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18度

 投稿者:マハール  投稿日:2020年 5月 4日(月)06時52分18秒
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  今日の1枚は、Gene Ammons の Groove Blues、Prestige原盤、1958年1月の演奏です。
コルトレーンが御大アモンズに加わり、アルト・サックスを吹いたセッションです。その辺の経緯については、「今日のコルトレーン」(http://www.maharl.com/coltrane/19580103/19580103-01.html)をご参照願います。
A面は管楽器五人全員参加で二曲、B面はアモンズとジェローム・リチャードソンのフルートで一曲、そしてアモンズとコルトレーンでの一曲、計四曲が収録されています。



昨日の1枚は、The Ray Draper Quintet Featuring John Coltrane。
その音色から、楽器の構造から、そしてミュージシャンとしての器から、ソロとの面ではテナー・サックスのコルトレーンの演奏が耳に残ります。しかしチューバのレイさんも、心に残る存在感を示しています。人気曲「Under Paris Skies」や、「Filide」でのレイさんの演奏は素敵なものです。またコルトレーン抜きの「Hadn't Anyone」でのレイさんも、朴訥ながら楽器の個性を発揮した演奏です。
このごのレイさんは、1960年台から1982年に亡くなるまで、LAとロンドンで映画や舞台の音楽に携わっていました。高校時代にレコード・デビューという華やかさから、きちんと自分を見つめて次のステップに移っていく姿は、私の中ではデキシー・セインツの藤崎氏に重なるものです。
大きな看板で働いていた勤め人が定年した後に何も出来なくなる、またはほんの少しの成功体験から抜け出せずに埋もれていく人々、今の日本にはそういう方々が少なからずおります。自分の次のステップを考えて行動する意義を改めて痛感しながら、本作を聴き終えました。
 
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