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4度

 投稿者:マハール  投稿日:2019年12月16日(月)07時44分57秒
  その前に、この作品が録音された1964年6月2日(火)の新聞を見てみましょう。
先ずはトップ記事。
日経「42年半ば1億越す、50年までの人口推計、厚生省まとめる、生産人口は45年がピーク、労働力かなり不足」
実際に日本の人口が1億人を超えたのは、ネットで調べますと、昭和41年(1966年)3月との説があります。そうしますとこの見出しの厚生省推計は、“当たっていた”となります。

読売「米 ホノルル会議ひらく、東南ア政策転換も、外交・軍事 両面広く検討」
記事によりますとホノルル会議とは、アメリカの最高戦略家たちによる秘密会議とのことです。秘密会議の内容が何で漏れるのかとの疑問がありますし、ネットで調べてもこのホノルル会議はヒットしませんでした。

朝日「国鉄経理を抜本改善、借入金タナ上げなど、運賃改正以外に考慮」
国鉄第三次長期計画で、二兆九千億円が必要になると、記事では伝えています。



ではこの6月2日の朝日新聞から少しばかり紹介します。
・5面に「預金の集金制を廃止、全銀協が検討、過当競争防止などに」との見出しがあり、この集金制のために残業増となり、銀行が学生に人気の無い業種になっていると伝えています。ウィキペディアによれば定期積金という金融商品があり、訪問集金を前提としているとのことです。しかしながら銀行が学生から不人気業種だったことがあるとは、驚きました・
・13面に三共の広告があり、「三共のシャーベットミックス」を宣伝しています。「電気冷蔵庫で手軽にできる、お米やさんでお求め下さい」とあります。ウィキペディアでは三共という会社として、製薬・パチンコ・レンズ・機械製造の4社があるとなっています。としますと、この広告での三共は製薬会社(今は第一三共)なのでしょう。しかしながら「三共のシャーベットミックス」の情報は全く得られませんでした。
・TV欄 NETテレビ 19:00からは、新番組「笑いの学校」です。紹介欄によれば、視聴者参加番組で、漫才科・落語科・漫談科・声帯模写科・特別科があり、出演者は毎回4人とのことです。司会は漫画トリオ、審査員はエンタツ・アチャコ、この日のゲスト審査員はイーデス・ハンソンです。
ちなみにこの番組については、ネットから情報を得られませんでした。
 

8度

 投稿者:マハール  投稿日:2019年12月15日(日)07時59分16秒
  「今日の1枚からつまみ食い」、今回のテーマは「マイク ジャケ」です。


「マイク ジャケ」作品の37枚目は、Eric Dolphy の Last Date、1964年6月2日の録音です。
フルートを吹くドルフィーのカラー写真に映るマイクは、ノイマンU49でしょう。しかしこのマイクはその向きから、ドルフィーの演奏を捉えているものではありません。ジャケ上部の白黒のフルートのドルフィーに向いているマイクは、何のマイクなのか判別不能です。
ドルフィーはこのラジオ局での録音を終えた翌日の6月3日に、婚約者がバレエの修行を積んでいるパリに旅立つことになります。
1999年1月30日に「今日の1枚」で本作を取り上げた際には、感想らしい感想を私は書きませんでした。今回のつまみ食いでは、もうすぐ愛する人に会えるドルフィーの気持ちの入った演奏を聴いてみます。
 

5度

 投稿者:マハール  投稿日:2019年12月14日(土)07時39分33秒
  さてさんの「マイク ジャケ」作品。
14年前に書いた「今日の1枚」でも「1曲選べと言われても、全12曲からどれを選ぶか悩むほどのデキ」だったのですから、今回も一曲選べと言われたらそれは難しいもの。でもジャケの表情ならば、「In A Sentimental Mood」かと感じました。彼女が惚れ込んでいるエリントンの名バラッドをしっとりと歌いながら、最後にこみ上げる気持ちがジャケの表情と重なります。
こう書きながらアップテンポの曲の方がジャケに似合うだろうとも感じながら、14年前の「今日の1枚」と同様に全曲に聴き入って、今回のつまみ食いを終えました。
 

7度

 投稿者:マハール  投稿日:2019年12月13日(金)07時28分26秒
  その前に、この作品が録音された1962年8月31日(金)の新聞を見てみましょう。
先ずはトップ記事。
日経「三兆五千億台に、明年度予算の概算要求、大蔵省、財源難で大ナタ」
概算要求についてウィキペディアから。
概算要求基準(がいさんようきゅうきじゅん)は、国の予算編成に先立って財務省が各省庁に示す予算方針である。「シーリング」ともよばれる。歳出の無制限な増大を抑制するほか、国の重点投資項目を内外に示す意義も持つ。
1961年(昭和36年)の「予算概算要求枠」に端を発する制度で、1985年(昭和60年)には「予算概算要求基準」と名称変更。1998年(平成10年)から「○○年度予算の概算要求に当たっての基本的な方針」、と更に名称が変わった。

読売「予算編成、来月から本格化、要求 大幅に削る、公共事業・社会保障・文教、大蔵省 三項を優先」

朝日「来年度、文教の重点施策決まる、理工学生ふやす、旧帝大学長を認証官に」
認証官についてウィキペディアから。
認証官(にんしょうかん)とは、憲法上あるいは法律上においてその任免にあたって天皇による認証が必要とされる官吏の通称。ここでいう「官吏」は一般職及び特別職の国家公務員を指す。なお、「認証官」は法律上の用語ではない。





