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 投稿者:マハール  投稿日:2020年11月 6日(金)07時05分37秒
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  今日の1枚は、The Omer Avital Group の Asking No Permission、Smalls原盤、1996年4月の録音です。
イスラエル出身のベース奏者 Omer Avital、カタカナ表記ではオマー・アヴィタルの作品です。この方はミンガスに例えられることが多いようで、現在のジャズ・シーンの中での重要人物です。先に取り上げたベースのアヴィシャイ・コーエンも高い評価のベース奏者ですので、私はこの二人をよく混同してしまいます。
ではWikipediaからオマー・アヴィタルに関する情報を紹介します。
1971年にテルアビブの左に位置するジバタイムで生まれた彼は、11歳の時からクラシック・ギターを学び、イスラエルを代表する芸術高校に入るとベースに転向し、ジャズと編曲を学びました。17歳の時からプロ活動を始め、イスラエル陸軍のオーケストラに1年所属した後の1992年にNYに移りました。
NYですぐに注目され、1995年と1996年にはサックス4本とドラム、それに彼のベースというグループでスモールズで演奏を行なっていました。今日取り上げる作品はそんな時のもので、Mark Turner(ts), Gregory Tardy(ts, fl), Myron Walden(as), Charles Owens(ts), そしてAli Jackson(d)との演奏です。
発売さたのは2006年とのことなので、彼の初リーダー作品とは言えないようです。




昨日の1枚は、Avishai Cohen の Adama。
初リーダー作にかけるアヴィシャイの意気込みを感じる、聴き所満載の作品になっています。12曲中11曲が彼のオリジナルで、メロディ・メーカーとしての彼に惚れます。各曲でメンバーの選抜に工夫を凝らし、そこにアレンジの妙を加えています。そして彼のベース奏者としての実力の高さ、これらが揃っていますから、素敵な作品になるのは当然のことでしょう。
3曲目に「Bass Suite #1」、9曲目に「Bass Suite #1」が収録されています。このアルバムの中では箸休めのような存在なのですが、ここにアヴィシャイさんの実力、先に述べたことを感じました。自分のベースにホーンを二つ、「Bass Suite #1」ではそこにパーカッションを加えての演奏です。似たようなメロディですが違うもの、これにホーン2本をセンス良く絡め、自分のベース演奏を軸に演奏しています。ベースを中心に聴くのもよし、ホーンの流れでメロディの切なさを感じていくのも良し、そんな感じでした。
更にはこの二曲の前に収録している「Madrid」と「Adama」、ここでのジューイッシュ音楽(或いはクレズマー、もしくはハシディック)の色香具合に酔ってしまいました。
他にもメルドーとの「Besame Mucho」、チックのローズが鳴る「Gadu」など、聴く時々で感心が移っていく内容です。
 
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