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17度

 投稿者:マハール  投稿日:2018年 4月10日(火)12時59分29秒
  今日の1枚は、Mike Ledonne の Keep The Faith、Savant原盤、2011年8月の録音です。
先に取り上げた「The Groover」と同じメンバーで同じスタジオで、2年後に録音された作品です。
タイトルの意味ですが、「しっかりしてね」「元気を出してね」「信念を貫いてね」などの意味があるようです。またタイトル名の曲も収録されています。作者は私は縁のないオルガン奏者チャールズ・アーランドです。この作品の演奏、そしてこの曲の演奏を通して、タイトル名の意味することを探しながら、聴いてみます。


昨日の1枚は、Mike Ledonne のThe Groover。
私は演奏側ではなく聴き専なのでオルガン奏法はわかりませんが、和音でグーっと音量を上げていく展開があります。オルガン演奏の魅力なのですが、それを多用する演奏には少なからず抵抗感があります。マイクのオルガン演奏は流暢なメロディ展開の中で、本当にここぞという場面でこの手法を用いてきます。ここぞという場面で使うからこそ、この手法が効果的であり、本作品ではその良い見本となっています。そこにエリックのテナーサックスとバーンスタインのギターが加わるので、ブルージーな陽気な迫力のある演奏が繰り広げられています。静かな住宅街の一角にあるスタジオで、こんなに熱い演奏をしていいのかと心配になるほどです。
そんな作品ですが、今回聴いて私が聴き入ったのはマイク作の「Deep Blue」です。微かな悲しみをサラッとしたブルースの中に忍ばしている曲と演奏です。エリック,バーンスタイン,そしてマイクと続くソロは素晴らしく、各楽器の魅力にも感じ入りました。
 

9度

 投稿者:マハール  投稿日:2018年 4月 9日(月)07時13分27秒
  今日の1枚は、Mike Ledonne のThe Groover、Savant原盤、2009年10月の録音です。
オスカー・ピーターソンはマイクのことを「この時代の最も有望で才能のあるピアニストの1人」と評したそうです。またマイクはオルガン奏者としても高い評価を得ています。今日は馴染みのエリック・アレキサンダーとピーター・バーンスタインのギター、そしてジョー・ファンウァースのドラムとのカルテット演奏の作品、オルガン奏者のレドンを取り上げます。
録音場所はNJにあるヌープ・スタジオです。ここをGoogleマップで確認したのですが、この名前のスタジオはなく、探した限りリバー・エッジという住宅街の中にあるスタジオは、NJサウンド・スタジオでした。この10年近くの間でスタジオ名が変わったのかと思いながらGoogleマップを見てますと、このリバー・エッジという地区は、本当に落ち着いた住宅街です。このようなところでどのような演奏をこの4人は繰り広げたのでしょうか。聴いてみます。



昨日の1枚は、Mike LeDonne の FiveLive。
「You And I」は1972年にスティービー・ワンダーが作った曲で、多くの歌手にもカバーされているバラッドです。この曲をマイクは独特の強いタッチとブルース感を活かしながら、しかし綺麗なメロディを大切にし、それらがギリギリで共存できる素敵な演奏を行っています。観客は馴染みある曲をマイクが料理していく流れに、舌鼓を打ったことでしょう。
トランペットにJeremy Peltが参加しています。彼は2000年代後半から脚光を浴びた方のようで、私は知らない存在です。この作品では彼の勢いあるペットとエリックのサックスが、楽しめます。先の「You And I」ではそれほど出番がないのですが、他のアップテンポの曲では、ペットとサックスの演奏がハードバップ全盛期のような輝きを出しています。
素敵なジャズクラブでこんな演奏を常に気軽に接することの出来るNYは、本当に素敵なところですね。
 

9度

 投稿者:マハール  投稿日:2018年 4月 8日(日)07時18分30秒
  今日の1枚は、Mike LeDonne の FiveLive、Savant原盤、2007年10月の録音です。
この「今日の1枚」ではお馴染みのピアニスト&オルガニストであるマイク・レドンの作品を、今日から3日間取り上げます。
マイクは2001年から毎週火曜日に、ブロードウェイ通りにあるスモークというジャズクラブで演奏しております。この名の通ったジャズクラブをGoogleマップで見た所、隣には国際宅配便のUPSとKFCがあり、街に溶け込んだ存在にスモークはなっております。
本作品はこのスモークでのライブ盤です。録音日となっている2007年10月19日と20日は土日でありますので、この週はマイク・レドンンの週だったのでしょう。共演はマイクにとってお馴染みのEric Alexandaer(ts)が加わっているクインテットでの演奏で、この作品ではマイクはピアノを演奏しています。


昨日の1枚は、Aki Yashiro の Yoruno Album。
スタンダード中心に日本の曲もいくつか。スタンダードも英語中心ですが、日本語でも少し。英語の発音は頑張ってますが、欲張ってはいけません。この作品の批判としては、英語がね、なんで日本語、とのものでしょう。ジャズ愛好家の一部には確かにそう言った感想もあるでしょう。
この作品の凄さは、八代亜紀という歌手の存在感が不思議な魅力で聴き手に迫ってくることです。一つの道で何十年も一線で活躍してきている歌手ならではの味わい、原点であるクラブ歌手の姿、流石のものです。
 

