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28度

 投稿者:マハール  投稿日:2018年 8月10日(金)07時59分1秒
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  今日の1枚は、Gene Russell の Talk To My Lady、Black Jazz原盤、1973年の録音です。
P-VINEという日本のレコード会社には、10代の頃にお世話になっていました。ブルースやレゲエの渋い作品を日本で発売していましたし、私はそれらの作品をニューミュージックマガジンを通して情報を得て購入していました。そんな時からジャズを聴くようになって、確か数枚のCDをこのレーベルから購入しましたが、その際にはP-VINEとは意識せずに購入していました。今から8年前にこのブラック・ジャズ箱を購入した時には、P-VINEという名前をしっかりと意識しての購入でしたし、あまり利益になりそうにない作品を手がけているのに何十年も活動しているのは立派なものだと、感心した記憶があります。

BJQD/10として発売された第10弾は、ジーン・ラッセルのブラック・ジャズからの2作目です。例の小冊子から本作を紹介します。

ピアニスト、ジーン・ラッセルのブラック・ジャズ2枚目。スピリチュアルだけがブラック・ジャズじゃない、とでも言わんばかりにさらにファンキィな色合いを深めた今作品、冒頭の「Talk To My Lady」他、ボッサ風味にアレンジされた「You Are The Sunshine Of My Life」やベースがミラクルな離れ技を披露する「My Favorite Things」ではフェンダー・ローズが大活躍。白眉はジャズ・ファンク「Get Down」。地を這うようなベース・ラインとファンキィすぎるワウ・ギター、そしてコンガも加わっての最高にドープなファンク・ビートに乗るラッセルのピアノはすがすがしく、喜びに満ち溢れているのだ。

奥さんらしき人との2ショット・ジャケが印象的な本作品を聴いてみます。


昨日の1枚は、The Awakening の Hear, Sense And Feel。
サッパリとした空気感が魅力のグループです。ドロドロになっていくような曲が並んでいますが、それらを清涼感ある演奏で楽しませてくれます。アリ・ブラウン作の「When Will It Ever End」での静けさの中での叫びが、本作品の白眉と感じました。この曲こそドロドロしそうなものなのですが、このグループ独特の味わいで演奏しています。
どうやらこの作品だけで終わったグループのようですが、この時代の良い演奏をブラック・ジャズは残してくれました。
 
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