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横濱ジャズプロムナード

 投稿者:マハール  投稿日:2018年10月 7日(日)21時46分16秒
  Jose Colon Project      横浜赤レンガ倉庫1号館
Cycles of Trio              横浜赤レンガ倉庫1号館
今田 勝(p)トリオ +今田あきら(key) +金本麻里(vo)     関内ホール 小ホール
中西俊博がJAZZを泳ぐ!!     横浜みなとみらいホール・大ホール
Dixie Meeting
有馬靖彦とデキシー・ジャイブ+野村佳乃子(vo)
外山喜雄とデキシー・セインツ
薗田憲一とデキシー・キングス+FUMIKA(vo)
横浜みなとみらいホール・大ホール
 

26度

 投稿者:マハール  投稿日:2018年10月 7日(日)07時59分28秒
  今日の1枚は、Giorgio Gaslini の Murales、Dischi Della Quercia原盤、1976年の録音です。
イタリアのピアニストのジョルジオ・ガスリー二さんの作品は、1997年録音盤(2001/7/3掲載)をかつてこの「今日の1枚」で取り上げました。その掲載から13年経った2014年にガスリー二さんは84歳で亡くなりました。
今日取り上げる作品は、1970年代に立ち上げた自己のレーベルからの作品です。1940年代から活躍していたガスリー二さんですので、音楽活動歴から見ればその後半の出来事となります。Gianni Bedori(ts,ss),Bruno Tommaso(b),Andrea Centazzo(d)とのカルテットでの、ライブ作品です。
タイトルの意味は「壁画」、ジャケの壁画は戦士のように思えます。


昨日の1枚は、Kamasi Washington の The Epic。
1枚目は計6曲で66分の演奏時間、ここでのタイトルは「The Plan」です。このタイトルを頭にして演奏を聴いていると、長い航海に出発するに当たって夢を語り、しかし考えられる怖さに震えながら、それでも大海に出て行くことを穏やかに感じているような、そんな気持ちで航海計画を立てているような絵が思い浮かびました。
2枚目は計6曲で54分の演奏時間、ここでのタイトルは「The Glorious Tale」です。聴いて感じたのは、「栄光の物語」と言うよりも「栄光への苦労」と言うものでした。喜びもあれば落胆もあり、信じ合える力強さもあれば裏切りの悲しさもあり、そちらかと言えば後者の負の面を強く感じました。
3枚めは5曲で53分、ここでのタイトルは「The Historic Repetition」です。「繰り返す歴史」と言うよりも、「また出来る事の喜び」と言うように感じました。前2枚で出てきたメロディも用いて、なんだかんだ言ってもまた前に進める嬉しさを感じた演奏でした。航海に例えるならば、長き航海が終わり、達成感を感じながらそこまでへの苦難も握りしめて、もう陸で暮らそう決心して暫く過ごしたけれど、やはり再び大海原に出て行き充実感を味わう決心した人間の笑顔が浮かんで来る演奏です。
173分のこの作品、物語を感じさせてくれる作品ですし、演奏時間の長さも苦になるものではありませんでした。カマシの豊富な音楽感がこのような作品を作り上げたのでしょう。私は感じただけで、この作品を理解したとは言えません。しかし、このように感じさせて来るれミュージシャンは貴重なものです。
新作を今年に発表し、好評だとか。いつかその新作を「今日の1枚」で取り上げます。
 

横濱ジャズプロムナード観賞記録

 投稿者:マハール  投稿日:2018年10月 6日(土)21時15分20秒
  山田拓児(as)Septet                                 横浜赤レンガ倉庫1号館
千葉岳洋(p)クインテット       KAAT神奈川芸術劇場 大スタジオ
KANKAWA(org) トリオ        KAAT神奈川芸術劇場 大スタジオ
福井ともみ(p)&マウント・ノネット  関内ホール 大ホール
Gentle Forest Jazz Band                        関内ホール 大ホール
 

20度

 投稿者:マハール  投稿日:2018年10月 6日(土)08時11分20秒
  今日の1枚は、Kamasi Washington の The Epic、Brainfeeder原盤、2011年12月の録音です。
ここ数年、と言うより10年以上、私は新譜買いから遠のいております。今日の主役のサックス奏者カマシ・ワシントンは、その間に登場した方で、話題を集めた方とのことです。2011年12月から本作品の録音が始まり、それが終了したのは2014年3月とのことです。それがCD3枚組で発売されたのは2015年3月のこと、すぐに高い評価を集めたとのことです。
そんな世間の評価を知らずに過ごしてきた私が、カマシの存在、そして本作の存在を知ったのは、今年の4月にネット仲間に教えて頂いたからです。すぐにネット注文したのですが、今日までなかなか取り上げられずにいました。
テナー・サックス奏者のカシマの本作品には、数多くのミュージシャンが参加しています。大人数での大作のタイトルは、「ザ・エピック」です。エピックはもともと叙情詩との意味とのことです。では叙情詩とは何かというと、ウィキペディアでは「詩人個人の主観的な感情や思想を表現し、自らの内面的な世界を読者に伝える詩」とのことです。またあるサイトでは「叙情詩は長い物語的な詩で、 国の誕生の話をよくします」と書かれています。因みにそのサイトではエピックは最近はスラングとして用いられ、それは「素晴らしい」や「最高」に近い意味とのことです。叙情詩と言われてピンとこない自分が恥ずかしいのですが、ジャケを見ると「人類の誕生のお話」との意味に、私は解釈しました。


昨日の1枚は、Daniel Zamir & Satlah の Children Of Israel。
イスラエルを含めて中近東の町並みや生活の様子は、映画やTVドキュメンタリーで目にすることがあります。それらは欧米や東南アジアに比べれば数少ないものなのですが、逆にそれらが強く印象に残っています。本作を聴くと、そんな光景が目の前に現れてくる感じがしました。
私は仕事の縁で、香港とマレーシアのペナン島に、合わせて13年住んでおりました。異国の街の雰囲気が、そこの住民になって月日が経つと、自分の体に染み込んだ街の雰囲気になってきます。それを感じた瞬間には、何やら嬉しくなりニヤッとしてました。本作を聴いていると、イスラエルを含めて中近東には行ったことがない、ましてや生活したことの無い私ですが、その街並が体に染み込んできたような錯覚になりました。
そんな思いになるダニエルの演奏は、実に素晴らしいものだと言えます。私には本作での10曲が、ダニエルが言いたいことを言い切ったところで突然終わるように感じましたが、難点を探すならばそんな程度のところでしょう。
私がジャズCDを再び買い出せる場面になってきたら、ダニエルの作品を買いたいと思います。願いはいろんな光景を再び私に提供してくれること、恐れているのはこの手の演奏は1枚だけでいいやとの思いになることです。間違いなく前者だと思いますが、その時が来るのを楽しみにしています。
 

