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 投稿者:マハール  投稿日:2020年11月 7日(土)07時32分47秒
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  今日の1枚は、OAM trio + Mark Turner の Now & Here、Contra Baix原盤、2003年5月の録音です。
お店でCDの背中を見ながら物色することを私の目が嫌がっていると感じながらのディスクユニオン関内店、アルファベットのOのコーナーで本作を見つけました。Omer AvitalのCDを物色中のことでしたが、目の嫌がりとは逆に私の脳は「OAM」に強く反応しました。 OAM trio の Trilingual を2000年暮れの新宿で購入し、2001年6月3日に「今日の1枚」で取り上げていたのでした。Omer Avital(b), Aaron Goldberg(p), Marc Miralta(d) の三人組の作品なのですが、私はピアノ奏者目当てで購入しました。「今日の1枚」での感想は、「強烈なベースが印象的であるが、全体的に散漫な内容」とのものでした。
この三人組は2002年に二枚目を発表し、テナーのマーク・タナーを加えて2003年にライブ盤を発表し、好評を得ていました。そこで今度はタナー入りでスタジオで、となったのが本作品です。そしてOAMとの出会いから20年経った私が、イスラエル出身ジャズマンをテーマにしての物色で、本作品に出会ったのでした。



昨日の1枚は、The Omer Avital Group の Asking No Permission。
ジャケの写真、浜辺でオシッコをしている坊や、寝転びながらそれを笑って見ているお父さんらしき男性、どちらがオマーさんなのでしょうか。写真の古さ加減からすれば坊やなのでしょう。「勝手にするからね」とのタイトルは、この状況から得たものでしょうし、その気持ちをプロ・ミュージシャンになっても持ち続けたいとの願いも込められているのでしょう。
裏ジャケには痩せて髪が短く、眼光鋭い精悍な表情のオマーさんの写真があります。恐らくはこのライブの際の25歳の時のお姿なのでしょう。
さて演奏内容ですが、ホーン4本のアレンジがお見事で、また4本の泳がせ方も楽しく聴けるものです。そこにオマーさんの力強いベースのうねりが加わり、聴きごたえあるライブであったことが分かるものです。面ジャケの坊やの自由気ままな心と、青年になった裏ジャケにある真摯さが、演奏の中に交差して垣間見ることができます。
「ケンタッキー・ガール」という曲が15分近い演奏なのですが、オマーさんの人間の悩みを表現するかのベース、それを包み込む自然の雄大さのような四管の演奏、この曲を聴いているとオマーさんの存在感の強さを感じます。
 
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