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 投稿者:マハール  投稿日:2018年 4月 6日(金)07時32分14秒
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  今日の1枚は、Eric Reed の Cleopatra's Dream、M&I原盤、2002年の録音です。
欧州の人気ピアニストであるエリック・リードが、ロン・カーターとアル・フォスターという大御所二人を迎えて吹き込んだ作品です。M&I発足から12年経ったことから、過去のヒット作を紙ジャケで2012年に発売されたものを、私は購入しました。有名なリードのリーダー作品を持っていないこと、評判が高いこと、そして好みのスタンダードを演奏していることが、アマゾンでクリックした理由でした。



昨日の1枚は、Tim Ries の Stones World。
ストーンズのお馴染みの曲を、録音地の環境毎に素敵なセッションを繰り広げている作品です。ここでは東京でのセッションについて、少しばかりコメント致します。
東京セッション実現には、二人の日本人が大きく関わっていたとのことです。一人目はリースがEighty Eightと呼んでいる伊藤八十八氏です。伊藤氏がリースから依頼を受けて12時間でこのセッションの環境を整えたとのことです。もう一人は吉田美奈子さんです。彼女が中心となって日本側ミュージシャンを集めたとのことです。
そんな環境で吹き込まれた1曲目はヴードゥー・ラウンジに収録されているスロー・ナンバー「ベイビー・ブレイク・イット・ダウン」です。ストーンズのステージでも良く取り上げられ、キースの歌声に酔うきょくです。このセッションでの参加ミュージシャンは、Tal Bergman(d), Bernard Fowler(lead Vo), Larry Goldings(org), Austin Peralta(rhodes)であります。そして日本人参加者は、Kenji Hino(b), Kiyohiko Semba(per), Kazumi Watanabe(g),Minako Yoshida(vo)であります。リースの艶っぽいテナーサックスが気だるい雰囲気の曲を素敵に盛り上げています。またこの曲を知り尽くしているバナードと彼の友人である吉田美奈子が、リースのサックス同様にぞくっとする歌を聴かせてくれてます。またベースの日野賢二の存在もここでは重要になっています。そして何よりもこの曲を素敵なものにしているのが、後日のオーバーダブで参加したキースのギターでしょう。東京で録音された演奏を聴いて、それにピッタリくる出だしをリースのサックスと絡みながら披露しています。
東京2曲目は、リースが作曲した「ア・ファンキー・ナンバー」です。参加者は、Tal Bergman(d), Larry Goldings(org), Austin Peralta(rhodes)であります。そして日本人参加者は、Terumasa Hino(tp), Kenji Hino(b), Kiyohiko Semba(per), Kazumi Watanabe(g)であります。また同様にキースもオーバーダブで加わっております。ミドルテンポのブルースの世界で、リースのテナーと日野皓正のペットが絶妙な掛け合いを聴かせてくれています。
他の録音地での演奏も聴き所満載ですが、ここでは書き切れません。ジャズファンに勧める作品とは言えませんが、ストーンズの洗礼を強烈に受けたジャズファンならば聴くべき作品と言えます。
 
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