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17度

 投稿者:マハール  投稿日:2018年 9月21日(金)08時27分26秒
  「今日の1枚からつまみ食い」、今回のテーマは「Body And Soul」が入っている作品です。


「Body And Soul」が入っている作品の34枚目は、Bennie Green の Blows His Horn、1955年6月10日の録音です。
プレスティッジは割と短期間で再発することがあり、7000番台に同じ作品が2つ存在する例が多数あります。またそのような際には、ジャケットを変更したりします。本作品は7052として発売され、その際のジャケはこのページで掲載しているものです。その後に7160として再発され、その時には青を基調にした文字ジャケでした。わざわざ番号を変更しジャケットまで変えた理由は別にして、両方ともにそのままにして欲しかったと思うのは私だけでしょうか。
本作品を1999年2月25日に取り上げた際には、「Body And Soul」を褒めた感想を私は書きました。「グリーンが切ないテーマをトロンボーンで歌い上げるテーマが終ると、一気にテンポを上げコンガが 入りマンボ調になり、全員乗りまくる演奏」と説明した上で、「こんなアレンジは聞いたことが無く、それでいて違和感の無い素晴らしい出来」と感想を述べました。
説明文からすると、少なくとも「素晴らしい出来」は言い過ぎだろうと思いますが、改めて聴いてみます。
 

22度

 投稿者:マハール  投稿日:2018年 9月20日(木)08時32分19秒
  さてワッツさんの「Body And Soul」。
ピアノのブライアン・レモンという方は、1937年生まれの方で、ワッツとは昔からの音楽仲間のようです。彼の経歴を見てみると、アレンジャーとして活躍しており高い評価を得ていたようです。2014年に亡くなった際には、イギリスの主要新聞の一つであるガーディアンが追悼記事を書いたことからも、その評価の具合が分かるものです。
「Body And Soul」はそのレモンのピアノをフューチャーしたトリオでの演奏になっています。実に優雅な演奏に仕上がっています。またこの作品全体を通しても、優雅に洒落ている演奏で統一されています。この辺りがワッツさんがこの臨時バンドで目指した方向だったのでしょう。
 

20度

 投稿者:マハール  投稿日:2018年 9月19日(水)07時55分5秒
  その前に、この作品が録音された2001年6月12日(火)の新聞を見てみましょう。
先ずはトップ記事。
日経「配当 連結ベースに変更、武田薬品・HOYAなど、利益配分を厚く、グループ力生かす」
読売「不良債権処理へ促進策、公的資金注入行、金融庁、無配は改善命令も」
朝日「郵政民営化を明記、社会保障番号制を導入、経済財政基本方針 最終素案」

株主重視、長引くバブルの後始末、民営化、難しい日本の舵取りの時期でした。
本題から外れますが、朝日にある「最終素案」という表現に違和感を覚えましたが、ネットで検索しますとそれになりに使われている言葉のようです。


ではこの6月12日の読売新聞から少しばかり紹介します。
・4面政治面に「永年勤続議員の肖像画廃止で合意、与党」とあります。永年とは25年以上とのことです。この肖像画は展示することになっていますが、スペースの問題で展示されていない肖像画が多数あるとのことです。因みに1枚百万円とのことです。これは帝国議会の名残りだったのでしょうかね。
・1面に「快適環境を創造する総合エンジニアリング」との宣伝文句の広告があります。広告主は三機工業です。この会社はウィキペディアによれば、三井物産機械部を母体として独立した三井系企業とのことです。
・TV欄の夜のテレ朝を見ますと、54分始まりの番組が2つ続いています。これは「フライングスタート」或いは「またぎ編成」と言われているもので、1990年代に日テレで始まったそうです。今ではあまり見かけない気がします。
 

22度

 投稿者:マハール  投稿日:2018年 9月18日(火)07時51分11秒
  「今日の1枚からつまみ食い」、今回のテーマは「Body And Soul」が入っている作品です。


「Body And Soul」が入っている作品の33枚目は、Charlie Watts の Watts At Scott’s、2001年6月12日の録音です。
「今日の1枚」で2004年12月12日にワッツさんの本作品を取り上げた際のコメントを読み返したのですが、話を端的に書こうしたせいなのか、訳の分からぬ箇所が幾つもありました。その辺りはご容赦を。
Henry Lowther(tp), Gerard Presencer(tp), Peter King(sax), Evan Parker(sax), Julian Arguelles(bs), Mark Nightingale(tb), Anthony Kerr(vib), Luis Jardim(per), Brian Lemon(p), Dave Green(b) という本作品への参加者をネットで調べたのですが、全員がウィキペディアに掲載されているお方でした。また1人を除いて全てイギリス人。ワッツさんが声を掛ければすぐに集まったのか、あるいはロニー・スコット・クラブが声を掛ければすぐ集まったのかは分かりませんが、経歴を読んでみると凄い方々を集めたものです。私はエヴァン・パーカーしか知っている方はおりませんでした。
久しぶりに本作品を「Body And Soul」を中心に聴いてみます。
 

23度

 投稿者:マハール  投稿日:2018年 9月17日(月)05時26分41秒
  さてエルヴィンさんの「Body And Soul」。
この作品吹き込み時点では20歳だったトランペット奏者ニコラス・ペイントンは、私はサイドマンとしてその演奏に接しているだけです。この時期のニコラスはヴァーヴと契約する前であり、まだまだ世に名前が知られていない時期でした。その後の彼はコンスタントに作品を発表して行き、また1997年にはグラミー賞を受賞するなど、まさに大活躍をして今日に至っております。そんな彼はこの時期にエルヴィンに可愛がってもらっており、それがヴァーヴの目に留まったのかもしれません。
エルヴィンは流石に新人に目をつけることが巧い方です。ニコラスの才能を見抜き、この作品ではニコラスのペットをフューチャーして、エルヴィンとベースのジョージ・ムラーツのトリオで「Body And Soul」を演奏しています。あまりにも有名なこのスローナンバーを、感情たっぷりに堂々と吹いている姿は流石です。それを成り立たせたエルヴィンも流石と言ったところ。
このアルバム名へのエルヴィンの思いを改めて気付いたのと共に、64歳エルヴィンもまだまだ若いもんだと思って、つまみ食い聴きを終えました。
 

