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13日

 投稿者:マハール  投稿日:2017年 7月13日(木)07時55分52秒
  その前に、この作品が録音されたとした1998年1月1日(木)の新聞を見てみましょう。
先ずはトップ記事。
日経「個族の時代が始まる、集団よりまず自分、企業・社会の再生左右」
      女たちの静かな革命という連載が始まりました。
読売「民主軸に6野党結集、基本合意、新・新党を視野に、民主・友愛まず統一会派、
      国民・太陽・フロム5 月内の合流確認」
      今でも新党がプカプカ出てきておりますが、55年体制が終わってからの
      数年は雨後の筍という言葉がまさにピッタリでありました。ここに書かれた
      6党で、私の記憶に全く無いのがフロム5です。ウィキペディアによれば、
      1997年12月26日に設立され、1998年1月23日に解散となった政党であります。
      代表はこの時期に何だか名前は知れ渡っていた元総理の細川さんです。

朝日「国境線画定論前面に、北方領土協議、政府 返還論を転換」


ではこの1月1日の朝日新聞から少しばかり紹介します。
・3面に「不倫許される場合も 45% 寛容度 米より高い日本、本社世論調査」と
あります。朝日が米ハリス社の協力を得て行った不倫についての調査です。3つの
選択肢の中で、「どんな場合でも許されない」との回答割合が、日本は48%で
米は76%となっております。思うに、一般論としてこの質問を受けた場合、やはり
神に誓っての結婚であるアメリカでは、このような数字になったのでしょうね。
・サントリーの全面広告は、ウィスキーのオールドです。干支の寅を、書とボトルで
表しています。その下にある宣伝文は「ニューオールド」です。今でも時に笑いネタ
となるこのフレーズをサントリーがいつから使いだしたのか調べました。YouTubeに
1995年のCMがあるので、そこらかなという程度の調査結果でした。
・TV欄では、NHK教育20:00から、NHK衛星第2が19:00から「ウィーン・フィル・
ニュー・イヤー・コンサート」を放送しています。毎年お馴染みのこの番組、この年の
指揮者はズービン・メータでした。
 

12日

 投稿者:マハール  投稿日:2017年 7月12日(水)07時34分29秒
  今日の1枚からつまみ食い」、今回のテーマは「Night And Day」が入っている
作品です。


「Night And Day」が入っている作品の11枚目は、Francien Van Tuinenの
tuindance、1998年1月1日の録音とします。私がオランダへ計2か月近く出張していた
のは、もう10年前のことになります。その際に撮った写真は「今日のワン・ショット」
で数十枚紹介しました。オランダの左側(西側)、つまりアムステルダムやロッテルダム
あたりにかけて、出張先と宿舎があり、仕事が無い日曜日に写真を撮るため歩き
回りました。ジャズ好きで新譜を聴いていた者にはクリス・クロスレーベルは気になる
存在であり、その所在地はオランダの右側(東側)です。出張期間中に行くつもり
でしたが、観光名所がある訳でもなく、行かず仕舞いで出張を終えました。その
右側(東側)にオーステルウォルデという町があり、今日の主人公フランシーンさんの
生まれた場所であります。2002年9月18日にこの運河でボートを漕ぐ彼女の作品を
取上げましたが、「歌の上手さを示すだけの歌い方、澄んだ声だが魅力無し。全く
好みで無し」と酷評の酷評、いけませんのいけません、としました。そんな作品に
「Night And Day」が入っておりますので、オランダ出張を思い出しながら聴いて
みます。
 

11日

 投稿者:マハール  投稿日:2017年 7月11日(火)07時37分7秒
  昨日の1枚は、Donald Byrd の Byrd In Paris。半年の欧州ツアーと言っても、この
メンバーで常に一緒という訳ではなく、その時々で変わっていたことでしょう。
時には現地ミュージシャンとの共演も多々あったと思います。この時期はキャバレ
「シャ・キ・ベーシュ」に長期出演しておりました。その際に EUROPE NO.1 という
放送局が「ジャズ好きな方々のために」という番組があり、またオランピア劇場では
「ジャズの木曜日」という企画があり、この二つを合わせた形で、バードのクィンテット
に出演要請があったのです。フランソワ・ポスティフ氏の解説からの引用ですが、
そんなことからこの録音が存在したわけです。さてその内容を聴くと、このメンバーで
1ヶ月は固定して「シャ・キ・ベーシュ」に出演していたのではと、感じました。
それほどメンバーの息が合っている演奏なのです。5人それぞれに光りを当て、また
バッキングにおいても一工夫ありと、素敵な演奏であります。またジャズ・ブームに
湧いていたパリの観衆の興奮振りも伝わってきます。さて話かわりますが、ジャケで
気になる点が一つあります。ポスティフ氏によればジャケ写は、サン・ジェルマン・
デ・プレ修道院で、11月5日に撮影されたとのことです。フィガロ紙を広げている
バードが写っている写真ですが、その新聞の新聞名横に「JAN」との大きな3文字
が写っています。フランス語でこの3文字の場合、Janvier、1月を表すことで用いられる
とのことなので、11月撮影ということを考えると不思議な気分です。トップ記事
の文章から判断しようと思ったのですが「13世の戴冠式」というようなことしか
分からず、このジャケ写の日付を特定できる情報までは得られませんでした。余談は
ここまで。熱気ある演奏と共に、バードがピアノとベースの3人で演奏している
「スターダスト」、トランペッターとしての風格を感じるものでした。







 

