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 投稿者:マハール  投稿日:2020年 1月30日(木)07時30分26秒
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  19580326-01
Rise And Shine (DeSylva - Youmans)
(7分13秒)



【この曲、この演奏】
資料14 に掲載されていない珍しい曲を冒頭で演奏しますが、これは「ガーランド・メモ」から引っ張り出してきた曲だと思います。ヴィンセント・ユーマンス作のこの曲のコルトレーンの演奏記録は、本セッションだけです。
資料6にはボブ・ワインストックの「ログ・ブック」が掲載されており、当初の冒頭演奏曲名は「Remember Me」となっています。この曲も資料14には掲載されていない曲です。
演奏曲を急遽変更したのか、ワインストックの書き間違いだったのかは定かではありません。
スピード感、コルトレーンの代名詞となっていくシーツ・オブ・サウンド、これがたっぷりと味わえる作品です。自信たっぷりのコルトレーンがここにいます。
さてコルトレーンのソロの途中で、ガーランドが1コーラスまるまるお休みとなります。これについて資料09では「あまりの(コルトレーンの)凄さに途中でガーランドがバッキングを中止してしまう」とあり、一方で資料11では「ガーランドはコルトレーンにベース・ラインのみを下敷きに、より抽象的なインプロヴィゼイションをとらせるところがある」となっています。私は後者の方が的を得ていると感じました。





【エピソード、本セッション】
前月の2月7日と同様に、ガーランド・チェンバース・テイラーのリズム陣と行った、コルトレーンのワン・ホーンでのリーダー・セッションだ。ただしこちらのセッションは2月7日に比べると、世間の注目度は低くなる。2月7日のセッションは録音してから時間を置かずに「ソウルトレーン」として世に出て、コルトレー人気に大きく寄与した作品となった。一方この日のセッションは既に大物ジャズマン、ジャズ界の話題の中心とコルトレーンがなっていた1960年代に、「Settin' The Pace」と「The Last Trane」との2枚の作品の分かれて世に出ることになった。これが「ソウルトレーン」と同じく1958年に世に出ていたならば、全く事情は異なったとことだろう。
 
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