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 投稿者:マハール  投稿日:2021年 1月 4日(月)07時21分58秒
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  今日の1枚は、Avishai Cohen Trio の Gently Disturbed、Razdaz原盤、2008年の録音です。
本作はベース奏者のアヴィシャイ・コーエンが、初めてピアノ・トリオとの形で吹き込んだ作品とのことです。ピアノ奏者は録音当時21歳のシャイ・マエストロ、そしてドラムはマーク・ジュリアナです。
私はこの作品を去年の7月に、Amazonの中古で購入しました。出品者はディスクユニオン大宮店でした。配達された本CDを手に取り、随分と安いつくりだと思ったものです。何しろ紙のペラペラしたジャケです。紙ジャケと呼べるものではなくペラペラ、そしてCDが直接入っており、ブックレットは無し。今回に改めて本作品を手にしてクレジットを見ましたら、「Promo only - not for sale」と書かれていました。試供品が中古市場に出回ることはLP時代からよくあることですが、ディスクユニオンほどの店が、何の断りも入れずに、筋論から言えば業界の裏切り行為をしたのかと、少し呆れました。
余談はこの程度として、本作品を聴いてみます。




昨日の1枚は、Anat Cohen & Trio Brasileiro。
1曲目は、Douglas Lora作の曲ですが、テンポ早い演奏の中で、このユニットの魅力をたっぷりと聴かせています。ギター二本と打楽器による軽快さと音の重なり、そしてアナットのクラリネットがそよ風のように加わっていきます。アナットさんの魅力の一つは、どのようなメンバーとの演奏でもその色に合わせながら、自分の個性を発揮するところなのでしょう。
7曲目にあるタイトル曲も、Douglas Loraの作です。フラメンコ風で始まり、幾つもの雰囲気を繰り出していく凝った作りです。Trio Brasileiroの重厚でいながら舞っているようでもあり、彼らの魅力全開の演奏で、船上パーティの姿が頭に浮かびました。この曲名をGoogle翻訳したた、「風配図」とのことで、これをウィキペディアでみましたら、「ある地点のある期間における、各方位の風向および風速の頻度を表した図」とありました。風の動き、演奏につながるものを感じました。
Trio Brasileiroを知ったこと、アナットの多彩なスタイルに接したこと、そしてギターのサウンドを堪能できたこと、私にとってはありがたい作品です。
 
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