豊かな声量と適度な音域であります。そして、優しい歌心」と本作を絶賛しました。
今回のつまみ食いでは、ニューヨークのマンハッタン30丁目207番地のCBSスタジオで200人を招待して収録された本作の中で、ジャケットに写るキャロルさんに相応しい場面を探したいと思います。
 

10度

 投稿者:マハール  投稿日:2019年12月11日(水)07時29分12秒
  昨日の1枚は、Teddy Edwards の Sunset Eyes。
1950年代も終わりになると、西海岸だ東海岸だの違いは薄まっていったのでしょう。ミュージシャン同士の交流も盛んになり、また急速に家庭に普及していったオーディオとLPレコード、またラジオ中継の活発化なども、垣根を無くす方向への力となったのでしょう。
この作品でのテディ・エドワーズはジャズの熱さを懐で燃やしながら、表へはジャズの楽しさ、音楽の喜び、歌い上げる愉悦を放出しています。ジャズを聴く喜びはここにあり、とのエドワーズの満足顔が有漢ぇくるようです。
1961年で持って自分のバンドの活動を終わらしたエドワーズは、ベニー・グッドマン、ミルト・ジャクソン、ジミー・スミス、サラ・ボーン、そしてトム・ウェイツの下で活動を続けたそうです。これは音楽面だけではなく、人間としても魅力ある方だからだったのでしょう。そんな意味合いも、本作から感じ取れます。
 

7度

 投稿者:マハール  投稿日:2019年12月10日(火)06時33分37秒
  今日の1枚は、Teddy Edwards の Sunset Eyes、Pacific Jazz原盤、1959年8月の録音です。
ディスクユニオン関内店中古CD半額セールで、400円で購入した作品です。
テナー・サックス奏者のテディ・エドワーズは1924年ミシシッピー生まれで、最初はアルトとクラリネットを手にしてローカルバンドを転々とした後の1944年に、LAに移りハワード・マギーのバンドでの活動を皮切りに、ベニー・カーターなどのバンドでも活動しました。彼の名前が今でも残っているのは、そんなLA時代のマックス・ローチ&クリフォード・ブラウンでの活動でしょう。
1958年から1961年には自分のバンドでLAで活躍していました。
本作は自己バンド時代の1959年に吹き込まれたものです。Amos Trice(p), Joe Castro(p), Leroy Vinnegar(b), そしてBilly Higgins(s)との演奏が中心です。



昨日の1枚は、Gerry Mulligan の at Storyville。
この作品いついてネットで調べごとをしていたところ、Amazonのカスタマーレビューに「This is a great Jazz presentation; how do I know this----I am Dave Bailey, the Drummer on the CD !!!」という投稿を見つけました。後段が事実かどうかは別にして、前段は誰もが一致した意見なのでしょう。
パシフィック・ジャズの中でも、「真っ白」演奏の作品なので、私自身はどっぷり浸るという演奏ではありませんが、楽しむことはできました。
作品中でマリガンもブルックマイヤーもピアノを器用に弾いてますが、それを前面に出したテイクは如何なものかと思いました、世間の評価の高さは私でも分かるものでした。
 

4度

 投稿者:マハール  投稿日:2019年12月 9日(月)06時12分53秒
  今日の1枚は、Gerry Mulligan の at Storyville、Pacific Jazz原盤、1956年12月の録音です。
ディスクユニオン関内店中古CD半額セールで、150円で購入した作品です。
続けて初めて聴くジャズ名盤です。誰もが認めるジェリー・マリガンの代表作です。またマリガンが大人気を博していた時期の作品です。メンバーはボブ・ブルックマイヤー(vtb)、ビル・クロウ(b)、そしてデイブ・ベイリー(d)です。
この「今日の1枚」でマリガンの作品を取り上げるのは5枚目になりますが、パシフィック・ジャズ時代の10吋を集めてCD化した作品に、本作はジャケがそっくりですね。



昨日の1枚は、J.J. Johnson の Dial J.J.5。
騎虎きこの勢いのジョンソンに酔いしれ聴き入る1枚です。
国内盤CD解説の岡崎氏によれば、ジョンソンは1952年から1954年はジャズでは生活できずに、青写真技師として生計を立てていたとのことです、ジョンソンですらですからジャズマンには大変な肥大であったのでしょう。1954年にJ&Kを結成したジョンソンは、ようやくジャズで生活できるようになりました。その勢いは快調のまま、J&Kを一休みにしたジョンソンは、1956年には本作のメンバーで新たなグループをスタートさせました。
本作の勢いの良さは、バンドとしての勢いなのでしょう。特にエルヴィンの演奏が刺激的ですし、またジョンソンに熱を加えるものです。ジョンソン作の「ティー・ポット」がそんな代表例でしょう。他にもジャスパーのサエサエぶり、トミフラのはしゃぎっぷりなど、聴き所の多い1枚です。
こんな素敵な作品を今回に初めて聴く私は、まだまだジャズの入り口をウロウロしている状態なのかと感じて、本作を聴き終えました。
 

5度

 投稿者:マハール  投稿日:2019年12月 8日(日)07時58分8秒
  今日の1枚は、J.J. Johnson の Dial J.J.5、Columbia原盤、1957年1月の録音です。
ディスクユニオン関内店中古CD半額セールで、290円で購入した作品です。
「ジョンソンを聴くならこの1枚。史上最高のリズム・セクションを得て、モダン・トロンボーンの最高峰ジョンソンが残した大傑作」とのことです、本作品は。恥ずかしながら私、本作品を初めて聴きます。
ボビー・ジャスパー、トミフラ、ウィルバー・リトル、そしてエルヴィン・ジョーンズとの演奏です。