10日

 投稿者:マハール  投稿日:2017年 7月10日(月)07時50分49秒
  今日の1枚は、Donald Byrd の Byrd In Paris、Brunswick原盤、1958年10月の
録音です。1955年にプロ・デビューしたドナルド・バードは、生まれたばかりのい
ハード・バップの嵐の中でスター・トランペッターとなり、大活躍しておりました。
そんな活躍の中、1958年には半年に及ぶ欧州ツアーを行い、パリのオランピア劇場
で演奏されたものが、2枚に分かれて発売されました。しかしながら超マイナー・
レーベルからの発売故、それを手にできた人は極僅かでした。1970年台半ばの幻盤
ブームの中でも復刻されず、1980年代半ばの第二期幻盤ブームの際に、第1集の
LPが復刻され、輸入盤屋の店頭に並び、ジャズ・ファンを熱狂させました。しかし
復刻したのが怪しいところのせいかどうかは別にして、音質は悲しいものだったの
です。それから1年経った1987年に、正規に版権を持っている仏ポリドールから
復刻され、音質的不満が解消されたのでした。メンバーは、ボビー・ジェスパー,
ウォルター・デイヴィス,ダグ・ワトキンス,そしてアート・テイラー、2枚組CD
で聴いてみます。



昨日の1枚は、Don Cherry の Art Deco。ドン・チェリーは独特のトランペット雰囲気
を持ったお方で、それをコスミックなトランペットと表現する方もおられます。私は
それに加えてチェリーの魅力は、演奏の懐の深さだとおもいます。そのセッションの
雰囲気を壊すことなく、しっかりと自分の世界を展開することだと感じております。
ジョン・スナイダーがA&M復帰1作目にチェリーのために用意した舞台は、
オーソドックスなジャズであります。チェリーのオリジナル曲やコールマンの曲などが
並んでいますが、メロディを大切にして、またそれに相応しいアドリブを展開しての
演奏です。その中でもチェリーの世界をきっちりと築いているのは、流石であります。
最後にケチを付ける訳ではありませんが、スタンダード「ボディ・アンド・ソウル」
について一言。ジェイムス・クレイのしっとりとした熱演が聴ける演奏なのですが、
チェリーは登場せず。この曲こそこのアルバムを象徴する存在になるかと思うのですが、
残念な気持ちでした。




 

9日

 投稿者:マハール  投稿日:2017年 7月 9日(日)10時12分55秒
  今日の1枚は、Don Cherry の Art Deco、A&M原盤、1988年8月の録音です。今日は
ドン・チェリーが1988年に吹き込んだ作品を紹介します。メンバーは、ジェイムス・
クレイ(ts),チャーリー・ヘイデン(b),そしてビリー・ヒギンズ(d)との、ピアノレス
・カルテットであります。この作品のプロデューサーはジョン・スナイダーであり
ます。1970年台からアメリカでジャズ作品に真摯に取り組んだ名プロデューサー
が久しぶりにA&Mに戻り、その1作目としてこのドン・チェリーの作品を製作しました。



昨日の1枚は、Howard McGhee の Music From The Connection。2管の特徴を実に
素敵に聴かせる1枚です。ベテラン・マギーはビ・バップ時代から活躍し、ハード・
バップの時代になっても良く歌うトランペットを聴かせてくれたお方です。この作品
でもその魅力が弾けております。線の太い演奏が持ち味のティナ・ブルックスは、
なかなか注目を浴びる存在と言えずに、その演奏活動を1974年に終えた方です。しかし
1950年代終盤から1960年代初めにかけての数年は、ライオンに認められブルーノート
でのレコーディング、そしてこの劇での活動と、ほんの一瞬ですが輝きました。日本の
ジャズ・ファンはそんなブルックスの数年の活動を愛しており、この作品でも愛すべき
演奏を披露しています。この2管と共にレッドのピアノがあるわけですから、素敵な
作品であることは言うまでもないことでしょう。劇で使うためなのかレッドが用意し
た曲はメロディが掴みやすいものです。その中でも「Music Forever」と「Jim Dunn's
Dilenmma」の2曲では、劇の場面が思い浮かぶ曲であり、演奏でした。


 

8日

 投稿者:マハール  投稿日:2017年 7月 8日(土)07時35分19秒
  今日の1枚は、Howard McGhee の Music From The Connection、Felsted原盤、1960
年の録音です。ブルーノート4027と言えば、マクリーンをリーダーとした作品で、
ピアノにフレディ・レッドが鎮座するものである。そしてそのタイトルは、今日取り
上げるフェルステッド盤と同じものである。麻薬問題をテーマにしたオフ・ブロード
ウェイ劇の「ザ・コネクション」では音楽監督としてフレディ・レッドが参加し、
また何人かのジャズマンが出演したもので、その劇で使われた曲を使ったジャズ作品が、
2枚製作されたのである。ジャズ界ではメジャーのブルーノートにはマクリーンを
リーダーとして、そしてマイナー・レーベルのこのフェルステッド盤ではトランペット
のハワード・マギーをリーダーとしている。そして両作共にピアノはレッドであり、
レッドを実質リーダーだとジャズ・ファンの間では思われているのだ。どうして
2つのレーベルに吹き込んだかは分からないのだが、何らかの大人の事情があったの
でしょう。ブルーノート盤はワン・ホーンですが、このフェルステッド盤には
テナー・サックスのティナ・ブルックスが参加して2管編成となっています。