21度

 投稿者:マハール  投稿日:2018年 9月16日(日)08時34分47秒
  その前に、この作品が録音された1992年4月20日(月)の新聞を見てみましょう。
先ずはトップ記事。
日経「乗用車に新燃費基準、平均8-9%向上、通産省、2000年度を目標に」
最初にこの見出しを見た時は排ガス基準のことかと思いましたが、よくよく見たら燃費基準とのことでした。「エネルギーの使用の合理化等に関する法律(省エネ法)」に基づくもので、1979,1993,1996,1998,1999,2003,2006,2007,2013,2015年に基準を設けてきました。その内容は各基準により、ガソリン乗用車向けであったり、小型バス向けなど対象が異なっております。

読売「6.9%増 23兆円台 国民医療費、伸び 国民所得越す、4年度推計、1人 18万6千円に」
直近データの2015年では国民医療費は42兆円台、1人 33万3千円となっています。

朝日「北方領土 今が潮時、首相 交渉打開へ意欲」
宮沢首相とエリツィン大統領のこの時が、今となっては大きなチャンスだったのではと思います。首相に外交力があったら、もしかしたら良い結果があったのかもしれません。


ではこの4月20日の朝日新聞から少しばかり紹介します。
・2面に「お愛想なしね、宮沢さん」との見出しで、自民党婦人局研修会を伝えた記事です。前年は海部首相(当時)が「瀬戸の花嫁」を夜の懇親会で披露したのですが、宮沢首相は歌わなかったとのことです。カラオケ嫌いで通る宮沢さんですが、実は直前まで歌うかどうか悩んでいたとのことです。「人付き合いが悪い」との評を気にしての悩みだったようですが、悩むのならば歌えばよかったのにと、私は思います。因みに今では自民党女性局となっているようです。
・2ページを使った全面広告は、東宝のものです。この日に帝劇で開幕する「ミス・サイゴン」の広告です。50人以上の出演者が顔写真付きで紹介されていますが、私が知っているのは四人だけでした。ウィキペディアによれば、504日間、745ステージ、観客数111万人という当時では空前の記録を残し1993年9月に閉幕したとのことです。その後に5回にわたり再演されています。
・TV欄テレ東23:40からボストン・マラソンの衛星中継があります。日本人選手では山本佳子が2位に入りました。歴史あるボストン・マラソンでは日本人男子の優勝は8人9回でありますが、女子の優勝はなく、この山本選手の2位が最高順位であります。
 

20度

 投稿者:マハール  投稿日:2018年 9月15日(土)08時24分18秒
  「今日の1枚からつまみ食い」、今回のテーマは「Body And Soul」が入っている作品です。


「Body And Soul」が入っている作品の32枚目は、Elvin Jones の Youngblood、1992年4月20日の録音です。目力鋭い本盤を「今日の1枚」で取り上げたのは、2006年1月10日のことでした。
録音当時64歳のエルヴィンが若手の3人をフロントに据えての本作品について、「若さの勢いを体一杯に浴びる作品と感じましたので、このプロデュースは成功ということでしょう」と述べて、「Angel Eyes」と「My Romance」について、私は感想を書いておりました。今回のつまみ食いでは「Body And Soul」の出来について、感想を述べたいと思います。
 

21度

 投稿者:マハール  投稿日:2018年 9月14日(金)08時08分33秒
  さてブールーさんの「Body And Soul」。
弟さんと思われる方のギターが参加しており、アコギ2本での穏やかな気分を感じさせるライブ作品です。多分15年前の私は、「枯葉」での緊張感溢れる展開を期待していたので、本作の穏やかさの前で「アッサリ」との表現を使ったのでしょう。
この穏やかなアコギの世界は、これはこれで素敵なものです。たまにそこにベースが自己主張した時の、弦楽器3本での豊かな音色に包まれると、落ち着いた気分で知らずのうちに笑顔になってしまいます。
この意味では「Body And Soul」がまさにそんな演奏でした。
 

20度

 投稿者:マハール  投稿日:2018年 9月13日(木)08時02分57秒
  その前に、この作品が録音された1986年5月25日(日)の新聞を見てみましょう。
先ずはトップ記事。
日経「NICS製品の一部除外、特恵関税 途上国に配慮、枠撤廃」
この時までにNICS(新興工業国)が力を付けて来ておりました。こうした国に特恵関税を適用していくと、後発国はなかなかNICSに追いつけなくなるための措置でした。

読売「首相 解散・同日選に意欲、記者会見、首相の地位と総裁任期 混同はいけない」
朝日「首相、同日選実現へ自信、記者会見、党内調整を楽観、解散権 繰返し強調」

それまでに衆参同日選は1980年の一度だけでした。それも「ハプニング解散」と呼ばれるものでした。そしてこの記事の1986年は中曽根内閣の「死んだふり解散」で同日選となり、いわゆる解散権の行使での同日選となりました。ちなみにこの2度の同日選は、共に自民の勝利となりました。
こんなことを調べていましたら、変則衆参同時選挙というものがあったとのことです。これは参院選挙と衆院総選挙が数日違いで行われたもので、2度ありました。1947年は4月20日に参院選で25日に総選挙。1953年は4月19日に総選挙、24日に参院選挙でした。ちなみにこの2度の変則衆参同時選は与党の敗北となりました。


ではこの5月26日の朝日新聞から少しばかり紹介します。
・7面国際面に「米でも20年以内に同規模の原発事故、議会で証言」とあります。ソ連のチェルノブイリと同じかそれ以上の事故についての専門家の証言です。原発事故については、国際原子力事象評価尺度(INES)で評価しています。1986年のチェルノブイリ事故はINESレベル7でありました。因みに7は「深刻な事故」であり、最高レベルであります。アメリカでは2006年にアーウィンで原発事故がありましたが、INESレベル2でした。従ってこの記事は、20年以内は残念ながら当たりましたが、幸いなことに規模は「異常事象」で済みました。因みに日本ではチェルノブイリから9回の原発事故が今までに起きており、2011年3月11日の福島第一原子力発電所事故では、INESレベル7でありました。日本はチェルノブイリ以降で最も原発事故が多かった国、そしてチェルノブイリと同レベルの事故を起こした唯一の国であります。「技術大国日本」とは幻想であった事が分かります。
・7面国際面にウエスタン・デジタル・ジャパンの求人広告があります。WDに日本法人があったことに驚きましたが、今でも販売会社として機能しているようです。私はかつての仕事で、ハードディスク業界と取引しており、ハードディスクドライブ業界も眺めて来ました。買収に次ぐ買収で目まぐるしい展開を見せるこの業界で、今や実質的には残り2社に入っているのがWDです。私の記憶では日本人同士でもウエスティン・デジタルとWDを言っておりました。
・TV欄NHK14:00から「競馬中継 東京 ダービー」が放送されており、ゲストは広岡達朗氏でした。広岡氏はこの前年に西武を事実上追われた形になり、この年はフリーだったはずです。競馬番組にゲストとして呼ばれるのから、何らかの競馬への関わりがあるのかと思いましたが、ネットで調べた限りでは、そのような情報を得られませんでした。
 

