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20度

 投稿者:マハール  投稿日:2018年 6月14日(木)07時25分23秒
  さてビショップさんの「Just In Time」。
制作会社代表であり本作をプロデュースした妙中氏が、封入解説を書いています。それを括弧書きで引用しながら、感想を書きます。
「スピークロウはビショップの最初のリーダー作でありよく売れた作品だが、取り立てていのヴェイティブでもないが人気盤になった。単にストレートにスウィングしているだけなのが、案外いい結果を産んだのではないだろうか」
この”単”に というのが、難しいのでは。何かひねりを加えたいとの思いになり、何かボケたピアノトリオ作品になってしまうのが多い中で、「単にストレートにスウィングしているだけ」とは難しいことなのではと、私は思います。そこには確かな技量としっかりした個性がなければ成立しないことなのでしょう。
その後に妙中氏は、ビショップが1960年代後半に作曲法を学んだことが「このコンセプトがストレートにスウィングする彼の表現方法を崩し始めた」「それらは2枚のブラック・ジャズ・レーベルのアルバムに聞かれる」と述べています。
この部分についての私の感想は、いずれ取り上げるブラック・ジャズ・レーベルの作品の時に書きたいと思います。
その後の本作制作の経緯について妙中氏のコメントをようやくして書きます。「平凡な作品に終わっていた1970年代のミューズ時代、そして1980年代に入ってビショップのレコーディングは聞けなかった」「そんな折、友人のフレッド・ノースウォーシー氏から電話があり、ジャズ・フェスでのビショップの評判が良かった。ビショップのアルバムを作るべしとノースウォーシー氏から勧められた」とのことです。何かの縁が本作制作に結びついたのでしょう。
「10年ぶりの新作アルバムはほとんどビショップのお気に入りの曲を選んだわけだが、内容は27年後にしてスピーク・ロウを超えた」
超えたかどうかは別にして、ビショップの代表作、そしてピアノトリオの代表作の1枚が誕生したことに、強く同感します。
「(Just In Timeについて) なんのてらいもなくスウィングするこんなビショップが聞きたかったのだ」、本当にその通りです。30年前の渋谷のジャズディスク専門店で本作に心引かれた常連客は、まさにこの思いだったのでしょう。
 

20度

 投稿者:マハール  投稿日:2018年 6月13日(水)07時56分21秒
  その前に、この作品が録音された1988年9月10日(土)の新聞を見てみましょう。
先ずはトップ記事
日経「貸倒引当金 繰入率下げ、賞与引当金も圧縮、大蔵省64年度方針」
読売「ベトナム旅客機 墜落炎上、3邦人含む75人死亡、悪天候下 落雷か、6人救出、バンコク郊外」
朝日「ベトナム旅客機 墜落炎上、着陸失敗、75人死ぬ、乗客に邦人も3名、1遺体確認、バンコク」
この墜落事故は、日経も1面で報道しています。乗客乗員合わせて96名が亡くなった事故です。事故原因は不明のママですが、操縦士が期待に落雷した可能性があると報告していたそうです。ハノイ発バンコク行きベトナム航空831便の事故でした。


ではこの9月10日の朝日新聞から少しばかり紹介します。
・11面経済面に「マンション永住増加、大都市圏で31%も、建設省の意識調査」とあります。この傾向を裏付けるように、修繕積立金の充実を図る管理組合が増えているとのことです。私の経験からは、次の理由が考えられます。一戸建て信仰だった方があるきっかけでマンションに住んだところ、その便利さに気が付いたことであります。私は家を購入するならば一戸建てと、若い時には考えていました。その後に転勤の繰り返しでマンション住まいが続くと、その良さにも気づくようになりました。その後に家を購入するときは、迷わずマンションとしました。また私があるプロジェクトでご一緒していた方は、地方都市在住の方でした。大きな一戸建てを所有していたのですが、夫婦だけでの老後を考えて、手間がかからないマンションを購入したのでした。このこともマンションの利便性を表しているかと思います。
・16面に日本バイリーンの広告があります。不織布(ふしょくふ)を扱う会社で、「ごそんじですか バイリーン」とのコピーと共に、自動車の天井材や内装材に不織布が用いられている使用例を紹介しています。因みに私は不織布の読み方を、今回の調査で初めて知りました。
・TV欄を見ますとTVK(テレビ神奈川)11:00から「新車情報'88」が放送されています。1977年から2005年まで放送されていたTVKの人気番組で、私も数年間は好きで見ていました。何と言っても司会の三本和彦氏の辛口なコメントが良かったです。そんな番組の終了を伝える三本氏の放送内でのコメントは、要は年を取ったというようなものでした。しかし実際はTVKへの不満が大きかったようです。人気番組なのに、その収録のことなど全く考えず、人気なのはプロデューサである自分の功績と考えている人たちだったようです。
 

20度

 投稿者:マハール  投稿日:2018年 6月12日(火)07時45分21秒
  「Just In Time」が入っている作品の16枚目は、Walter Bishop Jr.  の Just in time、1988年9月10日の録音です。
この作品は本当によく売れました。ただし私が知っていることは、日本で世界で何枚売れたかではありません。ジャズ聴き始めの時から通っている、渋谷にあるジャズディスク専門店でのことです。狭い店内ですので、店主と常連が「あのビショップの新譜は良かったね」というような話は、すぐに他のお客さんの耳にも入り、この連鎖反応がこの店での好セールスに繋がってる行ったのです。
当時はまだレコードとCDとの2媒体で発売するのが、主流でした。そしてその時の流行りだったのか、本作はレコードとCDで収録曲を若干入れ替えて発売されていたのです。そして渋谷のお店では、レコードとCD、両方を買う人が多かったのです。ジャケットが違うのも、1つの要因だったのかもしれません。私もそんな一人でした。
1999年11月14日に本作を「今日の1枚」で取り上げた際には、レコードのモノクロジャケを掲載しました。CDは青と黒が印象的なジャケであります。こちらの方はこの「今日の1枚からつまみ食い」をページ化する際に、掲載したいと思います。
そんな思い出たっぷりの本作を、タイトル曲である「Just In Time」を中心に聴いて見ます。
 

