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仏滅、大寒

 投稿者:マハール  投稿日:2017年 1月20日(金)07時53分5秒
  さてリタさんの「Summertime」。やはり私は10年半前に書いた通り、
『how deep is the ocean』『have you met miss jones』『too close for comfort』
と続く展開が私の胸を打ちました。ギターとピアノの楽しげな演奏で始まる
「Summertime」は、リタさんの少し気だるい感じというか、願い事があるというような
歌い方です。後者ならば早くお子さんが欲しいとのものなでしょうかね。この曲に
関しては、リタさんの声の美しさで聴き終えました。
 

先負

 投稿者:マハール  投稿日:2017年 1月19日(木)07時47分56秒
  その前に、この作品が録音された1960年6月23日(木)の新聞を見てみましょう。
先ずはトップ記事。
日経「きょうにも所信表明、首相、後継候補決定急ぐ、政局転換へ急ピッチ」
読売「岸首相、きょう引退表明、午前中に批准書交換、直後閣僚 党首脳集め、首班
      決まれば総辞職」
この年は安保で大揺れ。特にこの6月はアイゼンハワー大統領の訪日が予定されており、
その準備のためにハガチー報道官が10日に来日したが、羽田空港を出る際に車が
デモ隊に包囲され、米軍ヘリコプターで救出される事態に。岸首相は「私には声なき声
が聞こえる」との発言をしたが、東久邇・片山・石橋の3人の元首相が岸に退陣勧告を
し、事態は深刻化。アイゼンハワー大統領の来日は中止に。15日にはデモ隊学生の
樺美智子さんが圧死。18日に条約が自然成立、21批准し天皇が公布。そしてこの
23日に批准書の交換、そして岸首相が混乱の責任で辞意の表明したのです。
そして後継指名ですが、これもすんなりとはいかず、7月14日に池田勇人が指名
されました。その直後に岸首相は暴漢に刺され重傷に。犯人は、岸首相が後継を匂わせて
いた大野伴睦の取り巻きでした。翌15日に岸内閣は総辞職しました。

朝日「米上院、新安保を承認、賛成90・反対2・欠席8人、批准書交換を急ぐ」


ではこの6月23日の日経新聞から少しばかり紹介します。
・3面に「減価償却を強制に、企業会計審の中間報告」とあります。この時点では
減価償却について、商法では考え方が確立されてなく、税法上では会社の自由と
なっていました。この後いつ全面採用になったかについては、ネットで情報が得られ
ませんでした。この減価償却は、定率法から定額法、はたまたIFRS導入に伴う
動きなど、常に揺れております。
・同じく3面の広告スペースに、日本国有鉄道資材部の国鉄用品競争入札公告があり
ます。内容は、製作請負で車両用保全板と配電盤、購入で信号旗となっています。
・TV欄を見ますと、「阪神対巨人」が、NHKと日本テレビで放送されています。
今では、地上波と衛星での放送は、時に見かけますね。
 

友引、地獄の脱獄

 投稿者:マハール  投稿日:2017年 1月18日(水)07時47分14秒
  今日の1枚からつまみ食い」、今回のテーマは「Summertime」が入っている
作品です。


「Summertime」が入っている作品の28枚目は、Rita Reys and Pim Jacobsの
Marriage In Modern Jazz、1960年6月23日の録音です。ピム・ヤコブスとの再婚は
早すぎるのではと書いてしまったこの作品の「今日の1枚」への掲載は、2006年6月
28日のことでした。結婚直後のリタさんの作品自体については、「高い歌唱力と個
性で、サラッと歌い上げております」との感想でした。そして注目曲は中盤の3曲
とし、1曲目の「Summertime」には触れずじまいでありました。ピアノ,ベース,
そしてギターとの変則トリオをバックにしてのこの作品、「Summertime」はどんな
感じでしょうか。
 

先勝、土用、ターミネーター ジェニシス

 投稿者:マハール  投稿日:2017年 1月17日(火)07時56分9秒
  さてトレインチャさんの「Summertime」。この作品はアムステルダムのオーケストラ
とのコンサートであり、場所はConcerzaal Tilburgと書かれていますが、t一つ加えた
Concertzaal Tilburgが正解なのでしょう。このホールは写真で見る限り1500人ほど
のキャパでしょうかね。兎に角、練りに練って臨んだものであることは、聴けば分かり
ます。しかしながらそれによって大物歌手が、長年の活動で得てきた存在感で聴かせる
ような演出になっています。若いトレインチャさんにとっては、思いっきり背伸びした
ものに聴こえます。「Summertime」、そんな意味での白眉でした。
 

赤口、マッドマックス 怒りのデスロード

 投稿者:マハール  投稿日:2017年 1月16日(月)07時45分43秒
  その前に、この作品が録音された2003年1月7日(火)の新聞を見てみましょう。
先ずはトップ記事。
日経「個人向け100兆円突破、銀行融資、住宅中心、採算性高く、営業体制見直し」
読売「郵貯・簡保の分割検討、地域金融の核に、首相 民営化を視野、2008年度目標」
朝日「核施設再凍結を要求、IAEA、対北朝鮮全会一致、受託期限設けず、将来 安保理
      付託も」