昨日の1枚は、Dusko Goykovich の Celebration。良いミュージシャンと言いますか、
好きになるミュージシャンは自分の姿をはっきりと持っております。ダスコさんにしか
出せない演奏がここにはあります。その人にしか出せない味わい、これがある人が一流
と言われるのです。そしてそこに華がある人が、超一流となっていくのです。アップテンポ
の1曲目に続くのは、バラッドの「Inga」です。ここでのトランペットの世界は、
まさにダスコさんの世界です。またメロディメーカーとしても素敵なダスコさんですので、
この曲自体も憂い沁み入るものであります。30年前に私をダスコさんの虜にした
作品を聴きながら、ジャズ専門店店主から聞いた1970年代の初頭の話を思い出します。
フュージョン全盛時代の中で、僅かに入荷する欧州盤に耳を傾け、その中で気に入った
ミュージュシャンをお客さんに勧めて、徐々にそのミュージシャンがジャズ好きの
中で評判になっていったお話です。そのミュージュシャンとは、テテとこのダスコ
さんのことであります。




 

7日、セレステ&ジェシー

 投稿者:マハール  投稿日:2017年 7月 7日(金)06時21分8秒
  今日の1枚は、Dusko Goykovich の Celebration、DIW原盤、1987年8月の録音です。
DIW製作盤としてこの作品が発売されたのは、1988年の暮れか1989年に入って
からのことでした。かつて(1999/7/12)「今日の1枚」で取上げたネイザン・デイヴィス
の作品との、同時発売でした。この盤の解説はジャズ喫茶のオヤジサンが書いてますが、
私が長年お世話になっているジャズ・レコード専門店のオヤジサンが、1970年台初めに
ダスコを日本で広めた方として、その時のエピソードを書いています。ケニー・ドリュー
(p),ジミー・ウッド(b),そしてアル・レヴィット(d)とのカルテット作品、私の
思い出盤を、今日は聴いてみます。



昨日の1枚は、The Soul Of The Jazz Percussion。パーカッションという面よりも、
チャールスの考える実験的とも言える雰囲気作りがキーなる演奏です。リトルやバード
はその上に戸惑いながら立って、それでも張りのある演奏を行っています。「November
Afternoon」が印象に残りました。スリルあるテーマをリトルが熱演していますが、
チャールスが考えたコンセプトがピタリと当たったと思う内容です。さて日本の
本当に小さなレコード会社が販売したこのマイナー・レーベル作品は、あっという
間に入手困難になったようで、ネットを見ると、探して探してようやく手に入れた
方の喜びのページがいくつかありました。その中には、ビル・エヴァンス参加作品
ということで、この盤を長年探していた方もありました。この作品にはいろんな
ミュージュシャンが参加しており、それを書くのは億劫で省略しましたが、エヴァンス
も2曲で参加しております。




 

6日

 投稿者:マハール  投稿日:2017年 7月 6日(木)08時37分1秒
  今日の1枚は、The Soul Of The Jazz Percussion、Warwick原盤、1960年の録音です。
かつて日本にセンチェリー・レコードという会社がありました。今はニュー・
センチュリー・レコードという組織で、演歌や軍歌などを扱っております。ニュー
の無いセンチェリー・レコードは恐らくは1982年設立で、ニューと同様に演歌を
主力としていました。実質は八代亜紀だけで運営していた会社のようです。この
センチェリー・レコードが一時、ジャズのマイナー・レーベルの作品を積極的に
販売していたことがありました。今日取上げるのはWarwickというマイナー・レーベル
の作品であり、1988年にセンチェリー・レコードが国内販売していたものです。その際
には、Booker Little=Donald Byrd のコ・リーダー作品としていましたが、これは
売るための作品であり、実体はテディ・エドワーズがプロデュースしたコンセプト・
作品です。打楽器に主力を置きながら、魅力的な管も配するという内容です。フィリー・
ジョー・ジョーンズを中心に、パーカッション奏者を配した4つのセッションで構成
されています。無論、ブッカーもバードも加わっておりますが、全てのセッション
というわけではありません。マイナーな会社がジャズ界のマイナー・レーベルの作品を
紹介したものです。



昨日の1枚は、The Quintet の Jazz At Massey Hall。流石は舞台にあがれば超一流
の姿を見せます。ビ・バップの立役者が、この時期のハード・バップに移って行く
過程も感じ取れる演奏内容です。この日に集まった500人、歴史的名演を共に過ごせて、
死ぬまで自慢出来ることだったでしょう。



 

5日

 投稿者:マハール  投稿日:2017年 7月 5日(水)07時58分10秒
  今日の1枚は、The Quintet の Jazz At Massey Hall、Debut原盤、1953年5月の
録音です。トロントにあるマッセイ・ホールは1894年に建てられた当時から、120年
以上が経った今でも、数多くの演奏会が開かれております。ジャズの演奏も数多く
行われていると思いますが、ジャズ・ファンにとって「マッセイ・ホール」と言えば、
1953年5月13日のライブのことを指します。出演はパーカー,ガレスピー,
パウエル,ミンガス,そしてマックス・ローチであります。まさに大御所総出演という
内容です。寄せ集めと言えばその通りなのでしょうが、超がいくつもつく大物だけを
集めたので、ジャズ好きならば誰もが聴きに行きたいと思うはずです。しかし2752人の
キャパシティのマッセイ・ホールに集まったお客さんは、500人ほどだったそうです。
実は近くでボクシングのヘビー級タイトル・マッチが行われていて、そちらに人が
流れて行ったとのことです。さて、私の持っている国内盤には油井先生が、この時の
メンバーの状態を詳しく書いております。要約すれば、いろんな意味で、パーカー,
ガレスピー,パウエルの3人はバラバラの状態であったとのことです。しかしステージに
あがれば・・・、聴いてみます。