19度

 投稿者:マハール  投稿日:2018年 9月12日(水)07時45分16秒
  「今日の1枚からつまみ食い」、今回のテーマは「Body And Soul」が入っている
作品です。


「Body And Soul」が入っている作品の31枚目は、Boulou Ferre の Confirmation、1986年5月25日の録音です。
このブールー・フェレさんは、ウィキペディアによればフランスの巨匠ジャズギタリストだそうです。本作品を「今日の1枚」で2003年6月19日に取り上げた際に書いたことですが、私はブールーさんの「枯葉」が収録されている作品に惚れ込みました。渋谷のジャズ盤専門店でも評判になった作品です。しかしCDではその作品を持っておらず、諸般の事情で「今日の1枚」では未掲載となっています。
その流れで本盤を購入し「今日の1枚」で取り上げたのですが、その際には「枯葉」クラスの演奏を期待していたためか、アッサリとした感想で終わりました。それから15年経った今回、本作品の良さを述べたいなと思いながら、聴いてみます。
 

21度

 投稿者:マハール  投稿日:2018年 9月11日(火)07時17分44秒
  昨日の1枚は、Doug Carn の Adams Apple。
ジーンに変えてコーラスを上手く使い、音楽の多様性を追い求め、かつ引き締まった演奏を行っており、多くの方に支持を受けことがよく理解できる、楽しい作品です。
ブラック・ジャズの作品20枚全てを二ヶ月に渡り取り上げてきました。レーベル主催者のジーン・ラッセルの想いは、自分の周りにいる能力あるミュージシャンに作品発表の機会を与えて行こうとのものでした。それは前半の作品を聴いていると、変にレーベルとしての特徴付けせずに、ここのミュージシャンの力を引き出す作品作りに繋がってる行ったと思います。そしてそこにある明るい音楽性は、素敵なものでした。ジャズというベースがあった上で、次の展開を目指す姿も良かったです。
その流れは後半にも続いたのですが、徐々にそれらがジャズの範疇から飛び出して行き、最後の方ではジャズの香りはなくなって行きました。そこには当時の黒人の若者に刺激を与えるものがあり、そこに有能なミュージシャンが自身の才能を注入していったと思います。
そんな意味合いでの結実が、このダグ・カーンの本作品だと言えます。そしてそれは、もはやジーン・ラッセルが考えていたものとは違ってきていたのではと思います。
小さなレーベルが消えるのは毎度のことで、真っ先に考えられるのは経営面でしょう。しかし商業的には成功した本作品が最後の作品であることを考えると、ジーンとしては有能な若手にチャンスをとの所期の目的を達成し、そんなミュージシャン達の活躍を別の形で応援して行こうとジーン・ラッセルは考えたでしょう。私はこれがブラック・ジャズ・レーベルに幕を下ろした理由だと想像して、20枚目を聴き終えました。
 

25度

 投稿者:マハール  投稿日:2018年 9月10日(月)07時54分18秒
  今日の1枚は、Doug Carn の Adams Apple、Black Jazz原盤、1974年の録音です。
本作がブラック・ジャズ最後の20枚目の作品となりますが、実は21枚目となるような作品が二つあります。一つ目は、このレーベル活動停止から15年以上経った2001年に突然発売された、今日の主役であるダグ・カーンの作品です。この作品についてP-Vineは再発しておらず、そこには権利関係の何かがあるのでしょう。そしてもう一つの21枚目は、先に取り上げたクリーヴランド・イートンの作品です。こちらにはBJQD/22という番号も用意されていたのですが、ブラック・ジャズ・レーベル閉鎖により陽の目を見なかったものです。

BJQD/21として発売された第20弾は、ダグ・カーンのブラック・ジャズ4枚目の作品です。例の小冊子から本作を紹介します。

実質的なブラック・ジャズ最後のリリースとなったダグ・カーンの4枚目のアルバム。成熟を迎えたカーンの音楽的志向がコンテンポラリーな魅力として結実、いずれの楽曲もがポピュラーな完成度を持つこの一枚は奇しくもブラック・ジャズ最大のヒット作となった。ダンス・ジャズ・クラシックスとして有名な「Mighty Mighty」「Higher Ground」はもちろんのこと、隆々たるエネルギーと力強い躍動感がみなぎる全てのトラックが普遍的な名演と呼ぶにふさわしい。4年にわたるブラック・ジャズの歩みを集大成する作品であるばかりでなく、スピリチュアル・ジャズの金字塔として永遠に語り継がれるべき傑作。

前3作で一緒だったジーンは、本作には加わっていません。そしてジーン抜きの本作は、ジャズチャートで35位に入ったということです。



昨日の1枚は、Cleveland Eaton の Plenty Good Eaton。
私が初めて買ったレコード、正確には親に買ってもらったレコードは、ピンキーとキラーズの「恋の季節」でした。幼稚園の時にTVにピンキーが登場すると、ステッキ替わりの何かを手にして真似ておりました。その今陽子さんが、先ほどTVに出ておりました。それなりのお歳なのに、華麗にステップを決めており、今でもステージに立っている現役の方は違うなと思った次第です。一方で私は運動神経・反射神経が乏しいため、ステップを踏むなどの行為には、何十年経っても縁が無いものです。
さてクリーヴランド・イートンの本作品。私がステップを踏めるならば、この作品を楽しめたのになぁ、と思った次第です。無い物ねだりはいけませんと思いながら、たまにはこういう音楽を聴くのも良いもんだと感じた次第です。
 

29度

 投稿者:マハール  投稿日:2018年 9月 9日(日)09時54分12秒
  今日の1枚は、Cleveland Eaton の Plenty Good Eaton、Black Jazz原盤、1975年の録音です。
今ネットでブラック・ジャズを検索しますと、P-Vineから再発された商品の取り扱いページがヒットします。これはブラック・ジャズの諸作品が、今でも中古市場でそれなりの需要があることを意味しています。しかしながらジャズサイトからブラック・ジャズ諸作品に言及しているページにはお目にかかれません。このことが今の日本での、そして世界でのブラック・ジャズへの評価なのでしょう。個人的にはブラック・ジャズを含めた1970年台前半のジャズの傍流作品への評価が高まる時期がくるのではと、思っていますし、願っております。