ではこの1月7日の読売新聞から少しばかり紹介します。
・1面の小さな記事「消費税上げ容認、経済3団体」とあります。1989年に税率3%
で施行された日本の消費税は、1997年に5%、2014年に8%になりました。この記事から
13年後のことでした。
・1面の新聞名右の広告はEH株式会社の「いいもの真すぐ、ExcelHuman」とあります。
この会社は1964年に創業され、「製造小売業(SPA)のパイオニア」とのことで
今でも活躍されています。日本酒,カステラ,サプリメントが主力商品のようです。
・TV欄NHK総合23:15「味わいパスポート」という番組があります。1年間放送
された番組で、ウィキペディアによれば「毎回各界の著名人がレポーターとして世界各地
で日本人にもなじみのある料理を現地のガイドさんとともに食べ歩きをし、最後には
ガイドさんがその料理を手作りしてレポーターにご馳走するというもの」とのこと
です。この日は香港と上海が取上げられてました。
 

大安、処刑遊戯

 投稿者:マハール  投稿日:2017年 1月15日(日)07時55分0秒
  今日の1枚からつまみ食い」、今回のテーマは「Summertime」が入っている
作品です。


「Summertime」が入っている作品の27枚目は、Trijntje OosterhuisのStrange Fruit、
2003年1月7日の録音です。この作品を「今日の1枚」で2004年5月9日に取上げた際には、
この歌手については「オランダの歌姫」と一部では言われているとのこと以外の
情報は得られませんでした。今回この「つまみ食い」で取上げるにあたって再び
調べたところ、いくつかの情報を得ました。名前はトレインチャ・オーステルハウスと
発音するとのこと、2015年にユーロビジョン・ソング・コンテストにオランダ代表と
して参加したこと、この作品以降に8枚の作品を発表していることです。さて13年
前の私のこの作品についての感想は、「良く伸びる高めの声に健康的なハスキーさが
少し加わって、気に入った歌声」と書きました。今回は「Summertime」に焦点を当てて
聴き、どんな感想になるのか、楽しみです。
 

仏滅、殺人遊戯

 投稿者:マハール  投稿日:2017年 1月14日(土)07時35分44秒
  さてクリスさんの「Summertime」。第14代のケントン・ガールズのクリスが、
ケントン楽団でメイナード・ファーガソンと一緒だったのは、ほんの一瞬のことでしたが、
互いに知った仲だったのでしょう。1960年に二人が再開しツアーに出て、その数年後に
誕生したのが本盤ですが、二人の楽しい雰囲気が最初から最後まで感じられる作品
になっています。「Summertime」においては、思わずステップを踏みたくなるリズム
で始まり、この曲のメロディに他とは違う雰囲気を加えたものになっております。
アトランティックのクリスの作品群の中では埋もれた印象のものですが、素敵な
作品であることは間違いありません。
 

先負、最も危険な遊戯

 投稿者:マハール  投稿日:2017年 1月13日(金)07時52分16秒
  その前に、この作品が録音された1961年1月23日(月)の新聞を見てみましょう。
先ずはトップ記事。
日経「25-27日に同時決定へ、公定歩合・市中の利下げ、きょう 注目の全銀協理事会、
      郵貯利下げ決定待ち、きょう(市中)・あす(公定歩合)の場合も」
市中とは市中貸出金利のことで、中央銀行以外の金融機関が金融市場で適用する
標準的な貸出金利のことです。

読売「野党 値上がりをつく、再開国会 政策で対決、政府与党 予算成立に全力」
朝日「日韓予備会談、25日に再開、政治折衝に移る、早期妥結をめざして」


ではこの1月23日の朝日新聞から少しばかり紹介します。
・8面の小さな記事に「計算尺日本一に再び久芳君(茨城)」とあります。第四回
全日本計算尺競技会があり、276人が競い合い、日立勤務の方が連続優勝したと
のことです。この競技会について調べましたが、第20回まで行われていたのは
確認できました。しかし1977年が最後の競技会なのかは裏付け取れませんでした。
私は子供の頃に計算尺が家にあったのでその存在は知っておりますが、実際に
使っている場面は見たことがありません。関数計算については電卓の普及により
正確な値が瞬時に得られるようになったことで、世の中から計算尺が消えて行った
のではと、想像します。そろばんは暗算の力を養う意味で存在感があり、電卓時代
に入っても全国高校珠算競技大会は続いておりましたが、2009年が最後となりました。
・7面スポーツ面下にエムプレスベッドという会社の広告があり、「重心安定」という
売文句が並んでいます。もう存在しない会社かと思いながらネットで調べましたが、
現在でも同社名を使っている会社はあります。しかしながら複数あり、本社が江戸川区
だったり川崎市だったりしております。結局、詳細分からないまま、調査を終えました。
・TV欄NETテレビ17:30「テストパターン」というのがあります。放送開始前に
あるものですが、1日の中頃にもあり、しかもそれが番組表に載っているのが驚きです。
しかし調べてみると1970年代末まで、日中でもテストパターンが放送されていたとの
ことです。これは受信者向けサービスの一環の意味もあるとのことです。家庭で受像機
の調整が必要であったためとのことです。
 

友引、ヨコハマBJブルース

 投稿者:マハール  投稿日:2017年 1月12日(木)07時40分3秒
  今日の1枚からつまみ食い」、今回のテーマは「Summertime」が入っている
作品です。