昨日の1枚は、Art Farmer の Modern Art。ファーマーの暖かいサウンドに感心する
と共に、ゴルソンのテナーもウォームであり、かつ両者ともに叙情的に歌いあげて
おり、この二人のソロにうっとりとします。更にはテーマにおける二人のアンサンブルが
本当にハートフルであります。ゴルソンのアレンジのようですが、流石という内容で
す。そしてエヴァンスはハード・バッパーとしての顔を見せており、二人を盛りたてて
います。愛し続けられる作品です。



 

4日

 投稿者:マハール  投稿日:2017年 7月 4日(火)07時27分17秒
  今日の1枚は、Art Farmer の Modern Art、Liberty原盤、1958年9月の録音です。
今日はファーマーのモダン・アートを取上げます。この時期のファーマーはシルバー
のバンドに参加して大活躍しており、ジャズ界の黄金期を支えたトランペッターと
しての輝かしい活動を行っていました。この作品にはテナー・サックスのベニー・
ゴルソンが参加しており、ファーマーとゴルソンとの豪華2管編成となっています。
またピアノのにはビル・エヴァンスが加わっていて、言うこと無しのメンバーと言
えます。数多くの作品を残したファーマーですので、好きな作品は正に人それぞれ
でしょうけれど、代表作はと聞かれれば、このモダン・アートということで、誰からも
異論は無いことでしょう。またそれは、ジャズ黄金期の代表作とも言えるものです。



昨日の1枚は、Dizzy Gillespie の Shaw Nutt。時代を作っている演奏ですから、
ピリピリした緊張感が随所に聴ける内容ですが、基本的には楽しさを存分に味わえる
ものです。アップテンポが多い中で、「All The Things You Are」でのガレスピー
とパーカーの存在感が光っていました。
 

3日

 投稿者:マハール  投稿日:2017年 7月 3日(月)08時13分50秒
  今日の1枚は、Dizzy Gillespie の Shaw Nutt、Musicraft原盤、1945年2月の録音
です。引き続き、こんな盤を買っておりました、作品を取上げます。購入したのは
1988年のことですので、ジャズを聴き始めて6年、ビ・バップの超大物の作品という
ことで、またSJ誌で絶賛されていたのが、恐らくは購入動機だったのでしょう。
輸入盤なのですが、その中に日本語解説が入っており、大和明さんが書いております。
ビ・バップが本格的にその姿を見せ始めたのが1945年のことであり、その中心人物で
あるガレスピーが1945年から1946年にミュージックラフトに吹き込んだ7つのセッション
を纏めたのが、本作品であるとのことです。30年振りに聴いてみます。



昨日の1枚は、Dusko Goykovich の Bebop City。職人ぞろいなので、素敵なジャズ
空間を描くのは、お手のものといったところ。人にこの作品について聞かれたら、
ダスコの魅力が味わえますよ、彼のファンならば買って損は無いですよ、と私は
言うことでしょう。しかしながら聴き込む作品になるかと言うと、決め手が必要に
なります。ジャケに写るマンハッタンのダスコさんが、街から少し浮いているように
見えるのと同じで、1994年に吹き込んだ何か一味が足りない内容です。これは
贅沢な悩みとも言えますが、埋もれてしまう作品となるのは避けられないでしょう。


 

2日

 投稿者:マハール  投稿日:2017年 7月 2日(日)08時03分31秒
  今日の1枚は、Dusko Goykovich の Bebop City、Enja原盤、1994年12月の録音です。
こんな作品も持っていたのかと思いながら、今日はダスコ・ゴイコヴィッチの作品を
取上げます。「こんな作品も」との盤が収納棚に多くあるのは、ジャズ好き共通の
ことでしょう。これは何もジャズだけに限らず、蒐集を伴う趣味ならば同じだと
思います。しかし「こんな作品も」と思っても、そう言えばあの時に買ったのだろう
とも思うのですが、この作品はそんなことも無し。ケニー・バロン,レイ・ドラモンド,
そしてアルヴィン・クィーンのリズム陣と共に、サックスが加わっている作品です。



昨日の1枚は、Louis Armstrong の Satchmo & Friends。私は鶴田浩二などが活躍
した任侠映画は、あまり見たことがありませんが、それでも数本は観たことがあり
ます。戦後の日本の姿を捉えている場面もあり、浪曲が大人気だったことが分かる
映画がありました。村田英雄がそのまま浪曲スターとして登場するのですが、今の
アイドル顔負けの人気を、若者から集めておりました。アメリカではそれがジャズ・
マンだったのでしょう。1948年作のヒットパレードという映画で、そんな様子が
伝わってきます。何人ものビッグ・ネームのジャズ・マンが登場しますが、その中で
圧倒的な存在感を示していたのが、サッチモでした。多くの人に愛されている様子が、
伝わってきました。このサッチモのCDは、そんなサッチモの存在感が分かる内容
で素晴らしい作品です。しかしながら私にとってのジャズは、その後のハード・バップ
誕生からのものであります。そんな意味で私にとってこの作品は、ジャズ史を知る
貴重なものとのことになります。冒頭に任侠映画のことを書きましたが、私が愛する
映画は、その後の深作監督の実録ものであります。何か共通しているのかなと思い
ながら、それはこじ付けかなと思いなおし、この作品を聴き終えました。



 