18度

 投稿者:マハール  投稿日:2018年 6月11日(月)07時40分34秒
  昨日の1枚は、Hampton Hawes の The Trio Vol.2。
重く響くピアノと流暢なフレーズの数々は、誰もが口ずさむことができるスタンダードを並べた本盤を、ピアノトリオの名品にしております。そんな曲の中にホーズ作の「Blues For Jacque」があるのですが、ホーズが微笑みながら演奏している様子が浮かび上がってくる、楽しめる曲と演奏であります。ホーズはこの曲を2度吹き込んでおり、彼のお気に入りの曲なのかもしれません。曲名にある「Jacque」とは誰なのかwebで調べたのですが、答えは見つかりませんでした。それを想像しながら聴くのも良いのかもしれませんね。
 

21度

 投稿者:マハール  投稿日:2018年 6月10日(日)10時34分53秒
  今日の1枚は、Hampton Hawes の The Trio Vol.2 、Contemporary原盤、1955年6月の録音です。
この「今日の1枚」では5枚目となるハンプトン・ホーズの作品です。ウェスト・コースト・ジャズが最後の光を発していた時期に吹き込まれた、ウェスト・コースト・ジャズ界で人気を誇っていたホーズの作品です。
「Vol.1」に関してはかつてここで取り上げましたが、「Vol.3」は私は持っていないようです。レッド・ミッチェル(b)とチャック・トンプソン(d)という、「Vol.1」と同じメンバーでの演奏です。



昨日の1枚は、Mal Waldron の Mal-1。
「Yesterdays」でのグライスとシュリーマンの静かに綺麗なホーンの重なりに、うっとりと聴き入りました。脚光を浴びる存在ではない二人、しかしながらジャズ好きに静かに愛されている人たち。陽の当たるような舞台はなかったものの、多くのミュージシャンに重用され陽のある演奏を身に付けてきた人たち。こんな二人の演奏は、実に素敵なものです。この二人に続くマルの例のモールス演奏は、いつもより控えめながらホーン二人の演奏の余韻を気持ちよくするものです。
ホーン陣を盛り立てるマルの力量、それがよく分かる作品に仕上がっています。
 

26度

 投稿者:マハール  投稿日:2018年 6月 9日(土)09時11分32秒
  今日の1枚は、Mal Waldron の Mal-1、Prestige原盤、1956年11月9日の録音です。
プレスティッジ特集を「今日の1枚」で行なっていた時期があり、既に157枚掲載しています。コルトレーンやマイルスは特集を企画しているため掲載していないのですが、その中でマルの扱いを迷っていました。迷いながら企画している特集に全く着手出来ない状態だったので、2006年からマルの作品を掲載し始めました。そんな意味で、この作品が未掲載なのは理由がわかるものです。
さて本盤はMALシリーズ1作目であり、ジジ・グライスのアルトとアイドリュース・シュリーマンのトランペットの参加が興味をそそるところです。
ドラムの Arthur Edgehill はマルとの共演はレコーディングでは本作だけですが、ベースの Julian Euell はこの後の3年間に渡りマルと一緒に演奏している方です。


昨日の1枚は、Marty Paich の I Get A Boot Out Of You。
「Moanin'」をビッグバンドで演奏するとは驚きですが、ペイチは原曲の良さを活かしながら洒落た雰囲気で演奏しています。全体を通しても、このペイチの洒落加減を楽しむ作品と言えることでしょう。
こんな風に感じながら聴いておりましたが、最後にタイトルの意味を考えました。当然ながらジャケと合わせてどう考えるかなのですが、普通に考えれば「出て行ってよ」となるのでしょう。しかし、彼女が使っている黄色いタオルに「his」と書いてあるのをどう考えるのか。これを見てからはいろんなことが頭の中で交錯してきています。女性の気持ちが未だに分からない自分に苦笑いしながら、考えるのを諦めました。
 

23度

 投稿者:マハール  投稿日:2018年 6月 8日(金)08時10分44秒
  今日の1枚は、Marty Paich の I Get A Boot Out Of You、Warner Bros.原盤、1959年6月の録音です。
今まで「今日の1枚」で掲載してこなかったのが不思議でならない、そんな代表作を今日は取り上げます。そして本作はジャケ買いの代表作であります。通称「お風呂」。ジャズ好きならば誰もが知っていることでしょう。また本作と対を成すのが通称「踊り子」であり、そちらは今から20年近く前に、「今日の1枚」22作目として取り上げました。その際にすぐに「お風呂」と思いながら、今まですぎてきた訳です。
マーティ・ペイチのアレンジでのビッグバンド演奏、そしてペッパーのソロ演奏、内容面ではこんなところでしょう。


昨日の1枚は、Tete Montoliu の The Music I Like To Play Vol.3, Let's Call This。
メドレーのように全ての曲が続けて流れてきます。テテにとってのモンクの存在はいかなるものかと思って聴き進めましたが、自分に中で解答らしきものは得られませんでした。よく言われるアート・テイタムの影響云々はテテの音楽からわかることがありますが、モンクの影響と言われるとなかなか難しいものです。強いて言うならば、自分のスタイルをしっかり持つことが、自分の演奏したい姿があることが、ミュージシャンが演奏職人の枠から抜け出せる要因であるとのことでしょうか。
そんなふうに考えながら、モンクに思いを寄せるテテさんの姿もあるのかと感じながら、本作を聴き終えました。ソロで録音に臨んだことが分かった思いです。
 