19度

 投稿者:マハール  投稿日:2018年 4月 7日(土)07時31分20秒
  今日の1枚は、Aki Yashiro の Yoruno Album、Universal原盤、2012年8月の録音です。
八代亜紀の「夜のアルバム」です。彼女がヒット曲を連発していた時期は、私は小学校六年生でした。ポップス・ベスト10などと言ったラジオ番組に夢中になり始めた時期でしたので、演歌歌手には全く興味がありませんでした。それでもTVで彼女を目にすると、凄い存在感を感じました。猫のような目に感じながらも、その目力に圧倒されました。そしてその声質に存在感を感じていたと思います。
そんな思い出から数十年経った2012年に、ロック少年からジャズお兄さん(世間ではジャズ親父か)になった自分に、八代亜紀のジャズ・アルバムが登場したのです。「わたしがナイトクラブで歌い始めた頃を思い出して作りました」との作品を聴いてみます。

昨日の1枚は、Eric Reed の Cleopatra's Dream。
私には相性が悪いピアニストなのかと感じるほど、心にとまることなく演奏がすぎて行きます。繊細な優しさの演奏との評が一般的なのでしょうけれど、何故か今回の対峙では私はそれを感じ取れないまま演奏が進んで行きました。そんな思いで終盤に差し掛かった時に、「I Loves You Porgy」が私の心に微笑みと優しさを運んできました。数多あるスタンダードの中でも屈指の美しいバラッドであるこの曲を、エリックは肩肘貼らずに演奏しております。私にとっての彼は肩肘貼らない場面で楽しめる演奏になるようです。
 

17度

 投稿者:マハール  投稿日:2018年 4月 6日(金)07時32分14秒
  今日の1枚は、Eric Reed の Cleopatra's Dream、M&I原盤、2002年の録音です。
欧州の人気ピアニストであるエリック・リードが、ロン・カーターとアル・フォスターという大御所二人を迎えて吹き込んだ作品です。M&I発足から12年経ったことから、過去のヒット作を紙ジャケで2012年に発売されたものを、私は購入しました。有名なリードのリーダー作品を持っていないこと、評判が高いこと、そして好みのスタンダードを演奏していることが、アマゾンでクリックした理由でした。



昨日の1枚は、Tim Ries の Stones World。
ストーンズのお馴染みの曲を、録音地の環境毎に素敵なセッションを繰り広げている作品です。ここでは東京でのセッションについて、少しばかりコメント致します。
東京セッション実現には、二人の日本人が大きく関わっていたとのことです。一人目はリースがEighty Eightと呼んでいる伊藤八十八氏です。伊藤氏がリースから依頼を受けて12時間でこのセッションの環境を整えたとのことです。もう一人は吉田美奈子さんです。彼女が中心となって日本側ミュージシャンを集めたとのことです。
そんな環境で吹き込まれた1曲目はヴードゥー・ラウンジに収録されているスロー・ナンバー「ベイビー・ブレイク・イット・ダウン」です。ストーンズのステージでも良く取り上げられ、キースの歌声に酔うきょくです。このセッションでの参加ミュージシャンは、Tal Bergman(d), Bernard Fowler(lead Vo), Larry Goldings(org), Austin Peralta(rhodes)であります。そして日本人参加者は、Kenji Hino(b), Kiyohiko Semba(per), Kazumi Watanabe(g),Minako Yoshida(vo)であります。リースの艶っぽいテナーサックスが気だるい雰囲気の曲を素敵に盛り上げています。またこの曲を知り尽くしているバナードと彼の友人である吉田美奈子が、リースのサックス同様にぞくっとする歌を聴かせてくれてます。またベースの日野賢二の存在もここでは重要になっています。そして何よりもこの曲を素敵なものにしているのが、後日のオーバーダブで参加したキースのギターでしょう。東京で録音された演奏を聴いて、それにピッタリくる出だしをリースのサックスと絡みながら披露しています。
東京2曲目は、リースが作曲した「ア・ファンキー・ナンバー」です。参加者は、Tal Bergman(d), Larry Goldings(org), Austin Peralta(rhodes)であります。そして日本人参加者は、Terumasa Hino(tp), Kenji Hino(b), Kiyohiko Semba(per), Kazumi Watanabe(g)であります。また同様にキースもオーバーダブで加わっております。ミドルテンポのブルースの世界で、リースのテナーと日野皓正のペットが絶妙な掛け合いを聴かせてくれています。
他の録音地での演奏も聴き所満載ですが、ここでは書き切れません。ジャズファンに勧める作品とは言えませんが、ストーンズの洗礼を強烈に受けたジャズファンならば聴くべき作品と言えます。
 

13度

 投稿者:マハール  投稿日:2018年 4月 5日(木)07時26分36秒
  今日の1枚は、Tim Ries の Stones World、Wal Wal Music原盤、2008年の録音です。
ティム・リーズはアメリカのサックス奏者であり、様々な分野で活躍しており、大学や音楽学校での指導も行っている方です。そして私にとってのティム・リーズと言えば、愛して止まないストーンズのツアーでサックスを吹いているお方です。
そんな彼のストーンズ集は「The Rolling Stones Project」というタイトルで2005年に発売されました(2005/10/7掲載)。今日取り上げるのはその第2弾であります。ストーンズのワールド・ツァーで世界各地を巡っている中で、プエルトリコ,パリ,インド等で録音したものであり、東京での録音もあります。現地のミュージシャンを加えての一発録りを基本にして吹き込まれました。ストーンズのメンバーも参加しています。
CD2枚組13曲が収録されています。私が持っているのは日本先行発売のもので、東京録音の2曲の別テイクが追加されています。


昨日の1枚は、Richard Davis の Blue Monk。
森川氏プロデュースなのですが、主役リチャード・デイヴィスに作品制作の権限が委ねられていたと感じる作品です。デイヴィスのベースの存在感が、低音の魅力という本シリーズの意図ではなく、ベースでの表現力という点で顕著に現れております。そんな演奏と、マンスとの掛け合いで曲の魅力を掘り下げていく演奏が交互に提示され、静かに楽しみながら聴き終える作品となっています。後者の魅力の「ブルー・モンク」、前者の圧倒感の「サマータイム」と続く冒頭の2曲で、聴き手の心をしっかりとつかんでおります。
 

