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23度

 投稿者:マハール  投稿日:2020年 6月 5日(金)07時25分26秒
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  今日の1枚は、John Coltrane の The Last Trane、Prestige原盤、1958年1月の録音です。
コルトレーンが急成長する舞台となったプレスティッジ時代、多様なメンバーでの録音を残したプレスティッジ時代のコルトレーンでしたが、アルト・サックスは使ったものの、ソプラノでの演奏はありませんでした。
何故だかソプラノ・サックスを吹くコルトレーンのジャケの本作品は、プレスティッジが世に出した最後のコルトレーン作品であり、1966年1月のことでした。
1957年8月16日のトリオでのセッションからラッシュ・ライフに収録されなかった「Trane's Slow Blues」の別テイクを「Slowtrane」という曲めに変えて、1958年1月10日のバード入りクインテットで演奏した五曲の中でラッシュ・ライフとビリーヴァーに収録しなかった「The Believer」と「Come Rain Or Come Shine」を、そして1958年3月26日のカルテットでの五曲の中でセッティン・ザ・ペイスに収録しきれなかった「By The Numbers」を、本作品に詰め込んでプレスティッジは世に出しました。



昨日の1枚は、John Coltrane の Settin' The Pace。
やはりA面一曲目が、このアルバムの顔でしょう。ジャズの世界では影が薄い曲ですが、ガーランドが引っ張り出してきたこのバラッドを、ギリギリの美しさで見事に表現するコルトレーンの演奏力の高さに、誰もが酔ってしまうことでしょう。衝撃に強うさな滑床皿も、簡単に割れてしまうことがありますが、そんな心の弱さを感じる演奏内容です。
B面の頭には、凄みと粘りっこさを感じる演奏の「Little Melonae」を取り上げており、これも印象深いものです。
両面とも二曲目には軽快な演奏を用意しており、ガーランドを始めとするリズム陣も好演奏を繰り広げ、影に隠れながらもコルトレーンのそれとなく愛される作品となっています。
 
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