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12日、君と歩く世界

 投稿者:マハール  投稿日:2017年 4月12日(水)07時29分7秒
  今日の1枚からつまみ食い」、今回のテーマは「Autumn In New York」が入っている
作品です。


「Autumn In New York」が入っている作品の6枚目は、Keith GrekoのJourney、1993年10月
13日の録音です。キース・グレコの作品を「今日の1枚」で2006年8月22日に取上げた
際には、無名ピアニストなどと書きました。しかし今ではそれなりにピアノ愛好家の
間では知名度があるようです。そして「流暢なピアノ演奏という表現だけで、済ませたい演奏」
と悪い感想を書いてしまっております。この作品に「Autumn In New York」が入って
おり、「つまみ食い」企画で10年振りに聴くことになったのですが、どのように
グレコの演奏が私に響くのでしょうか。
 

11日、スタンリーのお弁当箱

 投稿者:マハール  投稿日:2017年 4月11日(火)07時28分43秒
  昨日の1枚は、Basso Valdambrini Quintet plus Dino Piana。3管のアンサンブル
に、このグループの独自性が聴けます。これは本場米国では感じられないものかと、
少しこじ付けかもしれませんが、感じました。そしてリズムにも独特の味わい。本国の
力強いリズムは真似出来ないと分かり、彼らなりの味わいを追いかけたかのようです。
そんな成果が「枯葉」に凝縮されており、高いオリジナリティを感じました。
 

10日、コン・エアー

 投稿者:マハール  投稿日:2017年 4月10日(月)07時44分24秒
  今日の1枚は、Basso Valdambrini Quintet plus Dino Piana、Jolly原盤、1960年
の録音です。バッソとヴァルダンブリーニのクィンテットに、盟友ディノ・ピアナ
を加えての作品を、今日は取上げます。トロンボーン奏者の参加により3管編成
となったので、3管のアレンジにも興味が湧く作品であります。



昨日の1枚は、Basso Valdambrini Quintet。「1960年代初頭までの欧州ジャズは、
アメリカでのジャズを手本にして、それを高度に吸収しようと取り組んでいた段階で
あり、その活動がやがて1960年代前半からの欧州ジャズの独自色での発展に繋がって
いった」というようなコメントは、多くの書物等で目にするものであり、私程度の
欧州ジャズ聴きでもそれが理解できるものです。そして本盤での演奏も、お手本アメリカ
の西部や東部のジャズを真剣に追っかけている若者達の熱演が聴こえます。それら
は「誰々風の演奏」との書き方で終わらせることもできるのですが、本盤を聴いていると、
彼らの個性がそれなりに認識できるものになっています。私はこの「今日の1枚」で、
「欧州ジャズの魅力を一口で言えば楽器のテクニックの素晴らしさと、ピーンと
張りつめた緊張感ではないだろうか」との言葉を、何度か引用してきました。
「ヨーロッパのジャズ・ディスク1800」の中の、山口啓司さんの記述であります。
この意味するところを、この作品に感じ取れました。




 

9日、レッド・スコルピオン

 投稿者:マハール  投稿日:2017年 4月 9日(日)06時19分58秒
  今日の1枚は、Basso Valdambrini Quintet、Music原盤、1959年6月の録音です。
テナー・サックス奏者のGianni Bassoに関しては、この「今日の1枚」でお馴染みの
お方です。このバッソとコ・リーダーを組んでいるのは、トランペット奏者のOscar
Valdanbriniであります。バッソと同じくイタリア・ジャズ界の重鎮である
ヴァルダンブリーニに関しては、「今日の1枚」でピアナとのコ・リーダー作を
2009年5月2日に紹介しました。そこでも書いたのですが、ヴァルダンブリーニと言えば、
やはりバッソと組んでの活動が有名であります。1954年に二人は出会い、意気投合
して活動し、1955年に双頭バンドを結成しました。その後はイタリアはもとより、
欧州各地で活動し、高い評価を得た時期に吹き込まれたのが、本作品であります。
Renata Sellani(p),Giorgio Azzolini(b),そしてLionello Bionda(d)とのクィンテット
での演奏です。



昨日の1枚は、Michael Garrick の Cold Mountain。センスの良さは感じますが、
掴みどころがない作品との印象です。このままスロー・テンポの中で情を燃やしてい
くのかな、或いはどんどんアグレッシブな演奏に燃え上がっていくのかな、と感じた
ところで演奏が終了するパターンが多かったです。このお方は、トリオよりも大人数の
演奏でリーダー色を発揮するタイプ、或いはサイドマンとして短いフレーズの中に
良さを刻んでいくタイプなのかなと、感じた次第です。