1日

 投稿者:マハール  投稿日:2017年 7月 1日(土)03時21分10秒
  今日の1枚は、Louis Armstrong の Satchmo & Friends、Decca原盤、1951年2月の
録音です。サッチモも1枚は持っていようと、1989年に購入した作品です。一度は
聴いたはずですが、記憶はありません。この作品はサッチモが1935年に契約した
長年のデッカ時代の中から、ピックアップしたものです。24曲収録されていますが、
多くは1950年代に吹き込まれたものです。28年振りに聴くことになるのですが、
リストを眺めているとビリー・ホリデイと1949年9月に吹き込んだ2曲があります。
どんな感じか、楽しみです。
 

22度、アクシデンタル・スパイ

 投稿者:マハール  投稿日:2017年 6月29日(木)06時15分10秒
  少しバタバタ  

22度、人間の証明

 投稿者:マハール  投稿日:2017年 6月28日(水)03時21分32秒
  蒸すね  

22度

 投稿者:マハール  投稿日:2017年 6月26日(月)02時28分19秒
  さてリタさんの「Fly Me To The Moon」。旦那のヤコブスさんに「素敵なところに
連れて行ってよ」と、気軽に囁いているようなリタさんでありました。
 

23度

 投稿者:マハール  投稿日:2017年 6月25日(日)02時58分52秒
  投稿し直し

その前に、この作品が録音されたとした1963年1月1日(火)の新聞を見てみましょう。
先ずはトップ記事。
日経「政府、低金利政策を展開へ、二段構えで引下げ、まずは買いオペで素地、公定
      歩合一厘下げ、三月までに断行も」
読売「波乱を含む新春政局、最大の焦点 日韓、年内解散の議論も、統一地方選など
      山積み」
朝日「日本への信頼確保、池田外交 西側路線を強化、まず慎重に日韓処理」


ではこの1月1日の朝日新聞から少しばかり紹介します。
・3面に小さく「外電豆手帳」というコーナーがあり、「蒋総統年頭メッセージ」
とあります。国府の蒋介石総統は国民への新年のメッセージを送り、「局部戦争
発動の好機」と述べています。その理由は、中共は全面崩壊寸前であり、フルシチョフ
と毛沢東の衝突、この2点をあげています。因みにここでの国府とは、今我々が呼ぶ
ところの台湾、そして中共とは中国のことです。
・出版社と映画の広告が並ぶ中、キッコーマン醤油の広告が興味深かったです。
「おしょうゆの常識が変わってきました」として、「和68.5%、洋10.3%、華14.1%、
他7.1%」がしょうゆを使う料理分野だとしています。経済的に豊かになり始め、食卓
にのぼる料理に幅がでてきたことから、しょうゆの存在意義を強調したかったので
しょうね。
・TV欄には正月らしさがあり、日テレ10:00に「新春コロムビア歌謡大行進」と
あります。この頃はレコード会社単独で歌番組の出演者を組んでいたのですね。
そして出演者は、村田英雄・五月みどり・美空ひばり・コロムビアローズ・島倉千代子・
真理ヨシコ・北原謙二・神戸一郎・藤てるみ・トリオロスチコスとなっています。
私が初めて聞く名前について簡単に調べてみました。真理ヨシコは童謡歌手で、「おかあ
さんといっしょ」の初代うたのおねえさんであり、後に東洋英和女学院大学名誉教授
になったお方です。藤てるみは1962年に「東京ヤ・ヤ・ガール」という曲を出して
いたようです。トリオロスチコスはプエルトリコの3人組で長らく活躍した方々らしい
とのことです。
 

23度

 投稿者:マハール  投稿日:2017年 6月25日(日)02時57分40秒
  ではこの1月1日の朝日新聞から少しばかり紹介します。
・3面に小さく「外電豆手帳」というコーナーがあり、「蒋総統年頭メッセージ」
とあります。国府の蒋介石総統は国民への新年のメッセージを送り、「局部戦争
発動の好機」と述べています。その理由は、中共は全面崩壊寸前であり、フルシチョフ
と毛沢東の衝突、この2点をあげています。因みにここでの国府とは、今我々が呼ぶ
ところの台湾、そして中共とは中国のことです。
・出版社と映画の広告が並ぶ中、キッコーマン醤油の広告が興味深かったです。
「おしょうゆの常識が変わってきました」として、「和68.5%、洋10.3%、華14.1%、
他7.1%」がしょうゆを使う料理分野だとしています。経済的に豊かになり始め、食卓
にのぼる料理に幅がでてきたことから、しょうゆの存在意義を強調したかったので
しょうね。
・TV欄には正月らしさがあり、日テレ10:00に「新春コロムビア歌謡大行進」と
あります。この頃はレコード会社単独で歌番組の出演者を組んでいたのですね。
そして出演者は、村田英雄・五月みどり・美空ひばり・コロムビアローズ・島倉千代子・
真理ヨシコ・北原謙二・神戸一郎・藤てるみ・トリオロスチコスとなっています。
私が初めて聞く名前について簡単に調べてみました。真理ヨシコは童謡歌手で、「おかあ
さんといっしょ」の初代うたのおねえさんであり、後に東洋英和女学院大学名誉教授
になったお方です。藤てるみは1962年に「東京ヤ・ヤ・ガール」という曲を出して
いたようです。トリオロスチコスはプエルトリコの3人組で長らく活躍した方々らしい
とのことです。
 

22度、ステップファーザー 殺人鬼の棲む家

 投稿者:マハール  投稿日:2017年 6月24日(土)04時25分31秒
  今日の1枚からつまみ食い」、今回のテーマは「Fly Me To The Moon」が入っている
作品です。