18度

 投稿者:マハール  投稿日:2018年 4月 4日(水)09時02分15秒
  今日の1枚は、Richard Davis の Blue Monk、King原盤、2007年11月の録音です。
キングの「低音」シリーズを「今日の1枚」で取り上げるのは、これで7作目になります。その中でリチャード・デイヴィスは3作目となります。今回はジュニア・マンスとコンビを組み、スタンダードを中心に8曲を録音しました。
解説を増本義隆氏が書いていますが、この二人の共演は2007年の富士通コンコード・フェスティバルへの出演が、増本氏とジャズ・プロモーター石塚氏との縁で決まったそうです。別々のフライトで来た二人が成田空港で会ったのは40年ぶりだったそうです。常に一線で活躍して来た二人なので、少し不思議な気分で、この増本氏の解説を読んでいました。
勿論この機会をキングの森川進氏が見逃すわけなく、この作品が誕生したのでした。



昨日の1枚は、George Adams - Don Piullen Quartet の The First Recordings。
タイムレスでのアダムスと比べると、グループとしての面白みではなく、個のぶつかりあいの荒々しさを前面に出した演奏です。この時期のアダムスとピューレンの貴重な記録です。
 

15度

 投稿者:マハール  投稿日:2018年 4月 3日(火)06時51分33秒
  今日の1枚は、George Adams - Don Piullen Quartet の The First Recordings、A Recordings原盤、1975年3月の録音です。
1982年にジャズを聴き始めた私は、多くの方々と同様に黄金期のジャズ作品を漁るように購入していました。そんな時期に、初めて買ったジャズ新譜作品がアダムスのものでした。その後ずっと彼を追いかけてきました。私にとって時代体験できた愛すべきテナーサックス奏者は、アダムスとマレイであります。そしてこの両名は「今日の1枚」で何度も取り上げてきた方々です。
本盤は一時帰国の折に渋谷ジャロさんにお邪魔し、何も買わないのは失礼だと思って新譜コーナーから引き抜いたものです。s「The First Recordings」とタイトルされていますが、私が持っている作品の焼き直しと考えていて、無条件購入とはなりませんでした。
その後調べたところ、HOROから発売された作品のCD化とのことです。レコードでは持っていますが、CDで入手できたのことは、今となれば良かったと思います。
ドン・ピューレンについて、そしてアダムスとマレイとの関係については、「今日の1枚」ではお馴染みのお話ですね。



昨日の1枚は、Pete Malinverni の a beautiful thing!。
以前の作品と比べると、さっぱりした演奏になっています。しかしながら一旦心に入り込んだ演奏は、じわじわと存在感を増していきます。マリンバーニ作の「Evocative」がそのような演奏であり、ストレートな曲名通りでありました。
直近の彼の情報と思いネットで調べて気になったことを幾つか書きます。先ず彼のサイトが閉鎖されていること。ドメイン自体が無効になっています。そんなことで彼の直近情報は分からずでした。次に彼は「ナイアガラの滝」生まれとの記述が、あるページにありました。もちろん滝壺で生まれたわけではありませんが、随分と田舎町生まれであります。余談まで。
 

14度

 投稿者:マハール  投稿日:2018年 4月 2日(月)07時15分58秒
  今日の1枚は、Pete Malinverni の a beautiful thing!、Saranac原盤、2010年5月の録音です。
20年近く「今日の1枚」を続けてきますと、印象深いミュージシャンが何人か出てきます。今日取り上げるピアノ奏者のピーター・マリンバーニも、そんな印象深い方の一人であります。新譜買いの楽しさ、未知のミュージシャンに出会う喜びを教えてくれた方です。
既にこのコーナーでは彼の作品を5枚取り上げてきました。それらは全てピアノ作品に定評のあるリザボア・レーベルからの発売でした。今日取り上げる作品はSaranacというレーベルからの発売です。ネットからの情報によれば、マリンバーニが作ったレーベルとのことです。Lee Hudson (b)とEliot Zigmund (d)との、トリオ演奏です。


昨日の1枚は、High Five の Five For Fun。
音楽の素養があり、確かな演奏技術を備え、ジャズが好きでたまらない、そんな人達の思う方向が一つになっての演奏なので深みがあり爽快なジャズ演奏になっています。またメンバーのオリジナル中心ですが、聴いていると過去と今が頭の中で交差していく気分になる曲が多いです。
聴く度に、印象に残る曲は変わってくることでしょう。今回はピアノのLuca Mannutza作の「Cosi  Come Sei」とトランペットのFabrizio Bosso作の「Happy Stroll」での悲しみに聴き入りました。
さてこのユニットは2010年以降は活動が無いようです。ネットで調べますと各メンバーはしっかりと音楽活動をしております。そんな彼らの、重要な活動にこの作品がなっていることと思います。
 

13度

 投稿者:マハール  投稿日:2018年 4月 1日(日)07時40分40秒
  今日の1枚は、High Five の Five For Fun、Blue Note原盤、2008年1月の録音です。
勢いの良さが売りのイタリアの若バンドを「今日の1枚」では、「Jazz Desire」という作品を取り上げました(2004/10/11)。在香港の時期のことで、一時帰国の折に渋谷のジャロさんの新譜コーナーで入手したと記憶しています。溌剌とした思い切りの良い演奏を私は気に入り、2008年に本日取り上げる作品を購入したのでした。
溌剌とした気持ちになりたい今日、本作品を聴いてみます。
 