本日で満20周年

 投稿者:マハール  投稿日:2018年10月 5日(金)07時45分17秒
  maharl photo & jazz は本日で満20周年、これからも続けていきます。  

18度

 投稿者:マハール  投稿日:2018年10月 5日(金)07時35分39秒
  今日の1枚は、Daniel Zamir & Satlah の Children Of Israel、Tzadik原盤、2002年6月の録音です。
毎年ではありませんが、横濱ジャズプロムナードでは一つの会場で外国人ミュージシャンだけのプログラムを設けています。2015年は赤レンガ倉庫に、5組の外国人ミュージシャンの演奏がありました。私は積極的理由では無かったのですが、ダニエル・ザミールの演奏を聴きに行きました。老若男女で満員の会場でしたが、1曲目からダニエルの演奏に圧倒されていました。ベースとドラムを従えて、アルトとソプラノを演奏し、時には歌ってもいたダニエルさん。中近東の香り、そして日本人にも染み入る曲、そして熱気で高速運転するダニエルさん。観客をノックアウトしたとは、まさにこのステージのことを言うのだなと感じておりました。
私はイスラエル・ジャズに初めて接したこの後に関内ホールに向けて10分少々歩いて移動したのですが、その間の信号待ち2回の少しの間にスマホで今日取り上げるダニエルさんの作品を注文しました。
ベースとドラムとのトリオに、サックス3本を加えて、さらにレーベル・オーナーであるジョン・ゾーンもゲスト参加している本作を、今日は聴いて見ます。



昨日の1枚は、Isao Suzuki の Blue City。
「(8番街)45丁目」という鈴木勲さん作の曲があります。鈴木勲さんは一時、マンハッタンにあるブレイキーの家でお世話になっていたとこのこと。8番街とはマンハッタンのことなので、この曲はそんな居候時代のことを思い浮かべて描いた曲なのでしょう。芸術の刺激に囲まれて、自分が何かをモノにしたいとの願いを、少し悲しげなメロディに込めたような曲であり、演奏であります。続く曲、LPならば裏返してすぐの曲は「Play Fiddle Play」であります。E.Deutch - A.Altman とクレジットされている曲ですが、曲調と演奏は新宿の繁華街の明け方のような雰囲気です。つい先ほどまで夢に包まれた喧騒の世界だった場所が、行き場のない場所に変身してしまったような状態を、私はこの曲を聴きながら思い描いておりました。
こんな私のたわ言は大外れなのでしょうが、この2曲、そしてこの作品で聴ける演奏は、間違いなく夢と現実の狭間で揺れ動く世界を描いております。
「Blow Up」同様にベース2本にしたことによる鈴木さんの演奏の輝き、「Blow Up」同様のTBMレーベルの録音の良さ、これもこの作品で輝いておりました。
 

20度

 投稿者:マハール  投稿日:2018年10月 4日(木)07時57分50秒
  今日の1枚は、Isao Suzuki の Blue City、TBM原盤、1974年3月4日の録音です。
4年前の横濱ジャズプロムナードのことですが、当時81歳の鈴木勲さんのステージの次が当時60歳のKANKAWAさんでした。焼酎を飲みながらの演奏で横浜開港記念会館に集まったお客さんを楽しましたKANKAWAさんが、アンコールで鈴木勲さんを呼んで1曲披露しました。「現役ミュージシャンではロイ・ヘインズに次ぐ年齢の鈴木勲」とのKANKAWAさんの発言はさて置き、二人の”若さ溢れる”演奏は実に印象深いものでした。
鈴木勲さんのTBMから発売された作品を、もう1枚買いました。菅野邦彦(p),渡辺香津美(g),井野信義(b),そして小原哲次郎(d)との演奏です。



昨日の1枚は、Isao Suzuki の Blow Up。
ベース奏者のリーダー作品で、もう1本追加しベース2本で演奏するのはよく見かける形です。追加ベースはバッキングに徹して、主役ベースが時には弓弾きを交えて演奏していく形です。この鈴木勲さんの作品もそのように演奏されており、変幻自在なベース演奏が楽しめます。
特に気に入ったのは、タイトル曲でした。鈴木さんの長年の盟友である菅野と大塚、繊細ながら酔わしてくれるピアノとバンドをしっかりと固めるドラム、そこにスピード感が堪らない水橋のベース。これらに支えられて思う存分暴れまくる鈴木さんのベースを聴くと、何故だかこの時期の東映映画の、雑踏の中で若さのパワーを爆発させたい若者たちの姿を思い出します。そいえばタイトルの意味は爆発とか炸裂との意味です。当時の社会のパワーと虚しさを感じる演奏でした。
 

19度

 投稿者:マハール  投稿日:2018年10月 3日(水)08時15分4秒
  今日の1枚は、Isao Suzuki の Blow Up、TBM原盤、1973年3月29日の録音です。
ベーシストの鈴木勲さんは、ベースや銀巴里世代の方で、1933年生まれの方です。ジャズ・メッセンジャーズへの参加でも知られているお方です。しかし私には鈴木良雄さんとの区別がつかなく、和ジャズに疎すぎる自分に気づく次第です。
しかしながら和ジャズに疎いからこそ、私は日本人ミュージシャンメインの横濱ジャズプロムナードが楽しめるのでしょう。そんな楽しんだミュージシャンの一人が鈴木勲さんのステージです。横浜開港記念会館で南国風の味わいを加えたバンドの演奏は、鈴木勲さんのごっつく粘りのあるベースに引っ張られて、気づくと私の体は揺れており、周りの観客も同様でありました。その時点で鈴木勲さんは80歳を過ぎており、スカート姿と合わせて強い印象を受けました。
そして購入したのが今日取り上げる作品です。菅野邦彦(p)・水橋孝(b)・ジョージ大塚(d)とのカルテットでの演奏です。



昨日の1枚は、Toshiko Akiyoshi の The 50th Anniversary Concert In Japan Of The Arrival Of The United States。
ハード・バップ好きならば、誰もが気に入るであろう1枚、穐吉さんの重たく鋭く華麗に流れるピアノ、入魂のタバキン、もたれ掛かりたくなる穐吉さんの曲。この作品を聴き終えて、褒め言葉は幾つも浮かんできます。その中にあって、日本人ならではの感性が心に突き刺さるのかと感じました。しかし浮かんで来たそんな思いを、まだ消化しきれない自分も感じています。
いろんなことを考える、多くの模様が浮かび上がってくる、そんな思いで聞き終えました。
 