「Fly Me To The Moon」が入っている作品の3枚目は、Rita Reysの
Relax with Rita & Pim、1963年1月1日の録音とします。2000年5月18日にこのリタ
さんの作品を「今日の1枚」に掲載した時は気付かなかったのですが、この作品は
リタさんの6年ほどの作品の中から12曲ピックアップしたものであります。
余談になりますが、この「今日の1枚からつまみ食い」コーナーを始めてもうすぐ
2年となります。暫くはあるスタンダード曲が入っている作品をつまみ食いしていく
のですが、その曲を決める基準の一つが、収録されている作品が多数あるでしょう
との目論見であります。「Fly Me To The Moon」としたのも、少なくとも10枚は
簡単にCD箱から見つけられると考えたからです。しかし「Fly Me To The Moon」
が収録された作品は「今日の1枚」掲載作品にはあまりなく、さて一か月分の5枚
みつかるかと次第に不安になってきました。テナー・サックス奏者の箱から見つけ
始め、最後のヴォーカル箱に手を付け始めた時点では、2枚しか該当作がありませ
んでした。何んとかと思いながら探していき、最後の最後で5枚目を見つけること
が出来ました。よくぞリタさんが「Fly Me To The Moon」を吹き込んでいたことに
感謝しつつ、この作品を聴いてみます。
 

21度、虚栄のかがり火

 投稿者:マハール  投稿日:2017年 6月23日(金)03時50分24秒
  さて辺見さんの「Fly Me To The Moon」。生きていればいろんなことがあり、それを
乗り越えていくのが人間なのでしょう。50歳代になってみれば、困難を乗り越えたか
どうかが人の差になってくると、最近はつくづく思っています。辺見さんがこの
作品を吹き込んだのは、50歳をすぎたばかりの時でした。ネットで彼女の経歴を
読んでみると、かなりの苦難が彼女にもあったようです。そしてこの作品から浮かび
あがる彼女は、それらをしっかりと乗り越え、素敵な50歳代を迎えているのが
分かってきます。「Fly Me To The Moon」、そんな人間でなければ表せない空間が
漂っています。
 

22度

 投稿者:マハール  投稿日:2017年 6月22日(木)03時38分0秒
  その前に、この作品が録音された2001年6月5日(火)の新聞を見てみましょう。
先ずはトップ記事。
日経「生保契約高4年連続減、支払余力9社低下、解約が高水準、運用難 逆ざや
      1兆3000億円」
読売「生保契約高4年連続減、逆ざや1兆1877億円、大手7社 3月決算」
この両紙での逆ざや額の違いは、日経は10社合計によるものだからです。

朝日「機密費は外相決済に、外務省改革、要綱判明、減額幅 明示せず」


ではこの6月5日の日経新聞から少しばかり紹介します。
・15面は会社人事と共に小さな記事があります。「マツダ本社地区に託児所、年内
めど、小児科医も常駐」とあります。働きながら子育てしていくことへの課題対策は、
この時期には始まっておりました。恐らくは男女雇用機会均等法の改正や、「アグネス
論争」があった1997年頃から、子育て支援は世間の注目を浴びていたのでしょう。
こう書きながらアグネス論争からもう20年経ったのかと、時の早さを感じました。
・18面に「本日 東証二部に上場いたしました。三井情報開発株式会社」との
広告があります。私は東証上場までの大変さを経験した者なので、さぞかしこの会社
の方々は御苦労されたことでしょう。この会社は物産の情報システム部門が1967
年に独立したものです。三井物産は外資とも情報システムの会社を設立し、2007年には
この外資との会社が三井情報開発を吸収し三井情報株式会社に商号を変えました。
最終的には2015年に上場廃止となり、物産の完全子会社となりました。上場廃止、
これも私が経験したことです。そこにいる者としては実に悲しいものであり、また
このことがその後の私の変化に結び付いております。
・TV欄を見ますと、野球のイチロー選手の名前が、いくつもの番組に登場しています。
この2001年にイチロー選手は、野手としては日本人初のメジャーリーガーとなりま
した。日本人野手がメジャーで通用するのかとの世間の心配をよそに、イチロー選手
はメジャー初年度から大活躍したのでした。その大活躍がホットだったこの時期、
彼の名前が幾つもの番組で目にするのは当然のことなのでしょう。
 

23度

 投稿者:マハール  投稿日:2017年 6月21日(水)02時39分59秒
  今日の1枚からつまみ食い」、今回のテーマは「Fly Me To The Moon」が入っている
作品です。


「Fly Me To The Moon」が入っている作品の4枚目は、Mari HenmiのLove Letters、
2001年6月5日の録音です。辺見マリさんがジャズ作品を発表したと雑誌で知り、
迷いながらも買い求め、「今日の1枚」に掲載したのが2002年3月16日のことでした。
「英語に必死苦労された姿が浮かび余裕感がない」とコメントしたので、気に入らな
かったのでしょう。そのように聴いていたマレーシアから、香港・横浜・マレーシア・
横浜と、このCDを15年間持ち続けましたが、聴きかえすことはありませんでした。
バックの演奏は良いものだけに、気軽な気持ちでマリさんの「Fly Me To The Moon」
を聴いてみます。
 

