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23度

 投稿者:マハール  投稿日:2017年 6月 2日(金)06時46分18秒
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  今日の1枚は、Terumasa Hino の Fuji、Victor原盤、1972年3月の録音です。この
「今日の1枚」で取上げた日野皓正の作品は1枚しかなく、それはベテランの域に
達した1989年録音のものでした。今日取り上げるのは、彼が若手バリバリで尖がって
いた時期の作品です。私は1990年にCDでこの作品を購入しました。封入解説は
油井正一先生が1980年に書いたものでありました。そこで先生は日野皓正について、
「彼の全作品を聴きかえして驚いたことは、彼のアルバムが、それぞれ吹き込まれた
ときの時代感覚とジャズ状況を、実に素直に反映していることであった」と述べて
います。油井先生のご尽力で日野皓正グループは、1971年11月のベルリン・ジャズ祭
に出演し、大絶賛を博したとのことです。その勢いで吹き込まれたのが、本作品と
なります。植松孝夫(ts),杉本喜代志(g),益田幹夫(el-p),池田芳夫(b),そして
日野元彦(d)とのシクステットでの演奏です。4曲中3曲が日野皓正のオリジナルで
す。油井先生の解説によれば、1960年代後半まで日本のジャズ界では日本のミュージシャン
のオリジナル作品は絶対に売れないと、言われていたとのこと。そのジンクスに
真っ向から挑んだ、日野皓正の作品です。



昨日の1枚は、Wynton Marsalis の The Majesty Of The Blues。考えてみたら私は、
ニューオーリンズ・ジャズをまともに聴いたことはありません。私の中では、
ディキシーランド・ジャズとニューオーリンズ・ジャズが同じものになっています。
本来はニューオーリンズ・ジャズの一形態がディキシーランド・ジャズということの
ようです。マルサリスが3管編成としたのは、ニューオーリンズ・ジャズへ向き合う
ためだったのでしょうかね。それを聴いた私は、何となくニューオーリンズの雰囲気を
感じ取りました。3管のアレンジの上手さに拍手しながら、ナレーションに辟易と
して、聴き終えた作品です。







 
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