10度

 投稿者:マハール  投稿日:2018年 3月26日(月)07時54分21秒
  さてテテさんの「Body And Soul」。
恋の恨みをこれだけ早口で言われ続けたら、どんな人間でも辟易とすることでしょう。そしてここまでの猛スピードで飛ばせるテテさんはお見事。褒め言葉で感想を終わります。
 

9度

 投稿者:マハール  投稿日:2018年 3月25日(日)07時30分18秒
  その前に、この作品が録音されたとした1974年5月29日(水)の新聞を見てみましょう。
先ずはトップ記事。
日経「石油ヤミカルテル起訴、東京高検、石連・12社と17人、生産制限し5回値上げ、行政指導関係なし」
読売「石油ヤミカルテル起訴、価格協定 生産調整、石連と12社17人、東京高検、行政指導は影響ない。密田会長は不起訴」
朝日「石油カルテルで起訴、東京高検、石連と12社 業界幹部17人、価格・生産は違反、行政指導には触れず、販売は不起訴、ほぼ公取告発通り」
狂乱物価を引き起こした要因の一つとされる本件は、様々な視点から注目を浴びました。裁判は、生産については東京高裁で無罪、価格については1984年に最高裁で有罪となりました。ちなみに12社とは、出光興産・日本石油・太陽石油・丸善石油・共同石油・大協石油・キグナス石油・九州石油・三菱石油・昭和石油・シエル石油・ゼネラル石油です。この12社は吸収合併等を経て、現在では7社になっています。


ではこの5月29日の朝日新聞から少しばかり紹介します。
・3面に「故障発見するから安全、原子炉論議で森山長官、変な答弁で紛糾」とあります。この発言を受けて社会党委員は「審議を侮辱するものだ」として、参院商工委員会を退席しました。
与野党の中に技術系の議員がいて、どこ寄りでもない議論が積み重ねられてきたならば、日本の原発は違ったものになったのでしょう。
・15面スポーツ面にアイコンという会社の広告があります。サン・ミゲルの日本総輸入販売元としてのものであり、「世界のビール」とうたい、サン・ミゲルのロゴを使っています。香港とマレーシアに住んでいた私は、フィリピン生まれの子のビールのお世話になっていました。このアイコンという会社について調べたところ、恐らくは今のアイコン・ユーロパブという、世界のビールとシールドを輸入している会社のことだと思います。ビールのサン・ミゲルに関しては、2009年にキリンビールが株式取得したため、アイコン・ユーロパブでは扱っておりません。
・TV欄 夜の部はドラマ全盛時代であります。特にフジテレビは3連発。20:00「銭形平次、主演 大川橋蔵」、21:00「みちくさ、主演 あおい輝彦」、22:00「特捜記者、主演 芦田伸介」との具合です。
 

9度

 投稿者:マハール  投稿日:2018年 3月24日(土)07時50分21秒
  「今日の1枚からつまみ食い」、今回のテーマは「Body And Soul」が入っている
作品です。


「Body And Soul」が入っている作品の15枚目は、Tete Montoliu の Tete!、1974年5月29日の録音です。この作品は「今日の1枚」2度目の登場となります。そこで弱ったことが2点あります。
一つ目は2004年6月23日に「今日の1枚」で本作を取り上げた際には、「アイ・リメンバー・クリフォード」以外には辛いコメントを書きました。そして2016年12月15日につまみ食い企画に乗せた際のテーマは、「アイ・リメンバー・クリフォード」が入っている作品でした。そこではやはりこの曲以外はダメとの辛辣なもの。2度ダメ出しした「Body And Soul」について、何と書けば良いのか、聴く前から悩んでいます。
弱り二つ目は、この作品は5月28日での一日録り。これについてはそんなに弱ることもなく、ここでは翌日の29日として扱います。
 

11度

 投稿者:マハール  投稿日:2018年 3月23日(金)07時55分47秒
  さてレンデルさんの「Body And Soul」。
レンデルさんの感受性の強さが感じらるる「Body And Soul」です。この後に独自のスタイルを身に付けていき、イギリス・ジャズの黄金期の立役者になっていく姿が、はっきりとここに感じられます。
 

7度

 投稿者:マハール  投稿日:2018年 3月22日(木)07時46分1秒
  その前に、この作品が録音された1955年5月2日(月)の新聞を見てみましょう。
先ずはトップ記事。
日経「証券金融会社に統合の動き、証券法改正が景気、コール市場との直結を狙う」
読売「住宅融資保険要領決まる、貸付金の保証、中旬に提出、長期策への活路狙う」
朝日「経審を経済企画庁へ、総理府当局の構想まとまる、長期計画など策定、各省への勧告権付与」
本格的な経済発展に向けての日本の動きが、この3紙それぞれの記事に現れております。