BJQD/20として発売された第19弾は、クリーヴランド・イートンの作品です。例の小冊子から本作を紹介します。

シカゴ出身のベーシスト、クリーヴランド・イートンはアース・ウィンド&ファイアで一世を風靡しする以前のモーリス・ホワイトと共に第2期ラムゼイ・ルイス・トリオで活躍した名手。彼のファースト・アルバムとなったこの作品は”私の音楽的・ビジネス的アイドルはモーリス・ホワイトだ”とスリーヴでも語っているとおり、EW&F的なサウンドを取り入れたファンキィ・フュージョンとでも呼ぶべき一枚である。ディスコ・ビートを取り入れたダンサブルなナンバーから自身のヴォーカルをフィーチャーしたソウル・ナンバー、そしてアフロ・ダンス・フュージョンと呼ぶべきナンバーまで披露する異色の一枚。

この小冊子コメントからすれば、本作品をジャズサイトで扱うのには流石に無理があるのかもしれません。ウィキペディアによれば本作は、「ファンク・ミュージックのジャンルでは古典と見なされている」とのことです。


昨日の1枚は、Roland Haynes の 2nd Wave。
クロスオーバー・ファンク・イージーリスニング、こんな訳の分からない表現となる作品です。2台のエレピ、時には刺激的な演奏もしているかとも思うのですが、その音が塊となって届くため、それぞれのタッチが分からず終いとなっています。もっとエレピの特徴を把握して、他に何か刺激的な仕掛けを用意すればと思いながら、聴き終えました。
 

26度

 投稿者:マハール  投稿日:2018年 9月 8日(土)07時17分46秒
  今日の1枚は、Roland Haynes の 2nd Wave、Black Jazz原盤、1975年の録音です。
P-Vineがこのブラック・ジャズ・レーベルを再発した流れを、分かる限りで書くと、20枚中の半分強の作品が1997年に発売されたようです。その後の2005年には、20枚全てが発売されました。さらに2009年に箱物として発売されたのです。しかしながらこのほかにも、レコードとしての発売や、DJ編と称してベスト的なものも発売されております。それらはクラブ・シーンのお方用でしょうが、それがあったからこそ、私も接することが出来たのでした。

BJQD/19として発売された第18弾は、ローランド・ヘインズの作品です。例の小冊子から本作を紹介します。

ブラック・ジャズに残したこのアルバムでのみ知られる謎のピアニスト、ローランド・ヘインズ。同じくピアニストであるカーク・ライトシートのツイン・エレクトリック・ピアノをフィーチャーしたユニークな編成で録音されたこの一枚はブラック・ジャズの中でも隠れ名盤と呼びたい傑作。瞑想するようなエレピの音色がロウ・ビートに浮かぶキラー・アブストラクト・ジャズ「Eglise」、高速ファンク・ビートの上で2台のキーボードがエキサイティングなチェイスを繰り広げる「Second Wave」「Kirstn's Play」、スリリングな高速ブラジリアン・ジャズ「Descent」など、シンプルかつシャープなグルーヴが素晴らしい一枚。

箱物でなければ絶対に私が接しなかった作品と思います、聴いて見ます。



昨日の1枚は、Calvin Keys の Proceed With Caution!。
エレピやビート面で1970年代前半のテイストを加味していますが、基本はブルース・ジャズ・ギタリストの姿を出した作品です。こじんまりしているなとの私の感想ですが、この作品はブラック・ジャズとしてはヒット作になったとのことです。この時代でも、このような純粋系ギター・ジャズ作品にも需要があったとのことです。良い作品なのですが、正面きって褒められない自分です。何でだろうと思いながら数回聞きましたが、答えは出ませんでした。


一昨日の1枚は、Henry Franklin の The Skipper At Home。
「今日の1枚」はその時に聴いた感想を書くことを信条であり、書き直したことはありません。だからこそ長く続けられていると思いますし、また再度の感想のために「つまみ食い」を用意してあります。
しかしながら「今日の1枚」2313枚目の本作で初めて、書き直しをすることになりました。なんと感想を書いたテキストファイルを消してしまったのです。ということで本作への感想を。
主役のベースを軸に、各楽器が効果的に演奏を作っている作品です。全員のパワーを感じる曲もあり、全員の穏やかな気持ちを感じる曲もありと、楽しめる内容になっています。私の頭に浮かんだ絵は、一族の賑やかな晴れの場面と、一族の平穏な日々がを描いたようなものでした。その意味では、ヘンリーはまさにスキッパーと言えるのかなと、少々こじ付けを思いながら聴き終えました。
 

26度

 投稿者:マハール  投稿日:2018年 9月 7日(金)07時53分45秒
  今日の1枚は、Calvin Keys の Proceed With Caution!、Black Jazz原盤、1974年の録音です。
モノクロで統一デザインでブラック・ジャズ・レーベルですが、17枚目にして少しジャケ・デザインを変更してきました。モノクロにもう一色追加、額縁デザインの廃止がその変更内容です。これは本作から最後までの4枚で続いております。

BJQD/18として発売された第17弾は、カルヴィン・キイズのブラック・ジャズ2枚目の作品です。例の小冊子から本作を紹介します。

芯の太い独特のトーンとたたみかけるようなノリの良いソロ・プレイが魅力のギタリスト、カルヴィン・キイズのセカンド・アルバム。思索するようにソロを紡ぐキイズの姿が求道者を思わせるタイトル・トラックをはじめ、スピーディなビートが心地よいブラジリアン・ジャズ「Efflugence」、ブルージーなジャズ・ファンク「Aunt Lovey」、ファンキィ・フュージョンと呼ぶべきビートの上でエキサイティングなソロが交差する「Renaissance」、メロウなムードの中を泳ぐギターの音色が優しい「Night Cry」など、クロスオーヴァーなフィーリングをうまく取り入れた色彩感のあるサウンドが魅力の一枚。

ジャケデザイン変更の意味が作品内容にあるのか、楽しみにして聴いてみます。



昨日の1枚・・・
感想を書いたものを間違えて消去してしまいました。
後日、改めて聴いてみます。
 

26度

 投稿者:マハール  投稿日:2018年 9月 6日(木)07時53分10秒
  今日の1枚は、Henry Franklin の The Skipper At Home、Black Jazz原盤、1974年の録音です。
アシッド・ジャズ、クラブ・ジャズ、私には実感の伴わないものです。しかしながら1990年に生まれたこの流行は、私にも良いことがありました。クラブ・シーンで人気の高まった欧州のジャズ作品が、雨後の筍の如く復刻されたのです。私はそんな作品を何枚も購入し、この「今日の1枚」で取り上げてきました。そんなクラブ・シーンの目は、このブラック・ジャズにも注がれたのです。ジャズ愛好家からの支持ではなく、クラブ・シーンの支持により、ブラック・ジャズは生き返ったのです。