19度

 投稿者:マハール  投稿日:2018年 6月 7日(木)07時29分56秒
  今日の1枚は、Tete Montoliu の The Music I Like To Play Vol.3, Let's Call This、Soul Note原盤、1990年1月28日の録音です。
第3集となっていますので1と2がある訳ですが、テテ13枚目の掲載になるのですが、私は持っておりません。
またこの作品はピアノソロですが、過去掲載の12作中ソロでの演奏は、1988年録音の「En El Teatro Real」(2009/3/1)1枚だけです。因みに9枚がトリオでの演奏です。ソロ作品がもっとあっても良いのではと思いながら、自分が好んでトリオ作品を中心に買っただけなのかなとも考えています。
本作はモンクの曲を中心に演奏しており、タイトル曲もモンク作のものです。


昨日の1枚は、Masabumi Kikuchi の Piano Solo "Attached"。
ピアノの響き、ピアノという楽器自体を確かめているような演奏です。その中で何かを感じた瞬間を、録音したのだと思いました。モンク作の「パノニカ」と菊池自作の「イエスター・ブルー」に、音楽の微笑みが舞い降りたものになっています。
録音は2月から4月にかけての、長期に渡るもの。録音場所は Cracker-Jap Sound Studio とありますが、これは菊池所有のスタジオかも知れません。菊池の音楽活動の盟友だったギル・エヴァンその死を、このスタジオの中で菊池なりに過ごしていたのでしょう。
誰かと同じような唸り声は何とかならなかったとも感じながら、静けさの闇の中に強烈な輝きの点をチラつかせている本盤を聞き終えました。
 

新デザインへの移行、ジャズ分は一先ず完了

 投稿者:マハール  投稿日:2018年 6月 6日(水)15時25分31秒
  「今日の1枚」記載へのリンク貼りは、5月10日に終了しました。

掲載済「今日の1枚からつまみ食い」、先月までの165枚はページ化を完了しました。
 

20度

 投稿者:マハール  投稿日:2018年 6月 6日(水)07時51分15秒
  今日の1枚は、Masabumi Kikuchi の Piano Solo "Attached"、NEC Avenue原盤、1989年2月の録音です。
菊地雅章さんの「ススト」を持っています。ジャズを聴く前のこと、フュージョンやクロスオーバーの嵐には無関心でいた私ですが、恐らくは「ニュー・ミュージック・マガジン」を読んで興味を持ったのかも知れません。私はプログレ・ロックのドラマ性を感じ、何度も聴いた記憶があります。
もう一つ菊地雅章さんに関わる思い出としては、「ススト」と同時期のことで、横浜駅西口の岡田屋にあったレコード店(多分すみや)でのものです。店員が常連客相手に、音楽知識を披露している場面でした。マイルス・スクールの面々も今はダメですな、とかそんな話で30分ほどのものでした。その時は詳しい人だなと感じながら、レコード店の店員さんは暇なのかなとも感じていました。
私が語れる菊地雅章さんは、こんなことしかありません。愛称プーさんが9年ぶり録音した作品、ピアノ・ソロでの作品を今日は取り上げます。



昨日の1枚は、Tiziana Ghiglioni の Somebody Special。
地下奥深く閉じ込められた人たちが、地上に出るためにお呪いを唱えているかのような、レイシー作の1曲目のタイトル曲でした。続く曲は、地上に出られた喜びを、穏やかに皆と分かち合っているような感じです。これ以降の曲は、普通の生活に戻った中での喜びや困難を表現強いるかのようでした。
楽器にように感じる ティツィアーナさんの歌は、フリー系とも言えるし、ジャズの枠では収まらないものです。まるでミラノの裏通りにある小劇場での舞台を観ているようであります。
演劇には全く縁がない私にそんな思いをさせた作品でした。
 

21度

 投稿者:マハール  投稿日:2018年 6月 5日(火)07時39分3秒
  今日の1枚は、Tiziana Ghiglioni の Somebody Special、Soul Note原盤、1986年4月の録音です。
母親と子供が寝そべっているこのジャケについては、何かコメントをした記憶なのですが、「今日の1枚」未掲載作品でした。
ティツィアーナ・ギリオーニさんはイタリア人歌手で、1956年生まれの方です。1970年代はしっかりとした音楽教育を受けたようで、1980年代になるとジャズ歌手として活動を始めました。良い悪いのいろんな評価を受けたようですが、現在に至るまで音楽活動を続けておられる方です。
本作は彼女の2作目であり、スティーブ・レイシーが参加しております。


昨日の1枚は、Ray Bryant Trio。
この作品をマクレエ歌伴時代の作品との意識で聴いたのは初めてなのですが、ブライアントの華麗な歌心フレーズにうっとりとしました。「Golden Earrings」と「Django」での、哀愁と華麗さが同時に演奏していくブライアントの姿に感心しながら、ジャズファンから愛し続けられているブライアントの一つの姿を再確認しました。
ブライアントの独特のリズム感も堪能でき、地味ながら素敵なベースとドラムとの相性の良さを感じた次第です。素敵なピアノトリオ作品、ここにあり。
 

23度

 投稿者:マハール  投稿日:2018年 6月 4日(月)08時06分2秒
  今日の1枚は、Ray Bryant Trio、Prestige原盤、1957年の録音です。
レイ・ブライアントの作品を「今日の1枚」で取り上げるのは、これで8枚目となります。その8枚を演奏形式から見ると、トリオ作品が半分の4枚となります。しかし他の2枚ではパーカッションを入れたもので、事実上はトリオ作品です。また他の1枚は、トリオをベースに曲により管を入れたものです。そうすると、8枚中7枚はトリオ作品と言えます。レコード会社から見ればレコーディングを安くできるとの面もありますが、管を入れた方が売れるのではとの考えもある中でのことでしょうから、ピアノトリオでそこそこ売上を確保できるピアニストとブライアントのことを評価していたのでしょう。
今日取り上げるのはそんなピアノトリオ作品であり、カーメン・マクレエの伴奏を務めていた時期の録音です。ベースはアイク・アイザックス,ドラムはスペックス・ライトで、マクレエ歌伴仲間であります。
さて先の8枚中トリオと言えないものが1枚あります。それはソロ作品であり、ブライアントを一躍スターにした作品でした。