「Summertime」が入っている作品の26枚目は、Chris ConnorのDouble Exposure、
1961年1月23日の録音です。「Summertime」と言えばガーシュウイン、クリスは
1957年にガーシュウイン集(2005/10/11)を吹き込んでおります。しかしそこでは
何故だか「Summertime」が取り上げられませんでした。CD時代に入りこの
ガーシュウイン集に「Summertime」が追加された際には、1957年に吹き込んだものの
お蔵入りになったと思った方々も多かったと思います。しかしそれは、1961年に
録音された「Double Exposure」に収録されていたものなのです。CD化で収録時間
に余裕ができて、それならばガーシュウインの他の曲をとの判断だったのでしょう。
さて「Double Exposure」ですが、「今日の1枚は」では2005年9月8日に取上げました。
「このファーガソン楽団とコナーの組み合わせは、楽しめるものである」とコメント
しました。この時期にクリスの作品を続けて「今日の1枚」で取上げておりました。
その後もクリスの作品を取り出しては聴いてましたが、正直この「Double Exposure」
を聴くことはありませんでした。従って干支が一回りした今回、この「つまみ食い」
企画により、再び聴くことになります。「Summertime」を中心に楽しんでみます。
 

先勝

 投稿者:マハール  投稿日:2017年 1月11日(水)07時20分39秒
  昨日の1枚は、Chet Baker の It Could Happen To You。ベイカーの歌に関しては
好みが分かれるところですが、私にはこのような機械に聴けば聴いたで、1枚楽し
んで聴き終えました。ただそこ止まりで、何でもっとペットを吹かないのかなとの
感想です。私にはまだ縁の薄いミュージュシャンであります。

 

赤口

 投稿者:マハール  投稿日:2017年 1月10日(火)07時34分3秒
  今日の1枚は、Chet Baker の It Could Happen To You、Riverside原盤、1958年8月
の録音です。今でこそ年1回顔を出すかどうかだが、渋谷にある小さなジャズ専門
店には、34年前からお世話になっています。ジャズ聴き始めの時は、店主は勿論
ですが、常連の方々の豊富な知識に驚いたものです。それならばあの人、これならば
その人というような話に触れる回数が増えるにつれ、常連の方々と顔見知りになる
と共に、その常連の好きなミュージュシャンも分かってくるようになりました。その中
には、チェット・ベイカーならばという方が居ました。SJに掲載されたベイカーの
ディスコグラフィに対して、掲載漏れの盤がいくつもあるよと言っていたのが印象
的です。当時の私はベイカーには縁が無かったのですが、何年か先にはベイカーに
浸る時がくるのかなと思っていましたが、縁がないまま今に至っております。しかし
今日取り上げる盤位は、持っております。1958年に活動拠点をNYに移した
ベイカーは、先ずリバーサイドにこの作品を吹き込みました。ジャケ共に有名な
この作品は、ケニー・ドリューを従えて、歌を主にしたものです。



昨日の1枚は、Hampton Hawes の Bird Song。強いて言うならば、ホーズのタッチ
の強さとバック陣の演奏がもう少し絡んでいればなぁ、との不満点がケーニッヒに
あったのでしょうか。チェンバースとのセッションでの録音はアルバム1枚を組める
量だけに、十分世に出せる内容だと感じます。ただしケーニッヒはアルバム構成、
A面1曲目と最後、そしてB面1曲目への展開、この辺をプロデューサーは悩む
とこでしょうが、これへの回答が出なかったのでしょうかね。倉庫に眠っていた
このテープがエリック・ミラーに発見されたことは、喜ばしい限りです。







 

成人の日、大安

 投稿者:マハール  投稿日:2017年 1月 9日(月)07時17分46秒
  今日の1枚は、Hampton Hawes の Bird Song、Contemporary原盤、1956年1月の
録音です。ハンプトン・ホーズの本トリオ盤は、1956年1月3日にポール・チェンバース
とローレンス・マラブルとのセッションから9曲、1958年3月のスコット・ラファロ
とフランク・バトラーとのセッションから3曲収録されています。これだけのベース
奏者との演奏によるホーズのピアノ・トリオならば、ジャケットは誰でも知っている
ものでしょう。しかし、有名なジャケットではありません。録音から半世紀たった
1999年に発表されたものなのです。ということは拾遺集なのかと思いましたが、
両セッションともに1999年に初めて世に出たものです。何故ボツになったとの思い
です。



昨日の1枚は、Kenny Drew の A Harry Warren Showcase。「The Boulevard Of Broken
Dreams」、邦題は「夢破れし並木道」ですが、私はジャズ作品で接したのは本盤以外
では記憶にありません。しかしながら、馴染み深いメロディに感じます。因みに
日本ではザ・ピーナッツが歌ったそうですが、歌謡曲の中で聴いていたのかもしれ
ません。話それますが、日本での音楽上での著作権裁判で有名なものに「ワン・
レイニーナイト・イン・トーキョー事件」があります。1963年に鈴木道明が発表した
曲が「夢破れし並木道」の著作権を侵害したとしての裁判です。最高裁までいき、
著作権侵害には当たらないとの判決になりました。ウィキペディアによればこの
判決で「偶然の暗合は著作権侵害にならない」「音楽作品における「剽窃」の要件が、
楽理的な同一性と、依拠性の二点であること」が示されたそうです。本盤に話を
戻しましょう。「The Boulevard Of Broken Dreams」でのドリューは、失恋の涙の
女性の姿が浮かび上がってくる演奏で、素敵なものです。ただアルバム全体を聴いた
感想は、このアルバムはアメリカの良家のメイン・ダイニングで流れることを想定
したようなもの。名作曲家の作品をそのまま提示しただけの演奏と、感じました。
またベースとのデュオですが、ピアノ・ソロと言っていいものです。バックにごく
小音量でベースが存在するだけのもの。この点に関してドリューは、1970年代に
スティープルチェイスでベースとのデュオの素敵な作品を発表しております。本盤で
も少しはベースとのデュオを活かした演奏していれば、私の感想は大きく違ってきた
のかなと思います。




