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8日

 投稿者:マハール  投稿日:2017年 7月 8日(土)07時35分19秒
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  今日の1枚は、Howard McGhee の Music From The Connection、Felsted原盤、1960
年の録音です。ブルーノート4027と言えば、マクリーンをリーダーとした作品で、
ピアノにフレディ・レッドが鎮座するものである。そしてそのタイトルは、今日取り
上げるフェルステッド盤と同じものである。麻薬問題をテーマにしたオフ・ブロード
ウェイ劇の「ザ・コネクション」では音楽監督としてフレディ・レッドが参加し、
また何人かのジャズマンが出演したもので、その劇で使われた曲を使ったジャズ作品が、
2枚製作されたのである。ジャズ界ではメジャーのブルーノートにはマクリーンを
リーダーとして、そしてマイナー・レーベルのこのフェルステッド盤ではトランペット
のハワード・マギーをリーダーとしている。そして両作共にピアノはレッドであり、
レッドを実質リーダーだとジャズ・ファンの間では思われているのだ。どうして
2つのレーベルに吹き込んだかは分からないのだが、何らかの大人の事情があったの
でしょう。ブルーノート盤はワン・ホーンですが、このフェルステッド盤には
テナー・サックスのティナ・ブルックスが参加して2管編成となっています。



昨日の1枚は、Dusko Goykovich の Celebration。良いミュージシャンと言いますか、
好きになるミュージシャンは自分の姿をはっきりと持っております。ダスコさんにしか
出せない演奏がここにはあります。その人にしか出せない味わい、これがある人が一流
と言われるのです。そしてそこに華がある人が、超一流となっていくのです。アップテンポ
の1曲目に続くのは、バラッドの「Inga」です。ここでのトランペットの世界は、
まさにダスコさんの世界です。またメロディメーカーとしても素敵なダスコさんですので、
この曲自体も憂い沁み入るものであります。30年前に私をダスコさんの虜にした
作品を聴きながら、ジャズ専門店店主から聞いた1970年代の初頭の話を思い出します。
フュージョン全盛時代の中で、僅かに入荷する欧州盤に耳を傾け、その中で気に入った
ミュージュシャンをお客さんに勧めて、徐々にそのミュージシャンがジャズ好きの
中で評判になっていったお話です。そのミュージュシャンとは、テテとこのダスコ
さんのことであります。




 
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