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 投稿者:マハール  投稿日:2019年11月 3日(日)08時08分58秒
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  19571220-04
Two Sons (Ray Draper)
(5分23秒)


【この曲、この演奏】
ドレイパー作の曲で、コルトレーンの演奏記録は本セッションだけです。(資料06)
昭和の歌謡曲の匂いのするテーマで、心惹かれるメロディを、チューバとテナーで仲良く演奏しております。最初のソロは何とピアノのコギンズですが、マイルスに声を掛けられるだけあって、無難に大役を果たしています。そしてドレイパーからコルトレーンとソロが続くのですが、何ともその対比の妙味に聴き入ります。資料09ではこの対比を「コルトレーンの小気味良いテナーが出てくると、カタルシスを覚えてしまうのは、ドレイパーには可哀そうだがやむを得まい」とあります。ジャズ喫茶でしかめっ面で聴くならこのコメントに頷けますが、自宅で気軽に楽しく聴いていれば、ドレイパーの存在も味のあるものとなります。



【エピソード、ボスティックからの学び】
「サキソフォンはプラスチック製ではない。簡単に形を変えることはできない。となれば答えは一つ、君の指を変えることだ」
コルトレーンはボスティックにいろんなことを質問し、ボスティックは時間の許す限りその質問に答えた。またコルトレーンの指が並の人間よりはるかに長いことから上記のことを言い、サキソフォンのそりに合わせて指を曲げる奏法をコルトレーンに教えた。
楽旅での車移動の際にはボスティックが運転していたが、そこでもコルトレーンはボスティックに質問を浴びせていた。
「手帳をよこしな。この先の断崖絶壁から真っ逆さまに転落する前に、君の知りたいコード変化のことを書いてやるから」
こう言われてコルトレーンはようやく質問を止めるほどであった。(資料1)
 
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