BJQD/17として発売された第16弾は、ヘンリー・フランクリンのブラック・ジャズ2枚目の作品です。例の小冊子から本作を紹介します。

ピースフルな笑顔溢れるジャケットも素晴らしいベーシスト、ヘンリー・フランクリンのブラック・ジャズ2作目。突き上げるようなベースにリードされて疾走するファンク・ビートと、火をふくようなソロが一体となってグルーヴの頂点に駆け上がる不朽のクラブ・ジャズ・クラシックス「Blue Lights」を収録した傑作と名高い一枚である。スパニッシュな旋律を持ったチック・コリア作のワルツ「What Was」、ヒップホップのサンプリング・ソースとしても知られる「Sott Spirit」も力演だが、TRIBEレーベルからのリリースで知られるピアニスト、デヴィット・デュラーが参加した2曲が出色の出来栄えである。

この小冊子のコメントは、私に聴くなと言っているようなのですが、しっかりと聴いてみます。



昨日の1枚は、Doug Carn の Revelation。
音楽の多様性を真摯に追求して行きながら、音楽を聞く喜びを感じさせる内容に仕上がっており、聴きごたえある内容になっております。そしてそのベースにはジャズ心があり、ロック色強気な課でもジャズ味が絶妙に効いています。この作品はどの時代のミュージシャンにも刺激を与える作品だなと思ったのと同時に、それを作り上げたのはダグと共にジーンの存在であります。
良い関係の男女と側で思っていても、突然別れしまう例を、誰でも幾つか見てきたことでしょう。
ダグとジーンの関係は、この作品で終わりになりました。音楽面だけの別れではなく、男女関係も終わったようです。そしてジーンはこの後に、ちょっとしたポップ・スターになって行きます。
 

24度

 投稿者:マハール  投稿日:2018年 9月 5日(水)07時48分55秒
  今日の1枚は、Doug Carn の Revelation、Black Jazz原盤、1973年の録音です。
1982年からジャズを聴き始めた私は渋谷のジャズ盤専門店に足繁く通い、店主と常連さん達とお話しすることでもジャズに関する知識を広げていきました。そのお店は、このブラック・ジャズが産声をあげた年に開店したお店です。オリジナル盤も主力の一つですが、店主のこだわりは新譜販売店である事で、それは開店から45年となる今でも続いております。ジャズ聴き始めの私はロフト・ジャズに興味を持ち、1970年代の若き黒人ジャズ奏者の活動の記録を、中古盤で買い求めていました。そんな際に先の店主や常連さんから色々教わったのですが、このブラック・ジャズの話は出てきませんでした。とすると「ブラック・ジャズは日本では話題にならなかった」とのことになるのですが、果たしてどうなのでしょうか。

BJQD/16として発売された第15弾は、ダグ・カーンのブラック・ジャズ3枚目の作品です。例の小冊子から本作を紹介します。

ダグ・カーンがブラック・ジャズに吹き込んだ3枚目のアルバム。このアルバムが最後の共演となるジーン・カーンのヴォーカルはもちろん、オル・ダラのトランペット、ルネ・マクリーンのサックスなど豪華なゲストを迎えたこのアルバムはダグ・カーンの最高傑作としてスピリチュアル・ジャズの歴史に残る一枚である。疾走するビートに乗った力強いヴォーカルが無限の高揚感を誘う「Power And Glory」以下、アルバムを通しての統一感と訴求力が金字塔と呼ぶべきこの傑作を創り上げたのだ。透明な美しさをたたえる「Naima」はこの曲のカヴァーの中でも最高のヴァージョンであろう。

ダグにとってジーン・カーンの最後の共演作品を、今日は聴いてみます。


昨日の1枚は、The Awakening の Mirage。
1枚目よりも表現の多様性を求めているようですが、1枚目と比べるとメンバーの統一感が無いようです。素敵なグループと思うのですが、メンバーそれぞれで進みたい方向が違ってきたのでしょう。この時代の貴重な記録と言える作品です。
 

24度

 投稿者:マハール  投稿日:2018年 9月 4日(火)07時49分19秒
  今日の1枚は、The Awakening の Mirage、Black Jazz原盤、1973年の録音です。
ブラック・ジャズの新譜が発売されていた1979年代前半に、いったい何枚が日本に入ってきたのでしょうか。それよりも話題に上っていたのでしょうか。時間がある時にスイング・ジャーナルのバックナンバーを見て、その辺を探って見たいです。

BJQD/15として発売された第14弾は、ジ・アウェイクニングのブラック・ジャズ2枚目の作品です。例の小冊子から本作を紹介します。

よりアフロセントリックに、よりスピリチュアルに。さらにサウンドは色彩豊かになり、プレイにも自信がみなぎるジ・アウェイクニングのセカンド・アルバム。トリッキーなリズムとホーンのコンビネーションが広がりのあるサウンド・スケープを演出する「Mode For D.D.」、ヴォーカルをフィーチャーし、気高いスピリチュアルからフリー・フォームまで縦断する「The Ultimate Frontier」、ファンキィなジャズ・ファンク「Sinky」、トゥ・バンクス・オブ・フォー「Three Street Worlds」ネタとして知られる「March On」など、"ブラック・ジャズらしい"という表現がぴったりのアフロ・スピリチュアル・ジャズの逸品。

ジ・アウェイクニングのブラック・ジャズ2枚目にして最後の作品を、今日は聴いてみます。


昨日の1枚は、Walter Bishop Jr's 4th Cycle の Keeper Of My Soul。
エレピやオルガンの音の特徴をしっかりと捉えており、それを生かす演奏を展開していて、それはソウルを切り口にいろんな方向に考えを持って行ってます。
オルガンでの「Summertime」にはそんな特徴が詰まっています。この演奏を聴いていると、「ビショップ、あなたはどこに行くの」との気持ちになります。結局はこの後に元のスタイルに戻って行くビショップですが、この作品は揺れていた時期のビショップの姿を楽しめる作品です。「こんな演奏もしたのか」という記録が残っている、今ではこれが貴重なことになっていると思いました。
 

22度

 投稿者:マハール  投稿日:2018年 9月 3日(月)07時47分38秒
  今日の1枚は、Walter Bishop Jr's 4th Cycle の Keeper Of My Soul、Black Jazz原盤、1973年の録音です。
西洋では13が忌み数とされています。宗教的理由でのことのようですが、日本人でも13日の金曜日といえば、何と無く嫌な感じがします。その程度の私が忌み数13を強く認識したのは、海外駐在いの時でした。アパートメントに13階がないのです。私が住んだ所では、12階の上が14A階、そしてその上が14B階となっていました。