20度

 投稿者:マハール  投稿日:2018年10月 2日(火)07時46分22秒
  今日の1枚は、Toshiko Akiyoshi の The 50th Anniversary Concert In Japan Of The Arrival Of The United States、T-Toc原盤、2006年3月6日の録音です。
4年前の横濱ジャズプロムナードにおいて、穐吉はみなとみらいホールで演奏を行いました。その際にMCで1956年に渡米した時のお話、ご苦労話をされていました。その中で私には「バッファロー」という発言を何度も耳にしました。影響を受けたピアニスト、アメリカで会いたいピアニストとして「バッファロー」と発言していたと感じました。感じたというのは流暢な発音と早口もあり、私がそのように受け取ったという意味です。私は「バッファロー」という名前、「バッファロー」というあだ名のピアニストは全く思い浮かばず、かなり気になったのですが、すぐに演奏が始まり穐吉さんのパワフルで繊細な演奏に心を奪われ、「バッファロー」の件は頭から消えました。
コンサートが終わり自宅へ戻る途中で、私は再び穐吉さんの「バッファロー」発言を考え始めました。穐吉さんが影響を受けたといえばパウエルなのに、パウエルの話が一言もでなかったことを考えた際に、ようやく合点が行きました。
カタカナ表記では「バド・パウエル」、発音に忠実にカタカナ表記するならば「バッ パァゥエル」となるのでしょうか。「バッファロー」とは「バド・パウエル」だったのです。

長々と私の英語聞き取り能力の幼稚さを書きましたが、そろそろ本題。
今日取り上げる穐吉さんの作品は、渡米50周年日本公演です。ルー・タバキン、ジョージ・ムラーツ、そしてルイス・ナッシュとのカルテットでの演奏です。有楽町朝日ホールで観客無しで収録されました。




昨日の1枚は、Toshiko Akiyoshi の Carnegie Hall Concert。
ビッグバンドを維持するのは大変なことであるのは、時に伺う話です。穐吉さんは1970年代から長きに渡りビッグバンドを維持していたので、そのご苦労は大変だったと思うのと同時に、彼女のビッグバンドの人気ぶりが伺えます。
1曲めは「Children Of The Universe」という穐吉さん作の曲なのですが、冒頭と最後に雅楽の味わいを入れています。日本から鼓奏者二人が参加しており、ピッコロを雅楽楽器のように使っております。穐吉さんほどでも和の要素を入れなければ名門ホールに来た客を納得させられないかと思ったのですが、何度が聴けば自然な流れに感じるようになり、これはこれでありなのかと感じました。
気に入ったのは2曲めの穐吉さん作の「I Know Who Loves You」でした。アップテンポの演奏の中に柔らかいながら迫力あるホーンのアレンジが、先ずは素敵なもの。そして穐吉さんのピアノ・ソロは楽しみ溢れる演奏で、和かな彼女がそこにいました。ゲスト奏者のハバードの貫禄演奏もあり、聴きごたえある内容でした。曲名の「あなたを愛している人を知っているのよ」であることを思い出し、この人生経験豊かな女性の言葉と演奏を重ね合わせ、ニヤッとしている自分に気付き、この作品を聴き終えました。
 

25度

 投稿者:マハール  投稿日:2018年10月 1日(月)07時46分1秒
  今日の1枚は、Toshiko Akiyoshi の Carnegie Hall Concert、Sony原盤、1991年9月20日の録音です。
横浜の関内からみなとみらいのエリアで有料会場8カ所と多くの無料会場で、毎年10月の二日間で横濱ジャズプロムナードが開催されます。有料会場1カ所で5つほどのプログラムが用意されており、多くのジャズファンがお目当てのステージを求めて各会場を行き来するというもので、今年で25周年となります。
今から11年ほど前にみなとみらいに引っ越した私には、近所で行われているジャズ祭りであり、海外駐在での4年間を除いては、毎年楽しみに観に行っております。ジャズ・ライブ漬けの二日間を過ごして、出演者のCDを購入したこともあります。本日からこの「今日の1枚」で、5枚ほどそんな作品を取り上げて行きます。

私にとっての穐吉敏子さんと言えば、次の3点が思い出します。先ずは日本人で海外で活躍したミュージシャンとして1枚だけその作品を購入しており、2009年1月19日にこのコーナーで取り上げました。次に思い出すのは、場外馬券売り場で大レースの馬券購入に野毛に行ったついでに立ち寄っていた、ジャズ喫茶「ちぐさ」で接した穐吉さんの話であります。最後に思い出すのはジャズ聴き始めの時期にチケットを頂いて、確かサンケイホールで観た彼女のコンサートであります。

つまりは私にとって穐吉さんは、あまり関わりがなかったミュージシャンと言えるのですが、横濱ジャズプロムナードで接した80歳を超えた穐吉の演奏は実にパワフルなもの、そして繊細なものでした。そんな気持ちで彼女の作品を2枚購入しました。
今日取り上げるのは1995年にNYの名門カーネギーホールで行われたコンサートを納めたものです。ビッグバンドを率いてのこのコンサートは、「音楽生活45周年・渡米生活35周年記念」として行われたものです。
 

17度

 投稿者:マハール  投稿日:2018年 9月26日(水)07時41分16秒
  さてルイスさんの「Body And Soul」。
この作品はギターいりカルテットを中心に、各曲で演奏者を追加していく構成です。「Body And Soul」ではテナーサックスのゴンザルベスとトランペットが追加されていますが、優雅さの中に男の嘆きが加わったような演奏内容です。
 今回聴いて感じたことは、ドルフィーがこの曲に参加していればとの思いです。ドルフィーは「Afternoon In Paris」などに参加していますが、豪邸の中で優雅に演奏される曲に適度の刺激を与える役割です。ドルフィーとしてはもっと暴れたかったのでしょうが、この作品の雰囲気を壊すことなく個性を出すのだから、大したものです。
「Body And Soul」は15分を超える演奏ですので、少し注文をつけるとしては演奏が長すぎ。しかしドルフィーが加わったならば面白い場面も用意できたのでしょう。
本当に豪邸で演奏していると思わせる演奏を聴き通しながら、そんな風に感じました。
 

