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28度、2300枚

 投稿者:マハール  投稿日:2018年 8月 3日(金)07時37分17秒
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  今日の1枚は、Doug Carn の Infant Eyes、Black Jazz原盤、1971年の録音です。
このブラック・ジャズ箱ですが、ネット通販大手に中古品として出品されており、値段は何と100,000円であります。3倍以上に値上がりしています。1枚あたりでは5,000円であり、単品1枚の中古価格の倍ほどの値段です。従って、箱物とのプレミアムが付いているのと、単品では中古市場に出てこない作品も含まれているので、100,000円との値段になっているのでしょう。このネット通販大手は値段の上げ下げが頻繁に行われているのですが、この箱に関しては100,000円がこの一ヶ月は維持されています。必ず売れるとの自信があるのでしょう。

BJ/3として発売された第3弾は、ダグ・カーンの作品です。例の小冊子から本作を紹介します。

ブラック・ジャズが生んだ最大のヒーローが鍵盤奏者ダグ・カーンであり、その人気を支えたのはパートナーであるヴォーカリスト、ジーン・カーンであるのは疑う余地も無い。これは実に4枚ものアルバムをブラック・ジャズに残すことになったダグ・カーンの初登場作。コルトレーン畢生の名曲「承認」のヴォーカライズ・カヴァーを筆頭に、60年代モード・ジャズのカヴァーが占める中、特筆すべきはボビー・ハッチャーソン作の「Little B's Poem」。原曲にヴォーカルを加えたこのワルツ・ナンバーで見せるスピリチュアルと気高いばかりの美しさはまさに圧倒的。

1948年生まれのダグ・カーンは、このブラック・ジャズの前にはサヴォイへの吹込みがありますが、ブラック・ジャズの後では第一線には登場してこない方です。3管を配した本作でダグは、ピアノ・電気ピアノ・オルガンを演奏しています。


昨日の1枚は、Walter Bishop Jr.のCoral Keys。
ハロルド・ヴィックと、後半に登場するウッディ・ショウの演奏は、聴く者の心の底に眠っていた思いを引き出すかのような演奏です。それを仕掛けたのは、勿論ビショップであります。ビショップは作曲を含めて、アルバム全体をプロデュースしたのでしょう。この時期のビショップの進みたかった方向は、この作品だったのだと感じました。
確かに良作を残して来たビショップを求める人には避けたい演奏なのかもしれませんが、ジャズ混沌期にこのように聴き込める作品を作ったビショップは素敵であり、そんな機会を与えたブラック・ジャズも素晴らしい存在だと思いました。
 
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