 

仏滅

 投稿者:マハール  投稿日:2017年 1月 8日(日)07時31分50秒
  今日の1枚は、Kenny Drew の A Harry Warren Showcase、Judson原盤、1957年2月
の録音です。裸の女性が赤い傘をさし鹿と一緒に移るジャケ、先ずこの不思議さに
目が止まってしまいます。この作品はケニー・ドリューが作曲家ハリー・ウォーレン
の曲を演奏しているもので、ベースのウィルバー・ウエアとのデュオでの録音です。
私の好きな「I Only Have Eyes For You」や「September In The Rain」等を
取上げています。因みにドリューはこの年に、ハロルド・アーレンやジェローム・
カーン,そしてリチャード・ロジャースの作品集も録音しています。



昨日の1枚は、Milt Jackson and Wes Mongomery の Bags Meets Wes。ミルトが用意
した舞台でミルト自身が貫録を示した後に、ウエスが唯一無二のギターで応えていく
内容で、ブルージーなジャズは本当に良いなと実感させてくれる1枚です。ケリーの
ピアノも輝いているし、見せ場は少ないもののベースとドラムがしっかりと支えて
いるのも魅力の一つです。「Stairway To The Stars」はサラやエヴァンスで有名な
バラッドですが、私はこの作品での、ミルトとウエスのこの曲の演奏が1番だと
自身を持って言えます。




 

先負、シービスケット

 投稿者:マハール  投稿日:2017年 1月 7日(土)07時56分26秒
  今日の1枚は、Milt Jackson and Wes Mongomery の Bags Meets Wes、Riverside原盤、
1961年12月の録音です。ジョー・ゴールドバーグのラーナー・ノーツによれば、1961
年末のある夜にミルトが考えている2枚のアルバム構想を語ったとのことです。1枚
について語った後にウエスは、驚くほど明るい微笑みで「もう1枚はウエス・
モンゴメリーと一緒にやるんだ」と言ったそうです。MJQでの活動の傍ら、他の
セッションではブルージーなヴァイブを聴かせていたミルトは、リバーサイドと
契約したばかりでした。そして初リーダー作を発表するやいなやリバーサイドの
人気ギタリストとなったウエスとの共演を、ミルトは待ち焦がれていたとのことです。
ウイントン・ケリー,サム・ジョーンズ,そしてフィリー・ジョー・ジョーンズとの
吹き込みです。



昨日の1枚は、Art Pepper の No Limit。「私はいつも歌手に強い共感を抱いて
いた。特にレイ・チャールスのような歌手の歌い方は、ただ歌詞をなぞるだけでは
なく、本物の深い情感を表現することが出来る。他にも同じように優れた資質の
歌手はたくさんいる。私が好きなのは、ロバータ・フラック,アレサ・フランクリン,
ビル・ウィザース,ポール・サイモンなどだ。私がバラッドをやる時、特に人間の
声のそういう情感を出そうとする。バラッドのようなソフトで美しいものは、そんな
感じで吹こうとしている。それに、私の以前の人生、私が通り抜けてきたことの
全てが、心の中に沈潜して、ある種の悲しみになっている。そんな感情もバラッド
の中に現れていると思う」、長い引用になりましたが、ライナー・ノーツでペッパー
が語っているものです。本作にそんなペッパーの姿があります。いろんなことを
経験してきて、良き時代もあればどん底の時代もあって、僅かな喜びを挟みながら
多くの苦しみや悲しさを味わってきて、ようやく表現できるバラッド演奏が聴けます。
ロバータ・フラックの「Ballad Of The Sad Young Men」をペッパーは取上げています
が、この曲での演奏を聴くと、先に引用したペッパーの言葉が自然に理解できます。
「この曲を聴いたのは、車に乗っている時だった。私はその歌に感動し、いつか
レコーディングしようと思った。ソウルフルな情感をたたえ、あたたかく美しい
曲だ」、この曲に対するペッパーのこの言葉は、そのままペッパーの演奏にあてはま
ります。さてこのアルバムは3月に1日で録ったのですが、最終マスターとなる前の
11月に、長年に渡りペッパーを支えてきたレスター・ケーニッヒが亡くなりました。
ケーニッヒのスタジオで吹き込んだ最後の作品、後期ペッパーを嫌う人からは一層
嫌われる作品なのですが、私には先の曲の存在で光り輝く作品であります。



 

友引

 投稿者:マハール  投稿日:2017年 1月 6日(金)07時49分12秒
  今日の1枚は、Art Pepper の No Limit、Contemporary原盤、1977年3月の録音です。
15年のブランクを経て「Living Legend」でジャズ界に復帰したペッパーは、続く
「The Trip」も高い内容だったので、徐々にですがその復帰は本物だと、ジャズ・
ファンの間で思われました。今日取り上げるのは、復帰3作目です。そして長らく
お世話になったレスター・ケーニッヒのコンテンポラリーでの、最後の作品となり
ます。ピアノは前作に続きジョージ・ケイブルス,ベースはトニー・デュマス,
そしてドラムはカール・バーネットであります。