ではこの5月2日の読売新聞から少しばかり紹介します。
・2面に商工相談というコーナーがあり、読者からの相談に対応しています。福島の河内さんからの相談は「ソースの製造・販売」とのもので、東京都商工指導所が答えております。その内容は「需要は増加しており、良質な製品を小規模にはじめれば伸びる余地あり」として、「作業場は最低3坪でコンクリート打、設備投資は20万円、運転資金は月5万円、保健所の許可必要」と説明しています。ここでいうソースとは勿論ウスターソースのことです。戦後の食事の西洋化により、日本のソースが給食に発展しました。昭和30年代には何にでもソースをかけていた、天ぷらにもソースだったと、徳島出身のママさんから聞いた記憶があります。メーカーの数も多かったことでしょう。
・4面スポーツ面に丸正自動車製造の広告があり、「名付け親探し?」とあります。同社新製品125ccライラック号というオートバイのニックネームを募集する内容です。この日は5月2日、締切は5日、発表が6日とかなりの短納期での募集となっています。さてその結果なのですが、ネットから明確な情報を得られませんでした、125ccライラック号のパンフや雑誌記事を掲載しているページはいくつもあるのですが、ニックネームには触れてません。ウィキペディアを見ますと、「ライラック・ランサーSW」や「ベビー・ライラックSF3」というのがありますので、このどちらかもしれません。
・TV欄NHK20:30から「連続劇 やがて青空」という番組があり、出演は内田研吉と水の也清美です。これはホーム・コメディの草分けの番組であり、その後には映画にもなりました。このNHKの方には黒柳徹子さんも出演していました。
 

4度

 投稿者:マハール  投稿日:2018年 3月21日(水)08時34分51秒
  「今日の1枚からつまみ食い」、今回のテーマは「Body And Soul」が入っている
作品です。


「Body And Soul」が入っている作品の14枚目は、Don Rendell の Meet Don Rendell、1955年5月2日の録音です。
どの時においても名盤復刻に取り組むレーベルや、ライブ音源を発売していく会社があります。中には著作権の面で大丈夫かなと思う会社もあるのですが、いずれにしても聴く方にはありがたいことです。何しろ6桁のお金を払わなければ聴けない本作品のようなものを、優しいお金で手にできるわけですから。
しかしそんな会社も、運営は長続きしない会社が多いです。私たちジャズファンには、このドン・レンデルの作品を復刻したジャスミンもそんな会社なのかと思っていましたが、この会社は幅広いジャンルの作品を扱っており、今も活動している会社です。その所在は、この作品を復刻した18年前も今も、ロンドン郊外のペリー・ベールです。グーグル地図でその場所を見ますと、線路沿いの倉庫のような建物の中に入居しております。倉庫兼事務所ということなのでしょう。渋い作品を地道に発掘し、堅実経営だからこそ、長年にわたり営業できているのだと感じました。
さてレンデルが「Body And Soul」を吹き込んだ1955年のイギリスジャズ界は、1960年代にスターになっていくミュージシャンが活動し始めた時期であり、このレンデルも自分のバンドを組んでジャズを模索しておりました。そんな「Body And Soul」を聴いてみます。
 

8度

 投稿者:マハール  投稿日:2018年 3月20日(火)08時58分17秒
  さてリチャーズさんの「Body And Soul」。
明るく元気にスタンダードを演奏しますとの姿勢の中に、リチャーズさん節も随所に織り込まれており、恐らくは1発録りの中でメンバーとの丁々発止も楽しめる一枚です。ベースとドラムの二人はネット上では情報を得られない方々ですが、リチャーズさんはそんな二人の良さを上手く引き出す演奏をしております。
そんな中での「Body And Soul」。ロンドン郊外のビショプズ・パークでテムズ川を赤く染める夕暮れの中で、思うような展開にならない恋の行方を穏やかな外観と落ち着かない気持ちで考えているような姿が、思い浮かぶような演奏です。
 

14度

 投稿者:マハール  投稿日:2018年 3月19日(月)08時06分49秒
  その前に、この作品が録音されたとした1998年1月4日(日)の新聞を見てみましょう。
先ずはトップ記事。
日経「共同で新型複合店、西武百貨店 ヨーカ堂 ジャスコ、2000年メド、米社と組み郊外展開」
これは実現しなかったようです。

読売「東京三菱など優良行から、公的資金で優先株買い取り、金融安定へ先行実施、政府・自民方針」
いわゆる資本注入のことです。

朝日「米軍機 相次ぎ急接近、旅客機の緊急回避3件、9月以降に運輸省確認、防止要請後も、米軍側 安全に配慮」
米軍は常に安全に配慮と言い続けていますね。


ではこの1月4日の日経新聞から少しばかり紹介します。
・3面経済面に「個人の自己破産最悪、97年 7万件に迫る、倒産で収入減 中高年増える」とあります。収入を断たれた中高年がバブル期に組んだ住宅ローンの返済が出来ずに、しかも売っても多額のローン残となり、自己破産を選ぶ人たちが増えているとのことです。この増加傾向は続き、2003年には25万件に迫る件数となりました。その後は減少傾向となりましたが、2016年には再び増加となりました。件数こそ7万件弱ですが、その原因には住宅ローンに加えて、高齢者破産や若年僧を中心にした銀行カードローンでの破産が新しい傾向とのことです。
・最終面にキッツという会社の広告があります。「ISO9001 日本で最初に取得」と自慢しており、「バブルの総合メーカー」と宣伝しています。私は知らない会社でしたが、1950年創設で今でも活躍されている会社です。「ISO9001 日本で最初に取得」に取得については、ネット上で裏付けは取れませんでした。
・TV欄を見ますと、今の自分ならば興味津々だけど当時は無関心だった番組があります。NHK教育21:30からの「芸術劇場」です。この日はアバド指揮のベルリン・フィルの定期演奏会を放送しておりました。モーツァルトのピアノ協奏曲は今でも無関心ですが、ブルックナー交響曲第9番は今なら絶対に見逃さないものです。
 

6度

 投稿者:マハール  投稿日:2018年 3月18日(日)08時04分14秒
  「今日の1枚からつまみ食い」、今回のテーマは「Body And Soul」が入っている
作品です。