ではこの8月31日の読売新聞から少しばかり紹介します。
・2面に「電力値上げと再々編成、別個に取り扱い、福田・宮沢両相合意」との見出しがあります。値上げは、東北電力のことであります。現在では一般にいう電力会社は、10社あります。北海道電力・東北電力・東京電力・北陸電力・中部電力・関西電力・中国電力・四国電力・九州電力・沖縄電力です。沖縄電力の設立日は沖縄復帰の日の1972年5月15日ですが、それ以外の9社は1951年5月1日です。
この1951年に先ず再編成があり、そしてこの記事の1962年には更なる再編が考えられてい多様ですが、現在に至るまでそのままの体制です。
・4面下にはプリンス自動車販売・プリンス自動車工業の広告があり、「新型発表、プリンス・トラック、スーパーマイラー」と宣伝しています。2t積みのこのトラック、お値段は84万円です。
この会社は1966年に日産に吸収されたのですが、スカイラインを産んだ会社として今でも名前が知られている会社です。その会社がトラックを製造していたことは、私は知りませんでした。
・TV欄 TBS 22:50から「百万人のゴルフ」という番組があり、解説として石角武夫が出演しています。この番組の情報はネットから得られませんでしたが、この年に「百万人のゴルフ入門」という本が発売されており、著者は島村信彦氏です。なお番組に出演している石角武夫氏も、ゴルフ本を出版されております。
 

11度

 投稿者:マハール  投稿日:2019年12月12日(木)08時13分6秒
  「今日の1枚からつまみ食い」、今回のテーマは「マイク ジャケ」です。


「マイク ジャケ」作品の36枚目は、Carol Sloane の Live At 30th Street、1962年8月31日の録音です。
マイクを左手で持ち、目を閉じて歌の佳境に入っているかのキャロルさんの表情、ヴォーカル作品のジャケットの王道のようです。さてその左手に握られているマイクですが、ノイマンU47にもテレフンケンELA M251Eにも見えます。この作品と合わない時代のマイクならば、さらに多くのマイクが、この左手マイクの候補になります。
本作を「今日の1枚」で取り上げたのは、2005年5月26日のことでした。その際に私は、「ハスキーながらも透明感があり、豊かな声量と適度な音域であります。そして、優しい歌心」と本作を絶賛しました。
今回のつまみ食いでは、ニューヨークのマンハッタン30丁目207番地のCBSスタジオで200人を招待して収録された本作の中で、ジャケットに写るキャロルさんに相応しい場面を探したいと思います。
 

10度

 投稿者:マハール  投稿日:2019年12月11日(水)07時29分12秒
  昨日の1枚は、Teddy Edwards の Sunset Eyes。
1950年代も終わりになると、西海岸だ東海岸だの違いは薄まっていったのでしょう。ミュージシャン同士の交流も盛んになり、また急速に家庭に普及していったオーディオとLPレコード、またラジオ中継の活発化なども、垣根を無くす方向への力となったのでしょう。
この作品でのテディ・エドワーズはジャズの熱さを懐で燃やしながら、表へはジャズの楽しさ、音楽の喜び、歌い上げる愉悦を放出しています。ジャズを聴く喜びはここにあり、とのエドワーズの満足顔が有漢ぇくるようです。
1961年で持って自分のバンドの活動を終わらしたエドワーズは、ベニー・グッドマン、ミルト・ジャクソン、ジミー・スミス、サラ・ボーン、そしてトム・ウェイツの下で活動を続けたそうです。これは音楽面だけではなく、人間としても魅力ある方だからだったのでしょう。そんな意味合いも、本作から感じ取れます。
 

7度

 投稿者:マハール  投稿日:2019年12月10日(火)06時33分37秒
  今日の1枚は、Teddy Edwards の Sunset Eyes、Pacific Jazz原盤、1959年8月の録音です。
ディスクユニオン関内店中古CD半額セールで、400円で購入した作品です。
テナー・サックス奏者のテディ・エドワーズは1924年ミシシッピー生まれで、最初はアルトとクラリネットを手にしてローカルバンドを転々とした後の1944年に、LAに移りハワード・マギーのバンドでの活動を皮切りに、ベニー・カーターなどのバンドでも活動しました。彼の名前が今でも残っているのは、そんなLA時代のマックス・ローチ&クリフォード・ブラウンでの活動でしょう。
1958年から1961年には自分のバンドでLAで活躍していました。
本作は自己バンド時代の1959年に吹き込まれたものです。Amos Trice(p), Joe Castro(p), Leroy Vinnegar(b), そしてBilly Higgins(s)との演奏が中心です。



昨日の1枚は、Gerry Mulligan の at Storyville。
この作品いついてネットで調べごとをしていたところ、Amazonのカスタマーレビューに「This is a great Jazz presentation; how do I know this----I am Dave Bailey, the Drummer on the CD !!!」という投稿を見つけました。後段が事実かどうかは別にして、前段は誰もが一致した意見なのでしょう。
パシフィック・ジャズの中でも、「真っ白」演奏の作品なので、私自身はどっぷり浸るという演奏ではありませんが、楽しむことはできました。
作品中でマリガンもブルックマイヤーもピアノを器用に弾いてますが、それを前面に出したテイクは如何なものかと思いました、世間の評価の高さは私でも分かるものでした。
 

4度

 投稿者:マハール  投稿日:2019年12月 9日(月)06時12分53秒
  今日の1枚は、Gerry Mulligan の at Storyville、Pacific Jazz原盤、1956年12月の録音です。
ディスクユニオン関内店中古CD半額セールで、150円で購入した作品です。
続けて初めて聴くジャズ名盤です。誰もが認めるジェリー・マリガンの代表作です。またマリガンが大人気を博していた時期の作品です。メンバーはボブ・ブルックマイヤー(vtb)、ビル・クロウ(b)、そしてデイブ・ベイリー(d)です。
この「今日の1枚」でマリガンの作品を取り上げるのは5枚目になりますが、パシフィック・ジャズ時代の10吋を集めてCD化した作品に、本作はジャケがそっくりですね。