BJQD/14として発売された第13弾は、ウォルター・ビショップ・ジュニアズ・フォース・サイクルの作品です。忌み数の13を規格番号では飛ばしています。例の小冊子から本作を紹介します。

ウォルター・ビショップ・ジュニアのブラック・ジャズ2作目はフォース・サイクルなるグループ名義での録音であり、かつて数多のハードバップ名盤の脇役を務めた正統派ピアニストとしての姿からは想像もつかない冒険と挑戦に満ちた野心作となった。自身も半分の曲でオルガンをプレイするなど、アフロ/ラテン/コンテンポラリーなアプローチが目立っている。グイグイとドライブするジャズ・ファンク「Soul Village」、スリリングな7/4拍子の「N'dugu's Prayer」、高速ボッサ仕立ての「Blue Bossa」など、多彩なリズムとヴァラエティ溢れるサウンドで新境地を見せるビショップの知られざる一枚。

ビショップがエレピとオルガンを弾いているという、信じられない作品です。



昨日の1枚は、Kellee Patterson の Maiden Voyage。
体が包まれるような可愛い声、確かな歌唱力、特に低音部と高音部でみせる声の艶はなかなかのものです。
ジャズ作品なのか、ポピュラー作品なのかとのお話は、女性ヴォーカル作品では良くあるお話ですが、この作品は良質なポップ作品。青空とさざ波の海を眺めながら、恋と人生の喜びを感じ、また辛さに涙を見せる大人になる一歩手前の女性の姿を感じる作品です。
 

22度

 投稿者:マハール  投稿日:2018年 9月 2日(日)07時27分10秒
  今日の1枚は、Kellee Patterson の Maiden Voyage、Black Jazz原盤、1973年の録音です。
このブラック・ジャズ箱には、ポスターが同梱されています。上質なクラフト紙に、横に4枚、縦に5枚、計20枚全てのジャケットを印刷したものです。紙ジャケよりも一回り小さいのですが、20枚となるとそれなりに迫力があります。黒に白地に対して、このポスターだとクラフト紙の茶色に黒となり、違った存在感が出ています。私はこのポスターが気に入っています。

BJQD/12として発売された第12弾は、ケリー・パターソンの作品です。例の小冊子から本作を紹介します。

ブラック・ジャズを代表する名盤として、もはや何の説明も不要であろう一枚。黒人女性として初めてミス・インディアナに選ばれ、71年のミス・アメリカ候補にもなったという才色兼備のシンガー、ケリー・パターソンのデビュー・アルバム。タイトル・トラックであるハービー・ハンコックの「処女航海」を初めとする全8曲、その全てが瑞々しく、奇跡的な光を宿した傑作である。中でもクラブ・ジャズ・クラシックスとして名高い「Magic Wand Of Love」、たった3分間の中でドラマが始まり、終わるような豊穣で幸福な体験、こんな喜びを与えてくれる曲が他にあるだろうか。

この後に2枚の作品を残して音楽シーンからは退いたような彼女の作品を、今日は聴いて見ます。



昨日の1枚は、Rudolph Johnson の The Second Coming。
爽やかなソウル・ジャズ、誠実であろうルドルフの人柄が滲み出ている一枚です。ルドルフ作の「The Highest Pleasure」が、本作品の白眉でしょう。小冊子の書き方で言うならば「ファンク・ビートに乗って」とのことなのでしょうが、ここでは素直に「人生の最高の喜び」を歌い上げています。カーク・ライトシーのピアノも、そんなルドルフに寄り添った良い演奏です。ブルースの上手い表現者なのですが、この後の活動は知られていません。それはこの時代に生き残れなかったのか、それとも自分の信じる道を求めて行動して行き、それが我々が出会えるものではなかったのか。後者だと思いながら、テナー・サックスの素敵なワン・ホーン作品として私はこの作品を大事にして行きます。
 

Wolfgang Haffner来日情報

 投稿者:Miyabi Sudoメール  投稿日:2018年 9月 1日(土)17時37分14秒
  Wolfgang Haffner Trioの来日が決定しましたのでご案内させていただきます。
2018年11月27日&28日の2日間、目黒のBlues Alley Japan(https://www.bluesalley.co.jp/)です。


ヴォルフガング・ハフナーは世界のジャズ界で最もリスペクトされているドラマーの一人。 18歳でアルベルト・マンゲルスドルフ・バンドにてキャリアをスタート。 共演したミュージシャンは、アル・ジャロウ、チャカ・ カーン、パット・メセニー、ボブ・ジェームス、ブレッカー・ブラザーズ、マイケル・フランクス、ビル・エヴァンス、リー・リトナー、ラリー・カールトン、イヴァン・リンス、チャック・ローブ、ジョー・サンプル、ロイ・エアーズ、ヤン・ガルバレク、ティル・ブレナーその他多数。 これまでに400枚のアルバムに参加、自身の16枚のソロアルバムを発表し、世界100カ国およそ3500のコンサートで演奏。 メゾフォルテなど伝説のバンドのプロデュースも。 2010年に“エコー賞”を受賞。 彼のアルバム“Kind of Cool“ (ACT Records)はジャズ・チャートのトップを占め、5週間に渡りポップミュージック・チャートにもランクインした。 最新アルバム“Kind of Spain” (ACT Records)では 2017年の秋よりWolfgang Haffner & Bandとしてワールドツアーをスタート。 以来熱狂的なオーディエンスを世界中で魅了し続けて来ている。 日本には”チャック・ローブ&メトロ”、エリック・マリエンサル、ネルソン・ランジェル、ダスコ・ゴイコヴィッチ、ニルス・ラングレンと来日している。 今回、ヴォルフガング・ハフナーTrioはBlues Alley Japanで11月27日と28日の2日間だけライブを行う。 ヴォルフガングのコメント:佐々木史郎と彼のバンドApollo Jam を初めて聴いたとき、彼の美しい演奏に圧倒された。 史郎はワールドクラスのミュージシャンだ。僕は完全に彼の演奏に惚れ込んだ! 史郎と僕のトリオWolfgang Haffner Trioと共にBlues Alley Japan で11月の27日&28日に演奏することを非常に楽しみにしている。


Wolfgang Haffner ヴォルフガング・ハフナー(ds)TRIO
guest 佐々木史郎(tp)
(Ds)Wolfgang Haffner(ヴォルフガング・ハフナー)
(B)Christian Diener(クリスチャン・ディーナー)
(Key)Simon Oslender(ジモン・オスレンダー)
★Guest (Tp)佐々木史郎
 

