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 投稿者:マハール  投稿日:2018年10月26日(金)07時39分27秒
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  さてヘイズさんの「楽器ケース ジャケ」作品。
フロント3人の個性の違いが楽しめ、またジャズを愛する気持ちが伝わってくる1枚です。特に最後のメドレーが聴き所でしょう。「If I Had You - Alone Together - For Heaven's Sake」と続くのですが、まるで同じ曲のように感じさせます。温かみのムーディ、泣かせのヘイズ、悟りのカークと、3人のテナー・サックス・ソロが楽しめます。特にカークはリード無しで吹くということをしており、独特の効果を出しながらも、リードは大切なものだと痛感させてくれます。
このメロディを支えているのはリズム陣。ジョーンズの落ち着いたベースとヘイズのブラシが、3人のテナーの響きを活かしています。
さて何故に私は、14年前にこの作品を否定的に感じたのか。2005年のこの時期は私は香港に駐在しており、中国の深センに現地法人を作るべく動いていました。その仕事は香港の責任者の私、深センの責任者になる者、そして本社(日本)側を固める人間、この3人で行っていました。2003年のSARS騒動で出鼻を挫かれたこの仕事は、特にこの時期はこの3人が力強く動かなければ進まない者でした。しかしながら日本側固め役の人間が、能書き垂れと手柄自慢の動きをしており、私ともう一人はかなりイラついておりました。
そんな中でこの作品を聴く前に、3人バリバリに絡んでいけよ、との思いになっていたのでしょう。そんなことで失礼なことを14年前に書いた本作品、私に中で今は、愛聴盤になって行く予感がしています。
 
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