 

8日、ザ・マスター

 投稿者:マハール  投稿日:2017年 4月 8日(土)07時11分39秒
  今日の1枚は、Michael Garrick の Cold Mountain、Argo原盤、1972年4月の録音です。
イギリスのピアニストのマイケル・ガーリックに関しては、彼のリーダー作や
レンデル=カーでの演奏などで、この「今日の1枚」でお馴染みの方です。今日取り
上げるのは、デイブ・グリーン(b)とトレヴァー・トムキンス(d)とのトリオ作品です。
翌年1973年録音の「Troppo」をここで取上げたのは2005年1月23日のことでしたが、
その作品は管入り女性スキャット入りの作品でした。今日取り上げる作品では、
トリオ作品ですので、ピアニストのガーリックの魅力を味わえると思います。



昨日の1枚は、Joel Zelnik の Move。ジャズを愛する若者が、自分にあるジャズ節
を全てぶち込んだ初リーダー作の素晴らしさを、この「今日の1枚」では何度も
コメントしてきました。そしてこの1枚もそんな作品です。独特のリズム感と美的
フレーズが活きている1枚です。さて8年前にディスク・ユニオンがこの作品を復刻
させるにあたり、ゼルニックとコンタクトを取りました。その際に得られた彼の情報
によると、立派な職業で忙しく働く傍ら、地元のレストランやバーで演奏を続けて
いるようです。私の想像では、この1枚に全てをぶつけた後に、他に考えていた職業に
つき、ジャズは趣味としていたのでしょう。趣味を仕事とすることで、好きなものが
嫌いになっていくことは世の中に多々あり、そんな意味では好きなジャズのままで
いられているゼルニックは幸せものと言えるでしょう。もう少し彼の情報と思い
ネットで調べたところ、2010年に65歳になったゼルニックは、なんと2作目の
作品を発表したとのことです。DIW傘下のレーベルからの発売です。ジャズを愛する
人の演奏が聴けるのでしょうけど、私は何故だか手を伸ばす気になりません。こんな
気持ち、分かる方が多いのでは。





 

7日、レイ・ハリーハウゼン 特殊効果の巨人

 投稿者:マハール  投稿日:2017年 4月 7日(金)07時50分16秒
  今日の1枚は、Joel Zelnik の Move、Felicia原盤、1968年の録音です。録音当時は
Joel Zelnik(p)23歳,Harold Slapin(b)18歳,Dave Rose(d)20歳という、若者
3人でのピアノ・トリオ作品を、今日は取上げます。3人とも「新・世界ジャズ人名
辞典」に掲載されておらず、「ピアノ・トリオ1600」でも取上げられていない作品
です。またこのレーベルは、この作品を発売するために作られたものとのことです。
ジャズ好きの若者が自分たちの演奏を残したく、録音されたものなのでしょう。数年
前にCD化で私のような一般人も聴けるようになりましたが、それまではオリジナル
盤取扱店で数年に一度登場し、6桁の価格ですぐに売り切れていた作品です。



昨日の1枚は、Barry Harris の Newer Than New。ロニー・ヒリヤーは、録音当時は
20歳でありました。14歳の時からバリー・ハリスと活動していたようですが、
この当時は無名のお方でした。チャールス・マクファーソンは録音当時は21歳で、
これまた当時は無名な方。この作品はこの二人を売りだすために作られたと思います。
ハリスへの「ビ・バップの伝道師」とのキャッチ・フレーズには馴染めない点があり
ますが、確かにこの作品はハード・バップというよりは、ビ・バップの香りを穏やかな
雰囲気で伝えている演奏であり、この中でこの2管の若者の個性を出していこうとの
ハリスの思いがあったのではなにのでしょうか。ヒリヤーはこの後にミンガスの
バンドで活躍し、またマクファーソンは同じくミンガスのもとで活躍しながら、ピン
でも多くの作品を残すようになります。この作品は、若者二人のそんなきっかけの
1枚であります。


 

6日、アンナ・カレーニナ

 投稿者:マハール  投稿日:2017年 4月 6日(木)07時36分13秒
  今日の1枚は、Barry Harris の Newer Than New、Riverside原盤、1961年9月の
録音です。バリー・ハリスの本作品は、あまり語られることが少ない作品です。
ネットでみても、販売店サイトばかりヒットします。バリー・ハリスは、特に
リバーサイドでの5作では、作品ごとにメンバーを替え、作品の趣きも変えてお
ります。今日は地味なハリス作品を聴いてみます。メンバーは、ロニー・ヒリヤー
(tp),チャールス・マクファーソン(as),アーニー・ファーロウ(b),そして
クリフォード・ジャーヴィス(d)であります。