昨日の1枚は、J.J. Johnson の Dial J.J.5。
騎虎きこの勢いのジョンソンに酔いしれ聴き入る1枚です。
国内盤CD解説の岡崎氏によれば、ジョンソンは1952年から1954年はジャズでは生活できずに、青写真技師として生計を立てていたとのことです、ジョンソンですらですからジャズマンには大変な肥大であったのでしょう。1954年にJ&Kを結成したジョンソンは、ようやくジャズで生活できるようになりました。その勢いは快調のまま、J&Kを一休みにしたジョンソンは、1956年には本作のメンバーで新たなグループをスタートさせました。
本作の勢いの良さは、バンドとしての勢いなのでしょう。特にエルヴィンの演奏が刺激的ですし、またジョンソンに熱を加えるものです。ジョンソン作の「ティー・ポット」がそんな代表例でしょう。他にもジャスパーのサエサエぶり、トミフラのはしゃぎっぷりなど、聴き所の多い1枚です。
こんな素敵な作品を今回に初めて聴く私は、まだまだジャズの入り口をウロウロしている状態なのかと感じて、本作を聴き終えました。
 

5度

 投稿者:マハール  投稿日:2019年12月 8日(日)07時58分8秒
  今日の1枚は、J.J. Johnson の Dial J.J.5、Columbia原盤、1957年1月の録音です。
ディスクユニオン関内店中古CD半額セールで、290円で購入した作品です。
「ジョンソンを聴くならこの1枚。史上最高のリズム・セクションを得て、モダン・トロンボーンの最高峰ジョンソンが残した大傑作」とのことです、本作品は。恥ずかしながら私、本作品を初めて聴きます。
ボビー・ジャスパー、トミフラ、ウィルバー・リトル、そしてエルヴィン・ジョーンズとの演奏です。



昨日の1枚は、Junior Mance の Yesterdays。
軽快にブルージーなマンスさん、そしてスローでしっとりとマンスさん、その組み合わせが絶妙な1枚です。後者の演奏はアレキサンダーと組んだ5曲で披露されれおり、72歳マンスさんと32歳アレキサンダーの絡みには色んな思いが交差します。
さてジャケのイラストですが、演奏内容に相応しくないなとの思いで、本作を聴き終えました。
 

5度

 投稿者:マハール  投稿日:2019年12月 7日(土)08時18分38秒
  今日の1枚は、Junior Mance の Yesterdays、M&I原盤、2000年12月の録音です。
ディスクユニオン関内店中古CD半額セールで、340円で購入した作品です。
この「今日の1枚」でジュニア・マンスの作品を取り上げるのは、これで9枚目となります。その中には本作と同様に、日本のM&Iレーベルが手がけた作品があります。(2001/10/6)そのジャケには猫の写真が使われていますが、本作では高慢ちきな女が人に指図をしているようなイラストがジャケに使われています。これを横にしますと、寿命わずかなバッタの姿にも見えます。このイラストが意図するものは、やはり作者のYutaka Kawase氏に聞かなければ分からないものでしょう。
Chip Jackson(b)とJackie Williams(d)とのトリオに、エリック・アレキサンダーが加わっての演奏です。



昨日の1枚は、Norah Jones の Feels Like Home。
「自分の家にいると思って」ともてなしを受けることがありますが、自分の家の散らかり具合とその心地よさ、いつでも好きな音楽を聴ける空間は「自分の家」でしか得られないものです。
この作品名はまさに「自分の家にいると思って」ですが、カントリーやブルース、そしてジャズの感覚をノラさんの個性で聴かせるこの作品は、アメリカ映画でのシーンを思い浮かべます。家族の波乱万丈を描いたホームドラマの中で、主人公がホッとした仕草を見せる場面には、やはり自分の家、自分の部屋しかないのでしょう。そして本作は、そんな主人公に寄り添う音楽です。
ちなみにこのCCCDを再生した46分間、私のCDプレーヤーは落ち着いた気分でいるようでした。本音は分かりませんけど。
 

7度

 投稿者:マハール  投稿日:2019年12月 5日(木)07時57分30秒
  今日の1枚は、Jean-Paul Bourelly & The Bluwave Bandits の Live!、DIW原盤、1992年11月の録音です。
ディスクユニオン関内店中古CD半額セールで、290円で購入した作品です。
ジャン・ポール・ブレリーというギタリストの名前は存じておりました。マレイがDIWから毎月のように作品を発表していた時期に、このギタリストもDIWから作品を発表していまして、私の記憶に残っている方です。ウィキペディアで彼の経歴を見ますと、カサンドラ・ウィルソンの作品にも参加している方のようです。
1960年にシカゴで生まれたブレリー、ハイチ出身の父親の趣向から、家にはハイチ音楽やアフリカ音楽が流れていたとのことです。
そんな彼のライブ作品、活動の拠点を欧州に移していた時期の作品を、今日は聴いてみます。



昨日の1枚は、Lennie Tristano の Tristano。
この作品の語り口は、トリスターノ派と呼ばれる方々が受け継いでいきます。冬の夕刻の人気の少ない歩道に流れるような空気感の演奏が、その方々によって作られていきます。
この作品の切り込み方は、この後にジャズを模索していく若いミュージシャンに、影響を与えていると思います。私が好きでよく聴いている、そしてこの「今日の1枚」で多く取り上げている、1970年代のロフト・ジャズ呼ばれている方々の演奏に、私はこの作品の影響を感じます。
改めてこの作品の偉大さを感じ、私は間接的にトリスターノの音楽に今まで接してきたのかなと思いました。
 

