新着順:22/2666 記事一覧表示 | 《前のページ | 次のページ》

25度

 投稿者:マハール  投稿日:2019年 9月 2日(月)06時19分12秒
  通報
  今日の1枚は、John Coltrane の Dakar、Prestige原盤、1957年4月の録音です。
テディ・チャールスが仕切ったセッションで録音された全6曲で、本作は構成されています。フロントラインはアダムスとパインというバリトンご両人とコルトレーン、リズム陣はマルにワトキンス、そしてテイラーです。
この演奏が最初に世に出たのは、「Modern Jazz Survey Baritones & French Horns」というタイトルでの12吋16回転盤でした。コルトレーンのリーダー作名義で「Dakar」として世に出たのは、1965年頃のことでした。(詳細はコルトレーン 特集を)
この「今日の1枚」では、自分が持っている盤のジャケを自分でスキャンして掲載しています。これは別に強いこだわりではありませんが、「今日の1枚」を始めた1998年にはこの方法しかありませんでした。今ではネット上に様々な情報があり、上記のキワモノ盤のジャケのイメージもあります。しかしそれをここで掲載するのは、躊躇しました。
それならばこのキワモノ盤を入手しようと思い、渋谷のジャズ盤専門店のご主人に相談しました。この方は大手販売店のジャズ・コーナーの責任者を務めた後に独立し、渋谷でジャズ盤専門店を46年間営んでいます。ジャズの新譜の紹介にこだわってこられ、テテやダスコを日本で人気者した方であります。またオリジナル盤にも精通されている方です。
「独立する前に神保町の店でプレスティッジの12吋16回転盤を見たことがある、コルトレーンのかは覚えてないけど。それ以来、見たことはないよ」
ご主人にお聞きしたらこのお答え、あっさりと入手を諦めました。
コルトレーンの初リーダー作といえば「コルトレーン」です。本作はプレスティッジ商魂による、コルトレーン後付け初録音リーダー作です。



昨日の1枚 番外編は、Mal Waldron の Mal-2。
A面はアップ・スロー・アップ、B面はミドル・スロー・アップとの曲配置で、しっかりとアルバム構成を考えている選曲です。その内容はアルトの存在が興味深く感じるものです。
4月19日のセッションでは本作収録曲の他にもう2曲が収録され、そちらはステイタスから「ザ・デーラーズ」として発売されました。4月19日の全5曲だけでアルバム1枚ができるのにと思いますが、それはマルがアルバム構成を考えてのことでしょう。1枚の作品とするには違う演奏を入れたい、そこでマルがプレスティッジに頼み込んで、5月17日の録音となったと考えます。
もともと5月17日はクィニシェットのセッションの日、ならば副大統領登場前にシュリーマンとシハブを引き入れて3曲としたと思います。
こんなことはどの資料にも書いてませんので、私の勝手な想像であります。しかし4月19日に録音され本作に収録されなかった2曲を聴きますと、確かに本作にあれば浮いた存在になったと思います。
 
》記事一覧表示

新着順:22/2666 《前のページ | 次のページ》
/2666