「Body And Soul」が入っている作品の13枚目は、Tim Richards の The Other Side、1998年1月4日の録音とします。
ティム・リチャーズさんは今でもロンドンを中心に、コンスタントに活動されています。YouTubeにもそんな活動がいくつかアップされています。「今日の1枚」で本作品を取り上げた際には当然ながらジャズ奏者としてリチャーズさんを捉えておりましたが、YouTubeを見ると、いろんな分野に取り組んでいるようです。
2005年7月8日に私が書いたコメントを読み返すと、気に入ったが決め手が足りないとのことを、遠回しに述べておりました。「Body And Soul」での彼の演奏を聴いてみます。
 

5度

 投稿者:マハール  投稿日:2018年 3月17日(土)09時06分45秒
  さてヤコブスさんの「Body And Soul」。
1ヶ月の滞在中、大都市であるアムステルダムとロッテルダム、高級住宅街であるアムステルフェーン、そして田舎町であるサッセンハイムで過ごしておりました。アジアからの短期出張者である私は、どの街も古い建物が活きており洗練された風景に圧倒されておりました。この洗練さ、独自の香りは、ヤコブスさんの演奏にも感じ取れるものです。この作品をレビューしたネット上のコメントは、やはり洗練という言葉でこの作品を評しているものが多いのも頷けます。その上でのヤコブスさんの魅力は、決して饒舌にならずに、しかしながら表現するのに必要な言葉をしっかりと伝えてくることでしょう。爽やかな演奏の中に哀楽を響かせている「Body And Soul」、サッセンハイムのカフェで過ごした昼休みを思い出しながら聴いておりました。
さてヤコブスさんですが、1996年に61歳でお亡くなりになりました。奥様のリタ・ライスさんは2013年に89歳で亡くられなした。10歳上の姉さん女房だったのかと、今初めて知りました。
 

16度

 投稿者:マハール  投稿日:2018年 3月16日(金)08時22分28秒
  その前に、この作品が録音されたとした1982年1月1日(金)の新聞を見てみましょう。
先ずはトップ記事。
日経「繁栄きわめ鎖国の夢、開国革命で活力を、均整とれた高度技術国家へ」
新コラム「日本とは何か」の1回目です。経済を切り口にこれからの世界の流れを示し、日本の進むべき道を説いています。このコラムから36年、今の日本の反省点を予言していた内容です。

読売「世界公共投資基金、サミットで提唱へ、5000億ドル集め大事業、経済活性化の決め手に」
この世界公共投資基金は構想としては立派なものでしたが、実現には至っておりません。

朝日「地球の危機救おう、緑守る基金を訴え、米ソなど首脳に電報、自然保護・軍縮議連」


ではこの1月1日の朝日新聞から少しばかり紹介します。
・2面にあるコラム「記者席」は「ワンワン会、72歳の春迎え」との見出しです。戌年のこの年、衆参両院での年男は58人いるとのこと。その中でもこの年72歳になる明治43年生まれの議員は「ワンワン会」という親睦団体を作って、年1回交流しているとのことです。最盛期は30名ほどいましたが、この年には12名とのことです。自民党の会員は従順で、野党の会員は吠えたり噛みついたりする人が多いと、記者は感想を述べています。
・6面に講談社、7面に平凡社の広告があり、百科事典の全盛期であることが伺えます。
・おせち番組一色の中で、テレ朝19:30からはプロレス中継であります。内容は「猪木vsR.ボック、B.バックランドvs藤浪、タイガーマスクvsD.キッド」です。私はこれを見ていたはずですが、試合内容は思い出せませんでした。
 

14度

 投稿者:マハール  投稿日:2018年 3月15日(木)08時44分49秒
  今日の1枚からつまみ食い」、今回のテーマは「Body And Soul」が入っている
作品です。


「Body And Soul」が入っている作品の12枚目は、Pim Jacobs の Come Fly With Me、1982年1月1日の録音としました。
もう10年以上前のことですが、オランダに2回出張に行きました。合わせて1ヶ月強しか滞在しなかったのですが、東南アジア専門の私にとっては初めてのヨーロッパ滞在で興味深いことの連続でした。現地法人の事務所で女性スタッフとの話の中で、私はリタ・ライスが好きだとPCに彼女の作品の写真を表示しました。当然ながら若い時の写真ですので、スタッフの女性は「今は年配だけど
今でも活動しているよ」と教えてくれた上で「彼女の旦那さんを知っている?」と私に尋ねてきました。もちろん「ピム・ヤコブスでしょ」と私は即答しましたが、ヤコブスさんもジャズファンではない一般の人にも知られた存在なのかと感心したものでした。
今回の「つまみ食い」企画でこのヤコブスさんの作品を取り上げることになり、彼の他の作品についてネット調べてみました。しかしながらディスコグラフィには出会えず、数枚のジャケット写真を見ただけでした。しかし収穫はありました。それはヤコブスはテレビプレゼンターとしても活躍していたとの情報を得たからです。音楽番組とゲーム番組を持っており、人気があったそうです。この情報に接して、10年前の出来事に合点がいきました。
長々と書きましたが、ヤコブスさんの「Body And Soul」を聴いてみます。
 

11度

 投稿者:マハール  投稿日:2018年 3月14日(水)08時56分24秒
  さてアルヴァニタスさんの「Body And Soul」。この曲でもエレピをアルヴァニタスさんは弾いております。表現したい世界はきっちりと彼の中にあるのでしょうけれど、それが聴き方に届かないのです。少なくとも私には全く届きませんでした。良いところを聴き出そうとしましたが、無理でありました。  