23度

 投稿者:マハール  投稿日:2018年 9月25日(火)07時15分56秒
  その前に、この作品が録音された1960年9月8日(木)の新聞を見てみましょう。
先ずはトップ記事。
日経「預金金利引き下げ検討、日銀、明春ころ実施か、公定歩合 際引き下げと同時に、利子課税六別措置廃止ともからむ」
これは、経済を発展させていくために、景気調整策を見直していくための1つとのことです。

読売「日本 体操で金メダル、団体男子ソ連を破る、小野惜しくも2位、三宅は銀メダル 重量挙げ」
朝日「日本 初の金メダル、体操男子団体 願いはたす、個人総合 小野は二位」

読売には相原・遠藤・鶴見・小野・竹本・三栗の写真、朝日には「小野選手 つき出(ひねり)の妙技」との説明付き写真が掲載されています。
日本選手団はローマ五輪で金4・銀7・銅7、金メダル数では第7位という結果でした。


ではこの9月8日の朝日新聞から少しばかり紹介します。
・4面に「小型トラック進出、34年度の貨物輸送、国鉄の伸び率は頭打ち」とあります。トラック輸送21%増、国鉄輸送は9%増とのことです。この時に政策的に国鉄輸送に重きを置いていたら、今の物流システムがいろんな意味で変わっていたかなと思います。
・11面に松島眼鏡店の広告があり、「新しいメガネ、コンタクトレンズ」とのコピーと共に、「説明書御請求下さい、お送りします」と書かれています。コンタクトレンズは1800年代に入ってから研究が始まりました。実用化は1800年代後半のようですが、一般に浸透してきたのは戦後のことのようです。私の周りでコンタクトレンズの使用者がいるような状況は、1970年代後半からと記憶しています。この1960年にコンタクトレンズ販売に取り組んでいた松島眼鏡店は、明治7年の創業で今でも活躍しているお店です。競争激しい世界で生き残っているこのお店は、常に前を見ていたのでしょう。
・TV欄を見ますと、「カラー番組ご案内、10日からいよいよ本放送」との見出しで記事が書かれています。米国・キューバに続いて世界で3番目、キューバは採算が合わず中止しているとのことなので、事実上カラー放送は世界で2各国だとの、記事内容です。
 

23度

 投稿者:マハール  投稿日:2018年 9月24日(月)07時34分26秒
  「今日の1枚からつまみ食い」、今回のテーマは「Body And Soul」が入っている作品です。


「Body And Soul」が入っている作品の35枚目は、John Lewis の The Wonderful World Of Jazz、1960年9月8日の録音です。
ジャケットには、ジョン・ルイスが邸宅のベランダに立つ姿が写っています。その後ろには芝生の大きなお庭、その奥には湖と、大邸宅であることが伝わってくる写真です。こんな家に住めば、「The Wonderful World」と大声で叫びたくなるのでしょう。
「今日の1枚」で2016年6月8日に取り上げた際に、そして「I Remember Clifford」でのつまみ食いで取り上げた際にも、私は「Body And Soul」の演奏を絶賛しました。そんな演奏について今回のつまみ食いで何とコメントすれば良いのかと思っていますが、先ずは聴いてみます。
 

23度

 投稿者:マハール  投稿日:2018年 9月23日(日)08時13分12秒
  さてグリーンさんの「Body And Soul」。
ビ・バップの楽しさを味わえる作品であり、その雰囲気の中でもアドリブを楽しませてくれるグリーンとラウズに感心しながら、つまみ食いを終えました。「Body And Soul」への感想は19年前と同じであり、ある意味で「素晴らしい出来」でした。
 

20度

 投稿者:マハール  投稿日:2018年 9月22日(土)07時45分33秒
  その前に、この作品が録音された1955年6月10日(金)の新聞を見てみましょう。
先ずはトップ記事。
日経「新適用税率決まる、ガット関税交渉 288件の譲許獲得、日米は9月10日から、政府発表」

読売「南樺太含まず、千島・歯舞・色丹、政府筋、松本・マリク会談内容、交渉長期化へ傾く」
松本とは松本俊一氏のことで、戦争中には外務次官などの要職を歴任、戦後は公職追放で家業に専念していましたが、1952年には追放解除により外務顧問として復帰し、この記事の時には鳩山一郎首相から日ソ交渉全権代表に起用されていました。
マリクとはヤコフ・マリク氏のことで、戦争中には駐日ソ連大使を務め、この記事の時には駐イギリス大使で下が、日本との交渉も行なっていました。
この2人がそれぞれの全権大使となり交渉を行い、日ソ国交回復への道を開きました。以上はウィキペディアからの情報でした。

朝日「マグロなど約三百件、関税譲許表を発表、ガット交渉、日本加盟ほぼ確実」

日経と朝日の記事は、日本が国際貿易に復帰するための大事な局面を伝えたものです。譲許表とは互いの関税率を交渉で決めて法にしたもので、今でもいろんな貿易交渉結果として使われているものです。


ではこの6月10日の日経新聞から少しばかり紹介します。
・最終面に「好調を続ける森永・明治、渡辺など中小の整理で、製菓業界の展望」と、「景気と投資」というコラムにあります。製菓業界はデフレの影響を強く受け苦しんでいるが、森永と明治は洋菓子が好調であることを伝えています。
品質的には優れていた中小の渡辺製菓は、大手と中小の間で苦しんでいました。この年の8月に銀行取引停止により上場廃止となり、昭和産業が出資し東京渡辺製菓となりました。その後には「渡辺のジュースの素」などで再び存在感を示しましたが、1969年に人工甘味料チクロが使用禁止になり「渡辺のジュースの素」が販売中止になり、最終的には大手に完全吸収されて渡辺製菓は消えて行きました。
・1面に日本内燃機製造という会社の広告があります。小さな三輪自動車の絵があり、「くろがね」との商品名です。1120ccと870ccの2種類があるとのことです。掲載されている絵からすると貨物用ではなく、しかし長距離用でもなく、使用目的が分かりませんでした。調べてみましたらこの会社は、今の日産系列のエンジン製造会社である日産工機の前身企業であるとのことです。また「くろがね」はオート三論トラック市場の代表格だったそうです。ネットで「くろがね」の写真を見ますと、確かに荷台がありますが、それは1m四方ほどのものです。米屋さんや酒屋さんの近所への配達用だったのでしょうかね。
・TV欄KRテレビ18:00から「松田トシショー」との番組があり、この日は「子供の四季」と題してのものです。私にとっては子供の頃の「スター誕生」の松田トシ先生ですが、歌手としても有名で紅白にも出場した方でした。元々は東京音楽学校本科卒業の声楽家ですので、「スター誕生」で歌唱について、優しい口調で厳しいことを述べられていたことを思い出します。2011年に96歳で亡くなられました。
 

