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 投稿者:マハール  投稿日:2020年11月 5日(木)07時16分5秒
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  今日の1枚は、Avishai Cohen の Adama、Stretch原盤、1997年の録音です。
ベース奏者のアヴィシャイ・コーエンの作品です。コーエン三兄妹のトランペット奏者とは、同姓同名です。これでどちらかが有名でなければ別なのですが、このお二人は著名なジャズマンなのです。イスラエル出身というよりも、ここ暫くのNYのジャズ界を代表するベース奏者とトランペット奏者なのです。
SNSの知人がイスラエルのジャズを紹介してくれた際には、この二人を混同しないように気を使ってくれてましたが、それでも私は混乱していました。そしてディスクユニオンのサイトを読んでみても、2015年の時点でも、イスラエルのジャズを追っかけてきた方の中にも、この二人への混乱があったようです。
ベース奏者のアヴィシャイ・コーエンについて、Wikipediaから引用して紹介します。
1970年にイスラエルの北部、レバノンに近いところにあるKabriで生まれた彼は、すぐにエルサレム近くに移り、音楽一家の中で育ちました。6歳あたりで西部のShoevaに移り、9歳の時にピアノを弾き始め、14歳の時にジャコ・パストリアスに触発されベースを演奏し始めました。
1993年頃までにはNYに移ったようで、チック・コリアのもとで活動をし、初めて発表したリーダー作品が本作品になります。その後は継続的にリーダー作を発表し、今に至るまで17作品を発表しています。
本作品にはSteve Wilson(ss), Steve Davis(tb), Jeff Ballard(d), Jason Lindner(p), Amos Hoffman(g)というメンバーに加え、Chick Corea(p), Brad Mehldau(p), Danilo Pérez(p), Jorge Rossy(d), Don Alias(conga), Claudia Acuña(vo)がゲストで加わっています。



昨日の1枚は、John Coltrane & Don Cherry の The Avant-Garde。
オーネットのバンドの枠組みを借りて二日間のセッションを行い、結果として「何か」を起せなかったのですから、酷評にも理解できる部分はあります。
自分はコルトレーンの作品は二十枚ほど手元にあればいい、という方にはこの作品は不要なものです。しかし、自分はコルトレーンの軌跡を示す作品を手元に置いておきたい、という方には本作は必須の作品と言えるのでしょう。
この録音から翌年にコルトレーンはインパルス!に移籍し、「アフリカ/ブラス」のセッションを行い、そしてヴィレッジ・ヴァンガードに臨んでいきます。そこへ至る中に、本作の意義があると、私は思っています。
さていくつかの書籍やネットでの情報をみますと、本作はアトランティックが、ドン・チェリーのリーダー作としてセッションを設けたが内容がイマイチでお蔵入り、しかしコルトレーンの人気の衰えぬ高まりに接して1966年に発売した、とのものがあります。情報源が記載されていないのでことの真意は不明ですが、一応ここに記しておきます。
 
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