昨日の1枚は、Louis Armstrong & Ella Fitzgerald の Porgy & Bess。
サッチモとエラの存在感の重さと、悲しいテーマながら口ずさめる曲が多いガーシュインの曲作りの見事さを感じながらも、聴いていて嬉しくなる雰囲気を漂わせている作品です。ジャズ界の名盤なのでしょうけれど、肩肘張らずに聴きたい作品です。
購入当時の印象とは違うなと思いながら、30年の月日を感じて聴き終えた今回でした。
 

20度

 投稿者:マハール  投稿日:2018年 6月 3日(日)07時49分41秒
  今日の1枚は、Louis Armstrong & Ella Fitzgerald の Porgy & Bess、Verve原盤、1965年の録音です。
ジャズ聴き始めの時には、間口を広げようと有名作品を積極的に購入していたことがあり、この作品もそんな1枚です。サッチモとエラのポギーとベス、これは好き嫌いではなく買わなければとの思いでした。
そんな時から30年以上経過した今、こうして「今日の1枚」で取り上げるのですが、私には能書きを並べる知識がございません。国内盤で購入したなら解説を読んで知ったかぶりを並べるのですが、私が持っているCDは「Made in West Germany」ですので、それも無理なこと。ポギーとベスについて、ウィキペディアから少し引用します。

アメリカの作曲家ジョージ・ガーシュウィンが死の2年前にあたる1935年に作曲した3幕9場からなるオペラである。様式から言うとミュージカルの先駆的な存在である。1920年代初頭の南部の町に住む貧しいアフリカ系アメリカ人の生活を描いており、ジャズや黒人音楽のイディオムを用いて作曲されている。登場人物は1人の白人を除き全て黒人である。

勉強になったと思いながら、私の持っている盤はよく目にするのとは違うなとも思いながら、この作品を聞いて見ます。



昨日の1枚は、Red Garland の Bright And Breezy。
アルバム・タイトルは収録曲ではないので、この作品のテーマ或いは出来栄えから名付けたものでしょう。Breezy の邦訳には幾つかの意味がありますが、ジャケからすると そよ風 なのでしょう。そうすると同様にいくつかの意味がある Bright は、私は キラキラした との意味だと思いました。キラキラしたそよ風、朝日に木立の中にいる気持ちを表したのではないでしょうか。その中で思いを巡らせた世界を、収録曲に感じ取ったのかなと、少々こじ付けですが思ったりしました。
地味なスタンダードですが味わい深いバラッド「What Is There To Say ?」では、そんな木立の中で思い出の土地を懐かしんでいるように、宝石が輝くようなガーランドの右手からの演奏に聴き入ります。そしてベースソロを挟んでの後半は、今の自分に刺激を与えるかのような抑え気味のブロックコード。
何でも録音は4時間で終了したとのことですが、ガーランドの魅力を存分に楽しめる、ピアノトリオの好盤に仕上がっています。
 

19度

 投稿者:マハール  投稿日:2018年 6月 2日(土)05時54分56秒
  今日の1枚は、Red Garland の Bright And Breezy、Jazzland原盤、1961年7月の録音です。
「今日の1枚」でガーランドの作品を掲載するのは、これで11作目となります。サム・ジョーンズとチャーリー・パーシップとの録音した、人気ピアノトリオ作品です。
私がジャズを聴き始めて2年ほど経過した1984年4月に、ガーランドは帰ら人となりました。当時の私にとってのガーランドは、聴き込んでいたコルトレーンやマイルスに欠かせぬピアニストとの印象でありました。そのピアノスタイルに惚れてガーランドのリーダー作も聴き始め、私の大好きなピアニストとなったのです。
ガーランドがジャズランド(=リバーサイド)に最初に吹き込んだリーダー作品であります。


昨日の1枚は、Bobby Timmons の This Here。
ティモンズが作ったブレイキー時代の名曲「Moanin'」、そしてアダレイ時代の名曲「This Here」での演奏は、耳に残りやすい曲作りの巧さと、楽しくドライブするブルースフィーリング溢れるピアノにワクワクするものです。ハードバップ時代の人気ピアニストの姿が、そこにあります。
そして恐らくはレコーディングではこれが初演となるティモンズ作の「Joy Ride」では、ビ・バップの空気を感じさせる演奏でありました。他の人が作った有名曲でもそうなのですが、ティモンズの間口の広さに感心しながら、楽しく聴き終えたピアノトリオの名盤でありました。
 

21度

 投稿者:マハール  投稿日:2018年 6月 1日(金)08時05分14秒
  今日の1枚は、Bobby Timmons の This Here、Riverside原盤、1960年1月の録音です。
持っている作品の整理にもなるだろうというのも、約20年前にこの「今日の1枚」を始めた理由でした。今持っているCDの約7割は「今日の1枚」開始前に購入したものです。LPは別にして、これらのCDは殆ど掲載済みなのですが、それでも未掲載の作品もあります。
6年ぶりに「今日の1枚」を再開した2015年9月からの掲載作品は、大きく二つに分かれます。2011年頃に購入した廉価CDであります。この時期は、2度目のマレーシア駐在でした。そしてその時期は各レコード会社が契約上所有している作品の現金化のために、多くの作品を1000円ほどで販売していました。それらをアマゾンで注文しながら、一時帰国の度に受け取っておりました。二つ目は、掲載せずのままであった「今日の1枚」開始前に購入した作品です。特にその中でも昨年末あたりからは、未掲載になった理由がわからない作品を取り上げています。今月もそんな作品を取り上げるのですが、それらはなぜ未掲載なのか理解できない、自分ではとっくに掲載していたと思い込んでいたものです。
今日取り上げるのは、ボビー・ティモンズの代表作であり人気作であるピアノ・トリオ作品です。ブレーキーのバンドで知名度を得て、キャノンボール・アダレイのバンドで名声を得たティモンズは、ソウルフルなピアノと共に、作曲家としても一流の結果を残してきています。
本作はアダレイのバンドに移ってから初のリーダー作品であり、サム・ジョーンズとジミー・コブとの演奏であります。「今日の1枚」でティモンズの作品を取り上げるのは、これで5枚目になります。
 