7度

 投稿者:マハール  投稿日:2019年12月 4日(水)07時42分58秒
  今日の1枚は、Lennie Tristano の Tristano、Atlantic原盤、1955年の録音です。
ディスクユニオン関内店中古CD半額セールで、250円で購入した作品です。
「レニー・トリスターノが打ち出した理論は・・・」と常に紹介される、レニー・トリスターノの代表作です。
代表作と言いましたが、彼の場合はレコーディングが本当に少なく、1950年代となりますと本作と「ニュー・トリスターノ」の2枚であり、こちらも彼の「代表作」です。
「鬼才トリスターノ」との邦題でお馴染みの本作は、二つのセッションで構成されています。ピーター・インド(b)とジェフ・モートン(d)とのトリオで4曲。リー・コニッツ(as)、ジーン・ラメイ(b)、そしてアート・テイラー(d)とのカルテットで5曲です。



昨日の1枚は The Modern Jazz Quartet の Fontessa。
ルイス作のタイトル曲は10分の演奏であり、聴いていると様々な映画の場面を思い浮かべます。それらはヨーロッパの貴族社会、或いは上流階級の人々の喜怒哀楽のシーンです。これはスタンダードの「Over The Rainbow」でも、そして全編通しても同じ感想です。
このようなシーンを隙間なく聴かせる本作は、本当に完成度の高いもので、「MJQの名前を決定的にした」との表現も頷けるものです。
しかしながら庶民の表情が印象に残る映画が好きな私にとっては、たまに聴くには良いね、となる作品です。
 

11度

 投稿者:マハール  投稿日:2019年12月 3日(火)07時34分33秒
  今日の1枚は The Modern Jazz Quartet の Fontessa、Atlantic原盤、1956年1月の録音です。
ディスクユニオン関内店中古CD半額セールで、300円で購入した作品です。
MJQが好きという方ならば、30枚ほどは持っているのでしょう。普通のジャズ好きならば、それでも10枚はもっているのかと思います。私はMJQ嫌いというわけではありませんは、この作品で4枚目の購入作品となります。ジャズ喫茶で聴いたを含めてもも10枚にはならず、音楽を楽しめるうちに10枚まで行きたいところです。
MJQほどになれば「傑作」と呼ばれる作品は多く、この作品もそんな1枚です。アトランティック移籍第1弾、「MJQの名前を決定的にした」この作品を今日は楽しみます。


昨日の1枚は、Zoot Sims の Zoot!。
暖かいサックスのトーンだけではなく、その語り口も暖かなズートさんの魅力がストレートに出ている作品だけあって、ほっとした気持ちで楽しめる作品です。ビッグバンドの楽しさをコンボにそのまま持ち込んだ作品であり、人気作品の理由が分かるものです。
 

9度

 投稿者:マハール  投稿日:2019年12月 2日(月)07時31分59秒
  今日の1枚は、Zoot Sims の Zoot!、Riverside原盤、1956年12月の録音です。
ディスクユニオン関内店中古CD半額セールで、250円で購入した作品です。
有名ジャケの作品です。ズートが数多くの作品を吹き込んだ1956年の作品です。そして私は初めてこの作品を聴きます。
ニック・トラヴィスというトランペット奏者との、2管での演奏です。


昨日の1枚は、Cannonball Adderley の Somethin' Else。
「枯葉」「ラヴ・フォー・セイル」と続く展開は、スタンダードの魅力、そしてジャズの魅力と言えるでしょう。多くの方と言うより、全てのジャズ好きが、この2曲でジャズの洗礼を受けのでしょうね。
リーダーのアダレイ、陽気にファンキーなサックスも良いのですが、この作品での憂いのアダレイも素敵なものです。
 

5度

 投稿者:マハール  投稿日:2019年12月 1日(日)07時49分2秒
  今日の1枚は、Cannonball Adderley の Somethin' Else、Blue Note原盤、1958年3月の録音です。
ディスクユニオン関内店中古CD半額セールで、250円で購入した作品です。
「何か別のもの」と普通は訳すタイトル名ですが、スラングとして「変わっている」とか「素晴らしい」との意味があります。まぁ、こんなこともこの作品を紹介する際に散々用いられて来たことでしょう。キャノンボール・アダレイがリーダーであり、ハンク・ジョーンズ、サム・ジョーンズ、そしてブレイキーがリズム・セクションであります。そしてこの作品をジャズの名盤であり入門作品となったのは、マイルスの参加であります。
「今日の1枚」は自分でジャケをスキャンするとのこだわりがあり、なかなかLPでしか持っていない作品は取り上げてきませんでした。ユニオン関内店の特売に感謝しながら、今日は本作を聴いて観ます。
 

7度

 投稿者:マハール  投稿日:2019年11月30日(土)08時11分57秒
  19580207-02
Theme For Ernie (Fred Lacey)
(4分57秒)



【この曲、この演奏】
この曲は、フィラデルフィア出身のフレッド・レイシーが、この少し前に亡くなったアルト奏者のアーニー・ヘンリーに捧げた曲です。(資料11)
コルトレーンのこの曲の演奏記録は、本セッションだけです、(資料06)
哀悼の「哀」も「悼」も、「悲しんで心をいためる」との意味、それを重ねて用いるのですから相当に強い意味なのです。もちろんこれは日本語での話ですが、この演奏にはコルトレーンのアーニーに対する「哀悼」が感じられるものです。フレッド・レイシーの書いたメロディを大切にしながら、そこに自分の気持ちを込めていくコルトレーンの演奏には、凛とした姿を感じます。
最後に資料11でのこの演奏へのコメントを紹介します。
「コルトレーンはメロディを手厚く抱擁するように演奏するが、これはきっと昔のボスのジョニー・ホッジスから譲り受けたもの」