16度

 投稿者:マハール  投稿日:2018年 3月13日(火)18時02分39秒
  その前に、この作品が録音された1987年3月25日(水)の新聞を見てみましょう。
先ずはトップ記事。
日経「NYで日米協調介入、2-3億ドル、ドル買い、円反落 一時149円台に、ロンドンでも委託介入」
読売「円高抑制、米も大規模介入、数億ドル、148-149円台、米適正水準を探る?」
朝日「日米英が協調介入、ロンドン・NY市場、149円台まで戻す、円高に一応の歯止め」
戦後から長年続いてきた1ドル360円の固定相場は、1971年のニクソン・ショックを受け、その後のスミソニアン協定で1ドル308円となりました。しかしドルの固定相場の維持が難しくなり、1973年4月に日本は変動相場制に移りました。その直後に1ドル260円まで円高が進みましたが、この年の秋のオイルショックで1ドル300円まで戻り、1976年末までこれが続きました。しかしながら円高が進み始め1ドル200円を突破し、1978年末には一時1ドル180円を突破しました。その後は、アメリカのカーター政権下でのドル防衛政策の他、イラン革命の進行によるオイルショック懸念、ソ連のアフガニスタン侵攻で再びドル高となり、1980年には1ドル250円付近まで円安が進みました。その後はしばらく1ドル200-250円で推移しました。
1985年秋にはプラザ合意によるドル安誘導政策で円高が進み、1986年末には1ドル160円を突破しました。1987年2月にはルーブル合意でドル安に歯止めをかける方向になったものの、ドル安は進んでいきました。
この記事の動きは、そんな中での取り組みであります。以上はウィキペディアからの引用でした。


ではこの3月25日の読売新聞から少しばかり紹介します。
・1面に「脳死、日医も容認、倫理懇 きょう中間報告」とあります。脳死については様々な議論が重ねられ、「臓器の移植に関する法律」で脳死が法律で定義づけられたのは、この記事から10年後のことでした。
・この時期には、予備校の広告が多くあります。この日も、研数学館・早稲田予備校・一橋学院・早稲田ゼミナール・新宿セミナーの、5校の広告がありました。今の予備校の需要が減っている中で、この中の4校は今でも予備校として機能しております・
・TV欄では、翌日から始まる選抜高校野球に触れる番組が多いです。この年は神奈川から選ばれた高校はありませんでした。ちなみに優勝したのはPL学園でした。
 

7度

 投稿者:マハール  投稿日:2018年 3月12日(月)08時12分51秒
  「今日の1枚からつまみ食い」、今回のテーマは「Body And Soul」が入っている
作品です。


「Body And Soul」が入っている作品の11枚目は、Georges Arvanitas の Quartet、1987年3月25日の録音です。
ヨーロッパのお方の名前をカタカナ表記する際に、迷うことがよくあります。フランスを代表するピアニストであるこの方については、「今日の1枚」ではアルヴァニタスと表記してきました。何かにそう書いてあったからそうしてきたのですが、今回調べたら「新・世界ジャズ人名辞典」ではアルヴァニタ、そして「ヨーロッパのジャズ・ディスク 1800」ではアルヴァニータスと表記してありました。何が正解かはわかりませんので、今まで5枚を取り上げてアルヴァニタスとこの「今日の1枚」ではしてきましたので、今回のつまみ食いでもアルヴァニタスと致します。
さて2001年10月8日に「今日の1枚」でこの作品を取り上げた際には、エレピでの演奏を「何か節操の無い演奏」と酷いことを書いていました。今日は何か良いところ探しながら、「Body And Soul」を中心に聴いてみます。
 

8度

 投稿者:マハール  投稿日:2018年 3月11日(日)09時11分57秒
  昨日の1枚は、The Bill le Sage - Ronnie Ross Quartet。
西海岸ジャズを上手く吸収しての演奏との表現も確かなのですが、私にはお二人の独自のリズム感を感じます。決して特徴あるものではなく、サラッとした味付けなのですが、その塩味加減が絶妙なのです。スタンダードや、お二人の洒落たオリジナル曲を楽しく聴かせてくれる40分でした。
ここまで書いたところで、念のため「「今日の1枚」掲載リストを確認したところ、ロニー・ロス
の1959年アメリカ制作の作品を取り上げていることに気付きました。そこでは「個性が感じられない、印象に残る作品ではない」と冷めた感想を述べていました。アメリカでの録音となると、ロスさんの個性を発揮しにくかったのでしょう。このイギリス通販会社制作盤では、洒落た個性を感じられました。
 

7度

 投稿者:マハール  投稿日:2018年 3月10日(土)08時35分45秒
  今日の1枚は、The Bill le Sage - Ronnie Ross Quartet、World Record Club原盤、1963年4月の録音です。
イギリスの中堅ミュージシャン二人による双頭リーダー・カルテットによる作品を、今日は紹介します。ビル・ル・サージュはヴァイブとピアノ、ロニー・ロスはバリトン・サックス奏者であります。ベースにはスパイク・ヒートリー、ドラムにはアラン・ガンリーが参加しています。
私が持っているCDは日本のノーマが2003年に発売したものですが、オリジナル・レーベル名を探すのに苦労しました。結局ネットから情報を得たのですが、このワールド・レコード・クラブは通販専門レーベルとのことです。相当の音楽好きの方々が、その通販クラブの会員になっていたようです。



昨日の1枚は、Franco Cerri の International Jazz Meeting。
店主情報の通りのギター演奏で、軽やかにジャズを演奏しましたとの作品です。またバルネの活躍場所は少なく、バルネ好きでオリジナル盤購入した方は所有の喜びを味わっただけでしょう。
イタリアのジャズが、そしてヨーロッパのジャズが本格的に個性を発揮し始める前の、微笑ましい作品として楽しく聴き終えました。
 

