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 投稿者:マハール  投稿日:2018年 7月 9日(月)07時31分20秒
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  今日の1枚は、Tania Maria の Come With Me、Concord原盤、1982年8月の録音です。
ピアニストであり歌手のタニア・マリアさんは、1948年ブラジル生まれの方です。5歳からピアノを始め、音楽学校でクラシック漬けの日々を送っていました。そんな中でブラジル公演のオスカー・ピーターソンに出会い、ジャズに興味が移ったとのことです。1970年にプロデビューするものの注目を浴びませんでしたが、1974年に活動の場をフランスに移して以降は瞬く間に人気者となり、スターの仲間入りを果たしました。
本作はコンコードへの3作目となり、米西海岸の売れっ子ミュージシャンを集めて吹き込んだ、大御所タニアの作品であります。


昨日の1枚は、John Zorn の Spy vs Spy。
重要な要素であるドラムとベースがロックそのものであり、そこに両アルトが鬼気迫る演奏をしている内容です。どの曲もオーネット節が強いものですが、どの演奏もオーネットの世界をぶち壊そうとしているかのものです。
オーネットはこの時期も精力的に活動しており、「Virgin Beauty」というファンク調の要素が強い作品を残しています。オーネットも次の音楽を目指していた訳ですが、「デビューしたてのオーネットなら、今ならばこんな演奏をするでしょ」との思いがジョンにあったのではと感じました。
30年前の私は「ジャズではないでしょ」と感じて本作を収納ケースに入れたのでしょうけれど、30年経った今はこの演奏の激しい流れに心地よく身を沈められました。
 
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