22度

 投稿者:マハール  投稿日:2018年 5月26日(土)08時09分4秒
  ではアルネさんとベルントさんの「Body And Soul」。
スカスカしていたのは、私の耳でありました。恐らくこの二人は、中間派を好きで聴いてプロになり、大きな注目を浴びた存在ではなかったが、自分の信じる音楽を誠実に演奏したのでしょう。そんな二人がメロディを大切にして、自分の音楽人生を振り返っている演奏です。そこには大切な歌心が、大きな存在として聴けます。またラングレンは、そんな尊敬する大先輩二人に気持ちよく吹いていただくために、考え抜いた演奏をしています。
別にこの作品は注目されたものではありませんが、偶然手にした私の中で、生き続けるものでしょう。地味だけど素敵な作品です。
そんな中での「Body And Soul」は、ベルントさんのフルートとアルネのクラリネットが霧雨に中に埋れた裏通りのような雰囲気を出しており、小さなパブからそんな通りを見ながら、恋の終わりを悟っているかのような、味わいのある演奏になっておりました。
 

21度

 投稿者:マハール  投稿日:2018年 5月25日(金)07時40分20秒
  その前に、この作品が録音された1999年5月27日(木)の新聞を見てみましょう。
先ずはトップ記事。
日経「NEC 日英の拠点拡充、DRAM増産 米韓に反攻、400億円投資、月産25倍に」
NECの半導体事業は2010年に、三菱・日立が2003年に作った半導体貸家と統合し、ルネサスエレクトロニクスとなり、いまに存続しております。所謂、国策会社です。

読売「中高年8割 雇用に不安、本社全国世論調査、収入減や就職難」
今では65歳定年、企業は雇用は続けるが50歳代半ばから大きく給与を下げていくところが多と、聞いた事があります。私には3年前に関係ない話となりましたが、これからの動きが気になります。

朝日「自民総裁選繰り上げへ、8月下旬にも告示、臨時国会は9月、加藤・山崎氏も容認」
総裁の小渕氏は無投票再選を狙っていましたが、加藤・山崎コンビの出馬により9月21日に選挙となりました。結果は小渕350票・加藤113票・山崎51票で、小渕氏の総裁再任となりました


ではこの5月27日の日経新聞から少しばかり紹介します。
・9面国際面に「株高依存経営に暗雲、米ネット関連株 調整局面、遅れる黒字転換 拡大路線見直しも」とあり、代表例としてヤフーとアマゾンの株価推移グラフを載せています。この記事は当たりました。翌年にITバブルが崩壊したのです。しかしその後に世の中は、ネットを軸に様々な角度に変化して成長を続けて、今に至っております。
・7面経済面に「テープ起こしはテープリライト株式会社」との小さな広告があります。他には電話番号とURLが載っているだけの広告です。テープ起こしなる業種に縁がありませんでしたが、今でも日本にある業種です。そしてその代表会社がテープリライト株式会社であり、テープリライトとは同社の登録商標になっています。ちなみに同社のwebページを見ますと、録音1時間の場合は通常料金で18千円となっています。
・TV欄フジ深夜0:50から「足立区のたけし」との番組があります。たけし師匠の番組は見てきた私であり、またこの時期は日本におりましたが、この番組は知りませんでした。調べて見ますと、たけし軍団を軸にした人気番組だったようです。これを知らないとは、「たけし師匠の番組は見てきた私」などと2度と言えませんね。
 

18度

 投稿者:マハール  投稿日:2018年 5月24日(木)07時51分5秒
  「今日の1枚からつまみ食い」、今回のテーマは「Body And Soul」が入っている作品です。


「Body And Soul」が入っている作品の25枚目は、Arne Domnerus & Bernt Rosengren のFace to Face、1999年5月27日の録音です。
スウェーデンのベテラン二人のコ・リーダー作に若きピアニストが参加した作品です。ベテランがアルネ・ドムネラス(as,cl)と62歳ベルント・ローゼングレン(ts,fl)、そこに33歳のヤン・ラングレン(p)が加わっての演奏です。
2000年5月8日に「今日の1枚」で取り上げた際に、ベテラン二人は「さすがの貫禄のある演奏。でも、とし、若手には「同じ国の大先輩の演奏の前に、ラングレンは彼独特の節回しを捨てた」との感想を書きました。
今読んでみれば、この感想には注意が必要です。ベテラン二人には「さすがの貫禄のある演奏」とは、年をとったスカスカの演奏と感じたのかもしれません。そのあとに「楽しさが薄い」としていますからね。若手への「彼独特の節回しを捨てた」とは、おじいさん二人に何とか付き合ってあげている姿かもしれません。
そんなことを頭に置きながら、「Body And Soul」を中心にこの作品を聴いてみます。
 