17度

 投稿者:マハール  投稿日:2018年 3月 9日(金)07時53分18秒
  今日の1枚は、Franco Cerri の International Jazz Meeting、Columbia原盤、1961年6月の録音です。
私はこの作品を、DIWが2009年に復刻したCDで持っております。
1926年にイタリアで生まれたフランコ・チェリは、最初はギターで活動していましたが、その後にベースに変更し、1950年台にビリー・ホリディやMJQなどとも共演しました。その後はギターとベースの両刀使いで演奏を活動を行なっておりす。ここまでは「ヨーロッパのジャズ・ディスク1800」からの引用です。ウィキペディア英語版からの情報によると、まだご健在のようで、2013年までのレコーディングが確認できました。
そしてジャズの新譜を扱って40年以上、オリジナル盤の取り扱いでも有名なお店の店主からも情報を頂きました。何でもこの作品は40年の営業を通しても、オリジナル盤は2回ほどしか扱っていないとのことです。チェリのギターはスペインっぽい雰囲気で注目を浴びるものではないとのことです。しかしながらこの作品にはバルネ・ウィランが参加しており、その線で欲しがる方がいらっしゃるそうです。かつては6桁の値段で取引されていた作品とのことです。


昨日の1枚は、Diana Krall の Glad Rag Doll。
アメリカ人ならば誰もがなじみ深い曲が並んでいるのだと思います。アネット・ハンショーが1932年にヒットさせた「We Just Couldn’t Say Goodbye」、同じく1932年のジミー・ロジャーズのヒット曲「Prairie Lullaby」、「Let It Rain」はクラプトンの曲でなくJames Kendis作とクレジットされており素敵なバラッドですのでこれもヒット曲なのでしょう。こんな曲をクラールさんはハスキーさが増した歌い方で、しみじみと歌っております。日本人が聴いても心暖かくなるメロディとその歌い方に聴き入りますので、アメリカ人の方ならば涙ものなのでしょう。そう考えながらクラールさんはカナダ人とのことを思い出しましたが、出身地はナナイモという場所なので、アメリカ文化に常に接していたのでしょう。
歪んだ音を多用するギターの使い方が私が聴いてきたクラールさんの作品とは趣が違うのですが、この辺りは色々な考えによるのでしょう。
聴き終えたところで改めてタイトル名を考えて見ますと、それは長年にわたり多くの人たちに可愛がられてきた曲との意味なのでしょう。
 

4度

 投稿者:マハール  投稿日:2018年 3月 8日(木)07時48分7秒
  今日の1枚は、Diana Krall の Glad Rag Doll、Verve原盤、2012年の録音です。
タイトルは、長年一緒に過ごしてきた人形を指しているのでしょう。ミルトン・エイガーが1929年に書いた曲で、それなりに有名な曲らしいです。すっかり大物歌手となったダイアナ・クラールさんがこの曲をタイトルにした作品を、今日は取り上げます。
この「今日の1枚」では彼女の作品を4枚取り上げており、それらは1995年から5年間ほどの作品で、彼女がスターに人気者になっていく時期のものでした。その後の大スター時期の作品は何故か購入してませんでしたが、この作品はアマゾンでトップページに表示され、勢いで購入したのでした。


昨日の1枚は、Eden Atwood の Like Someone In Love。
本格派歌手の力作を頭にイメージして、作品作りされている印象を受けました。確かに歌唱力は高い彼女なのですが、この作品には彼女の焦りがあるように感じます。否定的な見方になっていますが、彼女には少し力を抜いて、そして華を加えた作品にして欲しかったです。
この作品を制作した数日間のセッションから、もう一枚発売されているそうです。しかしそれ以降は、彼女の活動が見当たりません。彼女はもともと体調に不安があるようなので、ひょっとしたらこの作品が歌手としての最後の力を注いだ作品なのかもしれません。
 

4度

 投稿者:マハール  投稿日:2018年 3月 7日(水)07時57分11秒
  今日の1枚は、Eden Atwood の Like Someone In Love、SSJ原盤、2009年6月の録音です。
この「今日の1枚」ではお馴染みの女性歌手イーデン・アトウッドが、シナトラ・ソサエティ・オブ・ジャパンから発売した作品を、今日は取り上げます。
彼女のキャリアを振り返ると、二つの時期に大別できます。最初のものは、コンコードから作品を発表していた1990年台前半のものです。そんな時代の作品を、「今日の1枚」では1作品紹介しました。
その後に彼女は5年ほどのブランクを挟んで、再度作品を発表し始めました。そんな時期の作品は「今日の1枚」で3枚取り上げてきました。この時期の彼女は日本でも結構評判になったのです。
しかし、そんな二つ目の時期も、2000年半ばまでのものでありました。
話をシナトラ・ソサエティ・オブ・ジャパン(SSJ)に移します。この組織が埋もれたヴォーカル作品を次々と掘り出している姿は、このコーナーでも少しは触れてきました。そんな活動の中で、ついにSSJは自ら作品を制作することになったのです。そして白羽の矢を立てたのは、イーデンさんでありました。
そんな本盤はイーデンさんの第三の時期と言えるもので、コンボをバックにしたスタンダード集です。



昨日の1枚は、Jenny Evans の Lunar Tunes。
このコーナーで紹介してきた諸作と比べると、弾んで歌うジェニーさんの姿は感じられません。作品を通して重厚な表現方法を追求し始めたジェニーさんの姿が、この作品に感じられます。クレジットはされてませんが、彼女自身が全体をプロデュースしているのでしょう。この録音時点で50歳を過ぎているジェニーさん、彼女にとっては今後の歌手としての展開を模索している作品と言えます。
 

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