昨日の1枚は、Art Pepper の The Trip。レコードでいうA面の3曲の存在感が
秀逸な作品です。タイトル曲は刑務所にいた1963年頃に書いた曲で、自由な世界に
戻りたい気持ちで書いた曲とのことです。モードやコルトレーンへの傾倒が感じら
れる曲で、力強い演奏で深い表現をしています。続くのはジョン・ゴードン作の
「A Song For Richard」です。深い祈りの場面に流れるようなメロディを、切なく
美しくペッパーは吹いております。3曲目はウディ・ショウの有名曲「Sweet Love
of Mine」です。メランコリックなメロディを軽快なリズムに乗せており、ひたすら
歌いあげるペッパーの姿に圧倒されます。この3曲の演奏を素敵なものにしている
のは、エルヴィンの存在も重要な要素です。レスター・ケーニッヒのプロデュース
力の確かさ、また彼のペッパーにかけた思いが伝わってきます。ケーニッヒはこの
翌年に亡くなりました。もしもペッパーが復帰できる状態に戻れるのが2年遅れて
いたら、彼が再びジャズ・ファンの前に輝くことができたのかとの思いになります。
待っていてくれる人がいたことは、素敵なことですね。

 

小寒、先勝、ア・ホーマンス

 投稿者:マハール  投稿日:2017年 1月 5日(木)07時46分46秒
  今日の1枚は、Art Pepper の The Trip、Contemporary原盤、1976年9月の録音です。
15年振りの復帰作が評判となったペッパーが、その録音から1年経って吹き込んだ
復帰2作目を、今日は取上げます。メンバーは、よく演奏を共にしていたジョージ・
ケイブルス(p),そしてドラムにはエルヴィン・ジョーンズが起用されています。
この二人とのレコーディングは、初めてだと思います。エルヴィンに関しては、
レスター・ケーニッヒが今のペッパーに合うドラマーとして、考え抜いた起用だと
思います。ベースはデヴィッド・ウイリアムスで、これはエルヴィンが連れてきた
ミュージュシャンでしょう。ペッパー自身、かなり気合を入れて臨んだレコーディング
です。




は、Art Pepper の Living Legend。俗に言う後期ペッパーの始まりの
演奏です。演奏曲についても、ペッパーはライナー・ノーツで触れています。
マイナー・ブルースの「Ophelia」については、「1963年にサンクエンティン刑務所
で書いた、女についての曲だ。女のようにきれいな曲になるはずだったが、男が
女から時々冷たい仕打ちを受けるように、悲しい感じになってしまった。女は予想が
つかないし、移り気なものだ」と書いています。感情を強烈にぶつける姿が、演奏
にあります。またスロー・ナンバーの「Lost Life」については、「サンクエンティン
を出所したが、たった数カ月でまた戻って来てしまった。そして書いたのが、この曲
だ。この曲名をつけたのは、10年以上も刑務所で過ごし、もう2度と世に出ていけ
そうにないとの気持ちだったからだ。自分の人生を取り戻す全てのチャンスを吹き飛
ばしてしまったように感じていた。この曲を書いた時には、これをレコーディング
する日が来ることは、夢にも思わなかった」としています。自分の愚かさへの嘆きが、
静かな演奏の内側に燃え上がっています。ライナー・ノーツには参加メンバーの
コメントも掲載されています。ホースは「情熱は少しも衰えていなかった。実際の
ところもっと凄くなっているように感じた」、ヘイデンは「このアルバムで彼は
ベストのプレイをしている。素晴らしい、そして美しいプレイだ」、シェリーは
「彼の中に以前よりもっと大きな力強さを感じた」と、ペッパーの演奏を評して
います。それは、聴く者全員が頷くコメントであります。最後にペッパーの言葉の
続きを記します。「いつもと違う吹き方をしたら、それは私がそう感じたからだし、
もしファンキーな気持ちになったらファンキーに吹く。重要なのは、スイングする
ことと自分に正直になることなんだ」。



 

赤口

 投稿者:マハール  投稿日:2017年 1月 4日(水)07時53分59秒
  今日の1枚は、Art Pepper の Living Legend、Contemporary原盤、1975年8月の
録音です。「9月1日に私は50歳になる。古い言い習わしに”人生は40歳で
始まる“というのがあるが、私にとっては人生は50歳からというほうが当って
いる。私は生きて50歳を超えられるとは思ってもいなかったし、ましてやこの歳
で新しい人生のスタートできるなんて、自分でも信じられない。私のプレイは
今が最高だと思う。精神的にも肉体的にも、これほど調子がいいのは子供の頃以来
だ」、これは15年振りに作品を作り上げたペッパーがライナー・ノーツに書いた
ものです。旧友たち、ハンプトン・ホース,チャーリー・ヘイデン,そして
シェリー・マンと演奏です。



