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4日、殺しのナンバー

 投稿者:マハール  投稿日:2017年 4月 4日(火)07時48分4秒
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  今日の1枚は、Phil Woods & Japanese Rhythm Machine、RCA原盤、1975年7月の
録音です。外国人ミュージシャンの日本公演に際して、バック陣を日本のミュージシャン
で即席で組むことは、ジャズでもロックでも珍しいことではありませんでした。
フィル・ウッズが初来日したのは1975年のことで、7月31日の新宿厚生年金会館は
満席だったそうです。そこに登場したウッズが従えたリズム陣は、市川秀男(b),
吉野光昭(b),そしてジョージ大塚(d)でした。ウッズはこの3人をJapanese Rhythm
Machineと称しておりました。1950年代から一線で活躍したウッズは、多くの
ミュージシャンが迷走する1960年代後半においても、欧州を拠点にして、それまでの
ハード・バップにフリーの要素を取り入れながら独自の新しい姿を作り活躍して
おりました。その際に結成していたヨーロッピアン・リズム・マシーンは1972年に
解散して、ウッズはアメリカに戻るのですが、フュージョン全盛時代にあっては
ウッズが活躍できる場所がなく、すぐに欧州に戻ったのでした。そんな中でミューズ
に吹き込んだ作品が評判呼び、再び活躍の場を広げ出した時期に、ウッズは初来日
したのでした。さてこの作品なのですが、確証はないのですが、日本だけの発売だった
ようです。そしてすぐに入手困難となり、初CD化で私がやっと聴けたのは2006
年のことでした。



昨日の1枚は、Johnny Griffin の Do Nothing 'Til You Hear From Me。グリフィンが
聴かせるバラッド2曲に痺れます。美しさと甘さ、グリフィンが真正面から直球で
これを表現すると、その辺の美しさ甘さ売りのミュージシャンなど単なる軟弱な男の
戯言に思えてしまいます。「The Midnight Sun Will Never Se」と「That's All」が、
その2曲です。豪放なグリフィン節の演奏の中にこの2曲を忍ばせ、アメリカを
離れたグリフィンでした。




 
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