昨日の1枚は、Phil Woods の Live From The Showboat。私には縁が無かったバック
の方々ですが、ネットで調べれば、1970年代から評価を得ているようです。この
バンドは、ウッズ&ヒズ・バンドというより、一つの内容の濃いバンドであります。
特にギターとパーカッションの使い方が秀逸です。全体を通して同じカラーでの演奏
ですが、曲毎に濃淡あり、或いはグラデーションありでの変化があり、ここにギター
とパーカッションが上手い効果を発揮しています。リーダーであるウッズの魅力も満載
であります。もう少しウッズに爆発場面をとの声もあるかと思いますが、バンドとし
てのまとまりの魅力の前では、そんな声は消えてしまうものです。私はあまり興味が
ないのですが、この作品は1977年の第20回グラミー賞で最優秀ジャズ・グループを受賞
したとのことです。この年の審査員は、素直な気持ちで投票したのでしょう。この審査員
ならば穐吉さんはとっくに・・・、と本作品から外れたことを思いながら、この作品
を聴き終えました。
 

5日、死刑執行人もまた死す

 投稿者:マハール  投稿日:2017年 4月 5日(水)06時33分34秒
  今日の1枚は、Phil Woods の Live From The Showboat、RCA原盤、1976年11月の
録音です。メリーランド州でショウボートというキーワードで検索すると、1軒の
お食事とライブのお店がヒットします。Toby's Dinner Theatre というお店が、
別名ショウボートとも名乗っているようなのです。さて今日はウッズさんが1976年
にショウボートで行ったライブなので、場所はメリーランド州のシルバー・スプリング
です。そして先の場所はコロンビア。シルバー・スプリングにはショウボートはなく、
従ってウッズが40年前に演奏したお店は、もう閉店したのでしょう。そして何らかの
ことで、トビーのお店でその名前を使っているのではないのでしょうかね。本題から
随分話がそれましたが、今日取り上げるライブ盤は、Mike Melillo(p),Harry Leahey(g),
Steve Gilmore(b),Bill Goodwin(d),そしてAlyrio Lima(per)との6人編成での
演奏になっています。1970年代のウッズの作品の中でも、高い人気を得ている作品です。



昨日の1枚は、Phil Woods & Japanese Rhythm Machine。日本人3人組は、相当に
気合いが入っていたはず。そして物凄い緊張感だったはず。勝つか負けるかの演奏
だからこそ、この日の厚生年金での演奏は神がおりたのではと思います。ウッズの
艶のある音色と切れ込みの鋭さ、そして何よりも素晴らしい歌心が、日本人3人組
によって一層素晴らしいものになったようです。ウッズが敬愛していたアルト・サックス
奏者のジョニー・ホッジスに捧げた、ウッズ作の曲があります。ウッズにとっては、
パーカーは先生、ホッジスは兄貴分といったところなのでしょうかね。ここでは
ウッズはソプラノ・サックスでの演奏になっており、くつろぎのメロディを優しく
演奏し始めます。しかし次第に演奏はエキサイトしていき、先に触れた気合いと
緊張感の中で素晴らしい演奏になっております。

 

4日、殺しのナンバー

 投稿者:マハール  投稿日:2017年 4月 4日(火)07時48分4秒
  今日の1枚は、Phil Woods & Japanese Rhythm Machine、RCA原盤、1975年7月の
録音です。外国人ミュージシャンの日本公演に際して、バック陣を日本のミュージシャン
で即席で組むことは、ジャズでもロックでも珍しいことではありませんでした。
フィル・ウッズが初来日したのは1975年のことで、7月31日の新宿厚生年金会館は
満席だったそうです。そこに登場したウッズが従えたリズム陣は、市川秀男(b),
吉野光昭(b),そしてジョージ大塚(d)でした。ウッズはこの3人をJapanese Rhythm
Machineと称しておりました。1950年代から一線で活躍したウッズは、多くの
ミュージシャンが迷走する1960年代後半においても、欧州を拠点にして、それまでの
ハード・バップにフリーの要素を取り入れながら独自の新しい姿を作り活躍して
おりました。その際に結成していたヨーロッピアン・リズム・マシーンは1972年に
解散して、ウッズはアメリカに戻るのですが、フュージョン全盛時代にあっては
ウッズが活躍できる場所がなく、すぐに欧州に戻ったのでした。そんな中でミューズ
に吹き込んだ作品が評判呼び、再び活躍の場を広げ出した時期に、ウッズは初来日
したのでした。さてこの作品なのですが、確証はないのですが、日本だけの発売だった
ようです。そしてすぐに入手困難となり、初CD化で私がやっと聴けたのは2006
年のことでした。