【エピソード、トニー・ラリー、セルマーの営業マン】
「本当のことをいうと、君のやっていることはぼくにはさっぱりわからない。でも君自身本当に何をやっているのかわかっているのかいコルトレーン?」
セルマーの営業マンのトニー・ラリーは、自身もテナー・サックスを少しやり、サキソフォンのテクニックについては教師なみの実力を持っていた。
1955年の秋に彼がシカゴのホテルにいたマイルスと商談のために会ったとき、マイルスにセルマーのトランペットを売り込むことで懸命であったので、コルトレーンに会うことは考えていなかった。
トニーはコルトレーンにサックスを売りつけたかは覚えていなかったが、コルトレーンがセルマーのサックスを使っていたことはよく覚えていた。トニーはコルトレーンが演奏する楽器は不良品に違いないと思い、楽器の検査をコルトレーンに申し入れたのだった。
冒頭のトニーの言葉は、その時のものだ。
コルトレーンはトニーの質問に答えるため五線紙を取り出し、コード進行などをスラスラと書き、トニーに説明したのであった。説明が終わるとトニーはコルトレーンにこう言った。
「君がやっていたことがなぜわからなかったか、やっとはっきりしたよ。私がそれを理解できなかったのだ。だが今は理解できるから、君がやっていることがよくわかるよ」「と思うのだが・・・」(資料01)
 

4度

 投稿者:マハール  投稿日:2019年11月29日(金)07時50分1秒
  19580207-01
Russian Lullaby (Irving Berlin)
(5分33秒)


【この曲、この演奏】
アメリカの代表的作曲のアービング・バーリンはロシア出身の方で、その彼が子供の頃を思い出して作詞・作曲したのがこの曲であり、1946年の映画「ブルー・スカイ」で使われた曲でもあります。(資料14)
この曲のコルトレーンの演奏記録は、本セッションだけです。
さて演奏ですが、資料11のカール・ウォイデックの記述を引用します。
「このアレンジ中、唯一ララバイの風情が残されているのは、ガーランドのソロのイントロとコルトレーンの短いコーダの部分だけ」
「その間にあるのは、コルトレーンの最も斬新な、型にはまらぬソロの多くはマイナー・キーの曲であったことを思い起こされる、胸のすく怪演である」
「ちなみに、この演奏から、アイラ・ギトラーは、コルトレーンのメロディ・ラインに対するアプローチを、シーツ・オブ・サウンドの名前で呼ぶことを思いついたのだった」
最初のガーランドがゆったりと、しかしその後のテイラーの高速シンバル、そしてコルトレーンの登場、そのコルトレーンのソロは高速ながらも歌心あるもの、そんな演奏に私は惚れてしまします。
ここでの素敵な演奏により、それ以降「Russian Lullaby」はジャズ界でしばしば取り上げられるようになりました。





【エピソード、本セッション】
この2月7日の金曜日、ヴァンゲル・スタジオで最初に演奏を始めたのは、チャンバースとテイラーでのガーランド・トリオだった。そこで6曲を収録したが、長らくお蔵入りとなっていた。「It's A Blue World」とのアルバム名でこの時の演奏5曲が世に登場したのは、1971年のことだった。(資料11、ウィキペディアでは1970年12月としている)
ガーランド・トリオでの演奏が終わったところで、そこにコルトレーンが入って、ヴァンゲル・スタジオでこの日2度目のセッションとなったのが、本セッションである。5曲演奏され、その全てが「ソウル・トレーン」というコルトレーンのリーダー作として、1958年に世に出たのであった。
アルバムには「John Coltrane with Red Garland」とクレジットされているが、その内容は双頭バンドではなく、コルトレーンのリーダー・セッションと言えるものである。
コルトレーンの初のワン・ホーンのリーダー作が、この日に吹き込まれたのだ。
 

12度

 投稿者:マハール  投稿日:2019年11月28日(木)07時55分9秒
  19580110-05
Lover (Rodgers - Hart)
(7分58秒)


【この曲、この演奏】
1932年の映画「今夜は愛して頂戴ナ」でジャネット・マクドナルドが歌った曲で、ロジャーズ - ハートの代表曲の一つで、多くの歌手が取り上げています。(資料14)
コルトレーンのこの曲の演奏記録は、本セッションと1960年7月1日の自分のバンドでのジャズ・ギャラリーでのライヴがあります(資料06)
1960年のライブは私家録音があるようですが、世には出ていません。この時はピアノにはマッコイ、ベースにデイヴィス、そしてドラムはラロカでした。
しかし随分と高速で演奏するもんだ、との感想です。思いっ切りぶっ飛ばすコルトレーンに、周りが引っ張られていく様子に、笑顔になりながら聴き入った演奏でした。




【エピソード、ビリー・テイラー】
舞台裏のコルトレーンで印象的だったのは、次に演奏する曲を心の中で復習しているといった感じで、音を出さずに指をサキソフォンの上でなぞっていることだった。それはまるでパッドをつけて練習しているドラム奏者といった感じであった。次の曲を演奏する前には、彼はいつも音楽のことを考えていたのである。 ビリー・テイラー
1954年から1955年の仕事に恵まれない時期のコルトレーンは、時々NYに出て行き、月曜夜のバードランドでのジャムセッションで演奏していた。この時期のビリー・テイラーはバードランドのハウス・ピアニストで、次から次にくるミュージシャンと共演するのが仕事であった。
ビリー・テイラーのコルトレーンの印象は、「ときどき奇妙な表現のフレーズや聴きなれないコードを吹き、よく考えてみればそれは非常に彼らしいスタイルだった」とのものだ。
休憩時間になるとコルトレーンとテイラーはよく近くの店でコーヒーを飲みながら、よく音楽の話をしていた。もっぱらコルトレーンがテイラーにコード進行について尋ねていたのであった。(資料01)
 

