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13度

 投稿者:マハール  投稿日:2018年 5月 8日(火)08時13分3秒
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  今日の1枚は、Steve Coleman & Five Elements の Side One、Pangea原盤、1986年1月の録音です。
ジャケにある壁への落書きに「Death To Crack Dealers」とあります。この意味を調べたり考えたりしたのですが、うまい日本語訳が浮かびません。しかし、それなりに深い意味があるのでしょう。本当に久しぶりにこの作品を手にした時は、てっきりこの落書きがアルバム名と思いました。
コールマン初期の作品を今日は取り上げますが、そこに1988/4/28のNYでのインタビューが掲載されています。印象に残ったコメントをいくつか紹介します。
「あるレコード会社の重役に言われたことがある、はっきりとポップ,ソウル,レゲエやクラシックと言えないものは業界ではジャズと呼ばれてしまうんだ、ジャンル分け出来ない物はすべてジャズになるんだ、とね」
「都会も、人間が作った物も、全て自然の一部だ。ピアノは自然でシンセはそうじゃない、なんて言えないよ。どっちも道具であり、自然の一部でもある」
「今日の1枚」ではコールマン3枚めの掲載作品になる本作を、今日は聴いてみます。


昨日の1枚は、Gato Barbieri & Dollar Brand の Confluence。
感情を表現する力に長けたお二人の激しくぶつかり合う語らい、あるいは応酬に、圧倒されっぱなしで聴き終えた作品です。
1曲目の「The Aloe And The Wildrose」では、前向きに考えようとしながらも、その考えに押しつぶされていく姿。2曲目の「Hamba Khale!」では、明日へのささやかな望み。3曲目の「To Elsa」では、日常生活につきものの葛藤。そして最後の「Eighty First Street」では、冷静に自分を考えながらも、そのように努めれば努めるほど、自分の考えにぶつかり1曲目の状態に戻っていく。
恐らくは誰でも遭遇するこのような心の動きを、この2人は表現したかったのでしょう。
 
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