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 投稿者:マハール  投稿日:2020年11月14日(土)07時20分52秒
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  さてアルヴァニタスさんの「イス ジャケ」作品。
アルヴァニタスさんが退役後の1954年にパリに出てくるまでの情報は、今のWikipediaにも詳しくは掲載されておりません。私が確認できるものでは、1998年発行の「ヨーロッパのジャズ・ディスク1800」にある情報だけです。それによると1931年にマルセイユで彼は生まれ、少年時代からジャズに親しみバップも覚えていき、ドン・バイアスやジェイムズ・ムーディとの共演も経験し、兵役でヴェルサイユに駐在していた際にもジャズクラブで演奏をしていたそうです。
その後の活動は各資料にあり、パリのクラブでの演奏を行い、また米国からパリに来たジャズマンたちとも共演を重ねていき、本作品となったようです。
本作に至るまでアルヴァニタスさんには結構な苦労があったと思いますが、多くの貴重な経験をすたことでしょう。そこでの自分ならこんな作品を残すとの思いが重なっていき、ここに成熟したのでしょう。またダグ・ワトキンスとアート・テイラーという大物が力を入れた演奏をしており、これはアルヴァニタスさんの日頃のお人柄の良さからのことなのかと思いました。
ベースとドラムの静かな息遣いが冴える「What's New」、その後半ではアルヴァニタスさんのピアノが光り始め、このスローなスタンダードを豊かな色合いにしていき、ジャケに映る彼の意気込みを感じました。
 
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