9度

 投稿者:マハール  投稿日:2019年11月26日(火)07時11分24秒
  さてウィントンさんの「イス ジャケ」作品。
SJ誌が新伝承派と名付けて、多くの読者がその名称に違和感を覚えた1980年代中盤のジャズ界の若手の台頭から、早くも30年が過ぎました。当時のイキの良い若手もとうにベテランとなり、今の若手からすれば昔の人達になっているのでしょう。
そうこう考えながら本作に接しますと、ウィントンをはじめとする当時の若手たちの真摯なジャズに向き合う姿勢を感じます。ブルースをウィントンならでの方法で姿を変えさせたメロディ、ゆったりと流れながら主張のあるリズム、これをまとめ上げていくアレンジ、こんなことを楽しめた今回のつまみ食いでした。
 

15度

 投稿者:マハール  投稿日:2019年11月25日(月)07時32分31秒
  その前に、この作品が録音された1985年1月11日(金)の新聞を見てみましょう。
先ずはトップ記事。
日経「市場連動型預金、3月から発売、大蔵省が裁定案、相銀・信金を先行、限度 自己資本の75%内、都銀など4月から」
市場連動型預金は通称MMC(Money Market Certificate)と呼ばれているもので、金融自由化に伴って日本に導入されました。

読売「国鉄分割せず、62年4月民営化、自主再建案、監理委に提出、地方70線子会社化」

朝日「国鉄 62年分割には反対、独自の再建案、監理委に提出、民管移行は同意、地方155線切り離し」

1987年に6つの地域別の「旅客鉄道会社」と1つの「貨物鉄道会社」などに分割して、国鉄は民営化されました。その2年前なのに、まだ中身は最終決定していない様子を、この記事では伝えています。


ではこの1月11日の朝日新聞から少しばかり紹介します。
・8面経済面に「5年ぶりに増加、輸入車の販売台数、米国車は引き続き減少」との見出しがあります。その理由として、景気回復、国産上級車の値上げ、そして輸入手続きの簡素化による値段の低下、この三点を上げています。記事では、米国車の減少理由には触れておりませんでした。
・TV欄下に「エクボレモンフレッシュ」との広告があります。ネットで調べてもドンピシャのページにはたどり着きませんでしたが、どうやら昭和に存在していた洗顔系のもののようです。なお広告では会社名は読み取れないほどの小さなフォントで書かれており、何とか資生堂商事かなと読めました。かつてこのような会社があったようです。
・TV欄 フジテレビ 22:52から「ドタンバのマナー」との、8分番組があります。ウィキペディアによれば、これはサトウサンペイの漫画コラムを原作としたアニメであり、「日々の社会生活において、これだけは守っておきたいマナーやルールを、ドタンバさんという人物の失敗談を交えながら紹介する」番組とのことです。
 

15度

 投稿者:マハール  投稿日:2019年11月24日(日)08時04分59秒
  「今日の1枚からつまみ食い」、今回のテーマは「イス ジャケ」です。


「イス ジャケ」作品の25枚目は、Wynton Marsalis の Black Codes(from the underground)、1985年1月11日の録音です。
誰もがお世話になった椅子、そして多くの人が遠い記憶となった椅子、そんな椅子が学校の椅子です。私も小学校時代の木製の四角デザインの椅子、そして高校時代のパイプを使い丸みが少しはある椅子は何とか思い出せますが、中学時代の椅子はどんなものだったかは思い出せません。遠い記憶ですからね。
本作ジャケの少年は大人になったら椅子のことは忘れるでしょうけれど、この板書は決して忘れないものでしょう。黒人にとって深い歴史の出来事と、今につながること、そんなことが1985年の学校の教室の黒板にあるのです。
2004年7月3日に本作を取り上げた際には、「音が詰め込んである演奏だが、その焦点が定まっていない」と私は書きましたが、これはウィントンについて発売当時によく言われていたことです。今回のつまみ食いでは、しっかりと自分の言葉で本作について書きたいと思います。
 

11度

 投稿者:マハール  投稿日:2019年11月23日(土)08時06分56秒
  さてマリオさんの「イス ジャケ」作品。
私が持っている紙ジャケCDでは、岩浪氏が封入解説を書いています。そこで氏はコルトレーンとの関連付けで、マリオさんを語っています。録音された1992年はコルトレーンの没後25年だったことを書き始めとして、長い文章です。
19年ほど前に本作を「今日の1枚」で取り上げた際に私は、この岩浪氏の文章が頭にあり、そこで言及している1965年の「アセッション」と比較して、本作を聴いてしまったのでしょう。
1992年は「アセッション」から27年、ジャズを含めて文化にも大きな変動をもたらした1970年代を経て20年の時間が経っていた1992年、61歳となっていたマリオさんの種々相な経験が、本作に表現されている演奏と感じました。静かな落ち着いた気持ちを軸にしながら、生きる世界の真義を表現しているようです。表現方法の違いは時の流れ、時の流れを素直に吸収したマリオさんの演奏に聴き入りました。
この時期よりマリオさんは絵画などに力を入れていたとのこと、そして2000年代に入ると病と闘っていたとのこと、そして2010年に深い眠りにつきました。
本作からは音楽家マリオさんの、最後の輝きがあります。
 

9度

 投稿者:マハール  投稿日:2019年11月22日(金)07時45分44秒
  その前に、この作品が録音された1992年10月7日(水)の新聞を見てみましょう。
先ずはトップ記事。
日経「上場企業に開示義務、特金・ファントラの含み損、大蔵省、来年3月末から」
特金とは特定金銭信託、ファントラとはファンドトラストのことで、バブル景気を成り立たせて要因の一つでした。