昨日の1枚は、Johnny Griffin の Do Nothing 'Til You Hear From Me。グリフィンが
聴かせるバラッド2曲に痺れます。美しさと甘さ、グリフィンが真正面から直球で
これを表現すると、その辺の美しさ甘さ売りのミュージシャンなど単なる軟弱な男の
戯言に思えてしまいます。「The Midnight Sun Will Never Se」と「That's All」が、
その2曲です。豪放なグリフィン節の演奏の中にこの2曲を忍ばせ、アメリカを
離れたグリフィンでした。




 

3日、スター・トレック5 新たなる未知へ

 投稿者:マハール  投稿日:2017年 4月 3日(月)07時57分30秒
  今日の1枚は、Johnny Griffin の Do Nothing 'Til You Hear From Me、Riverside
原盤、1963年6月の録音です。黄金の1950年代を通過したジャズの世界は、1960年代
になると多様な方向性を見せ始めます。その中にあって、活動の場面を欧州に求めた
ミュージシャンも数多くおります。今日の主役ジョニー・グリフィンもそんな一人で、
この作品を録音した後すぐにオランダに渡り、その後は欧州を拠点にしておりました。
バディ・モンゴメリー(p,vib),モンク・モンゴメリー(b),そしてアート・テイラー(d)
との録音です。



昨日の1枚は、Johnny Griffin の The Kerry Dancers。ジョー・ゴールドバーグが
ライナー・ノーツに次の文章があります。「ここ数年、私たちは、輝かしい若手
ミュージシャンたちが、広義での超絶技巧の名の下に、単なる目立ちがり屋に陥って
しまうかなりのケースを目の当たりにしてきた。ありがちなことだが、テクニックを
磨くことが自分達が追求する全てになった時、一流ジャズの残酷なまでの競争社会
では、彼らは徐々に消え去り、その後はごく稀に消息が聞かれる程度だ。結局のところ
明らかなのは、超絶技巧だけでは十分でないということだ」と書かれています。ここで
意味することは、時代をこの作品が発売された時から50年以上の間、絶え間なく当て
はまってきたことでしょう。そしてジャズをロックなりクラシックなりに置き換えても、
同様なことが言えるはずです。ミュージシャンとして表現したいことをしっかりと
持っている者だけが、何枚も何年も一線に居られ、かつその死後においても功績が
輝いているということでしょう。このグリフィンの作品にも、聴く者に届けたい
グリフィンの心が詰まっています。そんな演奏を聴いて今回私の心に強く響いた演奏は、
フォークソング編ではタイトル曲も無論素晴らしいですが、「Black Is The Color
Of My True Lover's Hair」でありました。アメリカ南部の山岳地帯で歌われていた
曲で、その発祥はイギリスだと言われているものです。愛する人の髪の毛に触れな
がら一杯飲み、一日の疲れを癒す男の姿が浮かんでくる、優しい心で満ちた演奏です。
B面ではグリフィンの十八番になる「Hush-A-Bye」も素晴らしいですが、今日は
サラ・カッシー作の2曲が感じ入りました。濃いブルース「25 1/2 Daze」も良かった
ですが、懐かしさと素朴さの「Ballad For Monsieur」の不思議さに聴き入りました。
グリフィンの心が存分に味わえるからこそ、この作品は今でも人気盤なのでしょう。



 

2日、TAICHI/大極 ヒーロー

 投稿者:マハール  投稿日:2017年 4月 2日(日)09時49分24秒
  今日の1枚は、Johnny Griffin の The Kerry Dancers、Riverside原盤、1961年
12月の録音です。このグリフィン盤も、ファンから高い支持を集めている作品です。
ジャズ専門店にこの作品のオリジナル盤が入荷すれば、すぐに売れて行くことからも、
その人気の高さが分かるものです。レコードでいうA面はアメリカやイギリスの
フォークソングを、B面はグリフィンのオリジナルを中心に収録されています。
バリー・ハリス,ロン・カーター,そしてベン・ライリーというリズム隊との、
カルテットでの演奏であります。マイク・クエスタ撮影のジャケのカッコよさも、
人気の一因でしょうね。



