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17度、シザーハンズ

 投稿者:マハール  投稿日:2017年 5月 4日(木)07時08分27秒
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  今日の1枚は、John Surman & John Warren の Tales Of The Algonquin、Derman原盤、
1971年の録音です。国内盤封入解説で瀧口氏が触れておりますが、タイトルにある
アルゴンキン族とは、北アメリカの先住民のことであります。これをアルバム・
タイトル「アルゴンキン族のお話」とした本作品には、同名の組曲が収録されており、
それが本作品の目玉になっております。演奏はジョン・サーマンを含め15名の
大所帯であり、英国ジャズ界を代表する錚々たる名前が連なっております。その中に
あってサーマンと共にコ・リーダーにクレジットされているのが、ジョン・ウォーレン
です。ウォーレンはサーマンより6歳年上になり、カナダの音楽大学で学んだ後に
英国でビッグバンドを通して活動しておりました。楽器はサーマンと同じバリトン・
サックスであります。本作ではウォーレンはバリトン・サックスと共にフルートを
演奏しています。



昨日の1枚は、John Surman の How Many Clouds Can You See。コルトレーンの影響
をどう消化していくかが、この時代のジャズの一つのキーワードであったことは、
誰もが同意することでしょう。コルトレーンが築いた魂の動きは深く突き進むもの
だとすると、サーマン等のここでの演奏は広角に飛び散っていくような演奏です。
圧倒されて聴き終わり、また聴きたくなる演奏です。欧州ジャズ黄金期の名盤と
言えるでしょう。




 
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