新着順:19/2666 記事一覧表示 | 《前のページ | 次のページ》

24度

 投稿者:マハール  投稿日:2019年 9月 5日(木)07時03分18秒
  通報
  B>今日の1枚は、Anita O'Day And Billy May の Swing Rodgers And Hart、Verve原盤、1960年6月の録音です。
ディスクユニオン関内店中古CD半額セールで、250円で購入した作品です。
先月はアニタのコール・ポーター集を「今日の1枚」で取り上げましたが、今月はリチャード・ロジャーズ & ロレンツ・ハートの作品集を取り上げます。
ジャケのアニタさんはオペラ・グローブ、或いはイブニング・グローブと呼ばれている長い手袋をしています。上流階級の雰囲気を出しているジャケですが、「真夏の夜のジャズ」での長くない手袋のアニタの姿が、個人的には気に入っています。



昨日の1枚は、John Coltrane の Coltrane。
その1。
「コートにスミレを」の存在感、コルトレーンのバラッド演奏の美しさは、この作品の大いなる魅力です。ワン・ホーンでの演奏も、その魅力を押し上げています。それと同時、あるいはそれ以上に鍵となっているのは、この曲の前に演奏された「バカイ」の存在感でしょう。魂の塊の力強さを感じる内容です。
この2曲が続くA面ですが、ジャズ喫茶全盛時代においては、A面主義のジャズ喫茶では、本盤が大人気になっていきました

その2。
ガーランドとマルの魅力の違いを楽しめる内容です。「バカイ」でのテーマの後のガーランドの演奏、「クロニック・ブルース」でのマルの演奏、人気ピアニストの存在を楽しめます。

その3。
A面の存在感と共に、B面も同様の魅力が詰まっています。重量級の「ストレート・ストリート」、聴き入るバラッドのスタンダード「ホワイル・マイ・レディ・スリープス」と、A面に負けないB面となっています。「ホワイル・マイ・レディ・スリープス」ではトランペットの参加は最後にチラッと聴ける程度なので、実質ワン・ホーンでの演奏であり、「コートにスミレを」との聴き比べも楽しめます。
またガーランド参加のA面、マル参加のB面としたことも、本盤の魅力を高めた一因でしょう。

各曲の演奏については「コルトレーン特集」に譲ります。本作ではそれまでプレスティッジだけで11回のセッションを行ってきたコルトレーンが、そこから得た経験を注ぎ込んだ作品と言えます。それはバリトン・サックスを上手く使っての効果の付け方であったり、ピアニストの違いによる演奏の変化であったりと、多岐にわたるものです。
プレスティッジ時代のコルトレーンの代表作です。
 
》記事一覧表示

新着順:19/2666 《前のページ | 次のページ》
/2666