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17度、CA$H

 投稿者:マハール  投稿日:2017年 5月 1日(月)07時13分21秒
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  今日の1枚は、John Surman の John Surman、Deram原盤、1968年8月の録音です。
日本における欧州ジャズ・ブームは、このコーナーでも度々取上げる「ヨーロッパ
のジャズ・ディスク1800」という本が起爆剤になったと言っても良いことでしょう。
この本は1998年発刊ですが、1990年代前半から本当にごく一部の人しか関心が無かった
欧州ジャズに少しづつ光が当たり始めました。私が長年お世話になっているジャズ
専門店の常連さんを眺めても、1990年前半以前に欧州ジャズに関心を示していた方は、
オークションで欧州盤を買い漁っていた深海魚のお方、イギリス人の作品だけを
購入していた短パンのお方、そして1970年代フリー・ジャズがお好きなメガネの方
と、思い出してもその3名しか思い浮かびません。それが1990年に入ると徐々に
ジャズ・ファンの関心が欧州に向けられていきました。そうしますと欧州ジャズの
オリジナル盤の需要が高まっていき、当然のこととして値段が上がり、流通する
オリジナル盤が増えていきました。ジャズ専門店の壁に展示されるオリジナル盤に
も欧州ジャズが増え、6桁の値段と共に、私は初めて見ることになるジャケを拝む
ようになりました。強烈な印象のジャケは幾つもありましたが、今日取り上げる
ジョン・サーマンのイラスト・ジャケもそんな1枚です。1944年にイギリスのプリマス
に生まれた彼は、14歳でクラリネットを手にし、高校でバリトン・サックスに
転向し、ロンドン音楽大学で学びながら、様々な所で活動しておりました。そして
自己のバンドで出演したモントルー・ジャズ祭りで最優秀ソリストを受賞して、
一気にその名前が広がりました。そんな彼をDECCA傘下のレーベルが目を付け、
初リーダー作である本作品の吹き込みに至ったのです。この作品は2つのセッション
で構成されており、シクステットと11人編成での演奏となっています。
 
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