17度

 投稿者:マハール  投稿日:2018年 9月21日(金)08時27分26秒
  「今日の1枚からつまみ食い」、今回のテーマは「Body And Soul」が入っている作品です。


「Body And Soul」が入っている作品の34枚目は、Bennie Green の Blows His Horn、1955年6月10日の録音です。
プレスティッジは割と短期間で再発することがあり、7000番台に同じ作品が2つ存在する例が多数あります。またそのような際には、ジャケットを変更したりします。本作品は7052として発売され、その際のジャケはこのページで掲載しているものです。その後に7160として再発され、その時には青を基調にした文字ジャケでした。わざわざ番号を変更しジャケットまで変えた理由は別にして、両方ともにそのままにして欲しかったと思うのは私だけでしょうか。
本作品を1999年2月25日に取り上げた際には、「Body And Soul」を褒めた感想を私は書きました。「グリーンが切ないテーマをトロンボーンで歌い上げるテーマが終ると、一気にテンポを上げコンガが 入りマンボ調になり、全員乗りまくる演奏」と説明した上で、「こんなアレンジは聞いたことが無く、それでいて違和感の無い素晴らしい出来」と感想を述べました。
説明文からすると、少なくとも「素晴らしい出来」は言い過ぎだろうと思いますが、改めて聴いてみます。
 

22度

 投稿者:マハール  投稿日:2018年 9月20日(木)08時32分19秒
  さてワッツさんの「Body And Soul」。
ピアノのブライアン・レモンという方は、1937年生まれの方で、ワッツとは昔からの音楽仲間のようです。彼の経歴を見てみると、アレンジャーとして活躍しており高い評価を得ていたようです。2014年に亡くなった際には、イギリスの主要新聞の一つであるガーディアンが追悼記事を書いたことからも、その評価の具合が分かるものです。
「Body And Soul」はそのレモンのピアノをフューチャーしたトリオでの演奏になっています。実に優雅な演奏に仕上がっています。またこの作品全体を通しても、優雅に洒落ている演奏で統一されています。この辺りがワッツさんがこの臨時バンドで目指した方向だったのでしょう。
 

20度

 投稿者:マハール  投稿日:2018年 9月19日(水)07時55分5秒
  その前に、この作品が録音された2001年6月12日(火)の新聞を見てみましょう。
先ずはトップ記事。
日経「配当 連結ベースに変更、武田薬品・HOYAなど、利益配分を厚く、グループ力生かす」
読売「不良債権処理へ促進策、公的資金注入行、金融庁、無配は改善命令も」
朝日「郵政民営化を明記、社会保障番号制を導入、経済財政基本方針 最終素案」

株主重視、長引くバブルの後始末、民営化、難しい日本の舵取りの時期でした。
本題から外れますが、朝日にある「最終素案」という表現に違和感を覚えましたが、ネットで検索しますとそれになりに使われている言葉のようです。


ではこの6月12日の読売新聞から少しばかり紹介します。
・4面政治面に「永年勤続議員の肖像画廃止で合意、与党」とあります。永年とは25年以上とのことです。この肖像画は展示することになっていますが、スペースの問題で展示されていない肖像画が多数あるとのことです。因みに1枚百万円とのことです。これは帝国議会の名残りだったのでしょうかね。
・1面に「快適環境を創造する総合エンジニアリング」との宣伝文句の広告があります。広告主は三機工業です。この会社はウィキペディアによれば、三井物産機械部を母体として独立した三井系企業とのことです。
・TV欄の夜のテレ朝を見ますと、54分始まりの番組が2つ続いています。これは「フライングスタート」或いは「またぎ編成」と言われているもので、1990年代に日テレで始まったそうです。今ではあまり見かけない気がします。
 

22度

 投稿者:マハール  投稿日:2018年 9月18日(火)07時51分11秒
  「今日の1枚からつまみ食い」、今回のテーマは「Body And Soul」が入っている作品です。


「Body And Soul」が入っている作品の33枚目は、Charlie Watts の Watts At Scott’s、2001年6月12日の録音です。
「今日の1枚」で2004年12月12日にワッツさんの本作品を取り上げた際のコメントを読み返したのですが、話を端的に書こうしたせいなのか、訳の分からぬ箇所が幾つもありました。その辺りはご容赦を。
Henry Lowther(tp), Gerard Presencer(tp), Peter King(sax), Evan Parker(sax), Julian Arguelles(bs), Mark Nightingale(tb), Anthony Kerr(vib), Luis Jardim(per), Brian Lemon(p), Dave Green(b) という本作品への参加者をネットで調べたのですが、全員がウィキペディアに掲載されているお方でした。また1人を除いて全てイギリス人。ワッツさんが声を掛ければすぐに集まったのか、あるいはロニー・スコット・クラブが声を掛ければすぐ集まったのかは分かりませんが、経歴を読んでみると凄い方々を集めたものです。私はエヴァン・パーカーしか知っている方はおりませんでした。
久しぶりに本作品を「Body And Soul」を中心に聴いてみます。
 

23度

 投稿者:マハール  投稿日:2018年 9月17日(月)05時26分41秒
  さてエルヴィンさんの「Body And Soul」。
この作品吹き込み時点では20歳だったトランペット奏者ニコラス・ペイントンは、私はサイドマンとしてその演奏に接しているだけです。この時期のニコラスはヴァーヴと契約する前であり、まだまだ世に名前が知られていない時期でした。その後の彼はコンスタントに作品を発表して行き、また1997年にはグラミー賞を受賞するなど、まさに大活躍をして今日に至っております。そんな彼はこの時期にエルヴィンに可愛がってもらっており、それがヴァーヴの目に留まったのかもしれません。
エルヴィンは流石に新人に目をつけることが巧い方です。ニコラスの才能を見抜き、この作品ではニコラスのペットをフューチャーして、エルヴィンとベースのジョージ・ムラーツのトリオで「Body And Soul」を演奏しています。あまりにも有名なこのスローナンバーを、感情たっぷりに堂々と吹いている姿は流石です。それを成り立たせたエルヴィンも流石と言ったところ。
このアルバム名へのエルヴィンの思いを改めて気付いたのと共に、64歳エルヴィンもまだまだ若いもんだと思って、つまみ食い聴きを終えました。
 