昨日の1枚は、Johnny Griffin の The Little Giant。私もそうだが、多くのジャズ・
ファンは、ワン・ホーンでグリフィンの演奏を楽しみたいとの想いがあるでしょう。
あの興奮するフル・トーンをたっぷりと味わいたいと思うのは、当然のことでしょう。
しかしこの3管の作品でも、そんなグリフィンをたっぷりと味わえます。これには、
この時期のグリフィンの音楽的成長があったと、ライナー・ノーツでキープニュース
が書いています。「前作を録音した時点で、ジョニーの周辺には様々なことがおこって
いた。中でも恐らく最も重要と思われるのが、NYのファイヴ・スポットでモンクと
数か月に渡って共演したことだ」「モンクと共演することは、チャレンジと豊かな
経験を積むことの両方であることの証明であった」と述べています。そんな意味合いの
ことは、この作品の随所に出ています。ミッチェルとプリースターの良さを活かした
中で、グリフィンも一層光る演奏になっています。またリズム陣も輝いています。
そしてこの作品の凄いところは、そんな良さが全6曲で輝いていることです。
強いて曲をピックアップするならば、心に訴えかけるグリフィン作のブルース「63rd
Street Theme」、自然を満喫できる喜びで一杯のような古いスタンダード「Playmates」
でしょうかね。いつの時代にも光り輝く、グリフィンの、そしてジャズ界の名盤で
あります。


 

1日、天使の涙

 投稿者:マハール  投稿日:2017年 4月 1日(土)07時50分54秒
  今日の1枚は、Johnny Griffin の The Little Giant、Riverside原盤、1959年8月の
録音です。オリン・キープニュースのライナー・ノーツによれば、この時期、31歳
のグリフィンはかなり痩せていたとのことです。私の知人によれば、それから10年
以上経った来日公演の際には、大きなお腹にサックスが乗っていたとのことです。
そんな針金時代の1959年にグリフィンは、ビッグバンドの結成を考えていたとのことで、
ノーマン・シモンズにアレンジを相談していたようです。そんな時期に吹き込まれた
本盤は、グリフィンの代表作と言われております。リズム陣はウイントン・ケリー,
サム・ジョーンズ,そしてアルバート・ヒースです。この作品は3管編成で、ブルー・
ミッチェルとジュリアン・プリースターが参加しており、ノーマン・シモンズに
アレンジを依頼し、またいくつの曲を提供してもらってます。グリフィンの代表作を
今日は聴いてみます。
 

11度、デタッチメント 優しい無関心

 投稿者:マハール  投稿日:2017年 3月31日(金)04時48分34秒
   

7度、ブルー・サンダー

 投稿者:マハール  投稿日:2017年 3月30日(木)05時01分4秒
   

5度、卒業

 投稿者:マハール  投稿日:2017年 3月29日(水)05時23分46秒
  晴 雲  

5度、ムーランルージュ

 投稿者:マハール  投稿日:2017年 3月28日(火)06時26分47秒
   

3度、TAICHI/大極 ゼロ

 投稿者:マハール  投稿日:2017年 3月27日(月)07時42分46秒
   

4度、スター・トレックⅣ 故郷への長い道

 投稿者:マハール  投稿日:2017年 3月26日(日)07時18分49秒
  さてメイヤーさんの「Night And Day」。今回は力強く、そして悩ましい演奏との
感想になりました。特に「Night And Day」では、気弱な男が昼も夜もあの女性を
押しまくってものにするぞと、酒を飲みながら思案を巡らせている姿が浮かんで
くるようです。これ、無理やりの感想ではありません。
 

6度、時効前夜~ある女の告白

 投稿者:マハール  投稿日:2017年 3月25日(土)07時51分30秒
  その前に、この作品が録音された2001年8月22日(水)の新聞を見てみましょう。
先ずはトップ記事。
日経「株の集中売却防止へ特例、銀行保有制限で金融庁最終案、値上がり銘柄、
      簿価評価」
読売「東日本縦断の恐れ、台風11号、和歌山上陸、死者2けが19人」
朝日「一体化し分割民営化、道路4公団、行革評議会具体案、保有と運営に」


ではこの8月22日の朝日新聞から少しばかり紹介します。
・2面に「ノーベル賞級の大物修理、岐阜のスーパーカミオカンデン」とあります。
1996年稼働後の初の大修理とのことです。カミオカンデンでは、1987年2月23日
に小柴教授(当時)がニュートリノの観測に成功し、2002年にノーベル物理学賞
を受賞しました。スーパーカミオカンデンでは1996年に梶田助教授(当時)が
ニュートリオノに質量があることを観測し、2015年にノーベル物理学賞を受賞
しました。
・35面社会面の小さな広告は㈱原一探偵事務所のものです。社名と電話番号だけの
シンプルな内容です。今でもよく目にする探偵事務所で、43年の歴史があるそうです。
・TV欄日テレ11:25「悪質商法」との5分番組があります。この番組についてはネット
から情報が得られませんでした。悪質商法やサギはいつの時代もあるもの。今でも
この番組があれば、存在感あるのにと思いましたが、ニュース番組で力を入れている
ようです。
 