19度

 投稿者:マハール  投稿日:2018年 5月23日(水)07時38分36秒
  さてペッパーさんの「Body And Soul」。
ここ数年お世話になっている近所の銀行支店に、先週伺いました。担当の女性が世間話の中で、支店長が女性になったとの話がありました。地銀の中ではトップクラスの同行では、女性の支店長は珍しいが課長クラスでは結構な割合で女性になっているそうです。
そんな話の中で、30年近く前に担当しました外資系会社の方を思い出しました。3つある部門の中の一つのトップの方なのですが、女性でした。兎に角、決断が早い方でした。他の2部門の男性トップのかたよりも、決断判断力に優れていると、私は感じておりました。
その後に私は合わせて13年間の海外駐在となったのですが、駐在先の香港とマレーシアでは日本よりも早く女性が活躍しておりました。これまた決断力が早かったです。
ある歌の歌詞に「女には後先考えない勇気がある」とありましたが、その通りだと思います。しかしながら男には、当該案件だけで判断決断していくのではなく、過去との関連やその先のことを考えて考え決めていく面があると思います。
「女々しい」という言葉は男性を表すためにある言葉だと、よく言われます。そう、女性はスパッと決断するのです。でもアレを考えると、それはそうなんだけれど、などとウダウダ考えていくのが多いのが、男性なのでしょう。振り返ってみれば、私もそうでした。節目節目では大胆な決断をしてきたつもりでしたが、その流れの中では女々しかった部分が多かったと思います。
それでペッパーさんの「Body And Soul」。ズタズタになって終焉を迎えた恋を、アレがいけなかったのか、あの時にあーしとけば良かった、などと色々と考えを巡らせて、終わったことを認めたくないような感じであります。しかし、それがいけないことなのか。愛だ恋だは仕事ではなく、心の動きなのだ。スパッと気持ちを切り替えられるならば、そんなに深くは愛さなかったでありましょう。
こんなふうに考えながら、テキパキと決断していた女性を頭に思い浮かべながら、女性支店長の下でテキパキと働いている女性行員の姿を考えながら、「だから男は女々しいのよ」との言葉が頭に響きました。
それでもパーキンスのピアノとペッパーさんのアルトが繊細に流れている演奏に、私は心を動かされました。
 

18度

 投稿者:マハール  投稿日:2018年 5月22日(火)07時53分8秒
  その前に、この作品が録音されたとした1957年4月2日(火)の新聞を見てみましょう。
先ずはトップ記事。
日経「金融さらに引締る、32年度第一四半期の見通し、財政揚超が続く、強まる選別の傾向」
揚超という私には馴染みない用語が使われていますが、財政では定番用語のようです。ちなみに、あげちょう、と読むそうです。

読売「ソ連 日本の申入れ拒否、原水爆実験の中止、安全保障のため必要 西欧と対抗上続ける、外務省 回答発表、予防措置講じてある」

ここで朝日のトップ記事を下書きたいのですが、調べられませんでした。今回はいつもと違う図書館で、新聞縮刷版を読みました。しかしそこではこの朝日の縮刷版がありませんでした。いつかはこの「今日の1枚からつまみ食い」をサイトでページ化しますので、その際には記載します。


ではこの4月2日の日経新聞から少しばかり紹介します。
・2面に「交際費の算入限度など、税改正で政令公布」とあります。私が交際費を使えるようになった時、今から27年ほど前ですが、その際に上司から言われたことがありました。交際費は損金算入できない(=経費処理できない)ので、使った交際費額分に法人税がかかる、5万円使ったならば実質7万円使ったことになる、とのことでした。この記事を読んだときは、当時は今と違い、交際費の損金算入ができていたのかと思いました。念のため現状をネットで調べたところ、今でも交際費の損金算入が全てダメということではないようです。中小と大手による違いとか、細かく書いてありました。しかしながら交際費と縁が無くなったいまの自分には、それを勉強する気持ちにはなれませんでした。
・9面下に「東通工テープコーダー」との書かれた小さな広告がありました。そこにはSonyと、今とは違うロゴがあるだけです。ここでの「東通工」はソニーの前身である東京通信工業のことです。1955年にSonyのロゴを使い始め、この広告の翌年には社名をソニーに改称しました。この広告できになるのは「テープコーダー」という表現です。何度も「レ」が抜けているのかと広告を見直しましたが、「テープコーダー」と書かれていました。そこでネットで調べたところ、「テープコーダー」との商品写真を掲載している投稿記事を発見しました。誰もが思うとおり、オープンリールの録音機です。投稿主のお父上が購入されたものとのことで、「Tapecorder」と商品に書かれています。昭和40年代に購入したようなので、この広告から更に10年間はソニーは「テープコーダー」という名称を使っていたようです。
・TV欄KRテレビで18:30から「サザエさん」が放送されており、「映画見物の巻」とあります。「サザエさん」の原作漫画は1946年に、福岡の地方新聞夕刊フクニチで連載が始まりました。また日曜夕方のアニメは1969年放送開始です。ではこのKRテレビの「サザエさん」は何かと調べたところ、1955年からこの年までKRテレビで放送されていたテレビドラマのことでした。そう言えば何度か、アニメ以前はこうでした、との放送を見たことがありました。サザエさん役は高杉妙子という方です。武田薬品の一社提供の番組でした。しかし私の記憶にあるのは、もっと有名な方がサザエさん役だったものです。ということでさらに調べた地ころ、1965年から1967年までTBSで、江利チエミさんのサザエさん役でドラマ化されていました。
 

17度

 投稿者:マハール  投稿日:2018年 5月21日(月)07時46分34秒
  「今日の1枚からつまみ食い」、今回のテーマは「Body And Soul」が入っている作品です。