読売「金丸批判、自民で拡大、進退言及の意見も、政治改革本部部会、党の対応に不満」

朝日「けじめ論、自民にも拡大、金丸元副総裁、世論反発厳しく、議員辞職を促す声も」

東京佐川急便からのヤミ献金問題の流れの記事です。東京地検は金丸を事情聴取もせず前月の9月28日に略式起訴し、よく29日に罰金20万円の略式命令となりました。東京地検は国民から激しいバッシングを受け、また金丸への批判も一層強まっていきました。
結局、金丸は1週間後の10月14日に辞職しました。



ではこの10月7日の読売新聞から少しばかり紹介します。
・17面に「農水省への不審だけ残す、輸入すし、常識外れの見解通らず」との見出しがあります。すしが「ご飯」なのか「魚の調整品」なのか、魚が20%を超えていれば「魚の調整品」なのだが、農水省は「すしはネタとご飯が分離可能として、輸入にまったを欠けたのでした。しかし関税定率法を所管の大蔵省は「魚の調整品」として輸入できるとしました。当時は事実上、食管法でコメの輸入が禁止されていました。
・30面社会面の小さな広告に、「電話ニュースは03-3540-1212」とのものがあります。当時はダイヤルQ2が流行っておりましたが、この広告の電話番号は一般の電話番号ですので、恐らくはニュースを流す間に広告を入れていたのかもしれません。
今では使われていない電話番号です。
・TV欄を見ますと、番組名の前にアルファベットの「C」のマークがあります。「新」「二」「S」は意味が分かりますが、この「C」マークは私は分かりませんでしたが、ネットで調べましたら「クリアビジョン」を意味するマークとのことです。画質を改善したクリアビジョンは1989年から2011年まで放送されていたとのことです。
 

10度

 投稿者:マハール  投稿日:2019年11月21日(木)07時28分28秒
  「今日の1枚からつまみ食い」、今回のテーマは「イス ジャケ」です。


「イス ジャケ」作品の24枚目は、Marion Brown の Offering、1992年10月7日の録音です。
「つまみ食い」で「イス」をテーマにした際にイスの種類を調べ、その中にスツールがあり、そして真っ先に思い浮かんだのが、このマリオ・ブラウンさんのジャケでした。でも改めてジャケを見れば、背もたれがあるのでスツールではありませんでした。
私はひねくれた性格かもしれません。そんなひねくれ時期が私に度々訪れるようで、2001年2月12日に本作品を「今日の1枚」で取り上げた時期も、そんなひねくれ時期だったようです。「コルトレーンから引き継いだスピリチュアルな面が伺える1枚だが、体裁だけ」「かつてのマリオンはこんなもんじゃなかった」「没後25周年にこんな演奏をされたんじゃコルトレーンも、タマランな」とのものです。ひねくれの極みのような感想です。
今回のつまみ食いでは、素直な自分で本作に向かい合いたいです。
 

11度

 投稿者:マハール  投稿日:2019年11月20日(水)07時36分16秒
  アルバム名は「places」、そして各曲に場所の名称が付いています。全13曲の中に、「Los Angels」との曲が3つ登場します。
人からは順調な時期と思われても、本人にとってはその分だけ悩みの深さにもがいているもの、こんな題材での小説や映画によくお目にかかります。メルドーさんにとってのこの時期のLAという土地は、そんな悩みの深さに何とか耐えている場所だったのかと感じる、3曲での演奏です。
ジャケでのメルドーさんは、軽食屋さんの定番の卵料理を食べ終えたところなのでしょう。演奏を通しての彼の思いが伝わってくる、少し豪華な軽食屋さんの光景のジャケが、印象に残ります。
 

15度

 投稿者:マハール  投稿日:2019年11月19日(火)07時22分22秒
  その前に、この作品が録音された2000年1月24日(月)の新聞を見てみましょう。
先ずはトップ記事。
日経「半導体 高度化へ積極投資、NEC・東芝1ー3割増、来年度、システムLSI軸にデジタル家電に照準」
今の日本の半導体はどうなのかと考えましたが、幾つもの切り口がある半導体産業の日本の現状を、業界人ではない者が把握しようとするには、難しすぎる題材です。一般的にはこの新聞記事のあたりから、日本の半導体産業は中国・台湾勢に食われてきたとのものでしょう。確かにメモリーやこの記事にあるシステムLSIはそうなのかもしれませんが、車載用を中心にしたパワー半導体では日本は世界をリードする一翼と言えます。またネット情報だけで見るならば、半導体の前工程では未だに日本は世界で力ある存在のようです。

読売「イスラエル業者から輸入、対イラン輸出、兵器部品の原型、操作共助で判明、逮捕の元代表、改良し増産か」
この業者とは光学機器貿易会社サンビームのことです。また兵器部品は、対戦車ロケット砲の照準器部品です。この件についてネットで調べましたが、サンビームという会社は今は存在しないようです。この会社で逮捕された2名は、外国為替及び外国貿易管理法違反で懲役2年、執行猶予4年、罰金150万円の判決を受けたとのことです。
この件については日経と朝日では触れてませんので、読売のトクダネかもしれません。