21度

 投稿者:マハール  投稿日:2018年 9月16日(日)08時34分47秒
  その前に、この作品が録音された1992年4月20日(月)の新聞を見てみましょう。
先ずはトップ記事。
日経「乗用車に新燃費基準、平均8-9%向上、通産省、2000年度を目標に」
最初にこの見出しを見た時は排ガス基準のことかと思いましたが、よくよく見たら燃費基準とのことでした。「エネルギーの使用の合理化等に関する法律(省エネ法)」に基づくもので、1979,1993,1996,1998,1999,2003,2006,2007,2013,2015年に基準を設けてきました。その内容は各基準により、ガソリン乗用車向けであったり、小型バス向けなど対象が異なっております。

読売「6.9%増 23兆円台 国民医療費、伸び 国民所得越す、4年度推計、1人 18万6千円に」
直近データの2015年では国民医療費は42兆円台、1人 33万3千円となっています。

朝日「北方領土 今が潮時、首相 交渉打開へ意欲」
宮沢首相とエリツィン大統領のこの時が、今となっては大きなチャンスだったのではと思います。首相に外交力があったら、もしかしたら良い結果があったのかもしれません。


ではこの4月20日の朝日新聞から少しばかり紹介します。
・2面に「お愛想なしね、宮沢さん」との見出しで、自民党婦人局研修会を伝えた記事です。前年は海部首相(当時)が「瀬戸の花嫁」を夜の懇親会で披露したのですが、宮沢首相は歌わなかったとのことです。カラオケ嫌いで通る宮沢さんですが、実は直前まで歌うかどうか悩んでいたとのことです。「人付き合いが悪い」との評を気にしての悩みだったようですが、悩むのならば歌えばよかったのにと、私は思います。因みに今では自民党女性局となっているようです。
・2ページを使った全面広告は、東宝のものです。この日に帝劇で開幕する「ミス・サイゴン」の広告です。50人以上の出演者が顔写真付きで紹介されていますが、私が知っているのは四人だけでした。ウィキペディアによれば、504日間、745ステージ、観客数111万人という当時では空前の記録を残し1993年9月に閉幕したとのことです。その後に5回にわたり再演されています。
・TV欄テレ東23:40からボストン・マラソンの衛星中継があります。日本人選手では山本佳子が2位に入りました。歴史あるボストン・マラソンでは日本人男子の優勝は8人9回でありますが、女子の優勝はなく、この山本選手の2位が最高順位であります。
 

20度

 投稿者:マハール  投稿日:2018年 9月15日(土)08時24分18秒
  「今日の1枚からつまみ食い」、今回のテーマは「Body And Soul」が入っている作品です。


「Body And Soul」が入っている作品の32枚目は、Elvin Jones の Youngblood、1992年4月20日の録音です。目力鋭い本盤を「今日の1枚」で取り上げたのは、2006年1月10日のことでした。
録音当時64歳のエルヴィンが若手の3人をフロントに据えての本作品について、「若さの勢いを体一杯に浴びる作品と感じましたので、このプロデュースは成功ということでしょう」と述べて、「Angel Eyes」と「My Romance」について、私は感想を書いておりました。今回のつまみ食いでは「Body And Soul」の出来について、感想を述べたいと思います。
 

21度

 投稿者:マハール  投稿日:2018年 9月14日(金)08時08分33秒
  さてブールーさんの「Body And Soul」。
弟さんと思われる方のギターが参加しており、アコギ2本での穏やかな気分を感じさせるライブ作品です。多分15年前の私は、「枯葉」での緊張感溢れる展開を期待していたので、本作の穏やかさの前で「アッサリ」との表現を使ったのでしょう。
この穏やかなアコギの世界は、これはこれで素敵なものです。たまにそこにベースが自己主張した時の、弦楽器3本での豊かな音色に包まれると、落ち着いた気分で知らずのうちに笑顔になってしまいます。
この意味では「Body And Soul」がまさにそんな演奏でした。
 

20度

 投稿者:マハール  投稿日:2018年 9月13日(木)08時02分57秒
  その前に、この作品が録音された1986年5月25日(日)の新聞を見てみましょう。
先ずはトップ記事。
日経「NICS製品の一部除外、特恵関税 途上国に配慮、枠撤廃」
この時までにNICS(新興工業国)が力を付けて来ておりました。こうした国に特恵関税を適用していくと、後発国はなかなかNICSに追いつけなくなるための措置でした。

読売「首相 解散・同日選に意欲、記者会見、首相の地位と総裁任期 混同はいけない」
朝日「首相、同日選実現へ自信、記者会見、党内調整を楽観、解散権 繰返し強調」

それまでに衆参同日選は1980年の一度だけでした。それも「ハプニング解散」と呼ばれるものでした。そしてこの記事の1986年は中曽根内閣の「死んだふり解散」で同日選となり、いわゆる解散権の行使での同日選となりました。ちなみにこの2度の同日選は、共に自民の勝利となりました。
こんなことを調べていましたら、変則衆参同時選挙というものがあったとのことです。これは参院選挙と衆院総選挙が数日違いで行われたもので、2度ありました。1947年は4月20日に参院選で25日に総選挙。1953年は4月19日に総選挙、24日に参院選挙でした。ちなみにこの2度の変則衆参同時選は与党の敗北となりました。


ではこの5月26日の朝日新聞から少しばかり紹介します。
・7面国際面に「米でも20年以内に同規模の原発事故、議会で証言」とあります。ソ連のチェルノブイリと同じかそれ以上の事故についての専門家の証言です。原発事故については、国際原子力事象評価尺度(INES)で評価しています。1986年のチェルノブイリ事故はINESレベル7でありました。因みに7は「深刻な事故」であり、最高レベルであります。アメリカでは2006年にアーウィンで原発事故がありましたが、INESレベル2でした。従ってこの記事は、20年以内は残念ながら当たりましたが、幸いなことに規模は「異常事象」で済みました。因みに日本ではチェルノブイリから9回の原発事故が今までに起きており、2011年3月11日の福島第一原子力発電所事故では、INESレベル7でありました。日本はチェルノブイリ以降で最も原発事故が多かった国、そしてチェルノブイリと同レベルの事故を起こした唯一の国であります。「技術大国日本」とは幻想であった事が分かります。
・7面国際面にウエスタン・デジタル・ジャパンの求人広告があります。WDに日本法人があったことに驚きましたが、今でも販売会社として機能しているようです。私はかつての仕事で、ハードディスク業界と取引しており、ハードディスクドライブ業界も眺めて来ました。買収に次ぐ買収で目まぐるしい展開を見せるこの業界で、今や実質的には残り2社に入っているのがWDです。私の記憶では日本人同士でもウエスティン・デジタルとWDを言っておりました。
・TV欄NHK14:00から「競馬中継 東京 ダービー」が放送されており、ゲストは広岡達朗氏でした。広岡氏はこの前年に西武を事実上追われた形になり、この年はフリーだったはずです。競馬番組にゲストとして呼ばれるのから、何らかの競馬への関わりがあるのかと思いましたが、ネットで調べた限りでは、そのような情報を得られませんでした。
 

