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仏滅

 投稿者:マハール  投稿日:2017年 8月 8日(火)07時49分53秒
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  今日の1枚は、Lee Morgan の Sidewinder、Blue Note原盤、1963年12月の録音です。
ここ10年程のCDという音楽パッケージ・メディアの売られ方、特に旧盤について
ですが、2つの大きな流れがあります。一つは高音質を謳い文句にした新たな形式
での販売や、豪華ブックレットをつけての販売であり、価格は高いものに設定され
ています。これと対局を成すもう一つ流れは、超廉価での販売であります。例えば
今日取り上げるモーガンのCDを私は30年前に3200円で購入したのですが、
今や400円相当での販売価格になっています。この二つの流れにパッケージ・
メディアに長年親しんできた者としていろんな思いがありますが、その辺りは
機会をみつけて書きたいと考えています。さて私が持っている本盤の封入解説は、
油井先生が書かれています。そこから少しばかり引用します。1961年にJMの
トランペッター席をハバードの譲ったモーガンは、長年のヘロインを断つべく故郷
のフィラデルフィアに引っ込みました。しかしあまり効果がないままNYに戻り、
2年振りに活動を再開させて吹き込んだのが、本作品です。この作品はヒットし、
1965年にクライスラーがタイトル曲をCMで用いたことで、とんでもない大ヒット
になりました。引用はここまで。ジョー・ヘンダーソン,バリー・ハリス,ボブ・
クランショー,そしてビリー・ヒギンズとの演奏です。




昨日の1枚は、Jimmy Smith の Crazy! Baby。この時期のジャズ界を一般論で述べる
ならば、ハード・バップからファンキーとの波を経てきた1950年代中盤からの動きが、
1960年代に入って多様化を見せ始めた時期となります。その意味合いは本盤でも感じ
られるものであり、それはポップ路線であります。まぁ、教科書通りのコメントなの
ですが、「ジョニーが凱旋する時」での覚えやすく親しめるメロディを通して、
オルガン・ジャズの魅力が提供されている作品です。「ホワッツ・ニュー」での
優艶な演奏も聴きどころであります。新しトリオを結成できたスミスの喜びが満ち溢れ
ている1枚です。



 
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