8度

 投稿者:マハール  投稿日:2017年 3月24日(金)07時46分22秒
  今日の1枚からつまみ食い」、今回のテーマは「Night And Day」が入っている
作品です。


「Night And Day」が入っている作品の5枚目は、Jon MayerのFull Circle、
2001年8月25日の録音です。この「今日の1枚からつまみ食い」企画ですが、先ずは
あるスタンダードが入っている作品を取上げています。既に6曲目になり、これで
95枚目になります。そんなことで同じ作品を何度か取上げることがでてきますが、
本日の作品も2度目の登場です。このジョン・メイヤーさんの作品は、2002年8月15日に
「今日の1枚」で取上げた時、そして「つまみ食い」の「Falling In Love With Love」
で2016年10月13日から取上げた際には、あまり良いことを書きませんでした。それは
あまりにもひどいと反省し、今回は「Night And Day」の演奏から必ず良い点を感じ
取って、場合によっては無理してでも、良いことを書きたいと思います。
 

8度、ブエノスアイレス

 投稿者:マハール  投稿日:2017年 3月23日(木)07時31分18秒
  さてピエラヌンツイさんの「Night And Day」。揚げ物を体が受け付けない時があるし、
日本酒が全く駄目な時もあり、ジャズでは欧州美ピアノに拒否反応を示す時がありま
す。ここ暫くそんな時期の私には、「つまみ食い」企画は受付可になっているのかを
確認する良い機会なのですが、やはり今は受付拒否のようです。モールス信号よろしく
テーマに入ったようで遠のいていく「Night And Day」を聴きながら、素直に演奏
したらと感じた次第です。
 

8度、楽園の瑕 終極版

 投稿者:マハール  投稿日:2017年 3月22日(水)07時34分29秒
  その前に、この作品が録音された1990年12月17日(月)の新聞を見てみましょう。
さていつもなら朝刊を対象にするのですが、今回は休刊日の関係で朝刊がなく、従って
夕刊を見てみます。
先ずはトップ記事。
日経「日朝、来月から国交交渉、まず平壌、次は東京、償い 核査察 論議認める、
      議題4項目で合意、予備会談」
読売「日朝、本交渉開催で合意、1月下旬にまず平壌で、経済 国際 議題に、第3
      回予備交渉」
この本交渉は1991年1月から2002年10月まで、計12回行われました。本交渉とは別で
すが、2002年9月の小泉首相の電撃平壌訪問で、北朝鮮は拉致を認め、翌月15日には
5人の拉致被害者の帰国となりました。それから2週間後にマレーシアのKLで
12回目の本交渉が行われましたが、これが最後となったのです。

朝日「稲村元長官が修正申告、株利益か8億超す、元秘書の売買と同時期」
1986年第三次中曽根内閣で環境庁長官になった稲村利幸氏のことです。仕手筋集団
「光進」による国際航業株買い占めに絡み、総額約28億円の利益を得たもののその
所得を隠した事件です。この月に在宅のまま起訴、翌月に議員辞職、裁判では1997
年に懲役3年、罰金3億円の有罪が確定しました。出所後は政界と関わることは無かった
とのことです。


ではこの12月17日の読売新聞から少しばかり紹介します。
・2面に「英PPI会長を逮捕、山水電気の筆頭株主、ロンドン警視庁」とあります。
PPI社は事実上の倒産状態にあり、逮捕容疑はインサイダー取引とのことです。
私は1981年から20年近くサンスイのアンプを愛用していて、山水電気の行く末
を心配しておりました。支援を受けた会社が次々と破綻していったのです。1989年の
PPI、1991年に香港セミテック、1999年に香港の嘉域集團有限公司からの支援と
なったのですが、2011年に支援がなくなり、苦境が決定定期に。2012年に民事再生法、
2014年にはついに東京地裁より破産手続開始の決定を受けました。
・23面社会面の小さな広告は、㈱アンターク本舗のもので、「タバコではありま
せん。煙を吸うノドのクスリです」とあります。タバコ箱から1本のタバコが飛びだして
いるイラストがあり、キングサイズで270円、医薬品とのことです。商品名は
書いてませんでしたが、1959年より発売しているネオシーダのことのようです。
ネオシーダは現在でも発売されておりますが、一時はその有害性をマスコミが取上げた
こともあったようです。
 

11度、スター・トレックⅢ ミスター・スポックを探せ!

