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 投稿者:マハール  投稿日:2020年10月 5日(月)06時53分45秒
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  今日の1枚は、Sun Ra の St. Louis Blues、IAI原盤、1977年7月の録音です。
私はサン・ラという名前にロック少年の頃から接してきましたが、その演奏は聴いてきませんでした。接してみたいが接してはいけない、理由もないそんな思いが強かったのでしょう。この「今日の1枚」で取り上げた彼の作品は僅か一枚で、晩年のことです。(2018/5/3)多作で有名なサン・ラですので、私には聴くべき彼のアーケストラ作品が山のようにあるのです。
サン・ラのソロ・ピアノ作品を購入しました。今年の春過ぎにSNSでこの作品を知り、そのジャケをみて、これは自分が聴くべき作品との嗅覚が働いたのです。レコードやCDを長年に渡り買い続けてきた人ならば、自分の嗅覚だけを頼りに購入した作品が多数あることでしょう。
さて本作を買うと決意し、Amazonで調べたのですが、中古CDがえらい高値(6000円ほど)で並んでいました。しかし検索をアルファベットからカタカナに変えたところ、国内中古CDが2000円弱であり、購入に至りました。
国内盤に日本語での解説があるのですが、私の理解を超える部分が多く、サン・ラの解説はこうあるべきなのかと皮肉を言いたくなったのですが、その中から私の脳に入ってきた情報をいくつか書いておきます。
サン・ラは1914年5月22日生まれとの説があるが、彼は地球外の惑星で生まれ名前も生年月日も不詳というのが「真実」。(この国内CDは2004年5月22日に生誕90周年として発売されている)
最近入手したサン・ラのディスコグラフィーでは、ナンバリングが788で終わっている。(これは788枚のアルバムで演奏しているとのことか、788回のセッションありなのかは不明)
サン・ラのアーケストラ以外の作品は少なく、ソロ作品はサターン・レーベルに二枚、このIAIレーベルに本作を含め二枚ある。
これは1977年7月3日のライブであり、アーケストラの演奏の中から敢えてピアノだけでの演奏を集めたのが本作品である。
「生誕90周年宇宙浮遊券、土星?地球」なる切符がおまけで付いている本作品を、今日は聴いてみます。




昨日の1枚は、Milt Jackson & John Coltrane の Bags & Trane。
アトランティック側が本セッションを仕掛けたのか、コルトレーンが望んだのかは分かりませんが、プラスアルファが本セッションから生まれなかったことは、残念であります。
重厚さ、軽やかさ、そして希望と不安な気持ちが流れるA面は、それなりに聴きごたえあるものでしょう。そしてB面は丁丁発止を期待しての選曲なのでしょうけれど、思ったような結果にならなかったとのものでしょう。
ミルト・ジャクソンが「俺の方が格上だぞ」とコルトレーンに迫り、「今の俺に立ち向かえるか」とコルトレーンが切り返す、そんな展開が欲しかったです。しかし見方を変え、この両者の気軽な顔合わせと楽な気持ちで聴けば、楽しめる作品です。
 
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