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14度

 投稿者:マハール  投稿日:2020年 3月11日(水)06時22分1秒
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  19590115-05
The Night We Called It A Day (Matt Dennis / Bert Kalmar)
(4分22秒)



【この曲、この演奏】
この曲名のように、中学一年生で習う単語でできた一文を訳すのは難しいものですが、資料14にあるように「私たちの関係が終わった夜」との意味合いなのでしょう。マット・デニスのこの洗練されたバラッド曲は、シナトラを筆頭に、カーメン・マクレエやクリス・コナーなどの多くのシンガーの素敵な歌が残っています。インスト系でこの曲を取り上げるのは少ないのか、資料14での代表的演奏に本セッションが含まれています。
ハンク・ジョーンズの人間関係のドロドロを表現するかのような出だしですが、すぐにミルトのヴァイブが大人の愛の終わらせ方を感じさせるように、悲しみを緩和させる演奏を披露しています。コルトレーンもしっかりとソロを決めていますが、ミルトの引き立て役を心得た演奏です。





【エピソード、アーテガン兄弟とコルトレーンの出会い】
アーメットは長身で、山羊ひげを生やし頭は禿げていた。ネスヒの方は背が低く、白髪まじりの男で、鉄道の信号のように両湾を振る癖があった。彼らの事務所と録音スタジオはその当時、西五六丁目のブロードウェーと八番街の中間にあった。コルトレーンが彼らと別れてから二年後の一九六三年に、会社はブロードウェーの一八四一番地に移転した。
ジョン・コルトレーンの存在に気づいたのは、ネスヒ・アーテガンの方だった。
ネスヒが初めてコルトレーンの演奏を聴いたのは、一九五六年に彼がマイルスと一緒にカフェ・ボヘミアに出演していた時だった。その時のことを彼は次のように語っている。
「コルトレーンの演奏は、それまでに製作された彼のレコードの演奏をはるかに超えていた。彼の音楽は、バンドの他のメンバーものとはまるで違っていたように思た。独奏の構成、高度の和声学、奇妙な音符の重ね方、演奏の速度・・・そのいずれもが興味をそそられるものだったが、一度演奏を聴いたぐらいではすべてを理解することはできなかった」(資料01)
 
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