 投稿者:マハール  投稿日:2017年 3月21日(火)12時53分47秒
  今日の1枚からつまみ食い」、今回のテーマは「Night And Day」が入っている
作品です。


「Night And Day」が入っている作品の4枚目は、Enrico Pieranunziの
The Dream Before Us、1990年12月17日の録音です。このピエラヌンツイのIDA盤は、
「今日の1枚」では2000年4月25日に取上げました。マーク・ジョンソンとのデュオ
作に対しては、ピエラヌンツイの凛々しさと創造力を絶賛しておりました。3曲に
コメントしましたが、「Night And Day」へはコメントなし。久しぶりにピエラヌンツイ
さんを聴くことになりますが、どんな感想になるのでしょうか。
 

11度、スター・トレックⅡ カーンの逆襲

 投稿者:マハール  投稿日:2017年 3月20日(月)07時42分25秒
  さてテイタムさんとウエブスターさんの「Night And Day」。40歳過ぎても素敵な
男性、女性からもてるだけではなく男性かも好印象持たれる男には、粋なところが
必ずあると思います。例えばお酒でいうならば、高級ホテルのラウンジでシングル・
モルトのスコッチを飲む姿が絵になり、また屋台での熱燗コップ酒もしんみりときまる
ような粋さであります。人生経験が豊かだからこそ、酸いも甘いも知ってきたからこそ、
人の痛みも分かるからこそ身に付くのが、粋だと思っています。私が身近でそう感じた
人間は数少ないものの、やはり憧れる姿でありました。そんな粋な姿を、このテイタム
とウエブスターの演奏に強く感じました。ジャズマンとして様々な場面を得てきた
からこそ醸し出せる、粋な演奏です。20代の尖がった演奏というのは多くのジャズマン
が素敵な演奏を残していますが、40過ぎて素敵な演奏を残せるのは粋であるから
こそでしょう。「Night And Day」を聴くと、この二人は初対面の女性とのダンスも、
素敵にきめる方なのだとも感じました。相手の気持ちに合わせて、踊りも会話も
リード出来る人間なのだろうと、映画のシーンが頭に浮かんできました。そんなこと
を書いている私は、50を過ぎても、粋にと思いながら野暮ったいだけの人間ですが、
この作品を聴いている時間だけは、粋な人間になれた気がしました。
 

9度、スター・トレック

 投稿者:マハール  投稿日:2017年 3月19日(日)07時56分17秒
  その前に、この作品が録音された1956年9月11日(火)の新聞を見てみましょう。
先ずはトップ記事。
日経「日ソ交渉、十月初め再開へ、首相、26日ごろ出発、親書で“成算”を
      確認の上で」
読売「烈風下、魚津市(富山)に大火、千三百戸焼く、猛火に包まれ延焼中」
朝日「またも台風後に大火、魚津(富山県)で千五百戸、六時間半燃え、ようやく
      鎮火、台所の火の不始末?」
結局、焼失戸数1583戸、罹災者7219人、死者5名、負傷者170名(うち重傷者5名)
という大惨事になりました。またその原因は、掴めないままとなっています。


ではこの9月11日の日経新聞から少しばかり紹介します。
・3面に「古河化学 来月創立、さしあたりポリエチレンを生産」とあります。古河
電工,横浜護謨,旭電化などの古河系8社で設立するとのことです。さてこの古河
化学の今を知りたくネットで調べましたが、この会社が存在したのかまで分かりま
せんでした。
・2面の小さな広告で「自動温度調節計、電位差計式」とあり、広告主は千野製作所
です。この会社は1986年にチノーに社名を変え、今でも幅広く計測機器を作って
おります。
・TV欄日テレ18:30「五つのW、司会 シャンバロー」とあります。この番組に
ついては、情報を得られませんでした。また司会者は外国人タレントなのかと
思いましたが、ボーイズのシャンバローのことのようです。東京ボーイズの師匠に
あたるとのことです。
 

6度、レインメーカー

 投稿者:マハール  投稿日:2017年 3月18日(土)07時17分45秒
  今日の1枚からつまみ食い」、今回のテーマは「Night And Day」が入っている
作品です。


「Night And Day」が入っている作品の3枚目は、 Art TatumのThe Tatum Group
Masterpieces、1956年9月11日の録音です。アート・テイタムとベン・ウエブスター
ががっぷり四つで組んだこの名盤は、2009年3月12日に「今日の1枚」で取上げ
ました。「コーヒーが似合いそうなサックスに、実直なピアノ。幸せな瞬間でした」
でしたと、私は書いておりました。この時代、ジャズ黄金期の名人の演奏には、
ハズレは無いと思っています。3年に一回は取り出して聴いている本作品、
「Night And Day」も名演にきまっていますが、改めて聴いてみます。
 