27度

 投稿者:マハール  投稿日:2018年 9月 1日(土)07時51分9秒
  今日の1枚は、Rudolph Johnson の The Second Coming、Black Jazz原盤、1973年の録音です。
1970年代初頭の黒人ジャズ・レーベルとしてこのブラック・ジャズのほかに、ストラト・イーストとトライブの名前が上がります。この辺りの作品をいつか「今日の1枚」で取り上げることができればと、願っています。

BJQD/11として発売された第11弾は、ルドルフ・ジョンソンの作品です。例の小冊子から本作を紹介します。

まさに突進する重戦車!ブラック・ジャズが誇るパワー・テナーの雄、ルドルフ・ジョンソンの最高傑作にしてブラック・ジャズのカタログ随一の血管ブチ切れを味わえる野獣の如き一枚。冒頭のモーダル・ワルツ「The Traveller」からリミッターが外れたかのような怒涛のコルトレーン・フレーズの嵐が巻き起こる。ステレオが壊れるかと思うほどの音圧はまさに暴力的な、と表現するほか無いだろう。ハイライトでもあるラスト「The Second Coming」はジョンソン流「至上の愛」とも言える最狂の演奏が繰り広げられる。魂を絞り出すようなブロウには本当に目頭が熱くなる。

ブラック・ジャズ第4弾に続くルドルフ・ジョンソンの2作目であります。ジャケに移るジョンソンは何故かフルートを持ち、インドの雰囲気で写っています。
 

29度

 投稿者:マハール  投稿日:2018年 8月26日(日)07時33分51秒
  さてグレンさんの「Like Someone In Love」。
「ジャズを知識で聴くのはやめろ!」と、寺島氏が封入解説で書いております。「知識でジャズを聴く人は、初めて聴くジャズ作品には、それまでに貯えた知識を総動員して分析しようとする」とも、寺島氏は書いております。
「今日の1枚」を始めるにあたって意識したことは、私の感想文であることでした。そして自分が楽しんで「今日の1枚」を続けていくとのことでした。自分は評論家ではない、その辺のジャズ好きの1人であるということが基本でした。その意味では、寺島氏の先のお言葉に近い気持ちで、「今日の1枚」を始めたのでした。
しかし、「今日の1枚」連載が続くに従って、何やら評論家っぽく書き始める自分に気がつきました。ジャズサイトでジャズ作品について書いている一般人の方々の中で、私が最も嫌っていたタイプの人間に私がなっていく姿に気づき、ドキッとした覚えがあります。
横道に入った話はここまで。しかめっ面した男同士のジャズ魂のぶつけ合いは、それは素晴らしいものです。でもこの作品のジャケにあるように、お姉様方に囲まれて一杯飲んでいるときに、このタイリー・グレンさんの作品が楽しみを加えてくれる素敵な作品になります。暖かい音色で余裕がある人間にしか吹けないメロディの優しさ、こんな感じで「Like Someone In Love」は演奏されています。
私がお姉様方に囲まれて、この作品が似合うような状況がないことが問題なのだと、訳のわからないことを呟いたときに、この作品を聴き終えました。
 

28度

 投稿者:マハール  投稿日:2018年 8月25日(土)07時22分19秒
  その前に、この作品が録音された1958年1月1日(水)の新聞を見てみましょう。
先ずはトップ記事。
日経「思想の深まりを、狭い合理主義の世界を超えて、宇宙世紀に思う」
湯川秀樹博士の寄稿文です。科学の視点から、世界の進むべき道、考え方を述べられています。

読売「日韓覚書、深夜の調印、三月一日から本会議、漁夫送還二月に完了、韓国どたん場で新条件」
朝日「日韓釈放に調印、正式会談 三月一日から」
漁夫が日本に戻されたのかは、情報がつかめませんでした。


ではこの1月1日の日経新聞から少しばかり紹介します。
・景気回復に期待する特集記事で埋まった紙面の中で、最終面に「大磯放談」として、吉田茂元首相の寄稿文が掲載されています。13匹の犬と生活している大磯に満足しており、その大磯から様々な提言を書かれております。その中で私が印象深かったのは、「ひどい国民の冗費」として、過剰な国民消費に警告を発しています。その発言主旨には、感慨深いものがあります。しかし資本主義経済の力強い動きの上にいる日本にとっては、内需拡大が景気拡大にとって必要なものであり、その意味ではやはり元首相なのでしょう。
・4面に「安全索道」と書かれた広告があります。上に賀正、下に総代理店 第一物産と書かれています。索道とはロープウェイのことで、安全索道という会社は1915年に設立されたローウェイの会社です。ゴンドラやリフトなど、スキー場や観光地で見かけるものを手がけている、今でも大活躍の会社です。続いて第一物産について調べて見たところ2社が見つかりましたが、共にこの紙面以降に設立された会社でした。従って、安全索道の総代理店であった第一物産の情報は得られませんでした。
・TV欄日テレ14:00に「ラグビー 慶大 対 京大」とあります。放送時間が30分だけなので、ダイジェスト放送だったのでしょうかね。
 

27度

 投稿者:マハール  投稿日:2018年 8月24日(金)07時05分5秒
  「今日の1枚からつまみ食い」、今回のテーマは「Like Someone In Love」が入っている作品です。


「Like Someone In Love」が入っている作品の15枚目は、Tyree Glenn の Let's Have a Ball、1958年1月1日の録音とします。(年はネットからの情報、月日は決め付け)
2005年4月1日に本作を「今日の1枚」で取り上げました。その際の私の感想は、「オーディオの前で真剣に聴くジャズとは、対角線上にあるジャズ」として、楽しいジャズ作品だとしました。批判的なことは書いていない、気に入ったとも書いていない、そんな感想でした。そんなことを書いてから13年、その間に多少は人生経験を積んだかなと思う私は、今回はどう感じるのか楽しみです。
 

28度

 投稿者:マハール  投稿日:2018年 8月23日(木)07時15分3秒
  さてジャンニさんの「Like Someone In Love」。
小気味好いピアノ・トリオで、20年ほど前の復刻で本盤を入手した方の中には、これを密かに愛聴盤にしている方も多いのではと思います。小気味良さの中に、聴き所を随所に用意してあり、しかしそれが過剰にならず、適度の刺激です。
「Like Someone In Love」では、左手と右手の対決が楽しめるピアノ演奏の場面があり、楽しく聴けた4分間でした。
最後にリーダーのドラム演奏ですが、しっかりと場面を判断して出される自己主張を聴いていると、トリオの力を発揮させられる方だと感じました。
 

