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 投稿者:マハール  投稿日:2018年 3月 5日(月)07時49分25秒
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  今日の1枚は、Carole Simpson の Live (and otherwise)、SSJ原盤、1990年の録音です。
昨日に引き続き、シナトラ・ソサエティ・オブ・ジャパンから2009年に発売されたヴォーカル作品を紹介します。
歌手兼ピアニストのキャロル・シンプソンは、ビリー・メイ楽団で活動した後の1957年に、キャピトルから「オール・アバウト・キャロル」を発売しました。しかしキャピトルが同作品の宣伝活動を行おうとした時には、キャロルさんは結婚したてで女の子を出産した特語であり、キャピトルの要望に応えられませんでした。当然ながら彼女はキャピトルとは無縁に成りました。
しかしながらこの「オール・アバウト・キャロル」を評価する方々おり、テレビ番組への出演とかに成り、そして1958年に「シンギン・アンド・スインギン・キャロル・シンプソン」という作品を発表しました。しかし内容が地味とのことで、商業的には成功しませんでした。
それでも美貌のキャロルさんですので、映画出演の話とかがあったようですが、彼女は興味を示さなかったようです。
その後は10年間の活動停止期間はありながらも、マイペースな音楽活動をキャロルさんは続けてきました。今日取り上げる作品はそんなマイペース時期のもので、1990年のライブや、1990年代のスタジオ録音などが混ざっている作品です。


昨日の1枚は、Linda Merrill Sings。
確かに歌唱力は高いです。それに、可愛い声と大人へ近づいている女性の魅力が感じられる、歌い方です。しかしながら作品として盛り上げに書ける内容です。それはリンダさんの資質によるものではなく、プロデュース側の問題なのでしょう。
amrというレーベルはシカゴにあり、想像する限りには個人の道楽レーベルではないでしょうか。またビルさんの解説によれば、バック陣の中のテナーサックス奏者はこのレーベルのオーナーとのことであります。その演奏内容は、他のメンバーも同様なのですが、演奏好きの集まりという感じです。
シナトラ・ソサエティ・オブ・ジャパンの2009年の復刻販売は、千枚ほどなのでしょうか。歌手を夢見た女性の夢はシカゴの自主制作に毛が生えたようなレーベルからの発売までで終わりました。しかしながら、それから50年近く経ってから世界で千人がこの作品を聴いたということで、彼女の夢はもう少しは花開いたことになるのでしょう。
彼女の人生を勝手に頭に浮かべながら、この作品を聴き終えました。
 
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