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 投稿者:マハール  投稿日:2019年10月10日(木)07時39分57秒
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  19571115-10
All Morning Long (Red Garland)
(20分20秒)


【この曲、この演奏】
ガーランド作のブルースで、コルトレーンもガーランドも、この曲の演奏記録は本セッションだけです。(資料06, 08)
さて演奏ですが、ストップタイムが効果的なコルトレーンとバードの伸びやかなソロに続いて、ガーランドの7分間ソロが展開されます。ベースにも聴かせどころを用意して、演奏時間は20分にもなります。熱演というより穏やかなおおらかな演奏です。
曲名は「午前中ずっと」との意味です。カーテン越しの陽射しの中で、うとうと気分で過ごす時間は気持ちが良いものです。そんな雰囲気を狙った演奏なのかとも思いました。その午前中が、どの時間帯なのかは別の話ですけど。



【エピソード、ガレスピーのコンボを退団】
ビッグバンド時代に続いてガレスピーのバンドに1951年初めに加わったジミー・ヒースとコルトレーンだが、ヒースは数週間で退団した。そしてコルトレーンも4月には、ガレスピーバンドを退団した。この退団の理由については、各資料に記述はない。(資料01)
コルトレーンはフィラデルフィアに戻り、更に練習と音楽の勉強に励んでいく。この退団理由を、私は次の通りに想像する。ガレスピーのビッグバンドとコンボでのコルトレーンの活動は、初めての一流バンドでの活動でもあった。一流の演奏家と長期間活動を共にし、自分に足りないことを、コルトレーンは感じたのではないか。またテナーへの持ち替えでも、思うところが多かったはずだ。人気者ガレスピーと行動を共にすれば経済的には安定するのだが、コルトレーンはガレスピー時代に気付いた自分の音楽家として必要なことを求めて、敢えて厳しい道を選んだのだと思う。
 
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