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 投稿者:マハール  投稿日:2018年 3月 4日(日)09時37分12秒
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  今日の1枚は、Linda Merrill Sings、amr原盤、1961年の録音です。
この作品は2009年に日本で、シナトラ・ソサエティ・オブ・ジャパンが復刻発売したものです。それまでは、オリジナル盤屋でもお目にかからない作品だったとのことです。
シナトラ・ソサエティ・オブ・ジャパンは何作も隠れたヴォーカル作品を復刻してきましたが、それにはビル・リードという方が関わってきたようです。”探偵”ビルと、その筋からは呼ばれている方とのことです。封入解説に書かれている、探偵ビルのコメントを、少し書きます。
世の中には「One Shot Winder」と呼ばれる歌手が、多々いたとのことです。二枚目は発売されなかった歌手とのことですが、それだけならばどの時代にもおります。ここで探偵ビルが言う「One Shot Winder」とは、LPレコードの勃興期の1955年から10年間ほどに、一枚だけ発売して消えていった方を指すとのことです。なぜこの時期なのかは探偵ビルは明言していませんが、私が思うには歌に才能ある方の多くが、ジャズ歌手の道を目指していたとのことなのでしょう。そして「One Shot Winder」は、250名程いたとのことです。
さて今回のシナトラ・ソサエティ・オブ・ジャパンからの本作復刻にあたり、探偵ビルはこのリンダ・メリルについて調べました。結果的には多くの情報には行き着かなかったとのことですが、次の二点の情報を得たとのことです。
1つ目は、彼女は「One Shot Winder」ではなかったとのことです。1975年に自主プロデュースで、ニール・ダイアモンド作品集を発表したようです。
二つ目は、1969年にオクラホマ州で開かれたロデオ大会で歌ったとのことです。
これだけの情報で勝手に想像するならば、レコーディングのチャンスを得ながらもスポットライトが当たらなかったリンダさんは、地元で過ごしながら歌うことも続けていたとのことなのでしょう。
コンボをバックにした本作を、今日は聴いてみます。


昨日の1枚は、Zoot Sims の Live In Japan 1977 Vol.2。
ライブでのベーシストによる余興も収録されていますが、映像がないのでそれを入れる必要はなかったと思います。しかしそれなりの収録時間を確保するためには、また記録しての意味で、収められたのでしょう。或いはズートの休憩時間のためなのかもしれません。
主役のズートの演奏では、「In A Mellow Tone」での陽気に会場を盛り上げる姿、「I Got It Bad」で静かに聴かせる姿なり、第一線級のジャズマンの貫禄と、まだまだ若いんだよとの熱気が重ね合わさり、聴きごたえある内容になっています。
 
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