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 投稿者:マハール  投稿日:2021年 1月 6日(水)07時25分52秒
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  今日の1枚は、Shorty Rogers And His Giants の Bossa Nova、Reprise原盤、1962年6月の録音です。
ディスクユニオン関内店中古CD半額セールで、400円で購入した作品です。
数年前に図書館で手にしたジャズ批評は、西海岸ジャズ名盤100選、との企画でした。七割ほどは聴いたことがあるかなと思いながらページをめくってみれば、100枚の半分も私は聴いていない作品でした。記憶が薄いのですが、聴いたことがあるのは三割程だったのかもしれません。複雑な気分で、ジャズ批評を書架に戻しました。
ショーティー・ロジャースが西海岸の名手を集めてボサノヴァに挑んだ作品を、今日は聴いてみます。ジョー・バネット、バド・シャンク、ピート・ジョリー、シェリー・マンなど、錚々たるメンバーが参加しています。
ところでジャケットで踊っている女性なのですが、ボサノヴァでこんな姿になるのかと不思議な気分になります。





昨日の1枚は、The Omer Avital  Marlon Browden  Project。
オマー・アヴィタルがリズムの方向性を決め、マーロン・ブラウデンが味付け良くドラムで決めて、アヴィシャイのペットが生と電気処理で駆け回り、オムリ・モーのローズも不思議な気持ちになる泳ぎを繰り出す、そんな熱気の演奏です。ファンクを基本に、多彩な方向性をみせています。
まずこのユイニットのこの方向性を示している1曲目のマーロン作「Marlonious」での盛り上がり、そしてアヴィタルの名曲「Third World Love Story」での心の叫び、この流れに圧倒されます。
マーロンがファンクに持っていき、アヴィタルがメロディアウスな方向に舵を変え、そんな繰り返しの中で、このユニット独自の世界を築くというのが、この「プロジェクト」の狙いなのかと感じました。この2003年以降のマーロンとアヴィタルの関係がどうなったのかは、調べても情報がありませんでした。
このライブは20年近く前のことなので、新たな動きは期待できないでしょう。聴き手の一人としての思いですが、アヴィタルとマーロン、そしてローズを弾くオムリ・モーの三人をベースにして、セッションごとにホーンを一人加えるという流れができていれば、興味深い展開になったはずです。このライブでのアヴィシャイが、この三人をベースに暴れんまくった演奏で、彼の個性を発揮し、さらにこのユニットの魅力を輝かせています。これが他のホーンだったらどうなるのか、私の妄想が続きます。
そんな妄想の一つをいえば、アナット・コーエンを入れて欲しい。水と油、そう感じる方が多いでしょう。しかしながらアナットのいろんなフォーマットの中で輝く可能性を考えると、私には素敵な展開が望めたと思います。
そんな妄想を感じさせるこのライブ盤、重みのあるものです。
 
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