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ゴーストバスターズ2

 投稿者:マハール  投稿日:2017年11月 8日(水)07時30分55秒
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  今日の1枚は、The Mingus Dynasty の Mingus’ Sounds Of Love、Soul Note原盤、1988年3月の録音です。1979年に入ってすぐ亡くなったミンガスを追悼するバンドが結成され、ミンガス・ダイナスティという名前で活動しておりました。今日そのユニットの作品を取り上げるに当たって、このミンガス・ダイナスティの活動についてコメントしたくネットで調べてみたのですが、作品の紹介ページは散見するだけでした。私の認識では、ミンガスゆかりの人たちが、活動の都度に集まっているものとのものです。本作品のクレジットを見ると、ジミー・ネッパーやローランド・ハナ,ダニー・リッチモンドという、ミンガス・バンドでお馴染みの方々の名前があります。その中にランディ・ブレッカーの名前がありますが、私にはミンガスとの共演歴が浮かんできませんでした。調べてみますと、1972年に一度、そして1978年に何度かビッグ・バンドのメンバーにランディが加わっているとのことです。収録内容はミンガス作の6曲が収録されており、1950年代と1970年代に作られた曲が半々づつとなっています。


昨日の1枚は、Lester Bowie の The 5th Power。とにかく、ロフト・ジャズ全盛時代の空気感が漂っています。何度かこのコーナーで書きましたが、1970年代のジャズ全般をしっかりと聴いていた方は居ないと言っても過言ではありません。フュージョン全盛時代の中でジャズの細分化が進んでいき、そのいくつかの枝にも内容がぎっしりと詰まって居て、全てをフォローできた人、或いはしようと思った人は居ないからです。その枝の一つがロフト・ジャズであります。幅が広く奥が深すぎるジャズにおいて、この分野或いはこのミュージシャンならば誰が最も詳しいと名前が上がるのですが、ことロフト・ジャズに関しては、私はその名前を上げることができません。
話いきなり外れましたが、1980年代に入ってジャズを聴き始めた私は、中古盤を買い集めてロフト・ジャズを追体験していきました。そのロフト・ジャズの立役者の一人が本作でサックスを吹いているアーサー・ブライスであり、ロフト・ジャズに多大な影響を当てたのがAECなのでした。
本盤での演奏は、30代後半と脂が乗っていたレスターの最良の演奏が彼の演奏スタイルの幅広さを伴って発揮されており、共演陣の素敵な演奏も引き出しております。1970年代ジャズの代表作の一つと言える作品です。
 
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