27度

 投稿者:マハール  投稿日:2018年 8月22日(水)07時48分25秒
  その前に、この作品が録音された1969年11月28日(金)の新聞を見てみましょう。
先ずはトップ記事。
日経「都市対策へ大胆な青写真、機能別に再編成、土地は公益優先貫く、経審少委まとめる」
高度成長期のこの時期に、このまま進めばどうなるのかとの懸念からのものなのでしょう。この時から50年後の現在、高速道路や水道などの社会インフラが更新の時期を迎えています。目先にとらわれるだけではなく、ここでしっかりとした青写真を描いて実施して行く事が重要だと思っています。私は横浜市の水道インフラへの取り組みに注目しています。

読売「解散含み臨時国会あす召集、冒頭断行、首脳進言に 首相暗黙の同意、政府・与党会談」
朝日「沖縄から核兵器撤去、米国いずれ発表、首相 三党首会談で語る」

佐藤首相が公明・民主の党首と会談したことを受けての、読売・朝日のトップ記事です。それぞれで取り上げる内容が異なる点が、2紙の特徴が出ています。因みに12月2日解散、12月27日投票で第32回衆院総選挙が行われ、自民党が大勝、社党が一人負けという結果になりました。またこの総選挙はテレビでの政見放送が初めて取り入れられており、また土曜日に投票となり、日曜日以外の投票では最後の国政選挙となりました。


ではこの11月2日の読売新聞から少しばかり紹介します。
・7面に「プログラマーに実力を 電算機の実習ふやして、経営開発協会提言」とあります。実に先を見越した提言だったと思います。これに世界を見る目が加われば、物作りで世界一になった後の日本が、今のように落ちこぼれることは無かったと思います。
ちなみに日本経営情報開発協会について調べて見ましたが、明確な情報が得られませんでした。1949年に設立された日本経営協会は、1971年に電算機部門を分離したとのことなので、この組織のことか思いました。しかしこの1969年時点では日本事務能率協会という名称の団体でした。不明のまま、調査終了となりました。
・TV欄下のヤングレディ(講談社ß)の広告にある記事紹介のトップは、「独占、デヴィ夫人が離婚をスカルノ前大統領に申請!」とあります。離婚とはならず、翌年の1970年に前大統領が亡くなったため、死別ということになりました。
・TV欄日テレ20:00からは「日本プロレス中継」です。蔵前国技館からで、「馬場・猪木組 対 ドリー・ファンクJrとダニー・ホッジス」との好カードでした。生放送なのか録画放送なのかは書かれておりませんでした。
 

25度

 投稿者:マハール  投稿日:2018年 8月21日(火)07時09分55秒
  「今日の1枚からつまみ食い」、今回のテーマは「Like Someone In Love」が入っている作品です。


「Like Someone In Love」が入っている作品の14枚目は、Gianni Cazzola の Abstraction、1969年11月28日の録音です。
ドラムがリーダーの、ピアノ・トリオ編成の作品です。これを「今日の1枚」で取り上げたのは2000年4月8日のことで、当時はインターネットは急速な普及を果たしており、誰でもインターネットの時代でした。しかしWWW上にあるデーター量は今とは比べられないほど少ないものでした。
18年前にこの作品へ参加している3人のミュージシャンについて調べたのですが、WWW上には何もデーターがありませんでした。今回の「つまみ食い」で改めて調べたのですが、2人については本作との関連でしか情報がありませんでした。しかし18年前に私が気に入ったピアニストのオスカー・ロッチに関しては、YouTubeにその演奏がアップされていました。
本作から15年後の演奏でしたが、それは「気軽にジャズっぽい演奏を」とのもので、私の関心が向かうものではありませんでした。
18年前に気に入った演奏を、「Like Someone In Love」を中心に聴いてみます。
 

23度

 投稿者:マハール  投稿日:2018年 8月20日(月)08時00分47秒
  さてデクスターさんの「Like Someone In Love」。
実に速いテンポの「Like Someone In Love」です。バックでピアノを弾くドリューは、この速い恋へのアタックに戸惑っている様子です。早過ぎと思うデクスターさんの演奏ですが、これはやはりキャリアが成せる技でしょう。恋のチャンスは速攻だとばかりのデクスターさんに影響されたのか、その後のドリューのソロは照れがありながらも後先考えずに花束を毎日贈る男のようで、微笑ましかったです。
こんなことを考えながら聴けるのも、大御所たちのしっかりした演奏だからでしょう。
 

21度

 投稿者:マハール  投稿日:2018年 8月19日(日)07時38分37秒
  その前に、この作品が録音された1967年7月21日(金)の新聞を見てみましょう。
先ずはトップ記事。
日経「国会きょう会期切れ、すぐ臨時国会へ、健保あくまで成立、政府与党」
読売「大勢 臨時国会召集へ、健保打開目指す、政府与党、24日から3週間程度か、なお議長あっせん期待」
朝日「国会、きょう大詰めの折衝、24日にも臨時国会、政府・自民の以降、健保不成立の場合」
お恥ずかしいお話を。図書館でこの3紙のトップ記事見出しをメモし、ここでの健保法案の要点と成否は家でネットで調査としました。しかし今調べたのですが、詳しいページに辿り着きませんでした。いつかは調べて、書き換えます。


ではこの7月21日の日経新聞から少しばかり紹介します。
・5面に「米社申請特許に異議、カートリッジ式ステレオ、中堅メーカー申立て」とあります。
この「カートリッジ式ステレオ」とは、「8トラ」のことのようです。子供の時に近所のお菓子屋兼パン屋兼文房具屋さんの車にあったのを、記憶しています。この記事による特許のポイントは「テープはめ込み式ステレオ、ヘッドを上げ下げ」とのことです。
そして中堅メーカーとは、丸和電子・帝国電波・大興電子・パイオニアの4社とのことです。
・3面に富士ロビンソンという会社の広告があり、「定評あるロビンソンエンジンと農業機械」とエンジンのような絵が掲載されています。調べましたら富士ロビンソンは会社名ではなく、当時の富士重工(現.SUBARU)は製造販売していた汎用エンジンのブランド名でした。
・TV欄NETテレビ20:00「演芸場」との番組では、出し物が3つ書かれています。①落語 金馬 ②漫才 ピーチクパーチク ③コミック メッセンジャーズとあります。このメッセンジャーズとは何なのか、ギャグメッセンジャーズのことだと思いますが、どうでしょうか。
 

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