昨日の1枚は、Art Pepper の Intensity。バラッドを1曲、「Come Rain or Come
Shine」を演奏しています。1946年のミュージカル「セントルイス・ウーマン」の
ために書かれた曲です。「♪山のように高く、川のように深く愛するわ、降っても
晴れても」「♪幸せも不幸せも分かち合い」「♪曇ってても晴れてても、お金が
ある時もない時もいつもあなたと一緒よ」のフレーズが続くこの曲は、サラ・ボーン
の絶唱が有名です。サックスとなれば、ここでのペッパーの演奏が先ず上がると
思います。映画で神父を前にしての結婚の契りの言葉の数々、ペッパーの演奏の
隅々から感じ取れます。一見陽気に演奏されている「Too Close For Comfort」は、
1958年のミュージカル「ミスター・ワンダフル」に使われて、有名になった曲です。
ペッパーはこの曲を1957年のアラジンへの録音(2001/3/17掲載)で披露しておりまし
た。その3年後の本盤でも取上げ、楽しさの中に情念を感じさせる演奏を行ってい
ます。この2曲だけでも、「強烈さ・激しさ・集中・深い感動」が伝わってきます。
さて本盤の録音後、ペッパーは15年間という長い引退生活に入ります。麻薬のために、
刑務所暮らしを繰り返し、また更正施設に入っておりました。その間、3回は社会
に僅かな期間ですが顔を出し、演奏活動も行いました。その中には、コルトレーン
に傾倒していく時期もあり、その模様は後年に私家盤(2006/5/21掲載)で世に出ました。


 

大安、警察署長ジェッシイ・ストーン 4番目の真実

 投稿者:マハール  投稿日:2017年 1月 3日(火)07時46分0秒
  今日の1枚は、Art Pepper の Intensity、Contemporary原盤、1960年11月の録音です。
タイトル名を辞書で引けば、強烈さ・激しさ・集中・感動の深さなどとのことです。
日本語にし難い英単語の一つと言えるでしょう。ペッパーで語られることは2つ
あります。その演奏の創造性を歌心。もう一つは麻薬との関係です。昨日取上げた
作品ではその歌心をベニー・カーターの曲で存分に披露してくれましたが、ペッパーは
録音後すぐに麻薬で3回目の逮捕となったのです。拘留されているペッパーに
ケーニッヒは録音の機会を与え、知人等が保釈金を用意し、この録音が実現しました。
ドロ・コーカー(p),ジミー・ボンド(b),そしてフランク・バトラー(d)とのカルテット
で、スタンダードを演奏している作品です。



昨日の1枚は、Art Pepper の Smack Up。ベニー・カーター作の綺麗なメロディの
「How Can You Lose」での、ペッパーの軽快な演奏が気に入りました。ミドル・
テンポの演奏で、リズム陣も好サポート。トランペットは出しゃばらすに、前期の
ペッパーの持ち味がストレートに伝わってくる演奏です。全体を通しては、気軽に
演奏を楽しんでいるペッパーとの感想です。ジャケの悩む姿は、演奏に向けたもの
ではなく、別のものなのでしょう。
 

仏滅、インクレディブル・ハルク

 投稿者:マハール  投稿日:2017年 1月 2日(月)07時51分52秒
  今日の1枚は、Art Pepper の Smack Up、Contemporary原盤、1960年10月の録音です。
この作品はジャック・シェルドン(tp),ピート・ジョリー(p),ジミー・ボンド(b),
そしてフランク・バトラー(d)との、クィンテットでの録音になります。このメンバー
の選定は、レスター・ケーニッヒのものでしょう。そして選曲もケーニッヒによる
ものではないかと思います。サックス奏者のオリジナル曲を演奏しています。タイトル
曲はハロルド・ランド、他にはベニー・カーターやオーネットなどの曲が並んで
います。ジャケに写るペッパーは何に悩んでいるのか、そんなことを思いながら
聴いてみます。



昨日の1枚は、Art Pepper の Gettin' Together!。カンドリとの2管でのエキサイ
ティングな演奏も良いが、ワン・ホーンでの演奏が心に残りました。最後の2曲。
「ダイアン」でのバラッド演奏は、亡くなった女性を想う気持ちが伝わってくる
ものです。ペッパーと共にケリーのピアノも輝いています。この時期のケリーは
マイルスでの活躍と共に、リーダー作では「Kelly At Midnight」を吹き込んだ
時期でもあり、彼の絶頂時代だったのでしょう。続くワン・ホーンのタイトル曲は
ブルースナンバーで、ペッパーはテナー・サックスを吹いています。前期ペッパー
のブルース・ナンバーも良いものだと感心して聴き終えました。



 

元旦、先負

 投稿者:マハール  投稿日:2017年 1月 1日(日)07時34分10秒
  今年も元気に今日の1枚。


今日の1枚は、Art Pepper の Gettin' Together!、Contemporary原盤、1960年2月の
録音です。新年というのは関係ありませんが、アート・ペッパーの作品を続けて
紹介します。ペッパーの代表作と言えば「ミーツ・ザ・リズム・セクション」と
なりますが、それは当時のマイルス・クィンテットからガーランド,チェンバース,
そしてフィリーが参加したものでした。それから3年後に吹き込まれた本盤は、この
時のマイルス・クィンテットからリズム隊3人を迎えての録音になります。ケリー,
チェンバース,そしてジミー・コブがその3人です。ただしトランペットのコンテ・
カンドリを加えての演奏になっております。コンテンポラリー時代のペッパーの人気
作品を、今日は聴いてみます。
 

大晦日

 投稿者:マハール  投稿日:2016年12月31日(土)09時40分31秒
  「一年って早いですね」との年末恒例挨拶、私は30歳前から言い始めた
記憶があります。その早さは、年々増しております。

「マハール フォト&ジャズ」、そしてこの掲示板も19年目に入りました。
長期の休みもありましたが、今年は予定通り、「今日の1枚」を120枚、
「つまみ食い」を60枚 掲載してきました。
「今日の1枚」は通算で2107枚となります。