「Body And Soul」が入っている作品の24枚目は、Art Pepper の The Art of Pepper、1957年4月2日の録音です。
ペッパーさんの本作は、「今日の1枚からつまみ食い」では2回目の登場となります。録音は4月1日で全て録音された作品ですので、2回目の登場となる今回は、その翌日の録音とします。
このマハール フォト&ジャズというサイトを立ち上げて、もうすぐ丸20年となります。そして「今日の1枚」はそれとほぼ同時に開始しました。その理由は2つあります。写真とジャズのサイトとしながらも、写真先行でしたので、何かジャズについて取り上げたいとの気持ちでした。2つ目は掲示板を設置したからです。個人ホームページ創成期から脱却し始めた当時は、掲示板を設けるのが一つの流行りでした。そんな流れに乗って、私のサイトでも今でも使用している掲示板を設置しました。閑古鳥が鳴くだろうと思い、それなら何か定期的に書いていこうと考えました。
この二つの理由により、「今日の1枚」が始まったのです。今日はこの作品を聴いてみるよ、その翌日にはその感想を書いていくとの、ごく簡単なものです。
やがて「今日の1枚」で書く感想に、幾つかのパターンが出てきました。その中に、自分でも避けるべきと思っていたパターンがありました。世間で古くから言われている手垢のついた表現を用いての、感想であります。もしもその手垢フレーズを使うならば、その理由をはっきりと書かなければと思っていたのですが、しかしそんな感想がいくつもあるのです。避けようと思いながらもそんな感想を書いていた時は、どんなことを書こうか考えが定まらない状態だったのでしょう。それはその作品云々ではなく、その時の私の状況からくることでした。
本題に入る前に長々と書きましたが、今日のペッパーさんの作品も、そんなパターンの感想です。「女々しいペッパー」という手垢フレーズを、感想の柱にしています。「つまみ食い」で取り上げる今回、この作品で演奏されている「Body And Soul」について、「今日の1枚」の趣旨に沿った感想が書ければと思っています。2001年3月17日に本作を「今日の1枚」で取り上げましたので、17年ぶりの汚名挽回になればと思っています。
 

16度

 投稿者:マハール  投稿日:2018年 5月20日(日)09時25分21秒
  さてグロスマンさんの「Body And Soul」。ピアノだけで1分、カルテットでの演奏になりグロスマンのソロが2分半、そして二人のソロの交換と続いて行く演奏内容は、二人の共通の知人を忍んでの演奏のように感じました。人を思う心の深さが、それぞれの個性とともに優しさを伴って表現されています。
他の曲でも色合いは少し変わっても、同様な内容です。18年前には「緊張感溢れる強烈な歌心のぶつかり合い」とコメントした私ですが、今日は「優しさ溢れる強烈な歌心のぶつかり合い」との印象です。
18年前のインターネット普及期に、多くのジャズファンを魅了した作品であることを、改めて実感した次第です。
 

22度

 投稿者:マハール  投稿日:2018年 5月19日(土)09時07分42秒
  その前に、この作品が録音された1998年1月23日(金)の新聞を見てみましょう。
先ずはトップ記事。
日経「ソニー・富士通 提携、投資1000億円を折半、最先端半導体、共同で開発・生産」
最先端半導体とはシステムLSIとのことです。この計画の行方については、ネット上から情報を得られませんでした。現在のソニーの半導体の主役は、CMOSです。これはデジタルカメラの心臓部であります。私はニコンのカメラを20年以上愛用しており、ニコンはソニーからCMOSの供給を受けております。

読売「領土分科会で交渉へ、日ロ次官級協議で合意、平和条約合同委、両外相を議長に」
朝日「経済危機の克服に自信、金大中次期韓国大統領、本社と会見、対北朝鮮 平和共存を追求」
波乱万丈の人生を送った金大中氏であります。1973年には日本での拉致、数度の逮捕、そして死刑判決。無期に減刑されて韓国から追放。韓国に復帰し大統領へ。民主主義を得るために、壮絶な人生を生きた方であり、また金大中氏のこの1970年台から1990年台までの活動は、そのまま韓国の人々が民主主義を手に入れるための戦いでした。その意味で民主主義を手に入れてから20年の韓国ですので、民主主義国家に相応しい国際社会での振る舞いは、まだ身についていないようです。
 

23度

 投稿者:マハール  投稿日:2018年 5月18日(金)08時14分43秒
  「今日の1枚からつまみ食い」、今回のテーマは「Body And Soul」が入っている作品です。


「Body And Soul」が入っている作品の23枚目は、Steve Grossman の with Michel Petrucciani、1998年1月23日の録音です。
maharl photo & jazz を開設したのは、1998年の秋。その年の暮れには「今日の1枚」を開始。まだその時には個人運営のジャズサイトはそんなに多くありませんでしたが、よく1999年には日を追うごとにその数が増していきました。そんな時に、今日のつまみ食い盤であるグロスマンさんのペトルチアーニの共演盤が、輸入盤新譜コーナーに並びました。
なぜこんなことを書くかといえば、雨後の筍のように登場して来た個人ジャズサイトの多くで、この作品のジャケを掲載していたのです。弊サイトのように作品レビューとしての引用掲載のサイトもありましたが、多くはジャケ写をそのままトップページに登場させていました。
そんな時期に売れた新譜の中で、インパクトのあるジャケットだったのでしょう。内容に関しても売れていたということで、世間の評価も高かったこともその理由なのでしょう。
そんな印象の強い本作品を「今日の1枚」では、2000年1月8日に掲載しました。「緊張感溢れる強烈な歌心のぶつかり合い」との感想を書きましたが、「Body And Soul」を中心に聴く今日はどんな感想になるのでしょうか。
 

22度

 投稿者:マハール  投稿日:2018年 5月17日(木)08時14分32秒
  さてファラオさんの「Body And Soul」。
もう既にただの同居人だけれど、以前の良い思い出を大切にしており、現状を嘆きながらもそれを捨てる気持ちに離れず時間が流れて行く。そんな感じが奥さんをタイトルにした曲でした。続く「Body And Soul」は、燃え上がっていた時は楽しかったでしょ、と優しく囁いているような演奏です。勝手に想像しながら聴くと、面白い2曲の展開でした。
この作品はファラオの中で語られることが少ないものでしょうけれど、軽さの中にある味わいは、なかなかのものと感心して、聞き終えました。
 

22度

 投稿者:マハール  投稿日:2018年 5月16日(水)08時23分8秒
  その前に、この作品が録音されたとした1981年1月1日(木)の新聞を見てみましょう。
先ずはトップ記事。
日経「政府とは何か、もっと小さく」と題された連載の第1回目です。「始まる納税者の反乱、頼りすぎやめ民間に活力」との見出しでした。
読売「国際石油銀行 仏が消費国に提唱、国内備蓄をきょ出、政府積極推進、緊急融通制確立へ」
結局は国際石油銀行は出来ず、また消費国間での融通システムも出来ませんでした。総論賛成各論反対となったのでしょう。

