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 投稿者:マハール  投稿日:2020年10月 8日(木)07時29分1秒
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  今日の1枚は、Anat Cohen の Notes From The Village、Anzic原盤、2008年5月の録音です。
コーエンさん兄妹のアナットさんは生年月日非公表なのですが、バークリーには1996年に入学したようです。プロとしての本格活動は1999年からのようで、今までにリーダー作は6枚発表しています。そして先の 3 Cohens を含め、いろんな方々との作品も発表しています。そんな彼女の活動は高く評価されており、2007年にはジャズジャーナリスト協会から「新進気鋭のアーティスト」と「年間最優秀クラリネット奏者」を受賞したのを皮切りに、今まで絶え間なくいろんな賞を受けています。そして2017年にはアカデミー賞の二つの部門でノミネートされtました。(以上はWikipediaからの情報)
Jason Lindner(p, Rhodes), Omer Avital(b), Daniel Freedman(d, per), そして2曲だけGilad Hekselman(g)が参加している本作は、2008年に発表された彼女の三作目であります。
主役のアナットさんは、クラリネット、テナー&ソプラノ・サックス、そしてバス・クラリネットを、本作では使用しています。そういえば彼女はジャズジャーナリスト協会から「年間最優秀マルチリード奏者賞」を何度も受賞しています。




昨日の1枚は、3 Cohens の Braid。
「伝統的なジューイッシュ音楽、クレズマー、ハシディックなどの東欧音楽」がイスラエル出身ジャズマンの特徴として、表現への入れ具合はミュージシャンによって異なってきます。昭和歌謡で例えるならば、ダニエル・ザミールが「ど演歌」表現ならば、この 3 Cohens は「ムード歌謡」といったところでしょう。いろんなパターンの曲にひっそりと先の特徴を忍ばせる、そんな演奏でした。
ユヴァルが三曲、アナットが二曲、そしてアヴィシャイが四曲を、本作に提供しています。クレジットされてませんが、それぞれのアレンジは提供者が行ったことでしょう。見事なのは、それぞれの曲で提供者が目立つ演出なぞせずに、三人の特徴を曲にピッタリと合わせたアレンジを行っていることです。幼少期から音楽を共にしてきた彼らならではのことですし、曲作りの段階からそこを頭に入れていたと思います。
三人の曲作りにも良く、今やジャズ界の大物となっているリズム陣にも感心し、楽しめる作品に仕上がっています。
 
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