今年が無事に「今日の1枚」と「つまみ食い」を楽しめたことに感謝し、
来年もこれを続けられる環境であることを願い、
今年最後の書込みとします。
 

5度

 投稿者:マハール  投稿日:2016年12月26日(月)07時57分6秒
  さてルイスさんの「I Remember Clifford」。ルイスがメインでありながら、各曲
で参加メンバーをフューチャーしております。ポール・ゴンザルベスのサックスが
際立っている「Body and Soul」が、私のお気に入りです。「I Remember Clifford」
ではピアノ・トリオで演奏されており、ルイスさんの、ヨーロッパの景色が浮かぶ
ようなピアノにうっとりとしました。
 

7度

 投稿者:マハール  投稿日:2016年12月25日(日)09時33分32秒
  その前に、この作品が録音された1960年7月29日(金)の新聞を見てみましょう。
先ずはトップ記事。
日経「買いオペを実施、八月中旬以降に四,五百億、日銀政策委きょう決定」
読売「経済 文化協力を強化、小坂外相、英仏大使と会談、池田新外交路線に関心」
朝日「一貫せぬ解雇理由、三池あっせん、第二回事情聴取、貢献度解せぬ、
      組合側主張」


ではこの7月29日の読売新聞から少しばかり紹介します。
・2面の小さな記事に「大田主席 きょう入京」とあります。琉球政府の大田主席が
池田外相との会談のために、東京に来るとのことです。琉球政府に時代を感じますが、
入京という言葉はこの当時に良く使う言葉だったのかと驚きました。江戸時代までの
言葉だと思うのですが、如何でしょうかね。
・1面中に記事なのか広告なのか判断が難しい、四分の一ページほどのものがあります。
「ボクシング世界フェザー級タイトルマッチ、デビー・ムーア(アメリカ)対 高山
一夫(帝拳)」とあり、8月29日に後楽園球場で行われるもので、主催は読売新聞
です。結果は高山選手の判定負けでした。翌年にも挑戦しましたが、またもや判定負け
でした。さてこのタイトルはNBAという団体のものです。当然ながらバスケットで
はなく、WBAの旧名称であります。今ではWBC,IBF,そしてWBOと共に
4団体の一つですが、全てWBAにいきつくとのことです。私が小学生高学年の頃、
クラスではボクシングが凄い人気でした。世界タイトルマッチの時などは、輪島が
返り咲きできるかなどで、話が盛り上がっておりました。当時は2団体、階級は確か
8つでした。今は4団体で17階級です。ベルトの数は16だったのが、今や68。
自分の中で、チャンピオンという響きに有難味がかなり薄れて来たのも当然なのかと
思います。
・TV欄フジTV12:00「歌」、21:00「スター千一夜」、この両番組へのゲストは
トリオ・こいさんずです。これは女性3人組で、「イヤーかなわんわ」等のヒット
曲があり、紅白に2度出場しているトリオだったとのことです。
 

10度

 投稿者:マハール  投稿日:2016年12月24日(土)09時48分14秒
  「今日の1枚からつまみ食い」、今回のテーマは「I Remember Clifford」が入って
いる作品です。


「I Remember Clifford」が入っている作品の15枚目は、John Lewisの
The Wonderful World Of Jazz、1960年7月29日の録音です。今年の6月8日にこの
作品を「今日の1枚」で取上げました。「落ち着きと重厚さが漂う作品」と評し
ましたが、「I Remember Clifford」については記述なし。今回はこの曲を中心に
聴いてみます。
 

14度

 投稿者:マハール  投稿日:2016年12月23日(金)07時20分35秒
  さてリタさんの「I Remember Clifford」。トップクラスの女性歌手の、傑作ライブ
盤だけに、ただただ感心して楽しむ1枚です。リタさんの声の伸びに感心しながら、
ケニー・クラーのブラシなどの名演もあり、文句なしに楽しめる1枚です。さて
ハイテンポの曲に続いての「I Remember Clifford」ですが、リタさんのストレート
な歌い方にうっとりとします。「♪The sound of each phrase, Echoes the time
encountered day by day」とのくだり、うっとりと聴き入りました。
 

11度

 投稿者:マハール  投稿日:2016年12月22日(木)07時37分12秒
  その前に、この作品が録音された1961年10月12日(木)の新聞を見てみましょう。
先ずはトップ記事。
日経「市場安定で協議、証券界首脳、政府に対応策要請、一両日中申し入れ、金融、
      産業界と一体化」
東証・野村・日興・山一・大和のトップ会談でした。
読売「補正予算 衆院を通る、あすから参院で審議、社党 組み換え案否決」
朝日「補正予算 衆院を通過、参院はあすから審議」


ではこの10月12日の読売新聞から少しばかり紹介します。
・2面の小さな記事「三百万ドル借款申請、昭和ネオプレーン」とあります。この
会社は昭和電工とデュポン社の合弁会社です。1960年に昭和ネオプレンという社名
で設立され、クロロプレンゴムの製造をしていました。社名が変わったりした後の
2002年に、この合弁会社の解消が発表されました。
・5面テ・ラ面の小さな広告に日本畜犬のものがあります。「上野・浅草から新橋まで
の大東京の本通りに一軒しかない古い犬店」と書かれています。このお店に興味を
持ち調べましたが、情報を得られませんでした。また「上野・浅草から新橋までの
大東京」という一文から、当時はまだ世田谷辺りは田畑だったのかなと、想像しま
した。
・TV欄 東京テレビ19:00「ラッキー・7ショー」とあります。参天製薬1社提供の、
歌とクイズの番組とのことです。
 