昨日の1枚は、Junior Mance の Yesterdays。
軽快にブルージーなマンスさん、そしてスローでしっとりとマンスさん、その組み合わせが絶妙な1枚です。後者の演奏はアレキサンダーと組んだ5曲で披露されれおり、72歳マンスさんと32歳アレキサンダーの絡みには色んな思いが交差します。
さてジャケのイラストですが、演奏内容に相応しくないなとの思いで、本作を聴き終えました。
 

5度

 投稿者:マハール  投稿日:2019年12月 7日(土)08時18分38秒
  今日の1枚は、Junior Mance の Yesterdays、M&I原盤、2000年12月の録音です。
ディスクユニオン関内店中古CD半額セールで、340円で購入した作品です。
この「今日の1枚」でジュニア・マンスの作品を取り上げるのは、これで9枚目となります。その中には本作と同様に、日本のM&Iレーベルが手がけた作品があります。(2001/10/6)そのジャケには猫の写真が使われていますが、本作では高慢ちきな女が人に指図をしているようなイラストがジャケに使われています。これを横にしますと、寿命わずかなバッタの姿にも見えます。このイラストが意図するものは、やはり作者のYutaka Kawase氏に聞かなければ分からないものでしょう。
Chip Jackson(b)とJackie Williams(d)とのトリオに、エリック・アレキサンダーが加わっての演奏です。



昨日の1枚は、Norah Jones の Feels Like Home。
「自分の家にいると思って」ともてなしを受けることがありますが、自分の家の散らかり具合とその心地よさ、いつでも好きな音楽を聴ける空間は「自分の家」でしか得られないものです。
この作品名はまさに「自分の家にいると思って」ですが、カントリーやブルース、そしてジャズの感覚をノラさんの個性で聴かせるこの作品は、アメリカ映画でのシーンを思い浮かべます。家族の波乱万丈を描いたホームドラマの中で、主人公がホッとした仕草を見せる場面には、やはり自分の家、自分の部屋しかないのでしょう。そして本作は、そんな主人公に寄り添う音楽です。
ちなみにこのCCCDを再生した46分間、私のCDプレーヤーは落ち着いた気分でいるようでした。本音は分かりませんけど。
 

7度

 投稿者:マハール  投稿日:2019年12月 5日(木)07時57分30秒
  今日の1枚は、Jean-Paul Bourelly & The Bluwave Bandits の Live!、DIW原盤、1992年11月の録音です。
ディスクユニオン関内店中古CD半額セールで、290円で購入した作品です。
ジャン・ポール・ブレリーというギタリストの名前は存じておりました。マレイがDIWから毎月のように作品を発表していた時期に、このギタリストもDIWから作品を発表していまして、私の記憶に残っている方です。ウィキペディアで彼の経歴を見ますと、カサンドラ・ウィルソンの作品にも参加している方のようです。
1960年にシカゴで生まれたブレリー、ハイチ出身の父親の趣向から、家にはハイチ音楽やアフリカ音楽が流れていたとのことです。
そんな彼のライブ作品、活動の拠点を欧州に移していた時期の作品を、今日は聴いてみます。



昨日の1枚は、Lennie Tristano の Tristano。
この作品の語り口は、トリスターノ派と呼ばれる方々が受け継いでいきます。冬の夕刻の人気の少ない歩道に流れるような空気感の演奏が、その方々によって作られていきます。
この作品の切り込み方は、この後にジャズを模索していく若いミュージシャンに、影響を与えていると思います。私が好きでよく聴いている、そしてこの「今日の1枚」で多く取り上げている、1970年代のロフト・ジャズ呼ばれている方々の演奏に、私はこの作品の影響を感じます。
改めてこの作品の偉大さを感じ、私は間接的にトリスターノの音楽に今まで接してきたのかなと思いました。
 

7度

 投稿者:マハール  投稿日:2019年12月 4日(水)07時42分58秒
  今日の1枚は、Lennie Tristano の Tristano、Atlantic原盤、1955年の録音です。
ディスクユニオン関内店中古CD半額セールで、250円で購入した作品です。
「レニー・トリスターノが打ち出した理論は・・・」と常に紹介される、レニー・トリスターノの代表作です。
代表作と言いましたが、彼の場合はレコーディングが本当に少なく、1950年代となりますと本作と「ニュー・トリスターノ」の2枚であり、こちらも彼の「代表作」です。
「鬼才トリスターノ」との邦題でお馴染みの本作は、二つのセッションで構成されています。ピーター・インド(b)とジェフ・モートン(d)とのトリオで4曲。リー・コニッツ(as)、ジーン・ラメイ(b)、そしてアート・テイラー(d)とのカルテットで5曲です。



昨日の1枚は The Modern Jazz Quartet の Fontessa。
ルイス作のタイトル曲は10分の演奏であり、聴いていると様々な映画の場面を思い浮かべます。それらはヨーロッパの貴族社会、或いは上流階級の人々の喜怒哀楽のシーンです。これはスタンダードの「Over The Rainbow」でも、そして全編通しても同じ感想です。
このようなシーンを隙間なく聴かせる本作は、本当に完成度の高いもので、「MJQの名前を決定的にした」との表現も頷けるものです。
しかしながら庶民の表情が印象に残る映画が好きな私にとっては、たまに聴くには良いね、となる作品です。
 

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