新着順:44/2959 記事一覧表示 | 《前のページ | 次のページ》

20度

 投稿者:マハール  投稿日:2020年 6月 2日(火)07時43分51秒
  通報
  今日の1枚は、John Coltrane の Soultrane、Prestige原盤、1957年8月の録音です。
「コルトレーンの自信に満ちた姿が見出せるプレスティッジ時代の最高傑作!」、「プレスティッジ・レーベルに残された数多くのジョン・コルトレーンのアルバムの中でも、疑いもなく最高の出来栄えを示した一作」と、大絶賛紹介文で今でも宣伝されている作品です。
本作品が収録された1958年2月7日のセッションは、コルトレーンがプレスティッジで行った21回目のセッションであり、コルトレーンのリーダー・セッションとしては初のワン・ホーン・カルテットでのものです。その前の20回のセッションを眺めてみますと、コルトレーンが2年半の間にこのプレスティッジだけでも、多種多様な経験を積んできたことが分かります。
そして待ちに待った初めてのワン・ホーン・カルテットでのリーダーセッションは、これまたプレスティッジで多くの活動を共にしてきたガーランド、チェンバース、そしてテイラーとの演奏です。このメンバーで5曲が演奏され、その全てがこの「ソウルトレーン」に収録されています。



昨日の1枚は、John Coltrane の Lush Life。
トリオでの3曲は全てA面に収録されており、有名スタンダード「Like Someone In Love」をスローでしっとりと歌心豊かに、コール・ポーターの「I Love You」ではコルトレーンの高速演奏を堪能し、そしてコルトレーン作とクレジットされている「Trane's Slow Blues」ではトリオ演奏ならではの粘りっこさを聴かせています。
B面に移っても、ガーランドとバードの熱演も光る「Lush Life」での、すでに完成形とも言えるコルトレーンのバラッド演奏の美しさが輝く演奏です。
ただし、願わくばトリオでの演奏で1枚のアルバムをと欲張ってしまうのですが、ここがこの作品への感想の分かれ目なのでしょう。
最後に余談ですが、ジャズ聴き始めの時に国内盤LPで本作を楽しんでいた際に、「Lush Life」」でのヘイズのブラシ「焼きそば」の再生に随分と苦労しました。カートリッジを取っ替え引っ替えし、やはりMCの高級品を買わなければとも悩んだりしていた記憶があります。今回は2006年にビクターから発売された紙ジャケCDで本作を聴いたのですが、そんな「焼きそば」再生悩みは消え去っていました。これを良い方向に考えたいのですが、ブラシの絶妙な力加減が感じられないなと、また新たな「焼きそば」再生悩みとなりました。
 
》記事一覧表示

新着順:44/2959 《前のページ | 次のページ》
/2959