7度、キャット・バルー

 投稿者:マハール  投稿日:2017年 3月17日(金)07時39分49秒
  さてベーファンさんの「Night And Day」。一時は好きで欧州ピアニスト達の新譜を
聴いていましたが、私の繊細な表現力に酔ってごらんなさい、というように感じる
ようになってからは、そんな作品から足が遠のいております。嫌な予感と書いたのは、
好きで聴いていた時期の「アルバム全体に強烈な、そして心地良い統一感」との
気持ちになったのが、今では受け入れられないものになると感じたからです。では
この「つまみ食い」企画で改めて聴いた感想なのですが、掴みどころのない作品という
のが、正直なところです。その中で「Night And Day」についてはパーカッシブな
演奏で、この作品への良い味変となっています。シャイなヨーロピアンが、精一杯
カッコつけて女性を口説いている雰囲気です。しかしこの作品、もう聴く機会は
ないのかなと、思っています。
 

5度、鉄道員

 投稿者:マハール  投稿日:2017年 3月16日(木)07時23分19秒
  その前に、この作品が録音された1997年12月12日(金)の新聞を見てみましょう。
先ずはトップ記事。
日経「減税5000億円前後で調整、16日決定、来年度税制改正、自民、景気テコ入れ」
読売「地価税法3年執行停止、98年度減税1500億円、景気浮揚の目玉に、政府・
      自民方針」
経済をどうしたら好転させられるか、今でも続く大きな問題です。

朝日「拓銀、1兆円近い債務超過、預金機構、資金難に、系列の破たん響く」
北海道拓殖銀行のことです。1997年3月には北海道銀行との合併がトップ二人で合意
されましたが、北海道2位の北銀には1位の拓銀への反抗心が強く、結局この結婚話は
9月に破談となりました。そして拓銀は11月には事実上の経営破綻となり、その後も
いろんな経緯があり、結局かなり格下の北洋銀行に飲み込まれました


ではこの12月12日の日経新聞から少しばかり紹介します。
・1面に「アサヒビール、青島ビールと合弁、中国でドライ生産」とあります。シンセン
市に工場を作るとのことです。翌年3月に製造を開始し、今でも続いています。また
青島ビールの日本での扱いもアサヒとなりましたが、これは現在では池光エンタープライズ
が輸入代理店になっております。
・16面の全面広告に「QRコードが世界標準になりました」とあります。広告主は
デンソーで、AIMインターナショナルで世界規格に承認されたとのことです。
1994年にデンソーが開発したもので、デンソーは規格化された技術に対し特許権を
行使しないとしたことで、急速に普及しました。
・TV欄を眺めたのですが、今でも見たいと思う番組は殆どありませんでした。唯一
がNHK教育22:00「海外ドキュメンタリー、死刑執行・刑を待つ死刑囚運命の1日」
でした。ドキュメンタリーのNHK、今でもそこは健在です。
 

6度、ボクサー

 投稿者:マハール  投稿日:2017年 3月15日(水)07時42分19秒
  今日の1枚からつまみ食い」、今回のテーマは「Night And Day」が入っている
作品です。


「Night And Day」が入っている作品の2枚目は、Bevan MansonのMystic Mainstream、
1997年12月12日の録音です。ベーファン・マンソンさんというピアニストの作品に、
この曲が収録されていました。1999年12月14日に「今日の1枚」で取上げた際には、
「全てがマンソンの風の流れに覆われており、アルバム全体に強烈な、そして心地
良い統一感があります」と評しながら、「心配なのが今後の作品。マンネリになら
ないことを祈ります」と余計なことを書いておりました。私はベーファンの作品は
この1枚しかなく、彼がどれほど作品を発表しているのか、ネットで調べてみました。
彼のページには、ディスコグラフィはなく、日本の販売店のページを見ると、他に
3枚ほど発表しているようです。1991年の作品や2005年の作品が評判のようですが、
寡作家であるようですね。18年振りに聴いてみますが、何やら少し嫌な予感がします。
 

7度、恋する惑星(重慶森林)

 投稿者:マハール  投稿日:2017年 3月14日(火)07時43分32秒
  さてロリンズさんの「Night And Day」。トリオで演奏されているこの曲も、フェイド・
アウトされています。カリプソ風な演奏でロリンズらしく、ビーチにあるバーで、
口説きまくっている陽気な男の絵が浮かぶ演奏です。そんな感じから哀愁を感じられる
演奏に移りかけたところで、フェイド・アウト。それはないだろうと声をあげて、
この曲を聴き終えました。
 

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