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27度

 投稿者:マハール  投稿日:2018年 7月 3日(火)07時40分29秒
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  今日の1枚は、Victor Feldman の In London (Vol.2)、Tempo原盤、1956年12月の録音です。
ヴィブラフォン,ピアノ,そしてドラム奏者であるビクター・フェルドマンの作品を「今日の1枚」で取り上げるのは、今回で3作目となります。ロンドンでのテンポ・レーベルへの吹き込みとしては2作目であり、渡米前の1955年の録音をかつてここで取り上げました。
2001年にジャスミンから発売された本作は、テンポから発売された3つのLPから10曲が収録されています。1956年12月のビッグ・バンド、1957年1月のセクステットとクインテットでの演奏であります。この時期のフェルドマンはアメリカで活動していましたので、帰省の際の録音だったのでしょう。
先にドラム奏者と書きましたが、実は本作のクレジットを見るまで、フェルドマンがドラムを演奏するとはしりませんでした。セクステットでの1曲で、ドラムを演奏しております。



昨日の1枚は、The Jazz Couriers の The First And Last Words。
カードボード盤についてネットで調べてみました。ソノシートのようなものが厚紙に貼り付けてあるものです。日本ではこの厚紙盤は無かったようですが、ソノシート自体は子供の頃にお世話になっておりました。この厚紙盤は宣伝用で作られたものが多かったようで、中には厚紙で出来ているお菓子類の箱を切り取ると厚紙盤になるとのものがあったとのことです。
ではこのジャズ・クーリエーズの厚紙盤は、どんな物だったのかと調べを進めましたが、ネット上には情報がありませんでした。そこで久しぶりに渋谷のジャズ専門店にお聞きしました。この「今日の1枚」ではお馴染みのそのお店は、新譜を中心に40年以上なのですが、オリジナル盤の取り扱いも日本屈指のお店です。しかし、そこの店主はこの厚紙盤を取り扱ったことはなく、またその存在自体も知らないとのことです。
分からないままで調査は終えたのですが、何故だかこの厚紙盤からの収録曲に興味が集中してしまいました。ヘイズ作の「モンク・ウォズ・ヒア」は、誰もがモンクのオリジナルかと思うような曲です。ヘイズは偉大なジャズマンに敬意を評して、そしてその姿を思い浮かべながらこの曲を作り、演奏したのかと思います。ライナーノーツによれば、ジャズ・クーリエーズのカールトン盤に曲名を「ザ・モンク」とした演奏が残っているとのことです。しかしこの厚紙盤の演奏は、恐らくは2001年にジャスミンが本CDを発売するまで、ごくごく少人数しか聴いたことがなかったと思います。
ジャズへの愛が滲み出ているこの演奏を聴きながら、生きているうちに一度はこの厚紙盤を見てみたいと思うようになり、この作品を聴き終えました。
 
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