19度

 投稿者:マハール  投稿日:2018年 9月12日(水)07時45分16秒
  「今日の1枚からつまみ食い」、今回のテーマは「Body And Soul」が入っている
作品です。


「Body And Soul」が入っている作品の31枚目は、Boulou Ferre の Confirmation、1986年5月25日の録音です。
このブールー・フェレさんは、ウィキペディアによればフランスの巨匠ジャズギタリストだそうです。本作品を「今日の1枚」で2003年6月19日に取り上げた際に書いたことですが、私はブールーさんの「枯葉」が収録されている作品に惚れ込みました。渋谷のジャズ盤専門店でも評判になった作品です。しかしCDではその作品を持っておらず、諸般の事情で「今日の1枚」では未掲載となっています。
その流れで本盤を購入し「今日の1枚」で取り上げたのですが、その際には「枯葉」クラスの演奏を期待していたためか、アッサリとした感想で終わりました。それから15年経った今回、本作品の良さを述べたいなと思いながら、聴いてみます。
 

21度

 投稿者:マハール  投稿日:2018年 9月11日(火)07時17分44秒
  昨日の1枚は、Doug Carn の Adams Apple。
ジーンに変えてコーラスを上手く使い、音楽の多様性を追い求め、かつ引き締まった演奏を行っており、多くの方に支持を受けことがよく理解できる、楽しい作品です。
ブラック・ジャズの作品20枚全てを二ヶ月に渡り取り上げてきました。レーベル主催者のジーン・ラッセルの想いは、自分の周りにいる能力あるミュージシャンに作品発表の機会を与えて行こうとのものでした。それは前半の作品を聴いていると、変にレーベルとしての特徴付けせずに、ここのミュージシャンの力を引き出す作品作りに繋がってる行ったと思います。そしてそこにある明るい音楽性は、素敵なものでした。ジャズというベースがあった上で、次の展開を目指す姿も良かったです。
その流れは後半にも続いたのですが、徐々にそれらがジャズの範疇から飛び出して行き、最後の方ではジャズの香りはなくなって行きました。そこには当時の黒人の若者に刺激を与えるものがあり、そこに有能なミュージシャンが自身の才能を注入していったと思います。
そんな意味合いでの結実が、このダグ・カーンの本作品だと言えます。そしてそれは、もはやジーン・ラッセルが考えていたものとは違ってきていたのではと思います。
小さなレーベルが消えるのは毎度のことで、真っ先に考えられるのは経営面でしょう。しかし商業的には成功した本作品が最後の作品であることを考えると、ジーンとしては有能な若手にチャンスをとの所期の目的を達成し、そんなミュージシャン達の活躍を別の形で応援して行こうとジーン・ラッセルは考えたでしょう。私はこれがブラック・ジャズ・レーベルに幕を下ろした理由だと想像して、20枚目を聴き終えました。
 

25度

 投稿者:マハール  投稿日:2018年 9月10日(月)07時54分18秒
  今日の1枚は、Doug Carn の Adams Apple、Black Jazz原盤、1974年の録音です。
本作がブラック・ジャズ最後の20枚目の作品となりますが、実は21枚目となるような作品が二つあります。一つ目は、このレーベル活動停止から15年以上経った2001年に突然発売された、今日の主役であるダグ・カーンの作品です。この作品についてP-Vineは再発しておらず、そこには権利関係の何かがあるのでしょう。そしてもう一つの21枚目は、先に取り上げたクリーヴランド・イートンの作品です。こちらにはBJQD/22という番号も用意されていたのですが、ブラック・ジャズ・レーベル閉鎖により陽の目を見なかったものです。

BJQD/21として発売された第20弾は、ダグ・カーンのブラック・ジャズ4枚目の作品です。例の小冊子から本作を紹介します。

実質的なブラック・ジャズ最後のリリースとなったダグ・カーンの4枚目のアルバム。成熟を迎えたカーンの音楽的志向がコンテンポラリーな魅力として結実、いずれの楽曲もがポピュラーな完成度を持つこの一枚は奇しくもブラック・ジャズ最大のヒット作となった。ダンス・ジャズ・クラシックスとして有名な「Mighty Mighty」「Higher Ground」はもちろんのこと、隆々たるエネルギーと力強い躍動感がみなぎる全てのトラックが普遍的な名演と呼ぶにふさわしい。4年にわたるブラック・ジャズの歩みを集大成する作品であるばかりでなく、スピリチュアル・ジャズの金字塔として永遠に語り継がれるべき傑作。

前3作で一緒だったジーンは、本作には加わっていません。そしてジーン抜きの本作は、ジャズチャートで35位に入ったということです。



昨日の1枚は、Cleveland Eaton の Plenty Good Eaton。
私が初めて買ったレコード、正確には親に買ってもらったレコードは、ピンキーとキラーズの「恋の季節」でした。幼稚園の時にTVにピンキーが登場すると、ステッキ替わりの何かを手にして真似ておりました。その今陽子さんが、先ほどTVに出ておりました。それなりのお歳なのに、華麗にステップを決めており、今でもステージに立っている現役の方は違うなと思った次第です。一方で私は運動神経・反射神経が乏しいため、ステップを踏むなどの行為には、何十年経っても縁が無いものです。
さてクリーヴランド・イートンの本作品。私がステップを踏めるならば、この作品を楽しめたのになぁ、と思った次第です。無い物ねだりはいけませんと思いながら、たまにはこういう音楽を聴くのも良いもんだと感じた次第です。
 