19度

 投稿者:マハール  投稿日:2017年 6月20日(火)02時43分36秒
  さてカーラさんの「Fly Me To The Moon」。男性が女性の手をひきながら空に舞い上がり
月に向かっていくお伽噺の絵が浮かぶのが「Fly Me To The Moon」ですが、ここで
は男女が抱きついたロケットが月に向かっていく絵が浮かんできます。ラテン調で
高速演奏の「Fly Me To The Moon」です。そしてこの作品の全体の印象ですが、
14年前と同じものです。SARS騒動の影響で酷評した訳では無かったようです。
ネットでみるとカーラさんは今でもご活躍されており、作品もコンスタントに発表
しているようです。これは彼女の歌を支持する方が多いことを表していますが、
私の感想はこんなものです。
 

29度

 投稿者:マハール  投稿日:2017年 6月19日(月)13時35分30秒
  その前に、この作品が録音されたとした1994年1月1日(土)の新聞を見てみましょう。
先ずはトップ記事。
日経「そしてローマは滅びた、創造業こそ残る道、価格競争だけでは限界」
新コラム 甦れ製造業です。

読売「日本新党・新生党 提携へ、首相意向固める、穏健な多党制転換、衆院統一
      会派検討、新党結成も視野」
この前年からの新しい政党の動きを書くと長文になってしまいます。結論をいうと、
ここで書かれているような動きにはならず、どろどろとした展開となり、細川内閣
は4月に総辞職となり、更には6月に自民・社会・さきがけによるまさかの連立に
よる村山内閣誕生となったのです。

朝日「ジャンボ機事故、日航手数料上乗せ、遺族の元組員の旅行代理店 補助金も
      積み増し」
私は初耳の内容です。あくまでネットから得た情報ですが、この元組員の内縁の
妻が被害にあわれました。この元組員は日航との交渉で元組員を前面に出した交渉
を行い、結果的に日航の当初提示額の倍近いお金を得たとのことです。更には事故
から5年後にこの元組員は旅行代理店を設立し、日航から大量のチケット提供を
受け、更には手数料も大幅な上乗せとなり、3年で会社の売上を30億円にまで
伸ばしたとのことです。この話、週刊誌では扱われていたのですが、一般的には
知られた話ではありませんね。


ではこの1月1日の朝日新聞から少しばかり紹介します。
・7面に「米朝合意へ最終段階、核問題歩み寄り、高官協議2月開催強まる」と
あります。進まないどころか悪化の一途を辿り、この記事から20年以上が過ぎ
ました。
・1面の天気コーナーにある小さな広告に「カネボウの漢方」とあります。
私はカネボウ言えばカネボウ化粧品を思い浮かべ、漢方と結びつきませんでした。
しかし考えてみれば化粧品は鐘紡の一事業であり、漢方も鐘紡の一つの事業であり
ました。化粧品部門は2004年に本体から切離されケネボウ化粧品になりました。
またそれ以外の部門はトリニティ・インベストメントに買収され、今ではクラシエ
という会社が漢方部門や日用品部門を扱っています。
・TV欄、お正月はスポーツ番組が多く、天皇杯全日本サッカー選手権もその
一つです。NHK総合で13:30かた「鹿島アントラーズvsASフリューゲルス」が
放映されています。1993年に始まったJリーグ、私はフリューゲルスのファンでした。
三ツ沢競技場に4試合ほど見に行きました。しかしながらすぐに香港に転勤となって
しまいました。さてチーム名ですが、「横浜フリューゲルス」と表記されることが
多かったと記憶していますが、朝日新聞では「ASフリューゲルス」と表記して
おります。
 

20度

 投稿者:マハール  投稿日:2017年 6月18日(日)03時00分12秒
  今日の1枚からつまみ食い」、今回のテーマは「Fly Me To The Moon」が入っている
作品です。


「Fly Me To The Moon」が入っている作品の3枚目は、Carla HelmbrechtのOne for my baby、
1994年1月1日の録音と致します。泣いてしまいそうなカーラさんのジャケのこの作品
を「今日の1枚」で取上げたのは、2003年10月21日のことでした。私はそこでかなり
酷評をしております。この2003年秋口の私はSARS騒動明けの香港に駐在していた時期
でありました。ただでさえSARS騒動で頭が痛かった後に、ある大きな案件でてんてこ舞い
しており、このカーラさんの作品にそんな状態を落としてしまったのかもしれません。
今回は「Fly Me To The Moon」を中心に、落ち着いた気持ちで聴いてみます。
 

20度

 投稿者:マハール  投稿日:2017年 6月17日(土)03時18分11秒
  さてライスさんの「Fly Me To The Moon」。ドライブ感抜群のこの作品は、ピアノ・
トリオ作品の定番「Just In Time」では一旦スピードを制限速度に戻し、寛いだ
楽しい雰囲気での演奏になりました。これに続く「Fly Me To The Moon」も同じ
ような展開かと思いきや、随分とスローな展開です。ソロ・ピアノでの演奏なのです。
ここでは表現力は勿論ですが、ライスさんのピアノの技量と録音技術の高さに
関心しました。ピアノの低音の余韻の使い方が上手く、またそれをしっかりと録音
しております。この両技術は、ジャズ本国アメリカではなかなか出合えないものです。
 

19度

 投稿者:マハール  投稿日:2017年 6月16日(金)04時01分4秒
  その前に、この作品が録音された1966年8月23日(火)の新聞を見てみましょう。
先ずはトップ記事。
日経「大蔵省、金融の長期路線づくり、緩和基調続ける一方 融資に歯止めも、
      短期調節 蔵券売買中心に」
蔵券とは、今では財務省証券と呼ばれています。国庫金の支払いが一時的に不足した
時に発行される短期の国債で,多くの場合当該年度内にその年度の歳入によって
償還されるものです。