10度

 投稿者:マハール  投稿日:2016年12月21日(水)09時56分55秒
  「今日の1枚からつまみ食い」、今回のテーマは「I Remember Clifford」が入って
いる作品です。


「I Remember Clifford」が入っている作品の14枚目は、Rita ReysのJazz Pictures、
1961年10月12日の録音です。何を歌って自分のものにするリタさんですので、
「I Remember Clifford」をこのライブ盤で取上げていても、不思議ではありません。
1999年8月30日に「今日の1枚」で取上げた際には、私は絶賛コメントに終始しました。
それから長い時が過ぎ、この作品への私の評価がどうなるか楽しみにしながら聴いて
みます。
 

6度

 投稿者:マハール  投稿日:2016年12月20日(火)07時32分22秒
  さてスールヴァイグさんの「I Remember Clifford」。みなとみらいの部屋でB&W
が鳴り出してから10年近く経ち、香港時代よりも深みある音でこの作品が鳴り響いて
ます。スタジオの空気感が伝わってくるもので、聴き入ります。この作品への不満を
言うならば、「今日の1枚」にも書きましたが、スロー・ナンバーばかりであること
でしょう。もう少し変化が欲しいとの、贅沢な感想を持ちました。さて「I Remember
Clifford」、枯れたトランペットに響きもあり、ふんわりしながらしっかりと迫って
くる寂しさにくるまれて、聴き終えました。
 

6度

 投稿者:マハール  投稿日:2016年12月19日(月)08時16分32秒
  その前に、この作品が録音された2001年5月22日(火)の新聞を見てみましょう。
先ずはトップ記事。
日経「関税、農水産物除き撤廃、日・シンガポールの自由貿易協定、投資も相互に
      優遇」
正式には日本・シンガポール新時代経済連携協定という自由貿易協定は、1999年12
月に小渕首相とシンガポールのゴー・チョクトン首相と検討開始を合意し、16回の
本・非交渉を経て、2002年1月に小泉首相とゴー・チョクトン首相と署名し、同年11
月に発効となりました。
読売「アルツハイマー病発症防ぐ物質発見、原因遺伝子使用し実験、脳細胞壊れず、
      慶大教授らマウスで確認」
朝日「道路財源見直し明記、骨太方針、政府 姿勢鮮明に、経済財政諮問会議、自民の
      参院選公約にも」


ではこの5月22日の日経新聞から少しばかり紹介します。
・3面総合面に「半導体製造装置 大幅減益に、大手3社今期、最高益から一転、
IT市場の調整響く」とあります。3社とは東京エレクトロン(製造装置),ニコン
(ステッパー),そしてアドバンテスト(検査装置)であります。私はこの中の
2社とは縁があり、懐かしい思いです。この業界はこの時期に2年近くお眠りに
なるのですが、その後に急激な回復となりました。「病み上がりの全力疾走」と
取引先の方々が評しておりました。
・25面証券面下三分の一大きさで、田苑栗源酒造株式会社の「樽に眠り、音に
磨かれる、本格焼酎 田苑」との広告があります。私の知らない焼酎なので調べて
みると、出発は1890年で塚田酒造場としてでした。1979年に南九州コカ・コーラ
ボトリング株式会社の参加となり、社名を田苑酒造株式会社に変更。1989年に
栗源酒造と合弁となり、田苑栗源酒造株式会社と社名変更、2003年には再び社名を
田苑酒造に変更しました。ベートーベンの田園を聴かせているのをキャッチフレーズ
にしていたとのことです。ボトルの写真を見たのですが、私は飲み屋さんで見たこと
がないものでした。
・TV欄NHK総合21:15「プロジェクトX、炎上・男たちは飛び込んだ」とあります。
ホテル ニュージャパンでの伝説の消防士をテーマにしたものです。今や伝説の
番組ですね。
 

6度

 投稿者:マハール  投稿日:2016年12月18日(日)09時24分25秒
  「今日の1枚からつまみ食い」、今回のテーマは「I Remember Clifford」が入って
いる作品です。


「I Remember Clifford」が入っている作品の13枚目は、Solveig Slettahjellの
Slow Motion Orchestra、2001年5月22日の録音です。このノルウェーの歌手の読み方は、
スールヴァイグ・シュレッタイェルというのが、カタカナ表記では一般的なようです
ね。彼女の作品は「今日の1枚」で3枚取上げきており、それらは2000年代前半に
録音されたものです。彼女のページによれば、それ以降も3枚の作品を発表して
いるようです。私は2000年半ば以降は新譜購入から遠ざかったおり、そんな彼女の
作品には触れず終いです。さて、恐らくは彼女のデビュー作である本盤は、「今日の1枚」
で2002年9月16日に取上げました。その時期の私はマレーシアから香港に引っ越した
ばかりでした。それは7月のことでしたが、その年の2月から4月にかけてマレーシアで、
マークレビンソンのアンプと、B&Wのスピーカーを購入しておりました。購入後に
慌ただしく香港へ引っ越したのですが、9月は香港の部屋でオーディオが何とか鳴り始めた
時期でした。「今日の1枚」では本盤の録音の良さもあり、オーディオへの感想
書込みとなっておりました。今回は「I Remember Clifford」を中心に、作品中身に
ついて触れて行きます。
 

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