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 投稿者:マハール  投稿日:2020年 7月11日(土)06時52分24秒
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  昨日の1枚は、Wes Montgomery の In The Beginning。
やはり1枚目に収録されている、インディアナポリスにあるターフ・クラブでの1956年のライブ演奏が、本作品の中心でしょう。ただしウエスはあくまでバンドの一員なので、サックスが主役の演奏曲もあれば、歌入もありますが、それでもウエスのストレートな思いを感じられる、瑞々しいウエスのギターを楽しめるものです。
封入解説のビル・ミルコウスキの文には、「録音当時のウエスにはすでに溢れるようなイマジネーションと技量が備わっていることが歴然と判る。しかし、専売特許であるソロ・スタイル、つまりシングルノートのコーラスからオクターブ奏法へ、そしてコードで締めくくるオーケストラ的展開が確立されていないことが判る」とあります。
そんな時期のウエスだからこそ、ハードバップの熱気をこめた演奏となっているのでしょう。
またセヴ・フェルドマンの文章には、「ウエスが後年、英国人ジャーナリスト、ヴァレリー・ウィルマーに語っているように、この当時こそが彼の演奏の絶頂期である」とあります。
どの時期が絶頂期なのかは別にして、この時期のウエスの演奏は素敵な要素が詰まっている時期だと、この作品を聴いて感じ入った次第です。
 
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