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20度

 投稿者:マハール  投稿日:2018年10月 6日(土)08時11分20秒
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  今日の1枚は、Kamasi Washington の The Epic、Brainfeeder原盤、2011年12月の録音です。
ここ数年、と言うより10年以上、私は新譜買いから遠のいております。今日の主役のサックス奏者カマシ・ワシントンは、その間に登場した方で、話題を集めた方とのことです。2011年12月から本作品の録音が始まり、それが終了したのは2014年3月とのことです。それがCD3枚組で発売されたのは2015年3月のこと、すぐに高い評価を集めたとのことです。
そんな世間の評価を知らずに過ごしてきた私が、カマシの存在、そして本作の存在を知ったのは、今年の4月にネット仲間に教えて頂いたからです。すぐにネット注文したのですが、今日までなかなか取り上げられずにいました。
テナー・サックス奏者のカシマの本作品には、数多くのミュージシャンが参加しています。大人数での大作のタイトルは、「ザ・エピック」です。エピックはもともと叙情詩との意味とのことです。では叙情詩とは何かというと、ウィキペディアでは「詩人個人の主観的な感情や思想を表現し、自らの内面的な世界を読者に伝える詩」とのことです。またあるサイトでは「叙情詩は長い物語的な詩で、 国の誕生の話をよくします」と書かれています。因みにそのサイトではエピックは最近はスラングとして用いられ、それは「素晴らしい」や「最高」に近い意味とのことです。叙情詩と言われてピンとこない自分が恥ずかしいのですが、ジャケを見ると「人類の誕生のお話」との意味に、私は解釈しました。


昨日の1枚は、Daniel Zamir & Satlah の Children Of Israel。
イスラエルを含めて中近東の町並みや生活の様子は、映画やTVドキュメンタリーで目にすることがあります。それらは欧米や東南アジアに比べれば数少ないものなのですが、逆にそれらが強く印象に残っています。本作を聴くと、そんな光景が目の前に現れてくる感じがしました。
私は仕事の縁で、香港とマレーシアのペナン島に、合わせて13年住んでおりました。異国の街の雰囲気が、そこの住民になって月日が経つと、自分の体に染み込んだ街の雰囲気になってきます。それを感じた瞬間には、何やら嬉しくなりニヤッとしてました。本作を聴いていると、イスラエルを含めて中近東には行ったことがない、ましてや生活したことの無い私ですが、その街並が体に染み込んできたような錯覚になりました。
そんな思いになるダニエルの演奏は、実に素晴らしいものだと言えます。私には本作での10曲が、ダニエルが言いたいことを言い切ったところで突然終わるように感じましたが、難点を探すならばそんな程度のところでしょう。
私がジャズCDを再び買い出せる場面になってきたら、ダニエルの作品を買いたいと思います。願いはいろんな光景を再び私に提供してくれること、恐れているのはこの手の演奏は1枚だけでいいやとの思いになることです。間違いなく前者だと思いますが、その時が来るのを楽しみにしています。
 
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