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22度

 投稿者:マハール  投稿日:2018年 9月 2日(日)07時27分10秒
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  今日の1枚は、Kellee Patterson の Maiden Voyage、Black Jazz原盤、1973年の録音です。
このブラック・ジャズ箱には、ポスターが同梱されています。上質なクラフト紙に、横に4枚、縦に5枚、計20枚全てのジャケットを印刷したものです。紙ジャケよりも一回り小さいのですが、20枚となるとそれなりに迫力があります。黒に白地に対して、このポスターだとクラフト紙の茶色に黒となり、違った存在感が出ています。私はこのポスターが気に入っています。

BJQD/12として発売された第12弾は、ケリー・パターソンの作品です。例の小冊子から本作を紹介します。

ブラック・ジャズを代表する名盤として、もはや何の説明も不要であろう一枚。黒人女性として初めてミス・インディアナに選ばれ、71年のミス・アメリカ候補にもなったという才色兼備のシンガー、ケリー・パターソンのデビュー・アルバム。タイトル・トラックであるハービー・ハンコックの「処女航海」を初めとする全8曲、その全てが瑞々しく、奇跡的な光を宿した傑作である。中でもクラブ・ジャズ・クラシックスとして名高い「Magic Wand Of Love」、たった3分間の中でドラマが始まり、終わるような豊穣で幸福な体験、こんな喜びを与えてくれる曲が他にあるだろうか。

この後に2枚の作品を残して音楽シーンからは退いたような彼女の作品を、今日は聴いて見ます。



昨日の1枚は、Rudolph Johnson の The Second Coming。
爽やかなソウル・ジャズ、誠実であろうルドルフの人柄が滲み出ている一枚です。ルドルフ作の「The Highest Pleasure」が、本作品の白眉でしょう。小冊子の書き方で言うならば「ファンク・ビートに乗って」とのことなのでしょうが、ここでは素直に「人生の最高の喜び」を歌い上げています。カーク・ライトシーのピアノも、そんなルドルフに寄り添った良い演奏です。ブルースの上手い表現者なのですが、この後の活動は知られていません。それはこの時代に生き残れなかったのか、それとも自分の信じる道を求めて行動して行き、それが我々が出会えるものではなかったのか。後者だと思いながら、テナー・サックスの素敵なワン・ホーン作品として私はこの作品を大事にして行きます。
 
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