朝日「シェル、西武と提携、石油後に備え布石、遊休地活用で協力、初事業に調印、まずは六本木」
このトップ記事の提携との関連は別にして、シェルガーデンという会社が高級志向のスーパーマーケットチェーンを関東を中心に展開しています。この会社は1966年にシェルが島商と国分と組んで始めました。その後の1983年に西友が資本参加してセゾングループ入りとなったのです。この元旦の記事との関連性は分かりませんが、ネット上で得られた西武とシェルの関係はこれだけでした。



ではこの1月1日の新聞から少しばかり紹介します。
・9面に「早まる初売り スーパー商法、かせぐぞ・・・、続々と二日開店」とあります。この流れはその後にデパートでも始まり、またスーパーマーケットは元旦からの営業もで始めました。私の近所で2年前にOKストアが開店したのですが、三が日はしっかり休んで四日が初売りです。私としては、年末に買った食材や作った料理で三が日を過ごすという昔ながらのスタイルが気に入っています。
・29面ラジオ欄下の国際劇場の広告は、新年1月の1週間ごとの興行を宣伝しています。五木ひろし・小林幸子・石川さゆり・新沼謙治という順番です。最初の3人は今でも登場しておかしくない方だなと思いながら、今年の国際劇場の出演者を調べました。しかし国際劇場はこの翌年の1982年に閉鎖となっておりました。最後の出演は松竹歌劇団とのことです。
・TV欄は漫才ブームを反映したおせち番組が多いのですが、その中でNHK教育は興味深いクラシック音楽番組を5つ放送しております。
 

19度

 投稿者:マハール  投稿日:2018年 5月15日(火)07時41分31秒
  「今日の1枚からつまみ食い」、今回のテーマは「Body And Soul」が入っている作品です。


「Body And Soul」が入っている作品の22枚目は、Phraoah Sanders の Shukura、1981年1月1日の録音としました。録音年はネットからの情報ですが、月日は不明ですのでこうしました。
2004年5月17日に「今日の1枚」でこのファラオさんの作品を取り上げた際には、ミュージシャンがアルバム名や曲名に奥さんや恋人の名前をつけることについて、述べました。今考えてみれば、娘さんの名前ならば理解できます。どんなに月日が流れても、愛する娘には変わりないのでしょうからね。家具屋さんの騒動は、世の中では特殊例でしょう。しかし奥さんや恋人となると、今は愛してやまない女性だけれど、少し時間が経てば憎くて堪らない人になるとの世の中の事例を考えなかったのかと思ってしまいます。一旦作品として出版すれば、取り消せないわけですからね。まぁ、そんなことを考えることもできないほど愛していたとのことなのかもしれません。
このファラオさんの作品は、1曲目に奥さんの名前をつけた曲、次に「Body And Soul」となります。この辺りの繋がりを今日は意識して聴いてみます。
 

17度

 投稿者:マハール  投稿日:2018年 5月14日(月)07時43分49秒
  さてデクスターさんの「Body And Soul」。
ジャズ・クラブでのライブですので、長尺の演奏が並ぶのは当然であります。通して聴くと2時間ほどの演奏ですが、実際のライブでは1ステージは1時間なのでしょう。目の前でデクスターさんが、ドリュー,ペデルセン,そしてヒースという最高のリズム陣で演奏するのですから、観客にとってはあっという間の1時間だったのでしょう。
この存在感ありまくるサックス奏者の演奏は、堅物に見られる生き方が不器用な、しかし根は優しい男の生き様を聴かせてくれるものです。
「Body And Soul」でのデクスターさんは、恋にズタズタになりながら、人生こんなもんよと強がっている女性の雰囲気が出ています。そんなデクスターさんの世界の中でのドリューのピアノソロは、恋にズタズタになり、そんな経験はいくつもして来たのに、あの言葉がダメだったのかとなどと反省しきりの女性が描かれています。そんな10分間が過ぎていく演奏です。
 

漏れ

 投稿者:マハール  投稿日:2018年 5月13日(日)08時30分58秒
  その前に、この作品が録音された1967年7月20日(木)の新聞を見てみましょう。
先ずはトップ記事。
日経「貸し出し金利 さらに低下、約定初の二銭割れ、大勢なお借り手市場」
読売「CO法案 参院通る、国会の目 再び衆院へ」
朝日「衆院での駆引複雑に、大詰国会 健保法案とからむ、CO法案 参院は通過」
CO法案とは炭鉱災害による一酸化炭素中毒症に関する特別措置法のことで、この月の28日に成立しました。
 

19度

 投稿者:マハール  投稿日:2018年 5月13日(日)08時29分51秒
  ではこの7月20日の新聞から少しばかり紹介します。
・4面に「核燃料、当面は長期契約で、九電社長方針」とあります。ちなみに日本で初めて原子力で発電されたのは、1963年10月26日の東海発電所でした。
・6面は小さな求人広告がぎっしり並んでいる新聞お馴染みの様子ですが、その下に専門学校7校の広告があります。東京デザイナー学院・東京写真専門学院・四谷文化洋裁学院・東京服飾アカデミー・東京スクールオブビジネス・日本不動産専門学校・神田外語学院であります。この広告から既に50年を経過し、世の中の多様化が進み、さらに少子化ということになって来ています。しかしながらこの7校中、5校はそのままの校名で、1校は校名を変えて今でも運営されており、調べてみて少し驚きました。残りの1校は四谷文化洋裁学院ですが、ネット上だけでは現状について情報が得られませんでした。
・TV欄をみますと、東12で19:00から「ナイター」という番組名でプロ野球中継があります。「大洋 対 サンケイ」の試合です。大洋は1993年に横浜に、サンケイは1970年にヤクルトに名前が変わりました。
 

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