29度

 投稿者:マハール  投稿日:2018年 9月 9日(日)09時54分12秒
  今日の1枚は、Cleveland Eaton の Plenty Good Eaton、Black Jazz原盤、1975年の録音です。
今ネットでブラック・ジャズを検索しますと、P-Vineから再発された商品の取り扱いページがヒットします。これはブラック・ジャズの諸作品が、今でも中古市場でそれなりの需要があることを意味しています。しかしながらジャズサイトからブラック・ジャズ諸作品に言及しているページにはお目にかかれません。このことが今の日本での、そして世界でのブラック・ジャズへの評価なのでしょう。個人的にはブラック・ジャズを含めた1970年台前半のジャズの傍流作品への評価が高まる時期がくるのではと、思っていますし、願っております。

BJQD/20として発売された第19弾は、クリーヴランド・イートンの作品です。例の小冊子から本作を紹介します。

シカゴ出身のベーシスト、クリーヴランド・イートンはアース・ウィンド&ファイアで一世を風靡しする以前のモーリス・ホワイトと共に第2期ラムゼイ・ルイス・トリオで活躍した名手。彼のファースト・アルバムとなったこの作品は”私の音楽的・ビジネス的アイドルはモーリス・ホワイトだ”とスリーヴでも語っているとおり、EW&F的なサウンドを取り入れたファンキィ・フュージョンとでも呼ぶべき一枚である。ディスコ・ビートを取り入れたダンサブルなナンバーから自身のヴォーカルをフィーチャーしたソウル・ナンバー、そしてアフロ・ダンス・フュージョンと呼ぶべきナンバーまで披露する異色の一枚。

この小冊子コメントからすれば、本作品をジャズサイトで扱うのには流石に無理があるのかもしれません。ウィキペディアによれば本作は、「ファンク・ミュージックのジャンルでは古典と見なされている」とのことです。


昨日の1枚は、Roland Haynes の 2nd Wave。
クロスオーバー・ファンク・イージーリスニング、こんな訳の分からない表現となる作品です。2台のエレピ、時には刺激的な演奏もしているかとも思うのですが、その音が塊となって届くため、それぞれのタッチが分からず終いとなっています。もっとエレピの特徴を把握して、他に何か刺激的な仕掛けを用意すればと思いながら、聴き終えました。
 

26度

 投稿者:マハール  投稿日:2018年 9月 8日(土)07時17分46秒
  今日の1枚は、Roland Haynes の 2nd Wave、Black Jazz原盤、1975年の録音です。
P-Vineがこのブラック・ジャズ・レーベルを再発した流れを、分かる限りで書くと、20枚中の半分強の作品が1997年に発売されたようです。その後の2005年には、20枚全てが発売されました。さらに2009年に箱物として発売されたのです。しかしながらこのほかにも、レコードとしての発売や、DJ編と称してベスト的なものも発売されております。それらはクラブ・シーンのお方用でしょうが、それがあったからこそ、私も接することが出来たのでした。

BJQD/19として発売された第18弾は、ローランド・ヘインズの作品です。例の小冊子から本作を紹介します。

ブラック・ジャズに残したこのアルバムでのみ知られる謎のピアニスト、ローランド・ヘインズ。同じくピアニストであるカーク・ライトシートのツイン・エレクトリック・ピアノをフィーチャーしたユニークな編成で録音されたこの一枚はブラック・ジャズの中でも隠れ名盤と呼びたい傑作。瞑想するようなエレピの音色がロウ・ビートに浮かぶキラー・アブストラクト・ジャズ「Eglise」、高速ファンク・ビートの上で2台のキーボードがエキサイティングなチェイスを繰り広げる「Second Wave」「Kirstn's Play」、スリリングな高速ブラジリアン・ジャズ「Descent」など、シンプルかつシャープなグルーヴが素晴らしい一枚。

箱物でなければ絶対に私が接しなかった作品と思います、聴いて見ます。



昨日の1枚は、Calvin Keys の Proceed With Caution!。
エレピやビート面で1970年代前半のテイストを加味していますが、基本はブルース・ジャズ・ギタリストの姿を出した作品です。こじんまりしているなとの私の感想ですが、この作品はブラック・ジャズとしてはヒット作になったとのことです。この時代でも、このような純粋系ギター・ジャズ作品にも需要があったとのことです。良い作品なのですが、正面きって褒められない自分です。何でだろうと思いながら数回聞きましたが、答えは出ませんでした。


一昨日の1枚は、Henry Franklin の The Skipper At Home。
「今日の1枚」はその時に聴いた感想を書くことを信条であり、書き直したことはありません。だからこそ長く続けられていると思いますし、また再度の感想のために「つまみ食い」を用意してあります。
しかしながら「今日の1枚」2313枚目の本作で初めて、書き直しをすることになりました。なんと感想を書いたテキストファイルを消してしまったのです。ということで本作への感想を。
主役のベースを軸に、各楽器が効果的に演奏を作っている作品です。全員のパワーを感じる曲もあり、全員の穏やかな気持ちを感じる曲もありと、楽しめる内容になっています。私の頭に浮かんだ絵は、一族の賑やかな晴れの場面と、一族の平穏な日々がを描いたようなものでした。その意味では、ヘンリーはまさにスキッパーと言えるのかなと、少々こじ付けを思いながら聴き終えました。
 

26度

 投稿者:マハール  投稿日:2018年 9月 7日(金)07時53分45秒
  今日の1枚は、Calvin Keys の Proceed With Caution!、Black Jazz原盤、1974年の録音です。
モノクロで統一デザインでブラック・ジャズ・レーベルですが、17枚目にして少しジャケ・デザインを変更してきました。モノクロにもう一色追加、額縁デザインの廃止がその変更内容です。これは本作から最後までの4枚で続いております。

BJQD/18として発売された第17弾は、カルヴィン・キイズのブラック・ジャズ2枚目の作品です。例の小冊子から本作を紹介します。

芯の太い独特のトーンとたたみかけるようなノリの良いソロ・プレイが魅力のギタリスト、カルヴィン・キイズのセカンド・アルバム。思索するようにソロを紡ぐキイズの姿が求道者を思わせるタイトル・トラックをはじめ、スピーディなビートが心地よいブラジリアン・ジャズ「Efflugence」、ブルージーなジャズ・ファンク「Aunt Lovey」、ファンキィ・フュージョンと呼ぶべきビートの上でエキサイティングなソロが交差する「Renaissance」、メロウなムードの中を泳ぐギターの音色が優しい「Night Cry」など、クロスオーヴァーなフィーリングをうまく取り入れた色彩感のあるサウンドが魅力の一枚。

ジャケデザイン変更の意味が作品内容にあるのか、楽しみにして聴いてみます。



昨日の1枚・・・
感想を書いたものを間違えて消去してしまいました。
後日、改めて聴いてみます。
 

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