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29度

 投稿者:マハール  投稿日:2018年 8月 2日(木)07時37分42秒
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  今日の1枚は、Walter Bishop Jr.のCoral Keys、Black Jazz原盤、1971年の録音です。
このブラック・ジャズ・ボックスの値段は、29,800円でした。当時の私は4度目の海外駐在開始の時とはいえ、日本での大きな買い物によるローン返済で、金銭的に余裕がない時期でした。過去の海外駐在時ならば気軽に買える値段でしたが、2009年の私にとっては悩む値段でありました。そんな中でこのボックスの購入を決意させたのは、「これはきっと良い匂いするに違いない」とのヒラメキと、「巡り合わせを大切に」との思いからでした。

BJ/2として発売された第2弾は、ウォルター・ビショップJrの作品です。例の小冊子から本作を紹介します。

名盤「Speak Low」でジャズ史に名を刻むピアニスト、ウォルター・ビショップ・ジュニア入魂の一枚。ハロルド・ヴィック、ウッディ・ショウなどと、混迷の60年代を生きぬいたブラック・ジャズ・ミュージシャン達が、自らのスピリットを表現していこうという瞬間の歓びと強い意思の力が感じられる作品。冒頭の「Coral Keys」はハロルド・ヴィックのフルートがモーダルなメロディに映える美しいナンバー。ジャズ・ファンク「Soul Turn Around」のダウン・トゥ・アースな渋みも味わい深い。ラストを飾る長尺の「Freedom Suite」はまさに自由を求めんとする音楽家達の叫びが胸を打つ名演。

この時期のビショップについて誤った道に進んだと評論する方々がおり、その理由としてブラック・ジャズへに残した本作を含む2枚をあげています。
ハロルド・ヴィック(fl,ss,ts)とウッディ・ショウ(tp)の参加が興味を呼ぶ一枚を、ビショップの自作で固めた本作を、今日は聴いてみます。


昨日の1枚は、Gene Russell の New Direction。
リズミカルにパーカッシブに、心地よく乗れるピアノ・トリオ作品です。この人が20歳代半ばにブルー・ノートなどのレーベルから作品を発表する機会があれば、人気ピアニストになったと感じました。封入解説でも書かれていますが、スリー・サウンズのような存在になり得たと思うし、実際にラッセルは代役としてスリー・サウンズで演奏したことがあるようです。又この作品で、ジーン・ハリスの曲を取り上げております。
私がブラック・ジャズ・レーベルの生い立ちから想像するサウンドとは随分違うなと、9年前に感じたものでした。しかしそんなことは深く考えずに、パーカッシブな演奏に心踊りながら,
メロディも生かす演奏に心地よくなりながら、スティーヴィー・ワンダーの「My Cherie Amour」は素敵な曲だと感心して、ブラック・ジャズ第一弾を聴き終えました。
 
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