朝日「吉野川可動堰、反対が圧倒、徳島住民投票、全有権者の半数近く、市長 反対に転向」
この住民投票の結果により、当時の政府の吉野川可動堰化は頓挫したままです。



ではこの1月24日の朝日新聞から少しばかり紹介します。
・15面メディア&アド面に「電子商店出店のススメ、飲食店など顧客40万店、有線放送大手キャンシステム、三井物産と提携、月1万円で開業」との見出し記事があります。
このキャンシステムという会社は、今でも有線放送大手会社として存在感を示しています。この会社のホームページを見ますと、今でも有線放送を中心にしながら、顧客に対してインターネットを活かしてのサービスを提供しています。その中の一つに今でもオンラインショップ簡単構築サービスがありますが、この記事が目指していたショップモールはないようです。
因みにこの記事には当時の主な電子モールとして、次の5つのモールを示しています。楽天市場、ココシス(アコム)、キュリオシティー(三井物産)、sonetショッピング(ソニーコミュニケーションネットワーク)、そしてショッピング@ニフティ(ニフティ)です。
この中で電子ショッピングモールとして生き残っているのは独立系の楽天市場だけであり、大手系列の4社は消えたり吸収されたり立ち位置を変えたりして、電子ショッピングモールとしては姿を消しました。
私は当時、大手が電子ショッピングモールに参入する事例を見て、独立系のは一気に淘汰されると思っていました。しかし結果はその真逆でした。やはりネットの世界では、柔軟な発想と決断の速さが必要であり、大手にはそれが無理だったのでしょう。
・39面社会面下の小さな広告に、「ご葬儀お花は赤坂(株)博善社」とのものがあります。明治期に創業したこの会社は、今でも葬儀と花で頑張っている会社のようです。
・TV欄 テレ東 8:30に「決定!流通改革テレショップ」との通販番組があり、出演は名高達男と坂口良子です。テレ東は1971年からテレショップを放送し始めました。
 

12度

 投稿者:マハール  投稿日:2019年11月18日(月)06時48分48秒
  「今日の1枚からつまみ食い」、今回のテーマは「イス ジャケ」です。


「イス ジャケ」作品の23枚目は、Brad Mehldau の places、2000年1月24日の録音です。
「ここのチリはね」とのセリフを、刑事コロンボで何度も聞きました。ここでいうチリとはチリコンカーンという料理で、ウィキペディアによれば「代表的なテクス・メクス料理およびアメリカ料理で、アメリカ合衆国の国民食のひとつでもある」であり、作り方は「挽肉とタマネギを炒め、そこにトマト、チリパウダー、水煮したインゲンマメ(金時豆、赤いんげん豆やピントビーンズなど)などを加えて煮込んだもの」とのことです。
私はコロンボに限らず、アメリカ映画でよく出てくる街中の軽食屋さんの雰囲気が好きです。
いきなり脱線しましたが、このメルドーさんのジャケは街中の軽食屋さんなのでしょうけれど、刑事コロンボで見ていたお店よりかは、高級感があります。このイスの皮の感触も、結構リラックスできそうで、私の軽食屋の印象からは少しズレるものです。しかしコーヒーカップにソーサーがないので、いわゆる軽食屋さんの部類なのでしょう。
2001年1月14日に「今日の1枚」で本作を取り上げた際には、「気付くと、メルドーのリリシズムに引きずり込まれている自分に気付いてしまう」との感想を私は書きました。早速、つまみ食いしてみます。
 

10度

 投稿者:マハール  投稿日:2019年11月17日(日)07時21分58秒
  さてマーカスさんの「イス ジャケ」作品。
日が沈み、部屋には絶妙に配置された照明の中で、生活には十分とは言えないが、得難い暗さと微かな明るさの中にいるような気分を、本作品は醸し出しています。ウィキペディアにある本作品の紹介文に「The album features Roberts playing chords on his left hand and "somewhat dark improvisations that burst into fireworks less often than you'd expect" with his right hand」とのものがあります。マーカスの右手からは「somewhat dark」があるとの文章は、うまく言い得ています。
11年前の私は豪邸の雰囲気に全く馴染めなかっただけですが、今回のつまみ食いでは少しは近づけた気がします。
 

『習近平』が『国家副主席』に選出される(中国)。

 投稿者:管理人2  投稿日:2019年11月16日(土)07時58分52秒
  『習近平』が『国家副主席』に選出される(中国)。

http://timeline.sakura.ne.jp/02/n/2/0/0/8/n2008.html#3_15

( 個人的意見 )
 

11度

 投稿者:マハール  投稿日:2019年11月16日(土)07時44分54秒
  その前に、この作品が録音された1989年8月9日(水)の新聞を見てみましょう。
先ずはトップ記事。
日経「海部新総裁を選出、自民両院総会、第一回投票で279票、林氏120票、石原氏48票、新政権あす誕生」

読売「海部首相きょう指名、新内閣、今夜誕生、総務会長唐沢氏が有力」

朝日「海部政権きょう発足、三役人事遅れる、松永駐米大使の外相起用難航」

海部内閣は8月10日に発足、1991年11月まで続きました。見出しに名前が出ている中では、総務会長は読売報道の通りに唐沢氏、そして外相は中山太郎氏となり、朝日報道の通りに松永信雄は起用されませんでした。


ではこの8月9日の朝日新聞から少しばかり紹介します。
・多くの新政権記事の中に「ソ連、短期政権と予測」との見出しがあります。当時の自民党内の不安定さを考えれば当然の判断と思いますが、結果的には818日続きました。
・25面には英会話学校の広告が並んでいます。イコ外語学院、NOVA外語学院、英会話PAX、ASAコミュニィティ・サロン、ECC英会話、イーオン、国際アカデミー、学研ホワイトハウスの8校です。この中で今でも校名ほぼそのままで残っているのは、NOVA、ASAコミュニィティ・サロン、ECC外語学院、英会話イーオンの4校です。
・TV欄 NHK 22:00は「びわ湖水の祭典」で、出演は「秋吉敏子ニューヨークジャズオーケストラ」です。この「びわ湖水の祭典」ですがネットで調べますと、1992年に第10回が開催されたのは確認できました。次に秋吉さんのビッグバンドの名前ですが、この名称を使っていたことが確認できませんでした。このイベント用に編成したバンドだったのかもしれません。
 

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