読売「ベトナム、話合い強調、椎名外相 来月23日に国連演説、南西アは平穏解決
      望む」
朝日「下水道整備に新5ヶ年計画、市街地37%に普及、建設省 補助率引き上げ目指す、
      住宅団地などを優先」
因みに建設省は2001年の中央省庁再編により、運輸省・国土庁・北海道開発庁と統合
されて、国土交通省となりました。


ではこの8月23日の朝日新聞から少しばかり紹介します。
・7面に「販売見通しは120機、YS11量産、答申案固まる、審議会部会」と
あります。YS11は1964年に型式証明を取得し、量産機は1965年に始まりました。
この飛行機は好評となり輸出も行われ、1969年には100号機が全日空に納品され
ました。しかしながら輸出に伴うことから赤字となり、1973年に182機生産して
製造を終えました。
・半ページ使っての三洋電機のテレビの広告があり、「超音波で自由に操縦できます」
とのキャッチコピーと共に、テレビよりも大きくリモコンの写真が載っています。
私の親の実家に、メーカーは記憶してませんが、このようなリモコンテレビがありました。
時期はこの広告よりも数年後でした。そのリモコンはスイッチを押すと内部のバネが
伸び縮みするような振動が手に伝わり、テレビのチャンネルが自動的に回るもの
でした。ただし誤作動も多く、従兄弟の話では、テレビ前でくしゃみをしただけで、
チャンネルが回ったと言っておりました。
・TV欄NET19:00「ものまね歌合戦」があり、審査員に近江俊郎とあります。
歌手として一時代を築いた近江さんですが、私の印象は1970~1980年代にバラエティ
番組で審査員をしていた、コミカルな近江さんであります。歌番組にとどまらず、
いろんな番組で審査員をされてました。
 

18度

 投稿者:マハール  投稿日:2017年 6月15日(木)04時21分43秒
  今日の1枚からつまみ食い」、今回のテーマは「Fly Me To The Moon」が入っている
作品です。


「Fly Me To The Moon」が入っている作品の2枚目は、 Dieter ReithのA Happy Afternoon、
1966年8月23日の録音です。ネットでライスさんの情報を探しましたら、ウィキペディア
の独語(多分)ページがありました。まだご健在のご様子で、2001年には「Manic」
という新譜を発表しております。因みにその作品ではオルガンを弾いているとのこと
です。さてライスさんの名盤を「今日の1枚」で取上げたのは、1999年7月19日の
ことでした。リズムとスピードを私は絶賛していましたね。スピード感ある「Fly Me To
The Moon」を、今日は聴いてみます。
 

16度、ブロンソン

 投稿者:マハール  投稿日:2017年 6月14日(水)03時38分14秒
  さてロイさんの「Fly Me To The Moon」。この録音時期はカークはマーキュリーに
所属しており、インパルスの名物プロデューサーのボブ・シールとしてはカークの
録音が欲しかったのは事実でしょうから、ロイさんの名前を使ったリーダー・
セッションを用意したとの見方は正解なのでしょう。やはりカークのブルース魂が
爆発した1枚になっています。しかしながら、ロイのバッキングの上手さと、リーダー
作ならではのいつもより前面に出たドラム演奏には、聴き入ることが多いです。
カークもこのロイの演奏に載っての快演だったのでしょう。「Fly Me To The Moon」
ですが、ボサノバ調ではなく、三拍子ながらアップ・テンポでの演奏になっています。
この録音時点ではジョー・ハーネルがヒットさせる前であり、単に隠れたスタンダード
として取上げたのでしょう。そしてこの作品を発売する時点ではジョー・ハーネルが
ヒットさせていたため、曲名を「Fly Me To The Moon」としたのだと思います。
兎に角ワルツでのロイの演奏は、実にスリリングなものです。
 

17度

 投稿者:マハール  投稿日:2017年 6月13日(火)06時20分3秒
  その前に、この作品が録音された1962年5月16日(木)の新聞を見てみましょう。
先ずはトップ記事。
日経「増収7.1%、増益9.1%、増益率前期上回る、増配12社 減配は70社、実体以上に
      利益計上?、355社の3月決算、本社最終集計」
読売「ヒマラヤの二未踏峰を征服、氷の頂上に日の丸、全岳連ビッグ・ホワイト、
      ムクト・ヒコール日大隊」
共に読売新聞が後援しているためのトップ記事です。日経・朝日では社会面に、
ビッグ・ホワイトだけをさほど大きくなく掲載しています。

朝日「米海兵隊 あすバンコック上陸、タイの領土確保、ケ大統領 命令を下す、
      ねらいはラオス周辺」
サリット・タイ首相が「米国と米軍タイ駐在の合意出来た」との声明を受けてのもの。
ラオスからの共産側の脅威からタイを守るため。



ではこの5月16日の朝日新聞から少しばかり紹介します。
・5面株式面のコラム「株価の背景」では、「すばらしい成長、投資信託」とあります。
私にとって投信が身近に感じだしたのは、最近のNisaからでした。
・週刊明星と週刊女性の広告では、美空ひばりと小林旭の婚約を大きく扱っています。
この二人は1964年に分かれるのですが、入籍はしていなかったとのことです。
・TV欄を見ると、日テレ19:00「あなたとよしえ」と同じく19:00フジ「マラソン人生」
に、朝丘雪路が出演しています。同時間帯に別番組に出演することが許されていた
時代なのか、それとも大スター故に許されたことなのでしょうかね。
 

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