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ゴーストバスターズ

 投稿者:マハール  投稿日:2017年11月 3日(金)08時48分9秒
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  今日の1枚は、Lester Bowie’s Brass Fantasy の Serious Fun、DIW原盤、1989年4月の録音です。
レスター・ボウイのAECでの活動と並んで重要なのは、このブラス・ファンタジーでの活動であります。1980年代前半のヨーロッパのあるジャズ祭での企画から発展してできたのがこのブラス・ファンタジーと言われてますが、ブラスとドラムだけのバンドいうのは、1970年代からレスターの頭の中にあったと思います。それは1970年代にレスターが何作も吹き込んだソロ作品から、そんなことが伺えます。
先月ここで紹介したAECの1987年録音作品に、黒人の巨星の曲を取り上げたものがありました。今日取り上げるブラス・ファンタジー4作目は、その流れを取り入れたものです。取り上げたミュージシャンは、R&B側からジェイムス・ブラウン,シャーディー,ボビー・マクファーソン,そしてマーカス・ミラー、ジャズ側からはビリー・ホリデイとカークです。


昨日の1枚は、Kahil El'Zabar’s The Ritual の Space Love。東アフリカの楽器に親指ピアノと呼ばれるものがあります。木の箱に金属の平たく長いものを取り付け、それを弾くことによって金属の響きと箱との共鳴の音を出す楽器のようです。いく種類もあるようですが、その中にサンザと呼ばれるものがあり、カヒルはこの作品のレコードでいうA面2曲で、そのサンザを使っています。金属ながら優しい響きが、単純な繰り返しの中で独自の世界を作っております。そこにレスターのトランペットが絶妙に絡んでいき、気持ちを揺さぶる演奏に仕上げていきます。
このA面だけで価値ある作品ですが、B面では自由奔放ドラムとメンバーのぶつかり合いも楽しめます。カヒルのドラムはフェイヴァースのベースと相性がいいなと思いながら、A面の世界が頭に残った状態で、本作品は終了しました。
 
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